演劇のはなし
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2020/05/15(Fri)
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劇作家の平田オリザ氏、
「演劇の活動がコロナの影響で 制約されてしまっているが、 決してなくなる分野ではない。 なぜならば、 芸術は、“生命維持装置”だから。」 と述べていた。 確かに、音楽、文芸、絵画、舞台、 映画など、この世になければ味気ない。 しかし、何もこの大変な時期に、、、 という意見もある。 それでも、衣食住と同じように それらを愛し、大事にしている人もいて、 そういう人それぞれの多様性を 認めるという意味を含めて、 生命維持装置という言葉なのだと思う。 平田オリザ氏の著書「演劇のことば」には、 「演劇は相変わらず貧乏で、 私は団長として、半年に五回は 劇団員から恋愛の悩み事や、妊娠の報告や、 鬱病の薬の服用についての相談を受ける。 そんなことをしていて、 “知覚のままに表現する”なんて、 できるはずがない。 だが、できるはずのないことを やらなければ価値がない。 いまもその苦労は続いていて、 きっとこれからも続いていく。 私もその営みを、ばからしいと思うが、 このばからしい、若い営みを愛している。」 (この泥臭さが響く by 農園主) |
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