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新しいハウスの考え方 その6
2019/12/12(Thu)
オープンハウス型にして、
台風の時は、ビニール(フィルム)を
全て巻き上げて、骨材だけにしておく。
こうして、台風はやり過ごせることに
なると思う。
しかし、一方で内部は雨風に
さらされることになるので、
ハウス内にある設備は、
逆に損傷する可能性が高くなる。
例えば、保温用の“内張カーテン”は、
ハウス内の体積を小さくして、
保温効果を高めるための設備であるが、
台風の時は、確実にビリビリになる。
電気系統の基盤も雨に濡れてしまう。
この2つは困ったもので、
大きな課題である。考えられる方法は、
“内張カーテン”を諦めるしかなさそう。
その代わりに、保温のために
“培地加温”設備を導入する。
これは、高設ベッドの土の中に管を通し、
お湯を流すことで、直接的に土の温度を
保とうとするもの。
これなら、雨風でも破損することはない。
電気系統については、ハウスとは別に
雨風の当たらない頑丈な施設に
基盤等の電気システムを集中させることが
最良ではないかと。
そのための施設をも検討している。

(つづく by 農園主)

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コメント:
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何度もお邪魔しまして申し訳ありません。
管理人様のブログを拝読させて頂き、研究熱心さに本当に感心します。台風というものに対して今まで対策がなされておられなかったのは地域差なのでしょうね。こちら九州では台風は毎年当たり前として捉えていますのでそれなりに対策や予想が出来ています。その一方で雪には物凄くあたふたします(笑)。対策もまるで出来ておらず後手後手になりがちです。
温湯設備は高設においてはこちらでは必須で逆に内張は殆ど見かけません。また電気設備はブレーカーやスイッチ類など配電盤ボックスのみで特に台風時に気に掛けた事もありません。収穫が終わると太陽熱消毒で天井ビニールを掛けていても台風の大きさによってはすぐに剥ぎます。剥いだらまた掛けるという事はほぼありません。電気設備の小屋とかはあまり見かけずむしろ吹っ飛んで周囲に迷惑を掛けるよりは出来るだけシンプルにして電気系統はボックスに水が入らなければOKという感じです。でも養液栽培をされている人は補助金の絡みもありブロック数段積みの基礎アリの立派な小屋を造っておられます。
2019/12/13 18:48  | URL | 苺とあれこれ #-[ 編集]
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