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アランとポール(鉱塩編)
2023/09/30(Sat)
【写真】一緒に鉱塩を舐めるアランとポール

 2頭で仲良く、
鉱塩(ミネラル)を舐めている。
ポールが2度目の
腰麻痺(ようまひ)を患ってから、
ますます仲がいい。
もともとポール(左)は
アラン(右)に甘えたがるので、
なにかとそばに寄っていく。
しかし、以前のアランは
自分が舐めている時に
ポールに邪魔されるのを
嫌がっていたのだが、
今はこうして許容し、
ポールに譲ることもある。

 互いの関係性は、
大きな出来事を契機に
変化していくのは、
人間もヤギも同じ。
だから、
いいこともそうでないことも、
時間を共有することは、
とても貴重なのだと感じる。

【写真】一緒に鉱塩を舐めるアランとポール一緒に(顔アップ)

(仲間に入れて by 農園主)


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中秋の名月
2023/09/29(Fri)
 苗の定植作業が終わった。
暑い日もあったが、
長雨に悩まされることもなく、
順調に進んだと思う。

 正直、疲れはあるものの、
苗たちが元気なことが、
なにより嬉しく、
先行きが楽しみである。
これからは育苗期の
仕事量が試される。
苗たちにどこまで
地力をつけさせたか。
その成果を期待したい。

【写真】農園東方の空に昇る中秋の名月

(月はなぜ大きく撮れないの? by 農園主)


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さぁ、3戦目
2023/09/28(Thu)
 ラグビーW杯の2戦目は
イングランドに大敗。
34-12の点差は残念である。
日本代表フォワードは、
スクラムとモールで、
互角に闘えたと絶賛されているが、
ラインアウトのボール獲得数の
差は大きく、そのまま点差になった。
それでも、バックロー3人
(6,7,8番)の活躍は
素晴らしかったと思う。
一方、バックス陣が不甲斐ない。。。

 さて、明日のサモア戦は、
無論、油断できる相手ではないが、
最終戦になるアルゼンチン戦を視野に
4トライ以上(ボーナスポイント)を
取って勝利することが
“プラン” だと思う。
これぞ、ランニングラグビーという
ボールをつなぎまくるプレーで
早朝から興奮させてほしい。

(圧勝で by 農園主)


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イチゴ屋キンちゃん(定植編)
2023/09/27(Wed)
 定植の作業で終日バタバタしている。
キンちゃんも参加したいようで、
ついて回る。 
育苗ハウスで、苗のポット抜きを
していると、足元で走りまわっているが、
架台に上がると叱られるので、
最後は、少し離れたバケツの上で、
ランナーピンの袋を枕に横になる。

【写真】育苗ハウスにあるランナーピンが入ったバケツの上で待っている子ネコのキンちゃん

 そして、本圃ハウスで植え付けが
始まると、またしばらくは
足元で走りまわっているが、
高設ベッドに上がると叱られるのを
知っているので、
じっと下で待っている。
とても聞き分けがいい?のである

【写真】本圃ハウスの高設ベッドの下で横たわって待っている子ネコのキンちゃん

 でも、夕方になると
さすがに我慢しきれずに、
我々の足に「遊ぼ」と
飛びついてくる。

(もう少しで終わるから by 農園主)


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“かなみひめ”の今
2023/09/26(Tue)
【写真】“かなみひめ”の育苗ハウスの様子

 2度目の検鏡をしてもらい、
“やよいひめ”ともども花芽分化が
無事確認できた。
例年通りの晩生であるが、
品種によって収穫のタイミングが
ずれるのは、収量の平準化のためには
大事な要素である。

 “かなみひめ”ファンの方々、
今シーズンもスタートは
お待たせすることになりそうであるが、
その分、きっと、
魅惑の果実になるはず。

(まずは、植えてから by 農園主)

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定植2日目
2023/09/25(Mon)
【写真】苗の抜き取り作業中の育苗ハウスの様子

 “おいCベリー”に続き、
“紅ほっぺ”も植え始めた。
根張りがすごい。
苗をポットから引き抜くのに
一苦労だ。ポットの外に出ている
根をヘラで削ぎ落さないと
苗が引っ張り出せない。

 今年もヨーコさんに
手伝ってもらっている。
植え方を今年も
マイナーチェンジしたが、
我々のやりたいことを理解して、
丁寧に植えてくれている。(助かる)

「 早く活着させるためには、
 どういう植え方がいいのか」 と
毎年悩み、少しずつ変わってきた。
今までの中では、今回が
一番いいかと思っているのだが、
終わる頃には
「来年はこうしよう、ああしよう」
となる。

(ホント、イチゴに聞いてみたい by 農園主)

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定植初日
2023/09/24(Sun)
【写真】定植作業中のおいCベリーの本圃ハウスの様子

 “おいCベリー”から植え始めた。
育苗ポットから苗を抜き取り、
本圃ハウスへ運んで植える。
嫁さんがもっぱら育苗ハウスの中で、
苗数の管理をしながら抜き取り、
自分が運搬して定植する場所に並べて行く。
揃ったところで「せーのっ」で植える。
単純な段取りではあるが、
そうは言っても12,000本あるので、
効率よく、動線を含めて、
考えておかないといけない。

 苗は、ひ弱なものもなく、
はじくことがなかったので、
とてもスムーズに進んだと思う。
何より涼しかった。

(このままいって by 農園主)


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定植祭り
2023/09/23(Sat)
【写真】育苗ハウスの子苗の様子

 いよいよ明日から植え始める。
苗質はまずまずかと思っているが、
やり残したことを言い出せば、
正直キリがない。
でも、病気に感染せず、
無事に定植が迎えられることが
とても嬉しい。
そういう小さなことかも知れないが、
我々には達成感もある。
7月から9月の昨日まで、
ずっと暑かった。
その中で休みなく、嫁さんと
苗の世話を「集中力」を持って
見てきたつもり。
明日からの1週間ほど、
その苗の定植を楽しみたいと思う。

(ひとつひとつ by 農園主)


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これ、いいね (かじめ)
2023/09/22(Fri)
【写真】かじめをのせたお豆腐とビール

 「かじめ」は房総で獲れる海藻で、
結構なネバネバ、トロトロの食感、
味噌汁に入れると磯の香りとともに
とても楽しめる。(ホント)

 我が家では、豆腐に
トッピングしていただくことも。
豆腐のさっぱり感との
アンバランスがいい。
ただ、最近は漁獲量が
減っていると聞いた。
でも、たとえ冷凍ものでも、
好きな時に食べられると思えば、
充分楽しめるし、
冷凍技術の進化で
風味も保たれる時代だ。

(トロトロにミネラルを感じる by 農園主)


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ピーキング
2023/09/21(Thu)
 アスリートは、大事な試合の当日に
照準を合わせてコンディションを
最高潮に持っていくと聞く。
練習は続けていなければ、
精神的に不安であろうが、
やり過ぎは故障もありうるし、
疲れもたまる。
それがチームであるなら、
尚更、難しいことが想像できる。

 イチゴの定植に向けて、
そのキーワードをずっと考えてきた。
教科書では、花芽分化の誘因のために
「肥料(チッソ)の軽減」をすべき
とされる。
ストレスを与えるためである。
しかし、それは裏を返せば、
体力不足で定植を向けることに等しい。

 定植後、迅速に活着するために、
充分な筋力と蓄積した栄養が要るならば、
考え方の修正をしていくべきかと思う。

【写真】育苗ハウスの子苗の陰でお昼寝中の子ネコのキンちゃん

 最近のキンちゃんは、
苗の陰で寝ることが気に入っている。

(いい苗になった? by 農園主)

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花芽分化と曼殊沙華
2023/09/20(Wed)
【写真】アランフィールドの近くに咲いた今年初の曼殊沙華(彼岸花)

 アランフィールドの入り口付近に
曼殊沙華(彼岸花)が咲いた。
例年、イチゴの花芽分化と
だいたい同じ時期に咲くので、
毎年、目安にしている。
今年の開花は遅い方である。

 時を同じく、本日、
農業事務所(普及センター)の
担当の方々に花芽分化の
「検鏡」をしていただき、
“おいCベリー”と“紅ほっぺ”の
分化が始まっていることがわかった。
高温が続いていること、
切り離しの時期や施肥管理を
少しずつ変えてきたので、
その影響は未知数であり、
不安を抱えながらだったが、
無事に定植が始められることが
わかり、とても安心している。

(週末からやろっと by 農園主)

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真夏のような空
2023/09/19(Tue)
【写真】アランフィールドから外に出て草を食べるアランとポール

 暑くてアランとポールも、
いつもの15時ころでは、
脚を踏ん張って、
散歩に出かけるのを渋り、
16時近くになって、
ようやくエンジンがかかる。

 草も旺盛であるので、
アランとポールは喜んでいるが、
定植前にはこれを刈っておかないと、
終わる頃には取返しがつかないほどに
ぼうぼうに茂ってしまう。

 そんなわけで、
うだるような暑さの中、
せっせと草を刈り始めた。
キンちゃんは、楽しそうについて来たが、
あまりの暑さに遮光ネットの張った
育苗ハウスの中で避暑。
水やり後なので、風が通ると
クーラーのように涼しいのである。

【写真】育苗ハウスの架台の上でくつろぐ子ネコのキンちゃん

(抜け目ない by 農園主)


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イチゴ屋キンちゃん(張替え編)
2023/09/18(Mon)
 本圃ハウスのビニール(フィルム)を
業者に頼んで張り替えてもらった。
と言っても一部分だけである。
たたでさえ全部を張り替えるのは
大金がかかるが、資材の高騰を受けて
その影響は大きい。
業者の話では、ハウスの施工の仕事は
近時減っているそうだ。
4年前の台風の再建が終わってからは、
めっきりとか。
フィルムのメーカー大手が
業務統合するのも
そういう背景なのだと思う。

 先日も新規就農を希望している人に
聞いたところでは、ハウスの建設費は
この1年で1.5倍になっているそうだ。
その金額を投下して、営農収益で
回収できるのかどうか。
そういう意味で施設栽培を目指す人、
いや目指せる人はいなくなると思われ、
農業界の人手不足は拍車がかかる。

 価格転嫁された国内産の野菜を
我々消費者は手にするのか、
値段を重視して安い海外産の野菜を
選ぶのか。岐路に立っていると思う。

 キンちゃんは、、、
職人さんの束ねたフィルムの中に
勝手に潜り込んで遊んでいた。

【写真】ビニール(フィルム)の中に入って遊んでいる子ネコのキンちゃん

(値段?知らないよって by 農園主)


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いざ、2戦目へ
2023/09/17(Sun)
 ラグビーW杯の日本代表は、
イングランドと対戦する。
イングランドは不調と
下馬評は高くなかったが、
アルゼンチン戦では
その底力が見えた。流石である。
鉄壁のディフェンスを備えている上に、
スタンドオフのフォード選手は
脅威的なキックの名手であり、
ペナルティゴールの正確性だけでなく、
試合の流れの中でドロップゴールを
どこからでも狙える。
優勝候補の一角とされた
アルゼンチンは、レッドカードで
1人多かったにもかかわらず、
手も足も出せなかった。

 さて、ジャパン。
速いプレスをかけるディフェンスを
してほしいと思う。
初戦のチリ戦のようなバックス陣の
タックルミスは致命傷になるので、
ここはイングランドとディフェンスの
速さを競い合うくらいに。
そして、相手は日本の弱点である
キック処理を突いて
多用してくることは間違いない。
(相手監督も公言している。)
そこは、カウンター攻撃で
ギャフンと言わせて。
レッドカードで出場停止中だった
ラブスカフニ選手がこの試合から
出場可能になったことは心強い。
朝4時キックオフ。

(得意な時間帯 by 農園主)

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クロちゃんです(どこへ?編)
2023/09/16(Sat)
 タライからいなくなってしまった。
多分、カラス除けに張ってあった
ネットが水面に落ちて、
隙間からネットに上がり、
外に出て行ったものと思う。
周辺を探したが、見当たらない。
カメは決してのろまではなく、
本気を出すと結構早く歩く。
農園内にまだいるのか、それとも
水の匂いがわかるそうなので、
水路か川のほうへ進んだのか。。。

 最近はキンちゃんが
クロのことが気になって、
1日に何度もタライの中をのぞき込み、
時には足を水につけてまで、
クロに接近したがっていた。

【写真】カメのクロちゃんのタライをのぞき込んでいる子ネコのキンちゃん

 クロがいなくなったタライの
水を抜いて片付けていたら、
キンちゃんはそのタライの中を
何度ものぞき込んでいた。

(いつかまた会えるよ by 農園主)


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“かなみひめ”の今
2023/09/15(Fri)
【写真】かなみひめの育苗ハウスの様子

 育苗期最後の“葉かき”を終えた。
あとは花芽の分化を待つばかり。
苗は病気になることもなく、
順調に生育しているが、
ただ、相変わらず様々な
ムシに好かれて困る。

 この夏はあまりの暑さで
蚊の増殖は少なかったというが、
(イチゴには関係ないけれど)
そのかわり、普段多くないムシ
(コナジラミ類とか)が増えていると
栽培面から実感している。
困ったものである。

(農家都合ながら by 農園主)

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残暑はいつまで?
2023/09/14(Thu)
 今日も暑かった。
早朝の水やりから真夏のようで、
その後の本圃ハウスでの
元肥の施肥は、ホントきつかった。

【写真】登り台にかけてあるブルーシートをハンモック代わりにしてくつろぐ子ネコのキンちゃん

 キンちゃんは、アランとポールの
近くで、朝、遊んだ後、避暑。
プールではない。
ブルーシートをハンモックにして、
登り台の陰で休んでいる。
涼しいところを探すのは見事である。
日陰のコンクリートの上も冷たいはずだが、
今日は風もなく、暑いよね。

【写真】クラブハウスのドア前のコンクリートの上でくつろぐ子ネコのキンちゃん

(来週までだってさ by 農園主)


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土の中の様子
2023/09/13(Wed)
【写真】高設ベッドの上に乗せた耕うん機“みのるくん”

 マルチを片付けたので、
高設ベッドの培土を耕うんする。
2度目になるが、
子苗を迎えるための準備である。
耕うんすることで、
土中に酸素が取り込まれ、
根と微生物の活性化が図られる。

 耕うん機をかけていたら、
昨シーズンの土の中では、
“紅ほっぺ”を植えてあったエリアの
根量がびっくりするくらい多かった。
「“紅ほっぺ”が一番好き」
そう言ってくださった方々が
多かったのは、
そこに理由があったのかも知れない。

 今年は全ての品種でそういう
土の中の状態にしたいと思う。

(根がびっしりに by 農園主)


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イチゴ屋キンちゃん(マルチ編)
2023/09/12(Tue)
 高設ベッドに張ったマルチと
防草シートを片付けている。
そろそろ、子苗を本圃に
定植するための準備に入る。

 熱消毒の際に張った黒マルチは、
古くなったもの以外は
来年も再利用するので、
畳んで倉庫に収納する。
薄いシートなので丁寧に畳まないと
ぐしゃぐしゃになってしまうのだが、
不器用でせっかちなので、最終的には
丸めてしまっていることもある。

【写真】マルチを張った高設ベッドの上でくつろいでいる子ネコのキンちゃん

 キンちゃんは我々について来て、
高設ベッドに登ると、
「手伝うけど」という顔をして、
マルチの上でゴロゴロしている。

(手は借りたいが by 農園主)


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9月の勉強会
2023/09/11(Mon)
【写真】育苗ハウス内での勉強会の様子

 若手生産者が当園に集まった。
今回は「花芽分化」がテーマである。

「日長」、「気温の低下」、
「施肥の軽減」の3要素で
花芽分化は促進されるが、
リスクは、
「花芽が飛んでしまうこと」にある。

 分化が始まった時に、
高温あるいは多量の施肥によって、
生殖生長から栄養生長に逆戻りし、
分化が退化してしまうことで
花芽がなくなり、
12月から1月の収穫が消えてしまう。

 今年は猛暑が続いていて、
分化時期は遅れることが予想される。
大事なのは、その後の管理になる。

(易しい仕事はない by 農園主)


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アランとポール(三角関係編)
2023/09/10(Sun)
 アランとポールとキンちゃんの
距離感は、少しずつ
縮まっているように見える。
物理的には1m~2mくらいの
距離で顔を見合わせている。
ポールが一番興味があり、
時々、近寄っては頭突きをする
仕草で遊びを誘っている。
キンは低い姿勢でジッと見ては、
サッと逃げる。
アランは静かに見守っている感じだ。

【写真】登り台に上がったキンちゃんを下から見上げるポール

 2頭と1匹が、緊張感と同時に
緩やかなシンパシーを感じている
空気感があり、その関係が
今後どのように進んでいくのか、
先行きがとても楽しみである。
そのうち、キンちゃんが
2頭の背中に飛び乗って
遊ぶようになると面白いなと
嫁さんと話している。

(ピョンと by 農園主)


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大雨の爪痕
2023/09/09(Sat)
 台風13号の影響は当園はなく、
無事にやり過ごせたが、
千葉県内での被害はとても大きい。
(お見舞い申し上げます)

 4年前に被災した時は、
後片付けに4ヶ月かかった。
きれいになるまでは、
とてもしんどい時間だったが、
それからは再建が始まり、
気持ちは前向きになれたと思う。
そういう意味では、今が、
一番きつい時期になろうが、
きっと道は開ける。

 当日のキンちゃんは、
クラブハウス内の
ケージの中で過ごした。
ハンモックが気に入って、
終日そこでゴロゴロしていたけれど。。。

【写真】クラブハウス内のケージのハンモックにもたれている子ネコのキンちゃん

(手持ち無沙汰って感じ? by 農園主)


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泥まみれでいこうぜ
2023/09/08(Fri)
 ラグビーW杯が開幕する。
あの台風被害からもう4年が経つ
ということでもある。
奇跡の4連勝でリーグ突破を果たした
日本大会は夢のようで楽しかったな。
農園再建の大きな励みになった。
あれから農園は直売中心に姿を変え、
新しい販路を開拓している。
皆さまのおかげで、
少しは進歩できているのではないか
と思っている。

 さて、代表チームはどうか。
これまでのテストマッチは
惨憺たるものだったが、本番まで
本性を隠しているものと信じる。
トリッキーなプレイなど
性に合わないのだから、
「愚直なまでの低いタックル」
(今年から高い位置のタックルは
即退場になる) と
「執拗なまでの走り」 を
見せてほしい。
格好悪くていい。
それが重なり続けば、
いつからか格好よくなるのだから。

(仕事もそのはず by 農園主)



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アランとポール(小走り編)
2023/09/07(Thu)
【写真】アランフィールドの外で草を食むアランとポール

 2度目の腰麻痺(ようまひ)を
患ってから、ポールは体重が落ち、
細身でスッキリしたように見える。

 立ち上がれなかった数日間で、
食欲はあったものの、
あっと言う間にげっそりした。
草だけで体重を維持するというのは、
食べ続けなければいけない。
そういうことなのだと思う。

 今は、アランよりも先に
散歩に飛び出し、草を頬張る。
帰りには、デザートに「ニンジン」を
嫁さんが少しだけ用意しているので、
それが嬉しくて、2頭ともに
小走りで小屋に帰る。
ポールも不安定ながら、
小走りができるようになった。
しばらく前までは、
後ろ脚が両方とも同時にしか
動かせていなかったので、
まるでウサギのような
走り方だったのだが、
ようやく馬のように
別々に動き始めている。

(全力疾走が見たい by 農園主)


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早起きのご褒美
2023/09/06(Wed)
【写真】朝五時の農園東方の朝焼け空

 今朝(5時頃)の朝焼けは
特別赤かった。
アランとポールに
朝のブラッシングをしていたら、
周囲が突然オレンジ色に染まった。
東の方を振り返ってみると、
クラブハウス(左)と
フルオープンにした
ベアハウス(右)の間が
燃えるように輝いていた。
台風13号の影響であろうか、
大気中に雲の粒子が異常に
多かったためかと思う。

 さて、苗場では、
子苗たちのポットに初めて
固形肥料(置き肥)を置き始めた。
暑さが盛りの時は、
水分の吸い上げが旺盛で、
同時に肥料の吸い上げも過多になる。
施肥を控えないと、軟弱な苗となり、
病気への抵抗力もなくなる。
そういう理由で、
これまでチッソは控え気味で
育ててきたが、もうギアを上げても
いいタイミング。
体を横に大きく筋肉質にし、
しっかりと花芽を作るためである。

(早起きは続く by 農園主)

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独立の日
2023/09/05(Tue)
【写真】すべての子苗の切り離し作業を終えた育苗ハウスの様子

 切り離し作業を全て終えた。
育苗の目標は、
「必要な定植苗数を揃えること」で、
最大のリスク要因は、
「タンソ病等の病気への感染」
にあると、勉強会でも話してきたが、
それはなんとかクリアできている。

 次のステージの目標は、
今月末の「定植」に向けて、
苗質を上げていくこと。
その前提として、「花芽の分化」を
迎えなければいけない。

 分化を誘因する要因は、
「日長の変化」と
「低温」と
「肥料(チッソ)の軽減」の
3つである。
猛暑続きの今年は2番目の
要因効果が弱く、そのため
分化時期は遅れる可能性が
指摘されている。

 とすれば、果実の
収穫時期も遅れるか?
その可能性は否めないが、
イチゴの体内スイッチは、
彼らの地力に任せている。
我々は、ただ、充実した果実を
作ってくれる苗を目指して
育てていくだけである。

(簡単ではないけれど by 農園主)

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イチゴ屋キンちゃん (生後4ヶ月編)
2023/09/04(Mon)
 2度目の予防接種を受けに
病院に出かけた。
狭いケージに入れて車に乗せても
大人しく外を眺めている。
ネコによってはひと苦労と聞くので、
助かる。

 体重は1.9キロまで増えた。
2か月前に農園に迷い込んだ時は、
ぼろ雑巾のようで、
わずか0.7キロだったので、
成長はとても早い。
最近は日々、体が大きくなって
いくのを実感できるくらいである。

【写真】大きく口を開けてのびをする子ネコのキンちゃん

「この時期が一番カワイイから」
ネコ好きの方々は口を揃えてそう言う。
生後6か月にもなればもう成猫で、
「あまり遊ばなくなるし、寝てばかり」とも。
(それもカワイイらしいが)

 ということは、あと2ヶ月か。
とことん甘やかしてやろうっと。

【写真】お腹をだして気ままに横たわる子ネコのキンちゃん

(この柔らかい体の感触はなに? by 農園主)


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草刈りの喜び?
2023/09/03(Sun)
【写真】クラブハウス前の草刈りの様子

 雨が降らなくとも、
草はしっかりと伸びる。
機械で刈っても刈っても
あっという間にまた伸びる。
手前は刈ったところで、
後ろがこれからのところ。
青々と美しく見えるが、
膝下まで草は伸びている。

 でも、これがカラカラに
枯れてしまうような気候になったら、
それは恐ろしい。
そういう意味では、
草刈りが出来ていることを
ありがたく思うべきかも知れない。

(変に納得している by 農園主)

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そろそろ勘弁
2023/09/02(Sat)
【写真】切り離し作業が終わった育苗ハウスの様子

 子苗の切り離し作業を続けている。
熱中症アラートが相変わらず出て、
「外出は控えましょう」と
市内のアナウンスで
呼びかけられている最中、
汗だくである。
この時期は本当ならとっくに
涼しくなり、余裕で仕事を
進めているはずだったが、
当てが外れて厳しすぎる残暑である。

 この調子で「花芽は分化できるの?」
と心配になるほどだ。
でも、そこは植物は
生存能力が長けているので、
ちゃんといつも通りに
日長の変化を感じて
次世代に備えるはず。

(彼らに夏バテはない by 農園主)


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朝焼け
2023/09/01(Fri)
【写真】農園から東方向に見る朝焼けの様子

 晴れ続きなので、最近は
農園前の毎朝の光景である。
嫁さんと軽トラから降りると、
例によってキンちゃんが
甘えた声でハウスの上から呼ぶ。
その下のタライでは、
カメのクロちゃんが顔を出している。
アランとポールは涼しい時間を
楽しむかのようにそれぞれの小屋で
あくびをしながら座っている。

 嫁さんと手分けして
みんなに餌をやって、
水を入れ替えてから
育苗ハウスに向かう。
「普段」の生活である。

 でも、この「普段」の時間は、
本当は奇跡が重なりあって
実現しているものなのだと思う。
なにかひとつでも欠けたら
壊れてしまうような
ガラス細工のように繊細なものだ。
だから、それを大事にし、守る。
時にそれにヒビが
入りそうになったら、諦めずに
みんなで修復していくしかない。
「新しい普段」がやってくるまで。

(そのために仲間がいる by 農園主)


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