アランとポール(食べ放題ロード編)
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2022/07/31(Sun)
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農園内を機械(ハンマーモア)で 草刈りする。 一気にやるとキツイので、 場所を変えて少しずつ 農園内を巡るようにしている。 機械のエンジン音を聞くと、 アランは必ず恨めしそうに ジッと見つめるので、 「わかりましたよ」 彼らの散歩コースの草は、 食べやすいように草を列に残す。   足元の草が深いと 危険が見えないのか、嫌がる。 きれいな場所で食事をしたいのは、 我々と同じかも知れない。 食べ放題ロードが好きな彼らである。 (だよね?アラン by 農園主)
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熱消毒を開始
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2022/07/30(Sat)
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本圃ハウスを閉め切って、 高設ベッドの土の病害虫を高熱で駆除する。 目標は地温50℃以上。 従来は、梅雨明けの高温時にするのだが、 今年は、どさくさの梅雨明け?に間に合わず、 その後は、また梅雨入りのような雨が続いた。 なかなかタイミングが合わず、 天気予報とにらめっこの日々だったが、 この数日は、キレイに晴れ続きになったので、 嫁さんと慌てて準備に入った。
でも、午前中に君津市でも 「熱中症警戒アラート」が発せられて、 外出を控えるようにと。 こちらは、ハウス内で汗だくで仕事。 流石に嫁さんとお互いに 顔色と様子を確認しながら、 40分の仕事と15分の休憩を繰り返す。 きつかったね。 無事に帰還し、麦酒にありつく。
(ノドで飲んだ by 農園主)
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巨大な波
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2022/07/29(Fri)
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コロナの感染者数が世界的に 突出した第7波を迎えている。 それでも重症者数が多くないことで、 行動制限は示されず、 協力金や支援金はない。 いよいよ、個人の判断に委ねられる 時間帯に入った。 “指示待ち”の我々の国民性からすれば、 苦手な分野であるが、 すでに、旅行や外食の自粛が 始まっていると聞く。 これまで長期間に渡って、 訓練されてきた行動変容は、 すでに生活の一部として定着している。 それを今後も粛々と続ける ということに他ならない。
コロナ前の世界に戻れることは、 もはや現実的ではなく、所与のものとして、 新しい生活スタイルや楽しみ方を 前向きに見つけていきたい。 例えば、こじんまりと ホームパーティーのような空間で、 ゆっくりと静かに食事とともに語らう。 騒々しい刹那的な呑み会は、 もはや過去の遺物である。 会いたい友人はたくさんいる。
(新しい時間の流れ方 by 農園主)
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ブルーシートの屋根
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2022/07/28(Thu)
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先日、損害保険会社の方と 話をする機会があった。 「台風の被災後、君津でまだ 復旧工事を終えられていない方が 5%おられる」と。 大工さんなどの人手不足と 資材不足が理由だそうだ。 あれから3年が経つ。 確かに周囲でも屋根に ブルーシートがかかったままの 住宅を時々見かけることがあるので、 傷跡はまだ残っている。 当園はおかげ様で早くに復旧でき、 1年の休業だけで済んだことは、 幸いだったのかも知れない。  それでも、今、 農園内の草刈りをしていると、 土の中から金属製の細かい資材が ガリッと草刈りの歯に引っかかって、 出てきたりする。 また、農園の方隅には、 当時の廃材の片付けが終わらないままに なっているものも正直ある。 無我夢中で再建していたあの頃。 手を差し伸べてくださった方々のことを 忘れることはない。 (こうして今があるのだから by 農園主)
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旨いものの法則
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2022/07/27(Wed)
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ラング・ド・シャ、と聞いて ピンとくる方はよっぽどの お菓子通かも。 でも、あの食感が独特の薄いクッキー、 と言われればご存知の方は多いはず。 冒頭の名はフランス語で「猫の舌」と いう意味だそうだが、 個人的には、これを舌の上に乗せて、 じんわりと風味を味わうのが好きである。 みほさんから届いた「リビエール」の それは、バニラの効いた逸品。  薄くて小さいので、 初めは罪悪感がないのだが、 ついつい手が伸びて、止まらなくなる。 自家製のバニラシュガーが、 「余韻のヒミツ」だそうだ。 (罪である by 農園主)
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アランとポール(連れだって編)
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2022/07/26(Tue)
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明け方に強い雨音がして、 目が覚めた。4時前。 そろそろ目覚ましが鳴るころだった。 そのまま、起き出して着替える。 昨晩の育苗ハウスは暑かったので、 窓は開放したまま。 雨風の吹き込みが心配なので、 どしゃ降りの中、閉めに行く。 びしょ濡れになることは、 着替えれば済むことなので、 気にならない。 職場が近いことは、 そういう気楽さがある。  夜明け後に雨が止むと、 アランとポールは小屋から出てきて、 トイレタイム。 仲良くいつもの“連れション”である。 姿勢がいいので、 手前のポールが大きく見えるでしょ。 (後ろの雨雲どんより by 農園主)
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“みのる君”の登場
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2022/07/25(Mon)
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 いつもよりは1ヶ月以上早く 高設ベッドの土を耕うんし始めた。 あの黄色い機械で。 昨年は、タンソ病騒ぎで、 てんやわんやしている間に、 いつも通りの手順が遅れ、 土をふわふわにして、苗たちを 迎えることができなかった。 まさに不覚。 今シーズンも何が起こるか わからないので、 できることは早めにやっておきたい。 それにしても、今日は、 湿度があって汗だく。 痩せたでしょ?と思うくらい。 でも、夕方からは涼しい風が吹く。 この心地よさが明日につながる。 (期待より減っていないけど by 農園主)
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“かなみひめ”の今
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2022/07/24(Sun)
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 例年なら親苗から切り離す時期。 そして来週には、子苗をそれぞれに 独立させる頃である。 でも、今年は戦略を変えて、 もうしばらく、子苗たちには 親のスネをかじってもらう作戦。 10年前の教科書では、 定植までに2ヶ月間のポット育苗が 望ましいとされたので、 7月末の切り離しが基本とされた。 しかし、わざわざ酷暑の時期に ショックを与える必要はない。 環境が変わっているのだから、 育て方も対応しなくてはいけない。 昨年の苦労とリカバリーの成果から、 これまでの手法を否定することに 戸惑いはない。 (イチゴたちのため by 農園主)
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真夏の昼ご飯
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2022/07/23(Sat)
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 最近、すき家の “ダブルニンニク牛丼”を 時々食べに行く。 ニンニクの芽とフライドガーリックが 牛丼に乗っている。 どんだけ元気の素? と笑ってしまったのが、 入店のきっかけで、それ以降ハマっている。 「でも、牛丼って量が多くない?」 そう思っていたが、“並サイズ”よりも 少量の“ミニ”があり、 この小丼がお値段(530円) とともに満足度が高い。 今日も週末の昼時は大変な賑わいで、 ご家族連れも多かったのに驚いた。 値上がりラッシュの世の中で、 「コスパ」がますます気にされるのは、 当然かも知れない。 (生タマゴものせようか by 農園主)
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紅ほっぺの様子
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2022/07/22(Fri)
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 子苗は、ほぼ出揃った。 昨年よりも少し遅れたが、あせりはない。 今シーズンは、じっくりと構えていくつもり。 数を揃えることよりも、 その後の管理の方が大事だからである。 先日もお伝えしたが、 今年は葉かきを例年よりも きつめ(葉数を少なく)に進めていて、 今日は、“紅ほっぺ”を。 まだまだ子苗は、華奢だが、 それでもこの時期にしては、 子苗全体の均一化が見られる。 太郎苗の徒長が抑えられ、 その結果、三郎、四郎苗の 生育が進んでいるということ。 (新しい試みの成果 by 農園主)
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アランとポール(回復編)
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2022/07/21(Thu)
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アランの角が折れて(抜けて)、 10日ほどが経った。 アランは、これまで小屋にこもりがちで、 小屋の中では白壁をじっと見上げていたり、 元気がなかったのだが、 天気の回復に合わせるように、 調子が出てきたようだ。 朝からフィールド内の草を摘まんで 歩いている。(ポールは朝寝坊なのに)  角の出血部分は、黒くかさぶたに なってきていて、かゆみがあるのか、 その周辺を掻いてあげると、 喜んでいるので、痛みはなくなって いるようだ。 「 片方の角だけでは バランスが良くないね」 アランのことを子供の頃から かわいがってくれている ご近所の方は、そう心配してくれる。 シカの角は、毎年生え変わるが、 山羊は一生モノで、生え変わりはない。 それでも、アランはバランスのとれた生活を きっと過ごしてくれるものと思う。  (相棒のポールとともに by 農園主)
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イチジクの夢 ( もう少しかな 編 )
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2022/07/20(Wed)
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 プランターで育てているイチジクが、 その実を大きくしている。 クラブハウスの西側に置いてあり、 朝、農園に入る前にその前を必ず 通るのだが、最近はその香りが凄い。 美味そうな匂いが立ち込めている。 「ずっと前からよ」 嫁さんはそう言うが、 兎に角、この数日の刺激臭に ちょっと、くらくらしている。 (大きくなったでしょ by 農園主)
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友人と海
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2022/07/19(Tue)
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大磯海岸も3年振りの海開きだそうだ。 ただ、ゴミが多いとの残念な報道も。 食べ残し、ビニールシートの他、 マスク、抗原検査キットもあるとか。 ご時世である。
村上春樹氏は、 「長編小説を書いているとき、 午前四時に起き、 五、六時間ぶっとおしで仕事をする。 午後はランニングするか、 水泳するかして、雑用を片付け、 本を読んで、音楽をきき、 九時に寝る。 この日課を毎日、変えることなく 繰り返します。」 (「天才たちの日課」M・カリ―著)
都内から田舎に引っ越し、 減量のために食を含め、 生活習慣を変えた時間を 過ごしているそうだ。 大磯に住んでおられるとか。
“繰り返す”こと自体が重要で、 「 自分に催眠術をかけて、 より深い精神状態にもっていく」 と。 でも、欠点があって、 「 人づきあいが悪くなること。」
しかし、 “ 自分の人生で欠かすことの できない関係は、読者との関係 “ であって、 「 読者は僕がどんなライフスタイルを 選ぼうが気にしない。 僕の新しい作品が前の作品より よくなっているかぎりは。 だったら、それが、 作家としての僕の義務であり、 もっとも、優先すべき課題だろう。」
“読者” を “お客さま” に 言葉を置き換えたら、 どの仕事も(イチゴ農家も含め)、 見習いたい厳しい覚悟である。
(誰が海を汚すの? by 農園主)
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3連休だったのね?
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2022/07/18(Mon)
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 農園のお隣の田んぼ。 穂が実ってきた。 今日は、青空が少し見える。 風も吹いて来た。 コロナの7波が始まっている。 イチゴたちは子苗が順調に増殖し、 でもその分、親苗は少々お疲れ気味。 アラン? 今日は、怪我をして以来、 初めて柵の外に散歩したいとアピール。 午後、ポールといっしょに出かけて、 生草をたっぷりと堪能していた。 2頭ともにいつものように お腹をパンパンにふくらませて、 帰って来る。 (普通、がいい by 農園主)
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子苗の様子
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2022/07/17(Sun)
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子苗の採苗数が予定の9割を越えてきた。 順調に進んでいる。 今年は、嫁さんと新しい挑戦をしている。 子苗のランナー留めをしながら、 同時に子苗の葉かきをしていること。  これまでは、まずはランナー留めをして、 数が揃った後で、葉かきの手入れを じっくりと始めていた。 10年前まではそれで良かったのだが、 どうやら気温や湿度がそれまでとは 異なる環境に変化している。 昨年の苦い経験から、 できるだけリスク・エクスポージャー (露出)を軽減することが肝要。 でも、これって結構、 時間とちょっとした技術も要る。 (くたくたになるよ by 農園主)
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アランとポール(白壁編)
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2022/07/16(Sat)
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雨続き。。。 アランは、傷口が雨に濡れるのを 嫌がってか、小屋にこもりがち。  小屋の隅で、いじけた様に壁を見ている。 これは、調子の悪い時のいつもの仕草。 食べすぎたり、変なものを食したり。 実は、アランだけでなく、 ポールも「腰麻痺」で具合が 悪かった時もそうだった。 自主防衛本能というのだろうか。 「 ちょっと、そっとしておいて、 ガンバッテ治しているから。」 . (わかってるよ by 農園主)
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ガマン、我慢
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2022/07/15(Fri)
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この数日、苗への水やりは、 土の乾きが少なく、湿度が高いので、 タイミングを見ながらしている。 梅雨時のように。
苗に施肥するタイミングにも悩む。 肥料を与えすぎると、 軟弱な苗になり、病気に弱くなる。 これは、昔からのセオリー。 特に重要な多量要素であるチッソ分は、 肥満体質をつくりやすく、 “塩梅”がとても重要になる。 昨年、タンソ病が発見された 原因のひとつに、施肥の量と タイミングにあったと考えている。 だから、できるだけ様子を見ている。 一方で、病気に負けない体力作りに 栄養は欠かせないのも事実。 我々と同じ。
少々チッソも欲しがっているのは、 わかっているのだが、 ぐっと我慢しながら、 微調整を心掛けている。
(目標、痩せマッチョ by 農園主)
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アランとポール(角の行方編)
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2022/07/14(Thu)
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 雨降りが続き、 梅雨に逆戻りのような天気。 アランは少々、元気がない。 我慢強いが、まだ痛むのだと思う。 小屋に籠りがち。 嫁さんと様子を見に行くと、 必ずポールもいっしょにのぞきに来る。 でも、ご覧の通りの食欲だ。 雨の時は黄色い餌カゴの中に 干し草と豆ガラを入れるが、 今回は、怪我の箇所が カゴに当たりそうなので、 シートにのせて食べさせた。 ところで、アランの角は、 また生えてくるのだろうか? 調べたら、ヤギの角は一生もので、 シカのように生え変わるものでは ないそうだ。 そうなんだ。。。 今後、アランがどういう気持ちで、 行動するのか、見守りたいと思う。 (血は止まったよ by 農園主)
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アランとポール(抜角?編)
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2022/07/13(Wed)
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昨日、アランの角が折れた。 血はほとんど止まってきたので、 ほっとしている。 アランは痛みがあるのか、 角のない違和感があるのか、 ちょっと元気がない。 それでも、食欲はいつも通り。 大丈夫だと思う。 折れた角の先を アラン・フィールド内で探してみた。 いつも彼が角をゴシゴシするところは、 何か所かあって、きっとそのどこか。 あった。 小屋の裏。 アランのお気に入りの場所で、 朝方は日陰になる。  あれ? 角はきれい、折れていない。 根元から“抜けた”ように見える。 偶然だが、本日届いた 「ヤギの友」(業界紙)に “除角”のレポートがあった。 除角が上手くいかなかった時、 (そういうケースがほとんどだそうだ) 角が少しずつ伸びて、 伸びる向きによっては、 眼を傷つけることもある事例が 紹介されていた。 最悪は失明することもあると。 アランも右の角が 目にかかりそうになっていた。 そうなる前に、気になっていた角を アランは自ら抜いたのではないか。 賢く、強いヤツだから、 少々痛いことも承知で。 嫁さんとそう話している。 (ほんと頼もしい by 農園主)
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アランとポール(折角編)
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2022/07/12(Tue)
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午後3時過ぎ、散歩に出かけるために アランとポールを迎えに行くと、 ポールは、「行こ行こ」 と 駆け足で近寄ってくる。 アランは、「えっ?どうしたの」 右側の角が折れて 出血しているではないか。 目の周辺にも血が垂れている。 慌てて、獣医の大先生に電話する。 「た、大変です。アランの角が。。」 (落ち着いて話そうと思ったのだが) 大先生がおっしゃるには、 山羊の角が折れることは よくあることで、特に老齢になると 折れやすくなるそうだ。 「 出血はすぐ止まるから、大丈夫。 消毒? いらないよ、しなくていい。」 大先生がいて本当に助かる。 アランの角は10年で少しずつ伸びていて、 くるっと巻いた角が20センチくらいになり、 右目のすぐ上まで伸びてきていたので、 少々、邪魔に感じていたかも知れない。 それが根元から5センチくらいのところで、 折れた。  嫁さんが、出血部分に包帯を巻いて、 止血と土が入るのを防いでおいた。 (驚いたよ、ホント by 農園主)
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やっぱり、カール
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2022/07/11(Mon)
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 明治のスナック菓子 「カール“チーズあじ”」は、 5年前から関西地区でしか 販売していない。 しかし、これ、嫁さんの好物。 しかも子供のころからの。 それを覚えていてくれる 京都在住の友人から頂いた。 このカールおじさ んのパッケージと 風味と食感は、他にはないでしょ。 こればっかりは、嫁さんも 遠慮することなく手が進む。 (関東も再開して、明治さん by 農園主)
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真夏のチューブ
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2022/07/10(Sun)
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 本圃ハウスの片付けがようやく終盤。 高設ベッドの上に這わせている 黒色の灌水チューブの「中」を 水洗いして、ほぼ完了となる。 12月以降のシーズン中は、 灌水と施肥をこのチューブを通して 根元に行っている。 有機肥料も流すので、結構汚れる。 チューブに角切りした スポンジを詰めて、水を流し込む。 恒例の「いいよ」「はいよ」と 嫁さんとハウス内で大声を 掛け合って掃除していく。 面倒だからやらなくてもいいことでは? でも、もしチューブの穴が目詰まりしたら、 水も栄養も与えることができない。 (なら、やるでしょ? by 農園主)
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もう一歩
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2022/07/09(Sat)
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歴史的な日になるはずが、 手にかかった勝利を滑り落とした。 ラグビー日本代表はフランス代表に 15-20で惨敗。 勝負事なので、惜しかったはない。 後半にFK堀江、SO田村を投入し、 最後の仕上げをする予定だった。 しかし、それでも勢いに 乗り切れなかったのは、 ノックオンを多発し、 自滅していたからだと思う。 国立競技場で5万7千人の観客は、 ラグビー史上最高。 その声援が何度もため息に変わった。 それでも、友人がチケットを 入手してくれた恩恵で、 会場に居合わせることができたのは、 とても幸せであった。  初めての新国立で驚いたのは、 トイレが清潔で、数が多いこと。 50mくらい行列になっていても、 すいすいと進み、 あっと言う間に用を 済ませられたのには、 ちょっと感動。 (ナイスゲイン by 農園主)
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「美しい国へ」
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2022/07/08(Fri)
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リモコン・ヘリが今年も飛んだ。 稲作の病害虫防除のための 農薬散布である。 いつもは早朝5時ころに 当園の周辺の田んぼは終わるのだが、 年々、その対象になる田んぼが減って (兼業農家が営農をやめていくので)、 順序のルートが変わったようで、 今年は近所の子供たちの登校途中で、 ヘリと出くわした。 もちろん、事故があってはいけないので、 子供たちが通過するまでは、 ヘリは空中で待機していた。(感心)  この子供たちの実家はほとんどが 兼業農家であり、将来は、 田んぼを相続する立場にある。 しかし、現実は、 物価高の中でなぜか、 米価は下がり続けている。 肥料や機械の費用は 値上がりしているのに。 「いよいよ、赤字だよ」 大規模に営農する方からも ため息が聞かれる。 そういう中で、この子たちに 自信を持って、農業をやろうよ、と 勧められない我が国の“未来”に、 大人として恥ずかしく感じる。 ましてや、武器暴力など論外である。 (ご冥福をお祈りする by 農園主)
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“紅ほっぺ”の様子
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2022/07/07(Thu)
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 子苗の増殖は、例年よりも スローになっている。 達成率はまだ7割くらいか。 早い梅雨明けとその後の 猛暑の影響があるものと思う。 異例の天候条件なので、 苗の様子を見ながら 手を打つしかない。 昨年、苦労したタンソ病の 対策としては、“葉かき”を この時期からきつめにすることを 意識している。 目的は、過密を避けると同時に、 苗の露出している面積を 軽減することで、菌との接触機会を 減らすことにある。 かつ、“葉かき”の頻度を高めれば、 手間はかかるが、苗の状態を いやでも、ひとつひとつ 確認できるようになる。 (早期発見が全て by 農園主)
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与えられた条件の中で
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2022/07/06(Wed)
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感染拡大が、またブリ返している。 旅行支援は先送りされるそうだ。 日本中からため息だと思う。 「来年はいちご狩り再開できそうですね」 そういう声をよくお聞きしていた。 先日の「学区探検」でも、 小2のお子さん達から、 「いつ、またいちご狩りを始めますか?」 そういう質問もあった。 「みんなの先生が、“もういつでも マスクはしなくてもいいですよ“ と言ってくれたら、考えますね」 と答えた。
農家仲間からは当園の運営方針は、 特殊?と受け止められている節もある。 先見の明があると言ってくれる人もいる。 難しいことは考えていない。 子供たちに答えた言葉通り、 「普通」に判断をしてきたつもりであり、 それはこれからも同じ。 経済を回すっていうけれど、 それは具体的に何を言っているのやら。 観光業?サービス業?航空業? それはずいぶん局地的な話かも。
(安全第一で by 農園主)
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シャンパンと酒
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2022/07/05(Tue)
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ラグビー・フランス代表が 来日している。 先週、愛知での日本代表戦は、 41-23の大敗であった。 残念ながらこれまで 1度も勝ったことはない。
“シャンパンラグビー”と言われる つなぎのランプレーの得意な伝統国。 シャンパンの泡が次々と弾けるように ボールをつなぎ常に動き続ける。 自由奔放なプレーの連続は、 高校生のころからの憧れのチーム。 当時、FBブランコという選手がいて、 彼のプレーをよく真似していたものである。
昨年はオールブラックス(NZ代表)を 撃破し世界ランク2位になっている。 今回の来日メンバーに注目の SHデュポンがいないのは、 とても残念だが、層の厚さは流石だった。 でも、今週末の国立競技場での2戦目は、 ひょっとするかも知れないと思っている。
理由は戦術面がいい。 キックを使わずにボールをできるだけ 保持し続ける戦略を選択したことで、 攻撃のチャンスは見えてきた。 その上でいつもの固いディフェンス (タックル)が戻れば、 夢の「“シャンパン”越え」もある、 と願う。 ちなみにSH斎藤、SO田村が 追加招集されている。
(9日は“酒”を呑みたい by 農園主)
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近所のスーパーマン
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2022/07/04(Mon)
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大規模に米を作っている方で、 一人で大型の機械を操る。 倉庫にはあらゆるマシンが並び、 その仕事の速さにはみんなが驚く。 なので、地元周辺の田んぼで、 自分で作れなくなった人は みんなこの人に頼る。 そして、地域の活動でも、 何かあれば ( 溝を造成するとか、 台風で木が倒れたとか) 必ず出番となる。  当園でも、時々、機械仕事を お願いをすると、 「いいよ。いつでも。」 優しく言ってくれる。 忙しいのにそういう雰囲気を 全く出さないところが、 尊敬される所以だと思う。 (あこがれ by 農園主)
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天気は雨模様へ
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2022/07/03(Sun)
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とっても暑い日が続いているが、 心配したよりは、順調に ランナーの先の子苗は、 増殖していて、ホッとしている。 そんな中、“やよいひめ”は、 まだまだ大人しい。 この品種は、7月中頃から、 突如、驚くようなペースで増える。 追い込み型である。  今朝の水やりのときに、あれ? 親苗の品種の名札に、 青いのがつかまっているのを発見。 まるで応援しているように 見えた。 (ガンバッテゲロ? by 農園主)
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アランとポール(夏仕様 編)
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2022/07/02(Sat)
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異例の「梅雨明け」宣言の少し前、 アランの毛がどんどん抜けて、 短髪の夏仕様に代わった。 ブラッシングすると、 それまでの長い毛があまりにも ごっそり抜けるので、 嫁さんは心配していたほど。 アランの体も予想外に早い夏の到来に 慌てて順応したという感じであった。 でも、おかげでこの数日の猛暑でも 涼しそうな顔をしているので、 なんとか間に合った。 ポールは、もともと毛が薄いので、 生え変わりには時間がかからないが、 暑さには弱い。  この時期、2頭が活動を始めるのは、 午後3時以降からで、競争するかのように 本気で草を頬張る。 (時差出勤である by 農園主)
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