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最高裁 訪問日記
2012/05/25(Fri)
 昭和28年の判決資料を閲覧しに出かけた。
建設業法20条の解釈を調べるためである。

 三宅坂の角にある石造りのイカツイ建物である。
予約してあるが、正門からは入れない。
西門の職員通用口から、ガードマン6人に出迎えられて入所。
閲覧は裁判所内の4階図書室。エレベーターを乗り継いで上がる。
予想以上に古い建物だが、エレベーター内は小ぎれいだ。
途中、1階で大きなホールが見えたので、
「これがイカツイ建物の正体か」と思い、こっそり近づくと後ろから
「ちょっと、ちょっと!」
警備員が飛んできた。入ってはいけないらしい。

 図書室は、国内外の大量の文献があり、圧倒される。
係りの方の案内で目当ての資料はすぐに見つかる。
古びたページは、すっかり茶色に変色、めくると、
破れそうだ(少し破れたかも)。
コピーは許されたので、機械のある1階までエレベーターで降りる。
4階から見下ろす吹き抜けの大ホールは美しい。
十数ページのコピーを持って、再チャレンジ。
今度は、堂々と大ホールへの石段に向かってみた。
「ちょっと!」
やはり、入ってはいけないらしい。

 資料を無事、返却したところで、係りの方に聞いてみた。
 「あのホールには入れないのですか?」
 「予約した見学ツアーの方には開放しております。」
 
 「今日は無理なのですね。業務では、どんな時に使うのですか?」
 「いえ、使用しません。」

 「えっ、ではホールの使用目的は何ですか?」
 「何でしょうね。。。」

 そのまま笑顔で見送ってもらった。
最高裁でも不明瞭なことがあるようだ。 

( 次回の閲覧はガードマンの格好で by 農園主 )



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