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草ボウボウ
2021/05/18(Tue)
 農地を使う、ということには、
作物を栽培するだけでなく、
「田畑の管理」の義務を負う。
簡単に言うと、もれずに「草刈り」が
ついて回るということである。

 しかし、ご存知の通り、
農地は耕作放棄地が増え、
その担い手を見つけるのが
難しいのが現状。
そういう意味では、
農地は借手が圧倒的優位な立場にあり、
「草刈り?するの?」となりやすい。

 また、最近の農政事情では、
耕作放棄地を集約し、
県行政が借り上げ(農地バンク)、
市が斡旋して第三者に貸し出す、
という仕組みが進められているのだが、
これがかえって、農地を管理する
責任の所在が不透明になって
しまったような気がする。
要は、みんな逃げる、
ということになりかねない。

 たかが、“草刈り”なのだが、
それが放棄されると、
農地は、あっと言う間に野原に変わる。
周辺農家への影響も大きい。
病害虫、小動物の出現など、
野生は躊躇することがない。

 そういう当園も、
今年は例年になく草が伸びた。
忙しい?それはみんな同じである。

【写真】草刈りを終えたハウス北側の様子

(反省しながら by 農園主)

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