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農を考える ( 6次産業化について )
2016/08/21(Sun)
 「選手の心づもり、実力9割、調子1割」
北島康介を育てた平井コーチが五輪で勝つための心得を言っている。
今回、金メダリストになった荻野選手も当初6対4と考えていたそうだが、
諭されて、より厳しい練習を積み重ねたそうである。
勝つためには不動の“底力”が要るということである。

 農業の“6次産業化”という言葉がもてはやされている。
「農業を1次産業としてだけではなく、加工などの2次産業、
さらにはサービスや販売などの3次産業まで含め、1次から3次まで
一体化した産業として農業の可能性を広げようとするものである。」 (農水省HP資料から)
平たく言うと、イチゴ農家はいちごを作るだけでなく、
知恵を絞ってジャムや酢?などの加工品を作ったり、
いちご狩りや直売のサービスをする、ということだ。
我々もその辺りは努力をしているつもりである。
ただ、それぞれの分野に注力するなら、3割ずつの配分になるはずだが、
実感として、どうもしっくりこない。
そう、“心づもり”の割合は9対1だ。生産に9割、それ以外が1割。
お客様が感動するいちごが出来て、初めて次がある。
消費者の味覚は、口先や手先でごまかせるようなものではない。

( “実力”をつけること by 農園主 )

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