快心打の心地
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2023/03/25(Sat)
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苺の宅配の注文受付は
3月になって、終了させていただいた。 苺の収穫量は順調に増えているものの、 暖かさで果肉が柔らかくなり、 輸送には不向きな時期になったからである。 ちょっと寂しいと思っていた矢先に、 嬉しいメールをいただいた。 「 こんにちは。 今シーズンも美味しいポレポレ苺を 有り難うございました。 毎回「おいしぃ~、幸せ〜」と言いながら食べました。 苺のシーズンは君津に移住したくなります(笑) 2月の「紅ほっぺ」の大きさに驚き、 3月の「やよいひめ」と「かなみひめ」の甘さに驚き、 毎回楽しませていただきました。 「やよいひめ」と「かなみひめ」、 どちらも凄く甘いけど味わいが異なるので、 どっちが好みか二つを交互に食べてみたのですが、 決められませんでした(笑) 「紅ほっぺ」が一番好きな苺ですが、 今シーズンは「やよいひめ」に心奪われました(笑)」 ― ありがとうございます。 いちご狩りにも来園され、ポレポレ苺を よくご存じの方が、こうして今年の風味の違いを 楽しんでくださっている。 作り手としては、まさに「ペッパーミル」を 挽きたくなるような瞬間である。 (そして感謝 by 農園主) |
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今シーズンの“いちご狩り”について
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2023/03/22(Wed)
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「いちご狩り、できますか?」
お問い合わせがとても増えた。 コロナは終息しつつあり、 マスクも要らないことになった。 結論から申し上げると、 今シーズンの再開は検討していない。 (ゴメンナサイ) 理由は、単純で、 そう簡単にあっちこっちに、 舵を切れるほど器用ではないからである。 いちご狩りを始めるには、 お客さまを迎えるための大変な準備が要る。 ご自宅でパーティーをする時のように。 また、出荷を前提とした苺作りと いちご狩りのそれとは栽培方法が異なる。 どっちが優れているとか、そういう問題ではなく、 違う仕事をしているという感覚である。 そういう意味で、ひとつ確かなことは、 「いちご狩り」と「出荷」の両立は、 当園では難しいということ。 どちらかを選択しなくてはいけない。 来シーズンについては、 今シーズンが終わってから、 じっくりと考えていきたいと思う。 今は、明日出荷する苺のことで、 頭が一杯である。 (不器用なもので by 農園主) |
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苺のフルーツサンド
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2023/03/19(Sun)
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![]() 「山里のジェラテリア 山猫」にて、 ポレポレ苺が新しいデビューをする。 その姿は、フルーツサンドである。 本日(19日)、 新店舗「山猫茶屋」がオープン。 こだわりの「野菜たっぷりスープカレー」 と合わせ、苺フェアが開催されていて、 苺のフルーツサンドの他、 ジェラートやソフトクリームも。 オーナーの奈美さんは、 大多喜町から自ら苺を 何度も受け取りに来られ、 鮮度をそのままに、仕込みをされている。 サボることのないその姿勢から、 ”新しい味”が楽しみである。 (スープカレーの後のデザートで by 農園主) |
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言葉の風景
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2023/03/14(Tue)
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知人のお嬢さんが味楽囲さだもと店で
「ポレポレ苺」を買ってくださった時の話。 ご主人に買ってもらった“おいCベリー”を それはそれは大事に抱えていたそうで、 うっかりとケータイを床に落としてしまうほどに。 そんな姿に、他のお客さまから、 「 大事そうに持っているけど、 そんなに美味しいの?その苺。」 と聞かれたそうだ。 お嬢さんは、 「ハイ。他の苺を食べたことがないけれど、 とっても美味しいですよ」 と答えそうだ。 それを母親は、 「説得力ないよね~」と笑う。 その会話だけを切り取ると 確かにそうなのだが、 環境を加味するとそうではない。 春になって巷の苺の値段は安くなっている。 一方でポレポレ苺は通年の経費を勘案して、 値決めを毎年しているので、 シーズンを通して変動することはない。 毎年、周りとの価格差が出ていく中で、 先ほどのお嬢さんの言葉を聞くと、 ぐっと説得力が出てくる気する。 (いつもありがとう by 農園主) |
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“かなみひめ”の今
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2023/03/12(Sun)
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![]() 育苗ハウスでは、 来シーズンの親苗になる候補苗が 無事に越冬をし、順調な様子である。 古葉を取り、手入れをすると、 この暖かさで、生き生き。 直売所での人気もジワジワと上がっていて、 とても、やり甲斐を感じている。 絶滅危惧種の「種の保存」に チカラが入る。 (失敗は許されない by 農園主) |
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しまっていこうぜ
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2023/03/11(Sat)
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夢のようなメンバーが集結している。
WBC日本代表の試合にワクワクするが、 寝不足の身には酷である。 今日の試合前の円陣で、 キャッチャーの甲斐選手が、 「 誰かがミスをするかも知れない。 でも、その時にみんなで それをカバーしていこう。」 と話していた。 超一流の集まりでも、その心構えは、 草野球や少年野球と同じである。 それを知ると自分たちも肩の力を 抜いてもいいような気がする。 (大事なのはミスの後 by 農園主) |
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春の名物
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2023/03/06(Mon)
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今週の8日(水曜日)は、
月に1度の「味楽囲さだもと店」の 定休日である。 農作物は、休み知らずなので、 必然的に生産者にも休みはない。 このあべこべな話は、 言い続けなければならないと思っている。 しつこいと言われようと。 でも、大丈夫。この日は、 「アピタパワー君津店」と 「セブンイレブン君津駅北口店」で、 ポレポレ苺は購入できるので、ご安心を。 アピタパワーでは、売り場が変わった後、 すっかり定着してきて、 多くの方々にのぞいていただけるようになった。 8日には、いつもより商品内容を 増やそうかと考えている。 もしかして、あれがいよいよ出るかも? 14時ころかな。 (“ラッキー☆ボックス” by 農園主) |
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宅配、受付終了のお知らせ
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2023/03/05(Sun)
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春になり、苺たちは絶好調である。
しかしながら、宅配発送は、 新規分の受付を本日で終了させていただく。 (今年も本当にありがとうございました。) 気温が高くなってくると、 頑丈なケースでお送りしても、 果肉が柔らかくなっているので、 傷つきやすい。 そのため、もっとお送りしたいのは、 やまやまながら、ここで断念することにした。 すでにご注文いただいている方々には、 今月中旬くらいまでには、 お手元にお届けする予定。 もちろん、「店頭での販売」は、 まだまだ続くので、引き続きご贔屓のほど。 さて、宅配の仕事では、 依頼主である方々から 様々なメッセージをいただき、 とても楽しかった。 宅配という仕事の醍醐味は、 拡がりというか、つながりの連鎖にある。 贈られた方が、今度は自分と友人に 送る側になり、その方もまた同じようになる。 美味しいものを食べると、 お替りをしたくなり、家族や友人にも 食べさせてあげたくなる。 それは根源的な人の欲求かと思う。 その琴線に「ポレポレ苺」が 触れるような存在でありたい。 また、物理的に輸送していただいた ヤマト運輸君津営業所にも感謝。 彼らの存在なくして、 宅配は実現しえないのだから。 (まさに幸せ配達人 by 農園主) |
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宝の山
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2023/03/04(Sat)
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![]() 苺がたくさん採れている。 1週間くらい前までは、 夜が明ける前に収穫作業は 終わっていたのだが、 この数日は陽が昇るころになっても、 まだハウスの中にいる。 ![]() 果実がたっぷりと並んだ収穫ケースが キラキラと山積みになっている。 (さて、次の仕事へ by 農園主) |
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ひな祭り
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2023/03/03(Fri)
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「あれっ?まだある。。。」
本日午後3時頃に最後の納品をしていたら、 そう言いながら入店される方がおられたので、 ちょうど今、最終便が並びました、と 声をおかけした。 「ラッキー、来てよかったね」 ご主人と嬉しそうに顔を見合わせておられた。 確かに、午前中で品切れになることが多いが、 閉店まで商品が残ることだってある。 でも、こういう声をお聞きすると、 やっぱり、売れ残ってナンボなのだと思う。 (出会うために by 農園主) |
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春色
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2023/03/02(Thu)
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すっかり暖かい陽気である。
爽やかなライトグリーンの 春用のコートを来た女性が、 ポレポレ苺をジ~ッと見ておられた。 ー 探しもの、ありますか? 「 ワタシ、本当は苺嫌いなの。 でもね、こちらのはいただくの」 ― ありがとうございます。 でも、どうして苺が嫌いなのですか? 「 固くて、酸っぱいせいかしら。 でも、この“紅ほっぺ”は違うから」 (明日も準備しています by 農園主) |
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