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“こぶたのレース” 奮闘記
2018/06/28(Thu)
 スタートの合図を待つ
静まり返ったレース場。
ゼッケンを着け出場する大人たちの
緊張した息遣い。 
ゲートが開いた。
「さぁ、いくぞ、“ピッグサンダー”」

 マザー牧場の“こぶたのレース”は、
子供たちがこぶたのお尻をたたきながら
ゴールを目指す人気の参加型アトラクション。
知っておられる方も多いと思う。
これが6月に限っては、3時の最終レースに
“大人のレース”があることを知って、
参戦のタイミングを虎視眈々と狙っていた。
雨続きでは、馬場(トン場?)が良くないと
天気を見計らってのエントリー。
平日は空いているという情報だったが、
抽選をなんとか勝ち抜き、力が入る。
がっかりする嫁さんの分も張り切らなければと。

 相棒になった“ピッグサンダー”は、
愛嬌のある顔をしてゲートの中で寝転んでいる。
よく言えばリラックスか。。。
隣のゲートを見ると“マザートントン”は
対照的に準備運動をするようにゆっくりと
動いていて、やる気満々に見える。

【写真】スタート直後、こぶたのお尻を叩いて走る農園主

 さぁ、ゲートが開く。 案の定のんびり屋だ。
6豚中の5位でのスタート。 これは織り込み済みだ。
最初の愛の手が大事。「行けっ」と声をかけて、
ピシリとお尻に平手でムチを入れる。
思ったよりも肉は固く、毛もゴワゴワしている。
そんなことを感じた瞬間、覚醒したように
突っ走り始める。

【写真】途中にあるタイヤの障害物を通過する農園主

 あッと言う間に前を抜いて、4位。
いい調子だが、勢い余って右カーブの
大外まで来てしまう。
しかし、スピードは充分にある。
ここは少し優しくお尻をたたきながら、
「いいぞ、いいぞ、サンダー」
自信を持たせながら、そのまま進み、
無事に障害物のタイヤを抜ける。

【写真】わずかな差でゴールに駆け込む農園主

 一気に2頭を抜いて2位に浮上だ。
最後の勝負の直線に入る。
前を見ると、やはりあの“マザートントン”。
しかし、ゴール前で立ち止まり、
ふらふらと遊び始めているではないか。
「しめたっ」
サンダーのお尻を最高の愛を持って、
ピシリと。

【写真】ガッツポーズで優勝を喜ぶ農園主

「行け~」いっしょにゴールになだれ込んだ。
1馬身差いや1豚身差での勝利。
やる時はやるでしょ、そう言わんばかりの
可愛い顔のサンダーであった。

楽しそうに走るピッグサンダー

 表彰台で首に金メダルをかけてもらった時は、
さすがに息が上がっていた。

(ピッグサンダー、半端ないって by 農園主)


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