fc2ブログ
おもてなしの値段
2023/06/02(Fri)
 入場チケットが値上げになるそうだ。
ユニバーサル・スタジオ(USJ)は、
8月の繁忙期が1万円を超える。
ディズニーランドよりも
数百円高くなるそうだが、
どちらも高額には違いない。
でも、米国(フロリダ)の
ディズニーランドの入場料は
1.5万円程度するそうなので、
世界水準に近づいているに
過ぎないとも言える。

 コアなファンからすれば、
「高品質なサービス」への
対価として当然という評価で、
なんともない?値段かも知れない。
そこには“おもてなし”というか、
手厚い“ホスピタリティ”に感謝した
心付け(チップ)という
要素もありそうだ。

 「お客さまは神様です」
という言葉があるが、逆に、
サービスを受ける(お客さま)が、
提供する側に「神対応」として
感謝する。そういうことは、
USJやディズニーランドに限らず、
どんなお店、レストランであっても
自分のお気に入りは大切にしたい
と思うもの。
どこかにその境地に達する
ホスピタリティの品質の水準が
必ずあるということである。

(相当高いものだろうけれど by 農園主)


この記事のURL | 時事放談 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
土手の草
2023/06/01(Thu)
【写真】クラブハウス前の土手で草を食むアランとポール

 明日から2日間は大雨の予報が出ている。
仕事の段取りも考えなくてはいけないが、
アランとポールのこともそうである。
今日の夕方は、草の多い土手に行って、
時間を長めに食べさせた。(写真の両端)
胃袋が4つあるので多少はストックが
できるかと思うのだが、
そうは言っても草なので、
すぐにお腹は空くようである。

 彼らを見ていると、満腹になれば、
幸せそうに昼寝をし、
空腹になれば、また活動を始める。
食べること自体が仕事の全てである。
生きるってそういうものかなとも思う。
我々ヒトは、人生観とか、人生哲学とか、
難しいことを考えることができる
唯一の動物だが、それは、煩悩というか、
功罪両面あるのかも知れない。
もっと、純粋に「生きるために生きる」
そういうことを2頭から感じる。
幸せはそういうところにあるような気もする。

(今日は風が気持ちいい by 農園主)



この記事のURL | アランとポール | CM(0) | TB(0) | ▲ top
“これっぽっち”の行動
2023/05/31(Wed)
【写真】“紅ほっぺ”の育苗ハウスの様子

 “紅ほっぺ”の親苗の様子である。
クラウンが太り、葉が伸長し、
ランナーも太い。 いい調子だと思う。
子苗の出来が果実の出来に直結するので、
元をたどれば、親苗の出来も
気にかけなければいけない。

 でも、秘策など持ち合わせていないので、
気になることを少しずつやるしかなく、
「半歩」でも進むことかと思っている。
「ゼロ歩」はいつまでたっても永遠にゼロだが、
半歩は何日か積み重ねれば、数歩になる。
この差は最終的には追いつかないくらい
歴然となる。
「これっぽっち」の仕事であっても、
サボる前に、2か月後を想像してからに
するようにしている。

(零点はダメだと思う by 農園主)


この記事のURL | いちごのこと(育苗編) | CM(0) | TB(0) | ▲ top
ヒント
2023/05/30(Tue)
 茨城県潮来市の名人宅を訪れた。
何度も押しかけて、教えをいただいている。
76歳のご主人と奥さま2人で、
当園よりも広い面積を栽培され、
全て直売所で販売している(完売している)。
一度その仕事ぶりを直に拝見したいと
常々思っていたので、お電話したら、
「そろそろ終わりだけど、まだ収穫している」
と言うので、無理を言ってお邪魔した。
ご主人は少々体調がよくないということで、
栽培の相談をした後、
奥さまがパック詰めをしている現場に
案内いただいた。

 「。。。やっぱり凄い、な」
我々との決定的な差は、
苺個体の品質と大きさを識別するスピード。
収穫箱から苺をひとつ手にすると同時に
「行き先は決まっている」。
だから、5~6種類もの異なるパックを
同時並行で“次々と”仕上げていくことができる。

 ちなみに、我々はと言うと、
1パックずつを順番に仕上げていくので、
それに適した苺の粒(サイズ・品質)を
“探して”選んでから詰める。決定的な時間差。

 「 粒をパックに置くときは、
  次の粒を見ていなきゃだめ」

 なのだそうだ。

(まだまだ未熟 by 農園主)


この記事のURL | 仲間たち | CM(1) | TB(0) | ▲ top
無機質な空間へ
2023/05/29(Mon)
【写真】いちごの株を刈り取った後の本圃ハウスの様子

 本圃ハウスに植わっていた
イチゴの株を片付けている。
まずは茎から上部を刈り取り、
ハウスの外へ搬出する。

 イチゴは多年草なので、お客さまは、
「もったいない」とおっしゃるが、
シーズンを通して全力投球したので、
来季も剛速球を投げるのはちょっと無理。
そこまで、頑張ってくれたと思う。
そういうわけで、毎年新しい苗を仕立てて、
9月~10月に定植する手順になる。

 刈り取った株の7~8割くらいは
搬出が終わったであろうか。
でも、クラウンは地表に残っているので、
これは後日、鎌で切り取っていく。

(次の大仕事だ by 農園主)

この記事のURL | 本圃ハウス(片付編) | CM(0) | TB(0) | ▲ top
“かなみひめ”の今 (リザーブの役割編)
2023/05/28(Sun)
【写真】“かなみひめ”の親苗プランター(右側)と親苗予備ポット(手前)

 自家苗から選抜して親苗にしたものが、
後方のプランターに植わっている。
手前は選抜されなかった控え
(リザーブ)の苗たちである。
どちらもハツラツとしている。

 みんな同じように育てているが、
「プランター」と「9センチのポット」では、
土の量が違うので、
根張り、葉の伸長は、2ヶ月間で
断然違ってくることは否めない。

 それでも、どちらにも大事な役割がある。
絶滅危惧種の存続のためには、
リザーブの存在があって、
安心して親苗の生育が進められる。
何かあった時には、
すぐに次の出番があることは、
とても心強い。

(いつでも備えを by 農園主))

この記事のURL | “かなみひめ”の今 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
Siffon
2023/05/27(Sat)
【写真】とみこさんに差し入れていただいた恒例の“シフォンケーキ”

 とみこさんの“シフォンケーキ”。
「お疲れさま」といつもシーズン終わりに
差し入れてくださるので、
我が家では特別なものになっている。
新しいシーズンの幕開けの象徴でもあり、
お正月のお節のようなものかも。

 ふわふわで、しっとりとして、
甘過ぎず優しい甘さなので、
ついつい「もう一切れ」となる。

 我が家では、
とみこさんへの感謝と尊敬の気持ちを込めて、
“シフォン”のF の発音は、
ちゃ~んと「上の前歯を下唇に当てて」
発音することになっている。

(いつもごちそうさま by 農園主)

この記事のURL | ご褒美 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<前のページ | メイン | 次のページ>>