連日の能楽の話
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2016/08/15(Mon)
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「稽古は強かれ、情識(じょうしき)はなかれ」
世阿弥の言葉である。 “情識”とは、傲慢とか慢心といった意味だそうだ。 「稽古も舞台も厳しい態度でつとめ、決して傲慢になってはいけない」 芸とは人生をかけて完成していくものという教えである。 子供のころ“調子に乗るな”とよく言われた気がする。 “自信を持て”とも世間ではよく言う。 その狭間というか力の入れ加減の具合はよくわからないが、 手を抜くようになったら危険なシグナルと戒めている。 “効率化”と“手抜き”の狭間である。 「いい苗作るね」当園の苗を見て褒めてくれる先輩方もいる。 もし、そうならば、それは技術力ではなく、 面倒な作業をさぼらない愚鈍さの成果である。 ( 手抜きはいつでもできる by 農園主 ) |
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