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クロちゃんです (夏泳ぎ 編)
2023/07/31(Mon)
【写真】水面に浮かんだエサを食べようとしているカメのクロちゃん

 夏休みでプールに集う家族が
「水がお湯みたいだ」と
テレビニュースのインタビューで
答えていた。
クロちゃんの桶もこの暑さで、
ぬるくなってしまうので、
嫁さんが新しい水に交換すると、
やっぱり気持ち良さそうに
スイスイ泳ぐ。
エサにもパクつく。
ちなみに、
食事は本来午前中が好ましく、
午後だと便秘しやすいそうだとか。

(スマン、知らなかった by 農園主)

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“おいCベリー”の様子
2023/07/30(Sun)
【写真】“おいCベリー”の育苗ハウスの様子

 7月も終わりになる。
予定通りに4品種ともに
必要苗数はほぼ揃っているので、
第一関門はクリアできている。

 苗質はまだまだで、
ひ弱な苗で根の活着は弱く、
根量も少ないが、
徒長した苗はなく、
均質化がうまくいっている。
これから、2ヶ月かけて、
じっくりと筋肉質な苗に
していきたいと思う。

 昨シーズンは、最後のところで、
ひょろっと徒長気味に
なってしまった反省があり、
いくつか改善策を考えている。

(ガッチリ苗を目指して by 農園主)

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元も子もない
2023/07/29(Sat)
【写真】三舟山方向の農園前の田んぼの風景

 農園の前の田んぼでは、
稲穂が元気に育っている。
でも、米農家に言わせると、
「今年は草が多くて大変だ」そうだ。
雑草そして稗(ひえ)が
例年以上なので、その除草の手間と
「費用」がキツイと。

 ただでさえ肥料が高騰している。
油代も高止まりである。
米価も相応な値上げがなければ、
採算割れである。
消費者は安い方がいいに決まっていると
思われがちだが、それは大きな勘違い。
作り手がいなくなってしまえば、
値段の問題ではなくなる。
食べたいものには、
正当なお支払いをする。
農作物には、そこに生産を
継続してもらうためのコストを
勘案する時代になってきていると思う。

(消費者の意識改革 by 農園主)


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イチゴ屋キンちゃん (新しい生活 編)
2023/07/28(Fri)
 この猛暑で少し疲れたようにも
見えたので、日中の過ごす拠点を
育苗ハウス周辺から、
クラブハウス脇のアーケードに
移動した。
風が通って涼しく、
我々が休憩場所にしている。
でも視界が抜けているので、
キンちゃんが馴染むかどうか。

 心配をよそに意外にも順応は早く、
しかも結構、気に入っている様子。
涼しくて安心できるスペースを
楽しそうに探している。

【写真】農園主のお腹の上でくつろぐキンちゃん

 休憩時間にベンチに寝転ぶと、
お腹の上も試しているみたいだ。

(贅肉は今、絞ってますよ by 農園主)

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アランとポール (赤と緑 編)
2023/07/27(Thu)
【写真】新調した首輪をつけて草を食べるアランとポール

 それぞれの首輪を新調した。
アランは赤、ポールは緑。
2頭ともに大型犬用の最大サイズである。
店で見るとデカすぎ?と思うが、
やっぱり2頭はデカいのである。

 アランは、「交換するの?どうぞ」
という感じですんなり。
でも、ポールは、「何持ってるの?」
とすぐに警戒モード。
何って、首についてるでしょ、と
言うものの、ひとしきり逃げ回る。
お互いにひと汗かいたところで、
観念して交換させてくれた。

 ヤギ2頭と子ネコのご対面は、
もう少し、キンちゃんの体が
しっかりしてからの方がいいかと
思っている。
チラ見はそれぞれにさせているが、
さて、どういう印象を持っているのか。

(時間をかけて by 農園主)

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お暑うございます
2023/07/26(Wed)
 夕刻のニュースに
「埼玉県鳩山町で危険な暑さ39.7 度」
災害級の猛暑とあった。

「育苗ハウス」は遮光をしてあるので、
外よりも暑さは幾分和らぐのだが、
「本圃ハウス」は日よけがなく、
その上、連棟なので暑さがこもる。
今日の温度計は41.2度であった。
さすがに、1時間は仕事を続けられない。
日陰で休みを取りながらの、
耕うん作業となった。息苦しいくらい。
いつもの半分以下の作業効率だったかも
知れない。

【写真】本圃ハウスの高設ベッドの培土を耕うん中の“みのるくん”

 キンちゃんは、最初は後をついてきて、
ハウス内に3歩入ったが、踵を返して
日陰でパタッと寝転んだ。

(だよね by 農園主)


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出動、その前に
2023/07/25(Tue)
 そろそろ最初の耕うんを
かけておきたいと思って、
プチ耕うん機の点検と試運転をした。

 高設ベッドの土は、カチカチに
なっているが、何度かの耕うんで
フカフカに蘇る。

 エンジンスタートの前に、
オイルをのぞいたら、真っ黒。
これはすぐ交換。
エンジンはかかるが、
ガソリン漏れが見つかって、
自主補修を試みるものの、
上手くいかない。。。
JAの頼れるメカニック(やつぎさん)に
レスキューを頼んだら、
すぐに飛んで来て、あっと言う間に
応急手当をしてくれた。
とりあえずは、明日は仕事ができそうだ。

【写真】プチ耕うん機“みのるくん”と逃げるキンちゃん

 キンちゃんは、この機械は
フォルムが気に入らないのか、
色がダメ?なのか、
何度も素通りなのであった。

(ガソリン臭かったかな by 農園主)

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紅ほっぺの様子
2023/07/24(Mon)
【写真】“紅ほっぺ”の育苗ハウスの様子

 子苗の数は9割方揃った感じ。
順調である。
そのかわり、混み合ってきたので、
葉かき(剪定)を強めにして、
残す葉の数を少なめにする。
昨年から始めたことで、
もちろん、葉が多い方が
光合成のできる面積が広いので、
栄養分の生成には有利だが、
過繁茂とのバランスを取り、
この時期は葉を少なめにする。
ただ、このギアの切り替えと
加速は考えておかないといけない。

 さて、バケツの中には
剪定した葉っぱが
次々と落ちて行くので、
キンちゃんが埋もれていく。

【写真】葉かき用のバケツの中で葉っぱに埋もれている子猫のキンちゃん

(大丈夫か~ by 農園主)

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イチゴ屋キンちゃん (灌水チューブ洗い編)
2023/07/23(Sun)
 本圃ハウスで、シーズン中に
使っていた灌水用の
チューブを洗浄した。
有機質の肥料や凝固しやすい
養分(カルシウム)もチューブを
使って施肥していたので、
どうしても汚れが溜まる。
放っておくと、点滴状に
水が落ちるはずの穴が
目詰まりしてしまう。

 暑い中での作業だったが、
キンちゃんも最初は楽しそうに
50mほどのハウス内を
駆け回っていた。
でも、暑さにバテて、
入り口付近の日陰で
我々の応援にまわった。

【写真】本圃ハウスの入り口で中の作業を眺める子ネコのキンちゃん

 ネコのルーツは、
中東リビアのヤマネコに
辿り着くそうなので、
だから暑さには強く、
寒さには弱い。

【写真】休憩中に日陰の防草シートの上でくつろぐ子ネコのキンちゃん

 我々の休憩時間には、
キンちゃんは、
日陰の防草シートの上で、
たっぷり涼をとる。

(中東より暑いかもね by 農園主)

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ランチの王様 (海鮮丼 in 菊蔵)
2023/07/22(Sat)
 君津市内に魚の美味しいお店は
もちろんあるが、意外に少ない。。。
この店は以前から気になっていたが、
駐車場が混んでいたり、
お休みに当たってしまったりと、
ご縁がなかった。
たしかに、平日のランチだが、
地元の女性グループや仕事の途中で
ランチに立ち寄ったような男性の
1人客もおられ、満席である。

【写真】君津・菊蔵の“まぐろ・地魚・サーモン・しらす丼”

「まぐろ・地魚・サーモン・しらす丼」1,300円。 
ボリューム感たっぷりで、
卵の黄身がちょっといいアクセント。
ご飯の量が控えめなところが嬉しい。

 ちなみに、
食後のアイスコーヒー(セット)は、
生中ジョッキに入って出てくる。

(豪快な店だ by 農園主)

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イチゴ屋キンちゃん(ゆりかご編)
2023/07/21(Fri)
 “紅ほっぺ”のランナー留めと
葉かき(剪定)の作業をしている。

 最近のキンちゃんは、
水やりの時についてまわるのは止めた。
濡れるし、相手にされないから。
でも、ランナー留めの時は、
近くに来て足元で遊ぶ。
足元のバケツには、
葉や余分なランナーを入れ、
腰に付けた30センチほどの
円筒状のカゴからは
ランナーピンを取り出して留めて行く。
バケツよりもカゴが少し高い位置に
ぶら下がっている格好だ。

【写真】カゴの中から葉かき作業をみつめる子ネコのキンちゃん

 キンちゃんのバランス感覚なら、
バケツのヘリに飛び乗るのは易しく、
タイミングさえ合えば、
カゴに飛び込んで、中でゆらゆら。

【写真】カゴの中から農園主を見上げる子ネコのキンちゃん

 ランナーピンを取る度に、
手を突っ込むと、
甘噛みされて困るが、
このサイズは今だけだろうし、
この顔で見上げられると、
仕方ないか。

(重くなるまでは by 農園主)



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アランとポール(朝の過ごし方編)
2023/07/20(Thu)
【写真】小屋の中で休んでいるアランとポール

 涼しい早朝は、
同じ小屋の中に2頭仲良く
座っている。
(それぞれの小屋があるのに)
手前がポールで奥がアラン。
多分、ポールが勝手に
押しかけているのだろうと思う。

 アランは、歳のせいか
最近目ヤニが多くなったが、
でも毛ツヤは良く、
この暑さでも剛毛に守られて、
平気で外で草を食べている。
薄毛のポールは、昼間は、
もっぱら小屋の中で過ごす。
どっちが高齢かわからない。

 この時期は、アランフィールドの
柵の内も外も草が多いので、
その気になれば終日食べていられる。
それでも草の伸びの方が勝っていて困る。

(午後から草刈りだ by 農園主)


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“かなみひめ”の今
2023/07/19(Wed)
【写真】“かなみひめ”の育苗ハウスの様子

 暑さにもマケズ、
子苗は順調に増えている。
太いランナーとガッシリした
クラウン(根元)なので、
取り回しには苦労する。
その上、根の活着が遅いので、
ポットの上でグラグラとしている。

 結構、混み合ってきたので、
葉かきと不要なランナーの
整理をするが、少し苗を
引っ張ってしまうと、
根が少ないのでポットの土から
すぐ抜けてしまう。

 今日は、この2日間に比べると
暑さはマシだったと思うが、
それでもきつかったなぁ。
苗も暑かろうが、
風さえ吹いてくれれば、
育苗ハウスの中は意外に涼しい。

(我々がバテている暇はない by 農園主)



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勉強会の様子
2023/07/18(Tue)
 これから新規に就農する人と
最近就農した若い方々が
当園に集まった。
それぞれに作目は違う人たちだが、
農業事務所(普及センター)の
セミナーの一環で、
当園のこれまでの「苦労話」を
してほしいとのご要請だった。
でも、ご存知の通り、
そういうものは当園にはなく、
皆さまに助けられて、ヨチヨチと
歩んでいるだけだ。
皆さんと話をする機会があるなら、
双方に有効な時間にしたい。
セミナーの担当の方々と話をして、
各自の農園経営をする上で
お互いに気付きのある場にしようと
挑戦することになった。

【写真】千葉県主催の新規就農者研修会の様子

 90分間を終えて、
参加者の評価はわからないが、
個人的に嬉しかったのは、
「 失礼なことお聞きしますが、
 ロスはどの程度ありますか?」
という質問が出たこと。

 品質の高い作物を栽培することも
容易ではないが、売り切ることも
とてもハードルの高い仕事である。
農家は、丹精込めた作物を
処分しなければいけないことほど、
つらいことはない。
だから、この質問は、
実は“肝”とも言える。
しかも聞きにくいことでもある。
そういう意味で、双方に真剣でなければ
成立し得ない時間だったと思う。

(寺子屋? by 農園主)

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したたる美味しさ
2023/07/17(Mon)
【写真】山里のジェラテリア山猫さんのかき氷“とうもろこしみるく

 うだるような暑さの連休中、
養老渓谷のジェラテリア山猫さん
うかがい、念願のものをいただいた。
「とうもろこしみるく」のかき氷。
このアイディアというか
発想も素晴らしいが、
素材の選定と味わいは
期待以上であった。
トウモロコシの風味とコクが
しっかりとあって、甘過ぎず、
そして最後は優しい甘さの
冷たいスープのようであった。

【写真】山里のジェラテリア山猫さんのかき氷“おいCベリー苺みるく”

 もちろん、「おいCべりー苺みるく」の
かき氷もいただいた。
当園の“おいCベリー”が
数倍も美味しくなっている。

(まさにこの季節にぴったり by 農園主)


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イチゴ屋キンちゃん
2023/07/16(Sun)
 すっかり夏の暑さになったので、
バテ気味の親苗に液肥を潅注する。
思ったよりもしっかりと与えた方が
良さそうである。

【写真】動噴の下の日陰で休む子猫のキンちゃん

 動力噴霧機を使って施肥するので、
その準備をしていると、
下にもぐって日陰で休むキンちゃん。

【写真】一輪車(ネコ)のタイヤ上にもたれて休む子猫のキンちゃん

 ネコ(一輪車)に肥料とホースをのせて
運んできたら、今度はこっち。
ずっと昔からいるみたいである。

(いつか手伝えるようになるよね by 農園主)


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トマトで乾杯
2023/07/15(Sat)
【写真】君津とまとガーデンのミニトマトと晩酌ビール

 ご近所のダイスケくんから
ミニトマトをたくさんいただいた。
お隣のトマトハウス
「君津とまとガーデン」で
作られたものである。
セブンイレブンとのコラボ商品では、
モツァレラチーズとバジルソースとの
サラダが人気である。

 でも、こうやって
そのままいただくのもいい。
ビールにもとても合う。
甘味の強いトマトよりも
酸味を感じる方が、
パクパクと食べられる。
後を引くと言うか。
こういう食味の奥深さは、
イチゴも同じなのだと思う。

(甘酸っぱい苺 by 農園主)

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迷い子猫の話(その4)
2023/07/14(Fri)
 子猫のチビちゃんは、
すっかり育苗ハウスが
気に入ったようで、
そこから離れなくなった。

 朝の水やり時は、足元について回り、
時々、周囲が水たまりになって、
困った顔をしている。
また、葉かきをしていると、
嫁さんのバケツの中に飛び込んで
落ちてくるイチゴの葉っぱと
遊んでいる。

【写真】葉かき用のバケツの中から見上げる迷い子猫のキンちゃん

 どうやら覚悟を決めるころだ。
今朝、2人でチビちゃんを撫でていると、
登校途中の子供たちから、
「子ネコ飼ったんですか?」と聞かれ、
「そうだよ」と答えた。というか、
つい、答えてしまった。
そういうわけで、
農園の新しい住人として
迎えることに決めた。
生きものを預かる大変さは、
アランとポールとの経験で、
よくわかっているつもり。
でも、いっしょにいたい仲間と感じた。

 名前は、“キンちゃん”。

 ぼろ雑巾(キン)のような子ネコが
筋(キン)肉質な成猫に成長することを願って。
金(キン)運と幸福を招いてくれると尚いい。

(欲張りすぎだな by 農園主)

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迷い子猫の話(その3)
2023/07/13(Thu)
【写真】新しいケージの中で餌をたべる迷い子猫の様子

 おチビちゃんを病院に連れて行った。
ケージに餌を入れておいたが、
予想したほど嫌がらない。
アランとポールの面倒をいつも
見ていただいている大先生の病院
(今は息子さんが院長の小動物病院)
で診ていただいた。
オスネコ、生後2ヶ月とのこと。
ちっちゃいわけだ。
よく独りでここまで生きてきたものである。
でも、やはり感染症(猫風邪)に
かかっているということで、
抗生物質と目と鼻の薬を処方いただいた。
「 しっかり食べさせて、
 治しちゃいましょう。大丈夫ですよ。」
先生に励まされた。

 目薬はさすのは問題ないと思うのだが、
抗生物質を飲ますのは、自信がない。
病院で実演いただいたが、
なんせ口を無理やりこじ開けてから
そこに固形の薬を入れなければいけない。
アランとポールのことを想像したら、
絶対無理である。
彼らなら嫌がって暴れ、
プロレス並みの格闘になるはずだ。

 覚悟した臨んだら、
あれ?意外にも大人しい。
嫁さんはあっさりと口を
こじ開けて飲み込ませることに成功。

(まずはいっぱい食べて太ろ by 農園主)

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“おいCベリー”の様子
2023/07/12(Wed)
【写真】“おいCベリー”の育苗ハウスの様子

 今年は”おいCベリー”の定植する
苗数を少し増やす予定である。
子苗の増殖は例年、順調に進む品種なので、
心配はしていない。

 でも、子苗への栄養補給とこの暑さで、
親苗に疲れが見え始めたので、
肥料(チッソ分)を増やした方が
良さそうな感じである。
栄養過多は、肥満となりタンソ病の
発症原因になりやすい。
特に猛暑の時は。
一方で、体力をつけるためには、
欠かせない栄養分(多量要素)でもある。

(我々同様「バランス」が大事 by 農園主)



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迷い子猫の話(その2)
2023/07/11(Tue)
 おチビちゃんの顔をよく見たら、
涙目で目ヤニがひどい。
鼻水も出て、鼻風船を膨らませている。
医者につれて行った方が良さそうだが、
そばに近寄ってこなければ
ケージに入れようがない。
そう思っていたら、
キャットフードの威力は想像以上で、
「シャーッ」という威嚇もなくなり、
あとは触れられるようにしたい。

 秘策は、ポールが大好きなやつ。
エサを入れてあったプラの入れ物
(イチゴ用のパックとかいちご狩り用の
ヘタ入れとか)で頭をこすると
ポールはとても面白がって喜ぶ。
この手でチビちゃんの頭を撫でていると
案の定だ。その隙に手で体を撫でる。
このどさくさにいつの間にか慣れ、
膝の上に乗って来るまでになった。
「ミャー」と甘えた声を出しながら。

【写真】農園主の膝の上に乗ってこちらを見る子猫の様子

(病院に行けそうだ by 農園主)

 
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いざ、発進
2023/07/10(Mon)
【写真】農薬散布用ヘリを操縦している様子

 今年も稲の病害虫駆除のために
薬剤の空中散布の時期になった。
いつ見ても大型ラジコンヘリの
迫力に仕事の手を休めて、
見入ってしまう。
普通なら、動力噴霧器で
長いホースを引っ張って
薬剤散布するところだろうが、
それに比べると時間短縮は
相当なものに違いない。
それでも、操縦士と補佐役、
地元の人4名ほどが手伝う大仕事だ。
地元の方が散布する田んぼの
順番を案内し、補佐役が
田んぼの端まで走って、
ヘリを飛ばす位置を教える。
自動化されているようで、
相当アナログでもある。

 農地の地籍調査(区画)は進み、
GPSで確認できる時代である。
近い将来は“本当の自動化”が進み、
ドローンが区画を認知して勝手に
飛んでくれるのだろう。
人の役割は、ガソリン(充電か?)の
補給であり、1人で担える
のだろうから、その他の人は
ゆっくりと休めるはずである。
仕事がなくなる脅威ではなく、
自動化の恩恵である。

(自分の時間 by 農園主)



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迷い子猫の話
2023/07/09(Sun)
【写真】育苗ハウスに迷い込んだ子猫

 ちっちゃな子猫が農園の
育苗ハウスに迷い込んだ。
体長は20センチくらいだろうか、
可哀そうに雨に濡れてずぶ濡れで、
まるで、ぼろ雑巾のようである。
弱っているようなので、
とりあえず水を与え、食べ物?
猫と暮らしたことはないので、
知識はなく、そもそも当園には
アランとポールのための
草の貯蔵しかない。
そうだ、カメのクロちゃん用の
乾燥エビがあった。
我ながら、名案だと思ったが、
ちょっと食いついただけで
気に入らないようである。
でも、横になって
ウトウト始めたので、
しばらく様子を見ることにした。
ふらっとそのまま
いなくなるかも知れない。
ネコは気まぐれと聞くし。

 午後からは晴れて、
昼食後に農園に戻ると、
本圃ハウスの脇をチビちゃんが
ちょこちょこと歩いているではないか。
防草シートの上を警戒しながら。
すると、虫を見つけたのか、
右、左とネコパンチを続けた後、
口に入れたが美味しくはなかった様子。
それでも、また口に入れようとする。

 その幼気ながら懸命な光景を見て、
嫁さんと「買いに行くか」となり
近所のドラッグストアで
子猫用のキャットフードを買って帰った。
そばに寄ると「シャーッ」といっちょ前に
威嚇するが、食いつきはよく
乾燥エビとはまるで違ったようである。

(体力が戻ることを祈る by 農園主)


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足裏のツボ
2023/07/08(Sat)
 本圃ハウスの片付けが
ようやく大詰めである。
スカート(保温用シート)を水洗いし、
乾かしたので、それを畳んで収納する。
長さ40mほどのスカートを通路に伸ばし、
スカートの端を持ってひらひらと
反対側まで歩き、それから元に戻っては
また反対側にひらひらと歩く。
これを何度か繰り返して折りたたむ。
雑に扱うと上手に畳めないので、
必然的に嫁さんの役割になる。

【写真】保温用スカートを畳んでいるところ

 シートの上を歩く時には、
汚さないように靴下で歩くので、
通路に培土の小さな軽石が落ちていると、
(結構、散乱している)
足裏のツボを刺激して、
「いたっ」となる。
なので、掃き掃除してから、
始めるのがコツらしい。

(わかる~ by 農園主)


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再訪から学んでいること
2023/07/07(Fri)
 過去に書いた「おすすめスポット」の記事
(“ランチの王様”)を更新するために
お店を時々再訪している。
ランチが値上がりしているくらいなら、
許していただけるかも知れないが、
店自体がなくなっている可能性もある。
実際、ご高齢で閉店している店が
すでに2店ほどあった。残念だ。

 また、近海で貝類の水揚げが減り、
看板料理がなくなっているお店もあった。
もう3年くらい前からだそうだ。
自然環境の変化を目の当たりにして、
とてもショックである。

 経営を続けておられていても、
5割近く値上がりしている上に、
食味はかつてのような感動が
なくなってしまっていたり
することもある。
これは悲しい。

 イチゴ作りも他人事ではない。
コロナ禍で消費者の好みは変わり、
ロシアの戦争の影響で、
全てのものが値上がりをした。
その間、どのお店も農園も懸命に
経営努力をしてきたはずだが、
効率化の名目で、手抜きをしたり、
コスト削減で安価な資材ばかりを
使ったり、ロス削減のために、
品質を落としたりしてはいないか。

 経営には甘い罠がたくさんある。
守るべきものは、「ブランド・プロミス」。
お客さまとの約束、ご期待を裏切らないこと。

(心して取り組みたいと思う by 農園主)

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教育的 “シドー”
2023/07/06(Thu)
【写真】貞元小2年生から届いたお礼の手紙

 貞元小2年生たちから
先日の学区探検(社会科見学)の
お礼の手紙が届いた。
当日、ハウス内で
自動で動く設備を見せたのだが、
一番楽しかったようだ。
温度と雨を感知して動く自動換気とか、
チューブから点滴状に水が出てくるとか。
来年もこれは取り入れた方が
良さそうである。

 みんなからの質問を聞き始めた時に
「 ちゃんとメモを取りなよ。
 後で感想文を書くはずだからね」と
 指導したことは良かったと思う。
(本当は先生が言うべきことだった?)

 そう言えば、数日前に大人相手の
イチゴの勉強会をしたが、その時、
何人の人がメモを取っていたのかな。
(つまらない話だったから仕方ないか)
でも、こういう習慣は
とても大事なことなのに
身についている大人は意外に少ない。
一度聞いて覚えられる人は
ほとんどいないのに不思議である。
営業報告の書けない営業マンが多いとか。

(そうならないために by 農園主)



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白いテントの特訓
2023/07/05(Wed)
 ラグビーW杯まで2ヶ月になった。
過去イチの練習を積んでいる
という報道である。
前回大会ではベスト8まで見事に
進んだが、決勝トーナメントでは
SHデクラーク率いる優勝国南アフリカに
コテンパンにされた。(26-3)
そのレベルの突破のために
「タックル」特訓をしているのが
合宿脇の白いテント内。
バックスとフォワードに分かれて、
1時間休みなく、プロレスのような
取っ組み合いを続けるそうだ。
動画ではバックス練習のチラ見であるが、
きっとフォワードの練習は
恐ろしい当たりの繰り返しなのだと思う。

【写真】日本ラグビー協会公式YouTube“テント内タックル”
(YouTube:日本ラグビー協会)

 日本の伝統「低いタックル」は、
勇気ある美しい姿とされてきた。
ただ、相手は上半身が生きているので、
パスがつながりやすい。
そういう意味では、
「自由にさせない」技術が
高見に向かうには必要ということである。

(合言葉は、エベレスト by 農園主)


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イチゴの勉強会
2023/07/04(Tue)
 若手の生産者と新規就農を
目指す人たち十数人が
当園に来られた。
名目は、
「先進農家の苗を視察し対話する」
ということなのだが、
たいした農園ではないので、
ざっくばらんに、
我々の考えていることを
伝えることしかできない。

【写真】当園育苗ハウスを視察している様子

 育苗を進めるに当たって、
仕事のやり方や資材の選定など
細かいことをたくさん判断して、
決めていくわけだが、
その判断理由を自分の中で
明確にしておかなければ、
振り返りも蓄積も難しくなる。

 ポレポレ流が正解だとは
毛頭思っていない。
毎日が修正の繰り返しなのだから。
でも、指針だけは、
はっきりさせている。

(どこに進みたいのか by 農園主)


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ロボットとの時代
2023/07/03(Mon)
「“パンデミック”のおかげで、
 企業は反発されるおそれなしに、
 かつてない規模で自動化を
 進めるのに使える口実を
 手に入れた。そして自動化に次ぐ
 自動化を推し進めた。」
 ( 「AIが職場にやってきた」
    ケビン・ルース 著 )

 体調不良の従業員や
欠勤者の穴を埋め、密集を避ける
という口実ができたことで、
自動化のスケジュールは、
数十年分も加速されたそうだ。

 確かに「生成AI」の報道は、
日々耳にする。
多くは警戒的な内容で、
ハリウッドの脚本家の抵抗が
代表的である。 
どの職業がAIに
とって代わられるのか、
懸念は尽きない。 
ならば、
「 人間とAIは競うのではなく、
 協力すればいいではないか。」
と思うが、残念ながら、
その結果はもう研究されていて、
「 すべてのケースでAI単独の方が
 人間とAIの共同チームよりも
 よい成績を収めていることが
 わかった。」 (同著)
ということなので、もはや我々は、
足でまといでしかないようだ。

 では当園ではどうか。
ご存知の通り夫婦2人で休みなく
年がら年中仕事をしているので
(ブラック by 嫁)
人手の雇用は課題のひとつではある。
でも、誰が夜中からの収穫作業に
手を挙げてくれるだろうか。
(絶対いない)
もし、ロボットが登場するなら、
時間に関係なく、
24時間働き続けてくれる
のだろうから、それは脅威ではなく
頼もしい助っ人である。

(水やりはできるのかな by 農園主)

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“やよいひめ”の様子
2023/07/02(Sun)
 子苗の増殖ペースは、いつもより早く、
ちょっと驚いている。
しかもランナーがとても太いので、
育苗ポットに留めるのに
取り回しがやっかいである。
でも、これらは健康な証左。

【写真】“やよいひめ”の育苗ハウスの様子

 ハウスの中はさぞかし暑かろうと
皆さん心配してくださるが、
天井は遮光してあるので、
風さえ吹けば、
外よりも涼しいこともある。
そういう環境作りが、
育苗の大切なところかと思う。

(苗も暑いのだから by 農園主)

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