農を考える ( 資金の貸借について )
|
2015/06/28(Sun)
|
ギリシャの債務危機がまた正念場という。
かれこれ5年は同じことを聞いている。 この問題の論点は、「借りた金は返しなさい」という貸し手の当たり前の主張と 「返せないのに貸した方がいけない」という借り手の強引な開き直りにある。 どちらが、正しいかは論を待たないような気もするのだが。 農家も設備にはお金がかかる。 イチゴ農家であればハウスや暖房機、野菜の露地栽培であっても耕運機や播種の機械だ。 そこで、それぞれの収支計画から借入れを農家は判断していく。 同時に銀行も返済能力を判断する。普通の金融取引である。 ただ、そこに無利息の制度資金と呼ばれるものがあり、ここに落とし穴がある。 税金による農業支援金のため、“実績づくり”という経済合理性からは離れた 役所の事情が生じてしまうからだ。 ( 全ては農家自身の自己責任 by 農園主 ) |
![]() |
コメント: |
![]() |
コメントの投稿 |
![]() |
トラックバック: |
トラックバック URL
→https://polepolefarm.blog.fc2.com/tb.php/1230-c94a8a52 ![]() |
| メイン |
|