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農を考える ( 価格再考 編 )
2019/01/09(Wed)
 サクランボ(佐藤錦)の初セリ価格が
昨年よりも2割ほど上昇したそうだ。
出荷量が3割増しになったにもかかわらずだ。
市場価格は、需給が全てなので
普通ならば暴落していても不思議でない。
背景は、直売所などの市場を経由しない
取引が普及したことで、
市場のプレゼンスが低下し、
それを回復しようとする仲卸の意志が
働いたものと言われる。
「市場だって頑張っている」 と。
これは、生産者にとってはいい材料である。
(もっとも、これまで市場価格が
 低すぎたという実証でもある 。)
一方の消費者には、小売価格が上がるので、
不利益を被ることになるが、消費者には、
ネットなどで生産者から直接買うことで、
気に入った品を納得した値段で買うという
選択肢がある。
そうすることで、努力している生産者の
商品は適性価格となる作用がある。

 全員の普通な行動が、
全員を幸せにすることができる。
価格形成のカラクリは、本来いたって、
単純なものであるはずだ。

(評価の結果である by 農園主)


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