神の手、人の手
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2012/03/08(Thu)
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「下葉かき」が始まった。
下葉かきとは、 摘葉(てきよう)すること、葉を摘み取ることを言います。 イチゴは茎が短い。 クラウン(短縮茎)と呼ばれる地面すれすれにある茎から葉が伸びる。 5枚でクラウンを一周するように生え、 ちょうど、星を一筆書きするのと同じ順番と位置で5枚が展開していく。 そして、2巡目以降が同じく続く。 若い葉は、地面に垂直に伸びてから横に倒れていく。 だから新しい葉が常に太陽に近く、2巡目から古い葉は新葉の陰に入る。 新葉は1週間で1枚のペースで展開していくので、 1周に35日かかる計算。 そして、葉の光合成の生産能力は、 葉齢40~50日で最大になる。1巡し終わる頃だ。 それ以降の能力は、低下していく。 神の手により、 葉っぱたちは、太陽に近いうちに精一杯、光合成し、 次世代に引継ぐ。 無駄のない、「いい仕事してます。」 一方の人間の手ですが 老化した葉は生産性が低いだけでなく、 葉が密集した状態は、通気性が良くないことから、 葉かきの出番となるのです。 病害虫の予防と、より効率的な株のエネルギーの分配のために、 大事な作業なのです。 当面、6時間の立ち仕事が続きます。 神の手との協働作業。 (できれば猫の手も借りたい by 農園主 ) |
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