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希望の明かり
2020/12/04(Fri)
 クラブハウスの倉庫に
段ボールを積み上げた。
今シーズンはいちご狩りを休み、
販売に主軸をおくので、
資材の量は増えるものと予想して、
大量発注をした。

【写真】クラブハウス内の資材置き場に積まれた段ボール箱の山

 この光景を見て思い出したことがある。
いちご農家になるかどうかを考えていたころ、
就農の候補地だった静岡県のいちご農家に
お世話になったことである。
10年以上前になるが、その近所の宿に
3泊ほどして仕事体験をお願いした。
とても貴重な時間であり、
今もお付き合いは続いている。

 その農家は市場出荷に注力している方で、
出荷の箱数によって収入が決まる。
当時、初日にお手伝いした仕事は、
農協にトラックで出かけて、
段ボールを積んで、
農園の倉庫に積み上げていく。
行ったり来たりと、これを終日続けた。
倉庫は、窓の上まで積み上げた段ボールで、
真っ暗になった。
「 ここにいずれ陽が入って
 明るくなる日がくる。
 そこまで、段ボールが減っていくことが、
 日々の最大の楽しみだね。」
そういう生き方の農家もおられる。

 終日、収穫をして、夜遅くまで
パック詰めをして出荷する。
大変なことは間違いない。
でも、それはどんな仕事でも同じ。
技術的にできない仕事なのか、
大変だからできないのか、
「それは無理」という前に
考えなくてはいけないと思っている。

(やればいいだけならやる by 農園主)

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