レンジ・ブレイク
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2012/06/01(Fri)
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「かなみひめの葉の色が、少し薄いかな」と思っていたところ、
師匠は即座に判断。追肥のアドバイスをもらう。 いっしょに育てている「やよい姫」の方は、葉の色に問題はない。 肥料の与え方は微妙だ。 同じだけ与えても水やりの量次第で、肥料が溶け出すスピードに差が出るため、 肥料効果が切れる時期がずれてくる。 観察眼が大事なのは無論であるが、そこに客観的な数値で補いたい。 何とかならない? 「硝酸イオン・メーター」(堀場製作所) 植物体内に含まれる硝酸イオン濃度が測定できる計器。 肥料の主成分であるチッソ成分(硝酸態窒素)が、体内にどれ位あるかを 測定することで、肥料の吸収度合いを判断する試みである。 測定液は、茎をつぶして体内の水分を採取する。 データでは、イチゴは2000ppmを超えるとチッソ過多で病気になりやすい。 また、低すぎても抵抗性がない。(ppmは100万分の1) 1300ppm程度を上限とし、600~800ppmのレンジ推移を基本とすることが、 理想と見られる。 測定してみたら、やよい姫はレンジ内にあったが、 かなみひめはレンジの下限を切れていた。 硝酸イオンが少ないということは、やはり肥料不足か。 この試みは、ワークするかも。 次の課題は、追肥の量とイオン濃度の関係。。。 ( イチゴが話せれば、世話なし by 農園主 ) |
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