fc2ブログ
やさしい栄養学
2013/11/26(Tue)
 植物に欠かせない養分は17種類とされる。
窒素、リン、カリは3大要素として知られているが、
その他の多量要素には、カルシウムやマグネシウムがある。
また必要量が少ない微量要素としては、鉄、マンガンなどがある。
「17番目のニッケル」(「土は土である」 松中照夫著)が見つかったのは、
26年前だそうだから、この分野の研究はまだまだ進化の余地がありそうだ。

[写真]ポレポレ農園の液肥混入機

 当園の液肥混入機である。
灌水する時に、必要な要素を混入させる。
窒素はとりわけ、体内のタンパク質をつくるので最も重要な養分である。
窒素は、まず、根から硝酸イオンという形で吸収され、
葉でアンモニアからアミノ酸になり、タンパク質になっていく。
 このアミノ酸に成る過程で気になることがある。
植物体内の炭水化物(光合成で生成)が消費されるのである。
炭水化物は、果実の糖分やビタミンCなどに成るため、
うま味のもとになるので、できるだけ蓄積しておきたい。
したがって、この消費を抑えるために、
アミノ酸を直接的に付与するようにしている。

( やさしくない?栄養学 by 農園主 ) 

この記事のURL | 農機具・設備の紹介 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<農を考える ( 補助金について ) | メイン | 脇芽(わきめ)かき>>
コメント:
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック:
トラックバック URL
→https://polepolefarm.blog.fc2.com/tb.php/650-b80e4810

| メイン |