箱入り娘
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2012/03/07(Wed)
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キャベツ作りの名人である愛媛の農業生産法人が
昨年、君津にやってきた。 その直後の震災。 関東地域の風評リスクを恐れた本部からは撤退との指示が出る。 しかし、君津の責任者は、キャベツから一転、新たな挑戦を進言する。 首都圏のトマトの需要が予想以上に強い、供給も不足している。 経験値ゼロのトマトへの進出を説得し、本部のGOサインを獲ったという。 それから1年、面積20aで生産されるトマトは全て予約販売されている。 まだ、赤くなっていないトマトたちが、スーパーからの引き合いで完売している。 新品種。糖度は13度以上。 甘いだけではない、塩味も感じる、なんとも見事なバランス。 「奇策なんてないですよ。」 という彼は、生産管理から営業まで当然のようにこなす。 粘り強く各地のスーパーへ、飛び込み営業をしてきたことが結実している。 彼を訪ねたのは、ハウス内の加温方法について知りたかったから。 オランダ製の暖房機を導入している、と人伝に聞いて訪問させてもらったら、 美味しいトマトに遭遇したのでした。 このトマトは、最低気温10℃で管理(イチゴは5℃)している。 「箱入り娘」は、商品名の通り、ハウス内で手塩にかけて育てられていました。 (見かけたら「買いっ!」です。 by 農園主 ) |
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