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能を“舞う”
2015/08/09(Sun)
[写真]宝生能楽堂での舞囃子“雲雀山”

 「初心忘るべからず」
よく知られたこの言葉は能の大成者、世阿弥(ぜあみ)のもの。
今は「初めの志を忘れてはならない」と言う意味で使われているが、
鎌倉時代に世阿弥が意図したところは、少し違うそうだ。
「初心」とは、新しい事態に直面した時の対処方法、
すなわち、試練を乗り越えていく時の考え方を意味するという。
「初心を忘れるな」とは、人生の試練の時にどうやってその試練を乗り越えていったのか、
その経験を忘れるな、ということなのだそうだ。

 さらに世阿弥は続ける。
「老後の初心忘るべからず」
老齢期には老齢期にあった芸風を身につけることが「老後の初心」である、と。
老後になっても、初めて遭遇し、対応しなければならない試練があり、
歳をとったからといって、「もういい」ということはなく、
いつでも、初めて習うことを乗り越えなければならないと説くのである。

( 人生、稽古の上に稽古なのだ by 農園主 )

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