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再建へ その2
2013/11/06(Wed)
 農業を営む上で、自然の猛威は当然のリスクである。
だからこそ当園のハウスは強風に耐える設計をした。
しかし、台風26号で10棟の内、1棟が倒壊した。

 リスクとして予想していなかったのは、
ハウスのパイプが地面から抜けてしまったことである。
今回は、4連棟の東側のハウスが被害にあった。
北東角のパイプが抜け、北側の妻面(扉のある面)が持ち上がったことで
東側のパイプがほぼ全て抜けてしまった。
そして、持ち上がった妻面の重さで大口径のパイプも一部が曲がった。
風に押されてパイプが曲がったり、折れたりしたわけではないので、
その意味では、強度はあったと言える。

 パイプが抜けてしまった理由は何か?
① 抜けた箇所は、建築時に土の中に石が多く含まれていたため、
重機で一度掘り返してからパイプを刺して埋めた。そのため土が軟弱な状態であった。
② 北東角近くの排水口から雨水が溢れ、土の状態が一段と軟弱となった。
③ 破れたビニールからハウス内部に入った風の抜け道がなく、弱い箇所に負担がかかった。

 これから、それぞれに手を打っていかなければならない。
まずは、②の対策工事から着手。
排水口の場所を移動し、排水管と枡の容量も大きくした。

[写真]倒壊したハウスの北東角に、排水管と枡を設置する工事の様子

( 次の一手へ by 農園主 )


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