休眠打破
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2012/03/05(Mon)
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週末に親苗が到着した。
ポレポレ農園で栽培する品種の親苗たちが、届いたもの。 品種によっては、特許があり、種苗法に基づいて、 許諾料を支払って苗を購入するのである。 この親苗を使って、育苗が始まっていく。 子苗、孫苗と連続して繁殖させていくため、 世代ごとに、太郎苗、次郎苗、三郎苗と呼ばれたりする。 もう少し細かく言うと、 親苗から、つる状のランナーが20センチ前後伸び始め、 これを栄養補給のパイプラインとして、次世代の芽(太郎苗)ができる、 その後、太郎苗からランナーが出て、次郎苗ができる。その後は三郎となる。 最終的に苗が自立(活着)するまで、ランナーで家族はつながっている仕組み。 親苗からは10本のランナーを目安に繁殖させ、30苗まで増やす。 順調なランナーの発生に欠かせない準備は? と言うと なんと、休眠だそうだ。 0℃から5℃の低温にさらす(遭遇)ことで休眠させる。 必要な休眠時間は700~800時間。 眠りが浅いとランナーの出現が低下する。 届いた親苗たちは、やってくる前に熟睡してきているのだ。 春になれば、覚醒することで(休眠打破) 新葉やランナーの展開が早まる。 起きたら、ハッスルというわけです。 (見習いたい by 農園主 ) |
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ご丁寧にメールをありがとうございます。 返信すると、送り返されてくるので、このコメント欄に書かせていただきます。 アクセス数がぐっと増えたとのことで、 当サイトが少しでもお役に立ててうれしく思います。 また、リンクしてくださったことは、大変、有り難いです。 当サイトにも相互リンク集というページがありますので、 こちらでもリンクさせていただきました。 http://iti5.net/stb/link.htm 今後ともよろしくお願い申し上げます。 末筆ではございますが、寒さ厳しき折、くれぐれもご自愛くださいませ。
2012/03/05 23:25 | URL | いちご狩りの豆知識 #Cv2s2L.A[ 編集]
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