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春の“おいCベリー”
2023/04/30(Sun)
【写真】赤く熟した春のおいCベリー

 この数日は収穫量が少ない中でも、
“おいCベリー”がよく採れている。
春らしく、少々酸味がある
爽やかな風味になっていて、
個人的にはとても気に入っている。
それを皆さまに食べていただきたいと、
今朝も渾身の 「これっきり」 出荷となった。

 ただ、ひどい雨と風。
それでも、心配をよそに、
ポレポレ苺をお買い求めいただき、
本当に有難き幸せである。

 明日から5月になる。
GW真っ只中、天気も回復し好天の予報。
ゴージャスな連休になりそうである。
仕事をしていてもウキウキする季節。
アランとポールも上機嫌で、
飛び跳ねたりする。

(ベストシーズンだからね by 農園主)


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横須賀ストーリー♪
2023/04/29(Sat)
 味楽囲さだもと店では、
ポレポレ苺のコーナーに自作の
ポップをいくつか並べている。
「今朝採りのみ」をお知らせするだけでなく、
「凍りいちご」の宣伝とか、
オリジナルの箱が別売りであるとか、
盛りだくさんである。

 今シーズンからは、
スタッフさんたちのご要望もあって、
追加の納品がある場合には、
その旨がわかるように掲示してある。
今年は収穫量が安定していたので、
ずっと複数回の追加納品が実現できた。
それに気付かれたお客さまの中には、
「次はそろそろでしょ」とヤマを張って、
待っていてくださる。
(ありがとうございます)

 ところが、この1週間ほどは、
さすがに収穫量が減ってきて、
朝の開店時の出荷の1度だけで
終了していることが多い。
追加納品を期待されている方々を
思うと、待たせてはいけないので、
GWに突入する前に、慌てて、
「これっきり」のポップを作成した。

【写真】JA直売所“味楽囲”の店頭ポップ(本日のポレポレ苺はこれっきりです)

 がっかりさせるのは、申し訳ないけれど、
きっと口ずさんで、もらえるかなと思って。

(そう、あの歌を by 農園主)

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味覚のグラデーション
2023/04/28(Fri)
【写真】ジェラテリア山猫さんの“苺ソフトクリーム”

 一昨年振りに 「山猫」 から登場である。
苺のソフトクリーム
ポレポレ苺(おいCベリー)を
使っていただいている。

 息を飲む美しさと
ため息が出る美味しさだ。
その秘訣は、
乳製品やその他の添加物等を一切使わずに
“生の苺の果汁”だけのピュアな作りにある。
しかも苺の種が濾してあるので
(大変な作業だそうだ)
とてもなめらかで
フワフワな食感が実現している。

 そして、2層めには、
ミルクのソフトクリームが控えていて、
合わせて食べていくと、
味覚は徐々に変化していく。
ミルクを多めにすくっていくと
苺の先端のように甘味が強まり、
また、少なめにすると、苺の爽やかな
風味がぐっと感じられる。
この微妙な“さじ加減”が楽しい。

 数に限りがあるとお聞きしたので、
GWは早めに出かけるのがおすすめ。
手間ひまが相当かかった経緯から、
来年も登場するかどうかは未定だそうだ。

(見逃せない逸品 by 農園主)

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親苗たちの様子
2023/04/27(Thu)
【写真】来シーズンの親苗プランターが並んだ育苗ハウスの様子

 元気に育っている。
逆に、この暖かさであるから、
病気や虫が心配になるくらいだ。

 朝に本圃での収穫と出荷を終えた後、
昼から苗場で親苗の手入れをする。
古葉やこの時期のランナーも
まだ不要なので取り除いた。

 左が“紅ほっぺ”
右は“かなみひめ”、
佇まいからして、
もう少し筋肉をつけてほしいので、
栄養ドリンクを施肥する。

 少しずつではあるが、
軸足が来シーズンの仕事に
向かいつつある。

(まだまだ出荷しますけど by 農園主)


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新一年生の将来の夢
2023/04/26(Wed)
 ななちゃんが大学に進学した。
有名国立大学に合格して、
さぞ喜んでいるかと思いきや、
「本来志望した学部と違うから」と
少々、浮かない表情であった。
それでも新しい世界で友人ができ始め、
楽しい刺激を感じている様子ではある。

 進学したのは、ロボット工学を学ぶところ
(詳しい話はちょっと難しかった)だが、
もっと勉強すればよかったと。

 それでいいのだと思う。
彼女の将来の可能性は、
無限に広がっているのだから、
悩むのは自然なこと。
そもそも、人生は何度でも進路変更が
できるものと信じている。

 「上から目線」の偉そうなことは言えない。
自分もいつも進路に悩んでいる。
“ポレポレ農園の将来”だけではなく、
自分のやりたいことは、他にもたくさんある。
例えば、作曲家(楽譜は読めないけれど)。
あるいは、小説家(ブログも四苦八苦だが)。
さらには、、、もうやめておこう。
誰だって、何歳になっても選択肢は、
たくさんあるはずだが、
自分自身が勝手に、
消去してしまっているのではないか。

(彼女の眼差しからそう感じた by 農園主)

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「顧客最優先主義」の意味
2023/04/25(Tue)
 “ガリガリ君アイス”が好きである。
安価なのに美味しい。
ちょっと昭和っぽいところもいい。
先日、製造社の赤城乳業(埼玉県深谷市)が、
新聞の一面広告を掲載していた。
「当たりくじをやめるのをやめました」
コロナ禍で、食べ終わった後のアイスの
当たりくじを交換するのはどうか
という議論の末、
お客さまは当たりくじを楽しみにしている。
ならば、その代わりに洗って乾かせてから
交換に来てください、
とお願いしようとなったそうだ。

 顧客最優先主義とは、
お客さまのことを売り手(提供側)が、
一方的に考えるということではなく、
消費者の皆さまといっしょに、
その商品を育んでいく。
“ガリガリ君”はそう教えてくれている。

 無論、ことはそう簡単ではない。
そこには、双方の「たゆまぬ対話」の
積み上げが必要だから。
でも、逃げたらダメなのである。

(自戒をこめて by 農園主)


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抱卵
2023/04/24(Mon)
 先日、草刈りの時に
キジの卵を見つけたこと をお伝えした。
周辺の草を刈ってしまったので、
巣は丸見えで、母鳥は戻ってこないかもと
心配していたら、「温めていた」。

【写真】クラブハウス脇の草むらで抱卵中のキジ(母鳥)

 刈った草を周辺にかけて
隠れるようにしたつもりだが、
やっぱり、母鳥の尾っぽが見えている。

 孵化するまで24日間かかるそうなので、
あと何日残っているのやら。
カラスに卵を見つけられないか、
ドキドキするし、
自分たちの存在で驚かさないように
(クラブハウスのすぐ脇なので)
そっと歩いては、そわそわしている。
父鳥は、子育てをしないと聞くが、
巣の周辺でしっかりと見守っているようだ。

(「ケンケーン」と鳴く by 農園主)

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底力
2023/04/23(Sun)
【写真】春の“かなみひめ”

 シーズン終盤である。
さすがにどの品種も花数が減り、
収穫量も減ってきた。
12月のシーズン開始からこれまで
ずっと休みなく花が咲き、結実し、
大きな収穫の谷間がなかったのだから、
体力は相当消耗しているはず。
花数が減少するのも無理はない。

 しかし、品質は上々であり、
「まだまだ、いいわよ」
ご近所の方々に励まされている。

 GW期間中は、皆さまを“春の苺”で
楽しませたいと思っている。

(もちろん無休で by 農園主)


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春の鳥たち
2023/04/22(Sat)
 クラブハウスの西側には、
お隣の畑との境に1mくらいの段差があり、
そこの草刈りは、刈払い機での人力になる。
長さ100mあるので、ひと仕事である。

 先日、例年になくお隣さんが
早い時期に、里芋の苗を植えたので、
ご迷惑にならないように
慌てて草刈りをした。

 農地の“境目”の草を
どちらが刈るのか、という問題は、
永遠のテーマ?で、
「半々で、でもやれる方がお互いに」
というのが望ましいと思うが、
高低差がある場合は、
「高い方が受け持つ」というのが
原則と聞いている。

 最近の暑さで、草はいつも以上に伸び、
ひと苦労しながら刈っていたら、
「あれ?卵。これはキジだな」
この辺りで草むらに巣を作るのは、
キジかヒバリだが、卵のサイズは異なる。
幸い、卵は無事だったが、
巣は丸見えになってしまった。
巣の周囲に刈った草を覆ったものの、
臆病なキジには申し訳なかった。
カラスやトビに見つからないといいのだが。

【写真】クラブハウス裏でみつけたキジの巣(中には卵)

 そして、数日前から農園上空では、
ツバメが旋回を始めている。
今日は、クラブハウスの周囲を
ぐるぐる回るつがいを見つけた。

(ツバ太郎? by 農園主)

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リンダ・リンダ
2023/04/21(Fri)
【写真】約3年振りに咲いたシンビジュームの花

 およそ3年振りに咲いた。
2019年の台風で全壊したハウスを
1年がかりで再建した時に、
お祝いにいただいた蘭。
「シンビジューム・リンダリンダ」である。
当時は、たわわに花が咲いていて、
美しさに圧倒された記憶がある。
その後、嫁さんが気にしながら、
少しずつ世話をしてきた甲斐が実った。

 その後は「コロナ禍」という新世界が突然
やってきたが、台風再建の苦労に比べれば、
もうなんでも来いという気持ちであった。
今も同様である。

(もう3年が経つ by 農園主)

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走りがい
2023/04/20(Thu)
 暑いハウスの中で、
イチゴの手入れをしている。
この時期は暖かさで生育は旺盛になり、
ランナーは伸び放題、葉はどんどん増え、
背丈もぐいぐい伸びるので、
例年ジャングルのようになっていく。。。

 しかし、昼過ぎまでは、
出荷の準備にてんてこ舞いであり、
午後から時間を割いて、
手入れをするのがやっとである。
なんとか、イチゴ達の生育ペースに
ついて行きたいのだが、
理想からは日々離されていることは
否めない。
それでも、諦めずに続けている。
例え、周回周遅れになろうとも。

 世代のヒーロー“キング・カズ”
(サッカーの三浦知良選手)は、
ポルトガルリーグで
新たな挑戦をしている。
試合出場どころか、
ベンチ入りも厳しい環境だそうだ。
「残りの人生、失敗などない」
先日のインタビューでの言葉である。
諦めて足を止めない限り、
たとえ理想通りにいっていなくとも、
“失敗”ではなく、
まだ努力継続中ということなのだと思う。
かつてそういうことを言っていた友人
(今は大学教授)がいたな。

(カズは“生きている実感”と by 農園主)

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“凍りいちご”の季節到来
2023/04/19(Wed)
 暑い。。。
特に日中のハウスの中は、
爽やかな春どころではない。

 汗ばむ陽気になって、
ご好評なのが“凍りいちご”。
ヘタを落として凍らせた“ポレポレ苺”が
味楽囲さだもと店の冷凍売り場に
準備してある。
お近くの方は是非お試しを。
また、遠方の方は宅配サービスで
お取り寄せできるので、
是非、ご利用いただきたいと思う。

【写真】可愛い姉妹がポレポレ苺の削りいちごを食べているところ

 さて、写真の“削り苺”を楽しむ
愛らしい姉妹は、
東京在住のみさきちゃんとしおりちゃん。
お父さんが「凍りいちご」を
宅配でご注文くださり、
日々?かき氷機で削っておられるとか。
でも、この笑顔のためなら、
削りたくなるのはわかる。せっせとね。
ちなみにお父さんは、
「少しだけわけてもらった」そうだ。

(仲良し家族 by 農園主)

※ ネットショップからのご注文は、こちら から。

この記事のURL | 凍りいちご | CM(4) | TB(0) | ▲ top
巨大タケノコ出現
2023/04/18(Tue)
【写真】JA直売所“味楽囲”の店頭に並んだ特大タケノコ

 今朝、味楽囲さだもと店で遭遇した。
長さは60センチを優に超えていて、
隣の普通のタケノコと比較すると
文字通り群を抜いている。

 最初、その大きさを見た時は、
「もはや竹じゃない?」と思ったが、
よく見たら先の葉はまだ黄色い。
若い証拠で、(だんだん緑になっていく)
驚いたのは、先端より下には、
土がついているではないか、、、。
ということは、掘った?
地中なのでりっぱなタケノコである。

 偶然、居合わせ生産者にお聞きしたら、
「 苦労して掘ったよ。ホント。
 売値2,000円くらいだから、
 割りに合わないかな。
 でも、1人でも面白いと
 思ってもらえて良かった。」

 さて、どうやって茹でるのだろうか?
嫁さんも首をかしげていた。
― 風呂?

(まさかね by 農園主)


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アランとポール(行司軍配編)
2023/04/17(Mon)
 最近の2頭は、頭突きのガチンコ相撲を
めっきりやらなくなった。
アランが組み合おうとしないからだ。
ポールはいつでも遊びたがっていて、
アランの鼻の先で、
頭突きをしようと誘うのだが、
アランはうるさそうにそっぽを向く。
もはや、かなわなくなったので、
負ける勝負はしない、という感じである。

 遊び盛りで欲求不満のポールに
「俺とやる?」
これまで何度か水を向けてきたが、
「アランとやりたい」という反応だった。

 ところが、おっと~?
背中のたてがみを逆立てて、
耳をピンと立てたではないか。
“戦闘態勢”である。
初めのうちは、こちらのチカラを
試すかのように、押しを受け止めるだけの
横綱相撲だったが、いつの間にか、
お互い“本気”で組み合った(と思う)。
でも、多分、ポールは加減していたのかな。
今や、彼の方が体重は重くなったのだから。

【写真】農園主とポールのガチンコ押し相撲を見守るアラン

 何度も何度もこちらの顔を見上げては、
お代わりをねだるポール。
それを脇からずっと見守っていたアランに
「アランもやる?」と誘ってみるが、
乗り気ではなかった。

(どうやら“行司”のつもりらしい by 農園主)

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“紅ほっぺ”の花
2023/04/16(Sun)
 「いつまで苺はありますか?」

 そういうご質問を受ける時期になった。
例年のことながら、
「5月末までは」と答えると
嫁さんは決まって「マジで?無理無理」
という顔をする。
年末から無休で突っ走ってきたので、
そろそろ疲労がたまってきたことは
否めない。

 一方で、イチゴの生育状況は、
まだまだ順調であり、
まずはGWを乗り越えたいと考えている。
毎朝、赤い果実を収穫していると、
「夏の育苗の時に頑張ったのだから、
いい実をどんどん生らすからね」
そういう声が聞こえてくる。

【写真】紅ほっぺの大輪の花

 あと1ヶ月くらい。
この花が結実するころであろうか。

(いよいよ終盤へ by 農園主)


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現金の行方
2023/04/15(Sat)
 昨日は、2ヶ月に1度の年金支給日であった。
(自分はまだ対象ではないが)
スーパー・コンビニなどの小売業界では、
支給日の当日と翌日に売り上げが伸びることは
有名な話で、2~3割ほど増えるとお聞きした。
銀行のATMに高齢者の列ができることは
知っているが、そのまま消費に
直結しているということである。

 だからと言って、「苺も売れる~っ」と、
手放しでは喜んではいけない。
高額な商品を散財してもらえると業界では、
期待されがちだが、当然、大事な年金なので、
無駄使いなどあるはずもなく、あるのは、
「通常よりもプラス1点買い」という分析だ。
つまり、いつも我慢してきた“あれ”を
今日は買おうということだ。

 無論、消費行動は千差万別であり、
自分ならば“ちょっと高めのワイン”に
手が伸びてしまう気もする。
たまになのだからと。

 「プラス1点」の人であれ、「高額商品」であれ、
その時に皆さんに選んでもらえる苺なのか。

(強い雨の中で思う by 農園主)


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“かなみひめ”の今
2023/04/14(Fri)
 先日、いただいたお電話での問い合わせの話。
東京在住の女性の方からであった。

「 もしもし、ポレポレ農園さんですか。
 友人からそちらの“かなみひめ”という苺が
 とっても美味しいとお聞きして、
 それでどうしても食べたいのですが、
 送っていただくことはできますか?」

― ゴメンナサイ。宅配は3月に終了していまして。
  気温の上昇で果肉が柔らかくなったので、
  宅配には適さないと判断しています。
  もし、君津まで立ち寄られることがありましたら、
  こちらの直売所とスーパーで販売しています。

(運転はされないご様子で)
「直売所に宅配をお願いすることはできますか?」

― ゴメンナサイ、難しいです。

「 そうなんですね。。。
 では、私はどうしたら食べることができますか?」

― う~ん。。。
  次のシーズンまで待っていただく他ないものと。

「わかりました。忘れずに注文します」
― ありがとうございます。

【写真】“かなみひめ”が実っている様子


(機会があれば、君津まで是非 by 農園主)

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アランとポール(羊か?編)
2023/04/13(Thu)
 この暖かい陽気であるから、
彼らの毛は冬毛から夏仕様に
生え変わる時期である。
毛の薄いポールも大人になって、
冬毛はしっかりと増えた。(よかった~)
その分、最近は痒そうしている。
アランフィールドの柵に
体をこすりつけたりしていたので、
気にはしていたのだが、
なかなか時間がなくて。(いつもスマン)

 今日は昼の仮眠を返上して、
嫁さんと2頭にブラッシングをした。

 毎年のことながら、羊か?と思うくらいに
毛が“ごっそり”と抜ける。
こんなフワフワな毛に包まれていたら、
さぞかし冬は暖かいのだろうなと
羨ましくなるくらい。
感触は羽毛みたいな柔らかい毛である。

【写真】ブラッシングした後に上機嫌で草を食むポール(奥にアラン)

 ブラッシング後は、
毛並みがツヤツヤになる。
そして、風呂上がりのように
2頭とも決まって上機嫌になる。

(それが嬉しい by 農園主)

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知りたがり?
2023/04/12(Wed)
「 突然、すいません。
 ポレポレ農園はこちらですか?」

 育苗ハウスで仕事をしていたら、
散歩途中らしき中年の男性が
声をかけてこられた。

― そうですけれど、何か。

「 こちらの苺を食べて、美味しくて、
 それで、農園の場所を
 知らずにはいられなくなって。」
 少々、興奮気味なご様子。

― ありがとうございます。
  気に入っていただいた品種はなんですか?

「 えーっと、なんだっけな?
 ヘタのところが結構、くぼんでいました」

― そうですか。(苺は大抵そうである)
  果肉は固めでした?やわらかかったですか?
 (最近は“おいCベリー”派と“かなみひめ”派の
  声をよく聞くので)

「 えーっと、どうかな、、、」

― 次回食べる時に、ロゴシールに
  書いてある品種名を是非見てください。
  4品種ありますから、
  色々試すのも楽しいですよ。

「必ずそうしますっ」

 ご満悦な様子で散歩に戻っていかれた。
きっと探究心の強い行動的な方であろうから、
新しい発見をしていただけるものと思う。

(再会が楽しみである by 農園主)


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明日の“ラッキー”な出会い
2023/04/11(Tue)
 先日、告知をさせていただいた通り、
明日は「アピタパワー君津店」にて、
“ラッキー☆ボックス”を販売する。
「味楽囲さだもと店」が
月一度の定休日なので、
数量を多くご用意したいと思う。

 苺と農家は、日程や曜日で休むことはないが、
なぜ“ファーマーズ・マーケット”を
標ぼうするお店に休みがあるのか、、、
謎である。(しつこいけど)

 でも、大丈夫。
アピタパワー君津店のスタッフの方々の
ご協力で、「ポレポレ苺」の認知度は
高まっていると思う。
それは、店頭で声をかけてくださる
お客さまが増えたことでも実感している。

【写真】ポレポレ苺のラッキー☆ボックス

 さて、明日の「ラッキー☆ボックス」登場は、
午前11時と午後2時。
ご担当者の配慮で、いつも並べている棚の
隣まで拡張していただけることになった。

(感謝を込めて by 農園主)

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赤い愛車
2023/04/10(Mon)
 いい陽気である。
春の爽やかなちょっと涼しい感じと、
でも、なんとなく暑いような昼さがり。
この素敵な時間帯は、5月ころまで
楽しめたはずなのに、最近は、
すぐに梅雨の蒸し暑さがやってきて、
春が短くなったような気がする。
これは、苺の栽培をしていると、
より強く感じる。

【写真】農園南側の敷地を刈り終えたハンマーモア

 さて、いよいよ「愛車」の
草刈り機(ハンマーモア)の登場である。
農園内にはどんどん草が茂り始め、
アランとポールは、とても上機嫌だが、
こちらは、この時期に刈っておかないと、
後々、苦労することを
経験的によく知っている。
出荷作業を終えた夕刻近いころからの
もうひと踏ん張りの仕事である。

(エンジン全開で by 農園主)

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緊急告知(あの箱?)
2023/04/09(Sun)
 「あの箱はないの?」
時々、店頭で聞かれる。
「ラッキー☆ボックス」のことである。
収穫量の多い時に、
スポット的に販売している
サービス商品(たっぷり1キロ)で、
羽が生えているかのように、
買っていただける。
(ありがとうございます)

 量が多いので、一部をジャムにする方も
おられるが、ほとんどの方は、
「ペロリと食べちゃう」そうだ。

 さて、珍しく事前のお知らせ。
今週の水曜日(12日)に
アピタパワー君津店にて
「ラッキー☆ボックス」を販売する予定。

 数量が多く出せるようであれば、
何回かに分けて店頭に並べたいと思う。
前日にはその“予定時間”を
お知らせいたします。

(ラッキー☆な出会いのために by 農園主)


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“かなみひめ”の今 (親苗選抜編)
2023/04/08(Sat)
【写真】ブランターへの定植を終えた“かなみひめ”の親苗

 昨年から栽培してきた親苗候補群から
選抜した苗(結構、吟味したつもり)を
プランターに植えた。
この品種の苗は、専門の種苗会社でも
取り扱っていないので、
「自家苗」によって、
毎年更新していく他ない(種の保存)。

 昨年の10~11月に計4回、
本圃に定植した苗のランナーから採苗。
「挿し苗」をして、越冬させ、
これまで育ててきた。

 採苗の時期は、2カ月間でも
その生育には大きな違いが出るもので、
早いと苗は老化しやすく、
遅いと寒さで根張りが弱くなる。
4回に分けている理由はそこにあるが、
今回については、11月上旬の苗質が、
最も良好だった。
気候の変動が増々激しくなっているので、
毎年違う結果になるものと覚悟はしている。

(時期の分散がリスク対策 by 農園主)

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ロックシンガーのように
2023/04/07(Fri)
【写真】水が張られた農園前の田んぼの様子

 農園周辺の田んぼに水が張られ始めた。
一気に田植えまで終えてしまったような
早いところもある。

 この景色になると、カエルの大合唱が
夕刻から鳴り響く。
ご存知ない方は、その音量が
想像できないかも知れないが、
夏のセミと春のカエルという感じで、
しかもセミ10,000匹が同時に
鳴いているような響きである。
いや、もっとかも。

 不思議なのは、うるさくないこと。
むしろ、心地よくさえ感じる。
でも、鳴き声の目的は求愛なのだから、
オスガエル全員が必死に
声を張り上げている姿を想像すると、
少々涙ぐましく、愛らしくもある。
“単純”な歌よりも“複雑”な歌を
歌うカエルの方がメスに人気があるという
研究もあるそうだ。

(ここでも個性が大事 by 農園主)

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アランとポール(月夜の2頭 編)
2023/04/06(Thu)
【写真】真夜中のアランフィールドでお出迎えをしてくれるアランとポール

 夜中に農園に到着すると、
アランとポールが出迎えてくれる。
クラブハウスからヘッドライトをつけて、
ハウスに向かう時に、緑に光る4つの目が
並んで見える。
さすがに(野生ならば)危険なので、
声を出して鳴くことはないが、
「おはよう」と声をかけると、
じ~っと見ている。
最近は、暖かくなったせいか、
夜中でも小屋の外にいることが増えた。
特に月夜は好きで、
よく外でくつろいでいる。

 収穫作業は、暗くて静かなハウスの中。
それでも、彼らが近くにいることを感じると、
気持ちがなごむものである。

(手伝ってはくれないけど by 農園主)

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会心の笑み
2023/04/05(Wed)
【写真】まりかちゃんが描いた「いちごを食べる女の子」の絵

 まりかちゃんからお手紙が届いた。
今年も毎週の定期便でポレポレ苺を
ご家族でず~っと楽しんでくださった。

 嬉しそうな笑顔と大きな口、
手には大きくて真っ赤な苺。
そして、見事な遠近法で、
もう片方の手ではヘタを持っている。
まさに、「いちご大好き少女」の絵である。

 こちらこそ、ありがとう、まりかちゃん。
すてきな絵を描いてくれてとてもうれしいです。
明日からまた苺の仕事をがんばれるよ。

(仕事場に飾らせてもらうね by 農園主)

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親苗の引っ越し
2023/04/04(Tue)
 いつも通りにバタバタと出荷作業を
終えた後、何とか昼過ぎに
わずかな仮眠がとれた。(これが幸せ)
そして、午後からは親苗の植替えを始める。

 10ℓの土が入ったプランターに
2苗を植えて行く。
贅沢なソーシャルディスタンスである。
でも、苗がしっかりと育っていくと、
結構、狭く見えてくるものである。

【写真】プランターに植え替えた来シーズンの親苗の様子

 さて、手前の苗は“やよいひめ”。
毎年、手を焼いて来たこの品種を
続けるべきかどうか、悩んできたが、
今年は初めて「続けてきて良かった~」
と思っている。

(是非、赤い果実を手に取ってみて by 農園主)

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“かなみひめ”の今
2023/04/03(Mon)
 3月30日に“かなみひめ”の
当時の様子
 をご紹介した。
まだ青い状態だったので、
もう一息で大粒が始まりそうだと
写真入りでお伝えした。

 それをご覧になった
熱烈ファンのなおみさんは、
「これなら、、4月3日~4日ころ?」
という読みのもと本日の開店攻めを
していただいたとのこと。
凄い。
まさに大粒が採れ始めたところであった。
「幸せで~す」
彼女からのメッセージである。

【写真】真っ赤に色づいた大粒の“かなみひめ”

(プロ顔負けなのだ by 農園主)

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親苗の到着
2023/04/02(Sun)
【写真】来シーズンの親苗たち

 来シーズンの親苗が
種苗会社から届いた。
昨年の苗は、少々ひ弱で生育が
心配になるほどだったので、
種苗会社の担当の方々とその原因と
その後の栽培の方法について
意見交換をさせていただいた経緯がある。
苗質が不良だとクレームをつけても
仕方がない。そうではなくて、
先方もプロ、様々な苦労と試みを
経験しているので、その知見を
参考にしたいという気持ちであった。
胸襟を開いた議論はとても有意義で、
おかげ様で、今年の苺の状態に
反映されているものと思う。

 さて、今年の親苗はどうかというと、
昨年よりもしっかりとした佇まい。
逆に、少々徒長気味の“紅ほっぺ”が
気になるほどである。
この親苗たちの使命は、
ランナーをたくさん出現させて、
子苗の増殖を進めることにあるので、
その評価は半年後の9月になろうかと思う。

(いよいよ、新シーズン入りである by 農園主)


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“凍りいちご”の宅配始まります
2023/04/01(Sat)
 本日から新年度入り。
会社勤めの方は、きっと
新しい気持ちで仕事に向かう時。
これまで儲けて、
ちやほやされていたディーラーも、
突然ゼロクリアされて、再出発であろう。
(頑張れ~)
当園はというと、
苺のシーズンは5月いっぱいまでなので、
4月は終盤にさしかかった頃になる。
心機一転というよりは、
ゴールに向かって走り切るぞ、という
ランナーズ・ハイ、みたいな時期かな。
(マラソンは辛い思い出だけで経験ないけど)

 さて、“凍りいちご”の宅配の受付を
本日から開始。
「味楽囲さだもと店」では
すでに販売しているが、
遠方の方々にはお待たせしていた。
楽しみ方は、たくさんあって、
ミキサーでの苺ミルク、スムージー、
半分解凍のそのまま苺アイス、
そして定番のジャムなど。
ただ、1キロのたっぷりサイズなので、
冷凍庫の空き具合と相談しながら、
是非、ご注文ください。

(ご注文は、当園ネットショップ から)

【写真】ポレポレ苺の凍りいちご2袋(2㎏)

【写真】凍りいちごを袋からだした様子

 ちなみに、宅配料金は世の中では、
明後日から値上げになるが、
ヤマト運輸さんのご配慮で当園の取り扱い分は、
据え置きとなった。

(ありがたい by 農園主)

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