いちごの向きの話
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2021/01/21(Thu)
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もし、いちごの絵を描くなら、 緑のヘタがあるほうが上? それとも、とがった赤い実が上? 多分、ほとんどの方は、 ヘタをまず描いて、その下に 赤い実を描くものと思う。 しかし、パックに入ったいちごの並びは、 とがった赤い実の先端が上である。 絵を描くイメージからすれば、 さかさまになっている。 この逆転現象の理由は、 農家都合に由来するものと思う。 いちごは、そもそも果肉が柔らかいので、 パック詰めする場合、先端を持つことは できないので、ヘタの方をそっと持つ。 すると、その持ち方では先端を上にして 置いていくことしかできない。  でも、“普通の人”はどう感じるか、 開園時からの心強い応援団の人から教わった。 当園の宅配のケースの上蓋を閉めよう と思ったら、さかさまかも?と感じて、 当園のカイゼンのために、 感想をご連絡いただいた。 なるほど。 農家の勝手な思い込みの典型であり、 ハッとさせられた。 そして、8年間続けてきたやり方を 今年から逆転させた。 なかなか慣れないけれど、 でも、おかげで、直売所では差別化され、 ちょっと目立っているかも知れない。 (おせっかいが嬉しい by 農園主)
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