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分子が飛ぶ
2013/09/10(Tue)
 ハウスを貸してほしいとの依頼を受けた。
当園が使用している暖房機と二酸化炭素発生機を兼用した機器の
データ収集のため、販売元から頼まれたものである。
海外に比べて国内のデータは、まだまだ少ない。
当園は1,000㎡の同じ広さのハウスが2面あるので、
施用した場合としない場合の比較がしやすい環境にある。

[写真]本圃ハウス内で暖房機を稼働させた後、二酸化炭素濃度を計測している様子

 5時間かけて取得したデータの一部を見せてもらった。
暖房機を10分間稼働させて10~15分後には二酸化炭素濃度が
大気中の400ppmから1,000ppmに上昇する。
ここまでは想定内だ。
興味深かったのは、高低差による濃度の違いである。
二酸化炭素の比重は、大気を1とすると1.5の重さがあるので、
ハウスの下に溜まるものと想像していた。
濃度は、地上に近い方が高いだろうと。
ところが、測定結果は高さ100cmの高設ベッドと地上での濃度は、
時間が経過してもほとんど同じであった。

 「そうなのぉ」
ベッドの上に二酸化炭素がこんもりと溜まったままの絵を想像するが、
これは多分勘違いなのだ。
ハウス内では、分子が縦横無尽に飛び回っている。
だから、地上からのわずかな高低差だけでは、
濃度に差異は生まれないということなのだろう。

( 見えたら面白い by 農園主 )


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