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スピードと曲がり
2022/09/30(Fri)
【写真】すべての苗を植え終えた本圃ハウスの様子

 “かなみひめ”を植え終わり、
合計12,000本の定植が終了した。
7日間の作業だったが、
「もう終わり?さびしいね」
嫁さんの言う通り、
4月から苗を育ててきて、
ちょっと手が離れることになる。
でも、これから、いかに早く根を
新しい環境で活着させるか。
まだまだ課題はたくさんある。

 今朝は予定以上の「スピード」作業
だったので、昼からは“大谷さん”の
ぎりぎりノーヒットノーラン未達成を
テレビ観戦できた。

(楽しみはこれからだ by 農園主)


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アランとポール ( 定植終盤 編 )
2022/09/29(Thu)
 この数日、定植にかかりっきりなので、
アランとポールとの時間がない。
でも、そういう忙しい時期があることは
よ~くわかっている2頭である。
だから、本圃ハウス内で
苗を植えていると、
柵越しに「べェ~」と鳴いて、
ジッと見ていたり、
ハウスの近くに座ったり、
大人しく待っている。

「手伝ってくれる?」
2頭に声をかけると、
まんざらでもなさそうだが、
でも、苗を完食してしまうのだろうな。

【写真】おやつのニンジンを待つアランとポール

 夕方に仕事が終わって、
おやつのニンジンを持っていくと、
ポールはガッツリと前のめり、
アランはそういうポールを
微笑むように見守っている。

(もう少しで終わるよ by 農園主)


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“かなみひめ”の今
2022/09/28(Wed)
【写真】“かなみひめ”の育苗ハウスの様子

 2回目の花芽分化の検鏡で、
無事に分化(初期)が確認できた。
他の品種よりも少々遅いのは、
いつものこと。
収穫もその分遅くなるが、
今年の苗の様子を見る限り、
ファンの方々をきっと喜ばせて
くれるものと思う。
明後日の定植最終日に植えようと
思って楽しみにしている。
同時に、種の保存の責任を
クリアできそうで、
兎に角、ホッとしている。

(頼むぞ by 農園主)

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赤とピンク
2022/09/27(Tue)
 “おいCベリー”を植え始めた。
華奢だった苗が見違えるようになって、
定植を迎えられ、ほくそ笑んでいる。
ポットから抜き出す時に
嫁さんも「がっちりしたね」と。
可愛がった成果だ。

【写真】ヨーコさんと一緒に定植苗の準備をしている様子

 今日は友人のヨーコさんに
手伝ってもらって一気に植える。
カラーの花を育てる彼女は、
繊細にかつ丁寧に苗を扱えるので、
安心感がある。
予定以上に仕事が進捗し、
大助かりであった。

(強力助っ人 by 農園主)

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青空のもと
2022/09/26(Mon)
【写真】育苗ハウス前に停めた軽トラの荷台に定植苗を積み終えたところ

 自慢の?軽トラに
苗を一杯に詰め込んで、
今朝から何度も本圃ハウスに向かう。
行ったり来たりと。

 でも、農園を設計する時に
動線を何度もシミュレーションをして、
ハウスの配置を考えたので、
車を着ける場所、苗を降ろす場所、
こういうことでストレスがないことは
とても大事なことである。

(今日は暑かった by 農園主)


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どんどん植えてます
2022/09/25(Sun)
 朝から嫁さんがポットから苗を出して、
(根張りが強いので結構大変)
トレーに詰めていく。
(ここでは苗数の管理も大事)
そして、それらをネコ(一輪車)で
育苗ハウスから運び出すところから
自分の仕事になる。
軽トラに積んで本圃ハウスに搬入し、
植えるベッドに苗を整列させていく。
今年の株間は20センチと23センチに
挑戦してみる。(昨年は20と25センチ)
1ハウスに並べ終えたところで、
せーので植えていく。

【写真】定植する苗を入れたトレーが高設ベッドの上に並んでいる様子

 昨年からだが、
意外に2人でも結構できる。
でも、あまりのんびりしていると
花芽が退化してしまうので、
そこは踏ん張りどころだ。

(てばてばと by 農園主)

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ロケットスタート
2022/09/24(Sat)
【写真】定植1日目を終えた“紅ほっぺ”の本圃ハウスの様子

 “紅ほっぺ”から植え始めた。
台風の影響で、雨、晴間、雷と
不安定な天気であったが、
君津は大雨になることはなく、
仕事に万進できた。

 “初日だからゆっくりと”、なんて
できないのが当園の性格で、
いつも通りに全力投球。
ましてや、花芽の分化を
促進するためには早い定植が
好ましいので、この仕事ばかりは、
せっせと急いだ方がいい。

 今年の苗は、
いつもより重量があるように感じる。
多分、根張りが多いことと、
葉やクラウンなど全体的に
がっしりした結果かと。

(早寝して明日に備えよっと by 農園主)

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ウキウキです
2022/09/23(Fri)
 「明日から植えられそうだね」
嫁さんが言い出した。
確かに、本圃の準備は整った。
耕うん、元肥、水。
そして、この気温なら花芽の分化は
順調に進んでいると思われる。
というわけで、
明日から始める。

 定植という大仕事前には
いつもは緊張するものだが、
今年は、苗たちが元気に無事に
ここまで生育してくれたことが
嬉しくて、植えるのが
楽しみで仕方ない。

(やるよ~ by 農園主)

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為替ディーラーへのお願い
2022/09/22(Thu)
 円安が進んでいる。
146円目前になったところで、
ついに?日銀が“為替介入”に踏み切った。
円買い(ドル売り)介入は24年振りである。
円安は日米の金利差が理由だと
説明されている。
でも、為替には理論値がないので、
あまり細かい理由探しをしても意味がない。
最終的には政治的に誘導される、
そういうものだからである。

 日本はこれ以上の円安は許さないと
意思表示したわけだが、
米国にとっては、ドル高はインフレを
抑えるために必要であり
この流れを止める気は毛頭ない、と思う。
ましてや、
日銀が「ドル売り」介入をするための
ドル資金には限りがあり、
そこを市場に見透かされている。

 それは当事者(日銀)が
一番わかっているのだが、
やらざるを得ない。
それくらい円売り(日本売り)の流れは、
根が深いということかも知れない。

(だから、乗ってあげて by 農園主)

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花芽の検査結果
2022/09/21(Wed)
 本日、千葉県農業事務所(普及センター)の
いちご担当の方に顕微鏡で花芽分化を
確認していただいた。(検鏡)
とても細かい作業なので、
毎年、検査していただき、とても助かる。

 今年は、親苗からの切り離しを
1ヶ月遅らすという新しい育苗に挑戦。
タンソ病対策として最善の方法を
模索した結果であるが、
一方で、花芽分化のバラツキや遅れが
関係者からも心配されていた。
でも、子苗の生育は均質化が
うまく達成できていたので、
ちょっと自信はあったが、
結果は、この時期として例年通り、
「“かなみひめ”以外は分化初期を迎えている」
とのご報告であった。
(“かなみひめ”はいつも数日遅れ)
上手くいったことを聞いてホッとしている。

 すでに飲み始めていたワインで、
あらためて嫁さんと乾杯。

(定植準備を急ごう by 農園主)



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風の変化
2022/09/20(Tue)
 大型台風14号により、
西日本で被災された方々に
心よりお見舞い申し上げます。

 君津ではおかげ様で影響がなく、
雨風共に静かであり、
いつも通りに仕事ができている。

【写真】定植前の葉かき作業を終えた育苗ハウスの様子

 葉の伸長が進み、過密になったので、
定植前の“葉かき”を始めた。
本圃ハウスに虫を持ち込まないように
これから虫よけ剤を潅注する。
その前のひと手間である。

(今夜の北風は冷える by 農園主)


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ハウスの中も上も
2022/09/19(Mon)
 定植が近づいてきたので、
苗を植える高設ベッドの土に
元肥を仕込む。
毎年、土壌診断をしてもらった後に、
不測している推奨肥料量を
メーカーが示してくれる。
大変有難い。
でも、それを鵜呑みにできない性格で、
自分なりにアレンジをしたくなる。
今日の午前中の君津は晴れ間もあって、
暑かったが、嫁さんと汗だくになって、
なんとか施肥を終えた。

 そして、午後からは台風対策に移る。
明日は関東に近づく予報なので、
ハウスの谷の上に登る。

【写真】台風対策作業中の本圃ハウス屋根上の様子

(予定はいつも未定 by 農園主)


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“かなみひめ”の今
2022/09/18(Sun)
【写真】“かなみひめ”の育苗ハウスの様子

 絶滅危惧種のこの品種。
何とかここまで今年は病気になることなく、
育ってくれている。アブラムシはつくけれど、
健康状態は良好である。
花芽分化の時期までもう一息になった。

 それは九州、四国のイチゴ農家も同じ。
この台風の影響でハウスの被害は、
避けられないかも知れないが、
でも、イチゴたちの生命力は想像以上である。

(まずはご自身ご家族の命を by 農園主)

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今、決めておくこと
2022/09/17(Sat)
 本州での「高潮警報」が
初めて発出されそうだ。
最強の大型台風が九州に接近している。
910~920hPa、風速70~80mに
達する規模である。
3年前の“令和元年房総半島台風”
の恐怖を思い出すと、
胸がキュッと締め付けられる。
それでも、その規模は
955hPa、風速57m。
送電線の鉄塔が倒れ、
電柱は方々で傾いた。
住宅の瓦修理は今も終わっていない。
九州地域のご無事を祈るばかりである。

 偶然、関東を直撃しない進路予想だが、
いずれは避けられないのだろう。
その時、関東全域ではどう備えるのか。
(他地域も同様に。)
何もしなければ、農業用ハウスは、
鉄骨仕様を含めて全壊するであろう。
住宅は、沖縄では窓に板を
打ち付けている。
我々は、どこでどうやって
自分の命を守るのか。
とても深刻な問題に
“いよいよ”直面している。
イチゴの苗、アランとポール。
みんなをどうやって守るのか。

(家族の決めごとが要る by 農園主)


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ペースアップ
2022/09/16(Fri)
【写真】“おいCベリー”の育苗ハウスの様子

 これまで一番生育が遅れ気味で、
華奢だったおいCベリーの苗が
ガッシリとしてきた。
背丈の伸びが抑えられた上で、
葉の厚み、葉柄、クラウンともに
筋肉質になり、いい感じ。
昨年は、タンソ病の影響で、
ひ弱なままに定植した。
何とかイチゴたちの地力で乗り切れたが、
しかし、シーズン後半に息切れしたのは、
苗質の影響だったと考えている。
今年の苗は、そういう意味では全く
異次元の仕上がりになっていると思う。

(もう少しで及第点 by 農園主)

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アランとポール(ガチンコ復活編)
2022/09/15(Thu)
 夕方にたっぷりと草を食べた後、
丸~くなったお腹で、
2頭がガチンコ相撲を突然始めた。
久し振りの光景である。
なぜなら、アランが角を怪我してから、
ポールがいくら誘っても、
アランは痛くて遊ぶことを
しなくなっていたから。

【写真】頭突き相撲の勝負前に前脚を高くあげるアランとポール

勇ましいね。
(奥がアラン、手前がポール)
遊んでもらえてはしゃぐポール。
それ以上に、自分が回復したことを
実感してか、アランの方が盛り上がって
いたようにも見えた。

【写真】頭突き相撲のガチンコ勝負中のアランとポール

(いいぞいいぞ by 農園主)


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あれ?赤い花が。
2022/09/14(Wed)
【写真】農園北側の土手に咲いた彼岸花

 彼岸花が咲いた。
農園の北側の土手に。
開花時期がイチゴの花芽分化の
目安にされてきたので気になる。
少し早いかも知れない。
でも、最近はその連動性が
あまり顕著ではなくなってきたので、
参考程度にとどめているのだが、
それでも、自然現象はシグナルの
ひとつに違いない。
“定植の準備を急ぎなさいよ”
赤い花からの応援と受け止めている。

(アランの毛も伸びてきた by 農園主)

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ミステリー
2022/09/13(Tue)
【写真】土を補充した高設ベッド

 高設ベッドに土を補充している。
毎年、定植の時には
苗をポットの土ごと植えるので
土のカサがどんどん増えていくはずなのだが、
なぜか?シーズンが終わると減っている。
多分、イチゴたちが養分を吸収している
からだと思う。
そういう我々もシーズン終わりには
忙しさのせいか、体重が減る。

 土は毎年、増減を自由にできるが、
我々は毎年オフ・シーズンには、
お腹周りに溜まり始めた脂肪群を
つかんだり、揉んだりしながら、
あれこれと対策を
考えなければいけない。

(どうする、これ? by 農園主)


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アランとポール ( 距離感の変化 編 )
2022/09/12(Mon)
【写真】アランフィールドで並んで草を食べるアランとポール

 アランは右角の傷が癒えて、
すっかり元気になり、
以前と同じようにポールにも
強気に一本の角で追い払ったりするが、
それでも、草を食べる2頭の距離は
随分と近くなり、信頼関係なのか、
チカラ関係なのか、
変化したのは確かである。

 そう言えば、アランの毛色が
変わったかな。
ポールは毛が薄いけれど、
若いので、真っ白である。(奥)
アランの剛毛は相変わらずだが、
最近は少しキャラメル色がかってきた。
(人は白髪になるのに)
2頭ともにブラッシングは大好きで、
おしゃれなところは共通である。

(ツヤもあるしね by 農園主)

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“紅ほっぺ”の様子
2022/09/11(Sun)
【写真】紅ほっぺの育苗ハウスの様子

 苗に栄養分をしっかりと与えて、
花芽分化、定植に備える時期。
先日、置き肥(固形肥料)を
子苗ポットに施肥し、
様子を見てきた。
初めて試す肥料で、
コーティング効果で
ゆっくりと効き目が出ると聞き、
期待していたのだが。。。
やっぱり即効性が高く
(そうでないと売れない?)、
あれよ、あれよと吸収されていく。
想定内ながら、
葉柄の柔らかさ、背丈の伸びは進み、
次の手を入れる必要がありそうだ。
それでも、体内に養分を蓄えて、
クラウンが太ってきたのは、
良しとするところ。

 思い通りにいかないのは、
いつものこと。。。である。
それでも、怖いくらいに背が
一直線に揃ってない?

(角刈り by 農園主)


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いまを生きる(その2)
2022/09/10(Sat)
 小話をひとつご紹介。
(「限りある時間の使い方」
O.バークマン著から抜粋)

” 陽気なメキシコ人の漁師たちが
1日に2~3時間しか働かず、
太陽のもとでワインを飲んだり、
友達と楽器を演奏したりして
過ごしている。
それを見たアメリカの
ビジネスマンが言った。
「もっとたくさん働きなさい。
そうすれば利益で大きな漁船を買って、
人を雇って何百万ドルも稼いで、
さっさと引退することができる。」
それを聞いた漁師たちは、
「引退して何をするっていうんだい?」
と尋ねる。
ビジネスマンはそれに答える。
「太陽のもとでワインを飲んだり、
友達と楽器を演奏したりできるじゃないか」”

 計画性が重要であることは間違いなく、
刹那的な生き方をしたいわけではない。
しかし、将来に先送りしていることが
実現性のあることなのか。
もし、その努力自体が
目的になっているとしたら、
本末転倒である。
ワインと音楽、
今夜から始めよっと。

(メキシコ育ち by 農園主)

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いまを生きる
2022/09/09(Fri)
「時間を支配するものが、
        人生を支配する」

 いかに時間を効率的に使い、
仕事を“たくさん”こなしていくか。
銀行、証券会社でのサラリーマン時代は、
無論のこと、そして今のイチゴ農家でも
“生産性オタク”をずっと続けてきた。
しかし、もし時間に余裕がつくれても、
ちゃんと次の仕事ができ、
また同じことの繰り返し。
そして、自分の全てのタスクが
いつまでたっても終わらないことに
自己嫌悪を覚える。

 この悪循環は、
冒頭の考え方が間違っている。
そういう考え方がある。
(「限りある時間の使い方」O・.バークマン著)

 人生の時間には限りがあり、
(80歳の人生なら
4,000週間しかないそうだ)
やりたいことを全てこなすことなど、
そもそも無理だと諦めることから
始まると説く。
将来のいつか、やりたいことのために、
今の時間を懸命に効率化する苦労。
でも、その将来はいつ来るのか?
本当に来るのか?
時間は限られているという厳しい事実を
認めることができたなら、
“生産性オタク”からの呪縛から
解かれる糸口がある。
そういう考え方である。
ちょっと、ハッとする。

(もう少し掘り下げていきたい by 農園主)


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倍返しの声
2022/09/08(Thu)
 半沢直樹の2作目をDVDで観た。
(いつも通りの周回遅れ。。。)
一介のサラリーマンが反骨精神を武器に
悪を成敗するのだから、
スカッとするドラマである。
ちなみに、彼は銀行から証券会社への
出向は1度だけだが、自分は2度経験して
いるので、その点では上手だ。
若かったので、飛ばされていた感覚は
なかったが、面倒な社員だったことは
確か?である。
自慢できる活躍はできなかったが、
仕事は楽しくさせてもらった。
それでも、新橋界隈で夜な夜な、
くだを巻いていたと記憶している。
でも、それは会社を転職しても同じこと。
どの組織でも似たり寄ったり。
会社員である以上は、
社長になろうとも(株主がいるので)、
多分、思い通りに
仕事が進められることはない。

 愚痴っている暇があれば、
起業するしかないということになろうが、
イチゴ農家(自営業)であっても、
周囲からの邪魔は多少あるものである。
しかし、お客さま(消費者)という
強い味方を持てば、全てに勝る。
水戸黄門の印籠であり、
それがこの仕事のいいところである。

(これが目に入らぬか by 農園主)

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プチ耕うん機が再登場
2022/09/07(Wed)
【写真】いちご高設ベッド専用のプチ耕うん機

 9月に入ったので、
本圃ハウスの土壌を定植に向けて、
準備を始めた。
すでに7月に一度耕うんしたが、
今度は少し深く。

 ただ、高設ベッドの両端部分は、
機械が届かないので、
そこは手作業で土をひっくり返し、
土をならしていく。
地味だけど、
土が柔らかくなっていくのがわかると、
ちょっと嬉しい。

(鼻の穴は真っ黒だ by 農園主)


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“かなみひめ”の今
2022/09/06(Tue)
【写真】“かなみひめ”の育苗ハウスの様子

 栄養分を増やし始めた効果で、
葉の厚みが出てきた。
葉柄も太くなって、少しずつ、
ガッシリとしてきた。
このまま背丈は抑えつつ、
横に大きくしていきたいと思う。

 目指すは、ズングリムックリ。

(骨はないが、骨太に by 農園主)


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イチジクの夢(変化球)
2022/09/05(Mon)
【写真】イチジクのカプレーゼ

 嫁さんがカプレーゼに挑戦。
農園のプランターで採れる
イチジクの数が少し増えたので。
イチジクとアボカド、モツァレラチーズ、
クルミをオリーブオイルと塩で合わせる。

「イタリアでは一般的で、
イチジクとはよく合いますよ」
 随分前になるが、
ペルポンテの今野シェフに
教えていただいたことを思い出した。
あっちこっちに向いたそれぞれの
食材の味がなぜかうま~く、
調和するのが楽しい。

(是非お試しを by 農園主)



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見巧者(みごうしゃ)
2022/09/04(Sun)
 芝居をよく見慣れている人のことで、
物の見方や分析の上手な人を意味する。
舞台俳優にとっては、
励みとなる観客であるが、
一方で、俳優自身は、
「見巧者」になってはいけないと、
柄本明氏が若手の稽古場で語っていた。

「“こうやればいい”と思ったら、
 地獄に落ちる。」

 だから、いつも上手くいかないかも、
という不安感が重要だと説く。

 イチゴ栽培にも、
少々通じるところがあり、
とても共感できる。

(王道はどこにもない by 農園主)

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得手不得手
2022/09/03(Sat)
 甥っ子の颯馬(そうま)が
中学受験に挑戦している。
我が一族では初の試み、
自ら言い出したこと、
やり切ってほしいと思う。
この夏休みは1日10時間の勉強を
目標にし、「トータルでは達成」
できたそうだ。
同時に好きなサッカーの合宿にも
参加したというから、そこがいい。
何でもできる(頑張る)、
そういう格好いい男になってほしい。

 受験勉強に、決して成功体験が
あると自分は言えないけれど、
それでも、大事な経験だったと思う。
自分の苦手なこと(科目)と
得意なこと(科目)を知ることが
できる機会であったから。
大事なのはそこからで、
苦手をどうやって防御し、
得意を武器にどこまで攻め込むか、
その“作戦”を自分なりに考えることが
受験勉強の楽しいところだと思う。

 苦手の算数も、きっと作戦次第で、
点数は採れるようになるかも。

(満点は要らないから by 農園主)

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ドックの日
2022/09/02(Fri)
 病院は苦手だが、年齢を重ねてきた以上、
ましてや、体が資本の仕事をしている以上、
年に一度の検査(人間ドック)には
時間を割くことにしているが、
本当のところは、嫁さんに
引きずられるように病院に向かっている。

 看護士さんたちも担当医の方々も、
とても親切だし、特に今回の胃カメラは、
とてもスムーズで、飲み込むときには、
「お上手ですね」と褒めていただいた。
オエオエと声をあげて叱られたころとは
各段の進歩である。

 さて、この人間ドックというもの、
検査して終了ではなく、
この結果を踏まえて、
そこから始まる代物である。
わかってはいる。
でも、深刻でないかぎり、
なかなか、再検査には時間が割けず、
放置しがちなのも事実ではないかと。

(今年はやります by 農園主)

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いつ来るのか
2022/09/01(Thu)
【写真】アランフィールド上に広がる不穏な雲空

 天気が荒れている。
雲は様々な形と色が、
幾重にも重なっていて、
晴れ、曇り、強い雨が
終日、目まぐるしく変わる。
育苗ハウスの換気は、
開けたり閉めたりとキリがない。

 沖縄に停滞している大型台風が
全国的に影響を及ぼしている。
規模は920hPa、最大瞬間風速80m。
被災した時の2019年の房総台風は、
960hPa、57mだった。

 沖縄地域の方々の心労と
逞しさには頭が下がる思い。
同時に、その規模が自分たちの
地域に接近したらどう対処するのか。
農家なりにシミュレーションと
訓練は欠かせないと思う。

(過去データは過去のもの by 農園主)

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