クロとトラ(冬眠編)
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2021/12/29(Wed)
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![]() ぐっと寒くなった。 冬なのだから当たり前なのだが、 カメのタライの水面が凍ったので、 冬眠をさせることにした。 ちょっと寒そうに2匹で ごそごそしていたが、 水の上にワラをかぶせて、 保温のシートをかけた。 暖かくなる春までお別れである。 果たして、自分たちは、それまで しっかりとした仕事ができているだろうか。 宿題は多い。 (元気に再会しよ by 農園主) |
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朝イチの特典
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2021/12/25(Sat)
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“かなみひめ”と“やよいひめ”が
少しずつながら収穫できている。 少数のパックを朝イチにこっそり?と 味楽囲さだもと店の店頭に並べている。 すると、ご贔屓の方々は、すかさず、 ポレポレロゴシールに書いてある品種名を チェックして“ゲット”してくださる。 「かなみひめ、やよいひめ、 今年は特に凄いかも。 まず、やよいひめを食べて思わず、 甘い、なんだこの甘さは と言ってしまいました 次に、夢にまで見たかなみひめ、 うわあー何というおいしさが 口の中にひろがり時間がたっても消えない 思わず絶品って言ってしまいました 母も喜んて食べてました お嫁ちゃんのリエちゃんも かなみを食べ大声あげてました」 毎年、シーズンを通して味を 熟知しているなおみさんご家族の 感想をお聞きして、 ホッと胸をなでおろす。 こういう緊張感がとても怖くもあり、 同時にワクワクでもある。 (明日から増々、張り切ろっと by 農園主) |
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クリスマスのお菓子
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2021/12/23(Thu)
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甥っ子の瞭太郎が、
自分の働くパン屋さん(パン工房モナモナ) の「シュトーレン」を毎年送ってくれる。 それまで、馴染みのなかった ドイツの焼菓子であるが、 最近は楽しみにしている。 ![]() シュトーレンは日持ちのする焼菓子で、 キリストの降誕にあたる12月25日を 待ち侘びながら、毎日少しずつ食べるのが 本場ドイツの習わしだとか。 中に入っているドライフルーツ、ナッツ、 周りのバターや砂糖、シナモンが 時間と共に生地と馴染み、 味わいが深~くなっていく。 (ちょっと厳かな風味が好き by 農園主) |
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いざ、出動
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2021/12/22(Wed)
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先日、農園の「夕暮れ風景」を
写真に撮ってくださった地元の豊川さん。 実は、写真教室を主宰し、 展示会や写真集で、 作品を発表されている方であった。 農園の風景に興味を持たれて、 その後も撮影ポイントを探っていたら、 早朝の農園から軽トラが、 偶然、クラブハウス前から発車したそうだ。 タイミングよく雄大な富士山をバックにした 素敵な一枚が撮れたと。 いただいたメールのコメントに臨場感がある。 ![]() 「 冷え込んだ朝の張り詰めた空気感の中、 富士山がくっきりとさわやかに、 美しく、堂々と… おおよそ7時から7時半くらいの撮影でした。 写っている軽トラは、農園の軽トラです。 停まっていた軽トラがいきなり走り出し 考える間も無く反応して シャッターを切りましたよ。 思いがけない出会いこそ 写真の醍醐味です。」 ちなみに、軽トラは嫁さんが一人で 「味楽囲さどもと店」に 出荷の準備で向かうところである。 自分はクラブハウス内で、 商品を作っている真っ最中である。 こうして自分たちの仕事の一場面が 客観的に見ることができて、 とても興味深く、面白い瞬間だと思う。 (富士山が見事です by 農園主) |
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もしもし電話
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2021/12/21(Tue)
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今シーズンから、宅配のご注文を
全てネットショップでお受けしている。 地元の方々も申し込みやお支払いは、 店頭では受付せずに、 同様のお願いをしている。 それは、コロナ対策として、 店頭での接触をなくすということが主目的。 同時に、できるだけイチゴの手入れに 時間を割けるようにして、 食味の向上を目指したいという思いもある。 ご注文は高齢の方からもたくさんあるので、 ご苦労をおかけているが、皆さまとても協力的、 一生懸命に入力に挑戦してくださっている。 そのかわり電話でのお問い合わせも多い。 「インターネットで検索したけど、 “ふるさと納税”での申込みしか 見られないの。。。?」 ― 検索は、ポレポレ農園・宅配でやってみて。 「宅配注文の住所画面から 進まないのだけど。。。?」 ― 住所と郵便番号が合っていないかも。 嫁さんは「カスタマーセンター」のように 都度、丁寧に説明している。 今日の電話は、 「今ね、銀行の振り込みのところにいるんだけど、 どこに振り込めばいいの?」 地元でご贔屓にしてくださってるお婆ちゃん。 嫁さんは冷静に説明しながらも、 (そこで、電話? 勘違いされるからやめて~) 流石に焦ったようである。 (でもご協力にホント感謝 by 嫁さん) |
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お子さんからの点数
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2021/12/18(Sat)
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![]() 「スッパイ~」 という顔であろうか。 「なにこれ、初めての味~」 であろうか。 お子さんの味覚は大変敏感なので、 その評価はとても気になる。 なので、どっちもなら一番嬉しい。 酸味は苺の風味として、 甘味や苦みとともに欠かせない要素。 それらのバランスを感じてくれたなら、 ちょっと自信になる。 (いい顔~ by 農園主) |
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手作りの温かみ
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2021/12/15(Wed)
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手編みのマフラーをいただいた。
何年振り?いや何十年振りだろうか。 子供の頃には母親に帽子や手袋を 編んでもらった。 嫁さんには、セーターを何枚も 編んでもらったことはある。 そして、今回はご近所のまゆみさんから 嫁さんと色違いでおそろいのマフラーを プレゼントしていただいた。 とっても嬉しい。 でもアランには、言えないかな~。 なぜなら、10年前から まゆみさんに恋をしているのだから。 (内緒だけど、柄も素敵 by 農園主) |
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渾身の思いの合算
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2021/12/14(Tue)
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宅配を始めたので、
受け取られた方々から 嬉しいメッセージが届く。 この仕事をしていて、 至福の瞬間である。 ![]() みほさんからは、 お母さまが作られた陶器に ポレポレ苺をのせたショット。 いちごが映えているのは、 その器のおかげに他ならない。 (楽しんでね by 農園主) |
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人を惹きつけるわけ
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2021/12/12(Sun)
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![]() “紅ほっぺ”が “おいCベリー”に続き、 ようやく赤くなってきた。 それでも例年よりは早い。 酸味と甘味のバランスは、 いつも通りにいい具合だ。 その上、香りがいつもよりも 強く際立って感じる。 理由は、正直、定かではないが、 強い生命力からのフェロモン? であろうか。 (薔薇みたいな by 農園主) |
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せっせと
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2021/12/11(Sat)
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赤くなった果実を、
嫁さんと2人で早朝に収穫している。 いつもより慎重にかつウキウキしながら。 今年の苗作りはいつも以上に 四苦八苦したので、感無量。 宅配用のケースに 果実を詰めていくときも、 皆さまの顔を浮かべながら、つい、 ニヤニヤしてしまう。 ![]() (今年の味わいを楽しんで by 農園主) |
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赤い果実
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2021/12/09(Thu)
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![]() いよいよ赤くなってきた~ “おいCベリー”である。 例年よりもだいぶ早い。 サイズはやや小さめからスタートしているが、 その分、味覚は凝縮されているように感じる。 どんな味?お楽しみに。 ご注文いただいている宅配の発送を 少しずつながら開始したので、 首を長~くして、是非お待ち下され。 (ご注文まだまだ受付中 by 農園主) |
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うっかり
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2021/12/08(Wed)
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今朝、メールをいただいた。
「 おはようございます。 昨日投稿がなかったので心配しています。 みんな大好きなポレポレ農園さんなので、 お二人ともご自身のお身体だけは どうかどうか1番大切になさってくださいね。」 ポレポレ農園のブログでは、 日々のことをお伝えしている。 内容がないことがほとんどだが(申し訳ない)、 休まないことだけを目指して更新している。 皆さまとつながっていたい一心で。 昨晩は、うっかり書いたものを アップするのを忘れてしまった。。。 書き終えて安心してしまうことが、たまにある。 今朝になって冒頭にご紹介したメールを 頂戴し、あっ、と気付いた次第で、ご容赦。 それ以上に、こうして心配してくださる方が いることに嫁さんと涙がでてしまった。 (みんな元気っす by 農園一同) |
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革命の続編
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2021/12/06(Mon)
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苺は追熟をしないので、
完熟した瞬間を摘み取るのが、 もっとも風味が優れている。 一方で、完熟いちごは 果肉が柔らかくなるので、 取り扱いは慎重にしなくてはいけない。 当園が宅配の発送資材にこだわるのは、 そういう理由からであり、 直売であっても同じように考えている。 そういう意味では、 農園と販売する店の距離が 近いことがそれらを一気にクリアでき、 旬のものを手に取っていただけるので、 “スーパーの苺”に革命を起こすためには、 大事な要素になる。 昨シーズン販売をお願いした 「アピタ君津店 (改め アピタパワー君津店)」 は、 農園から目と鼻の先である。 最近、「ポレポレはいつから?」と お客さまから聞かれるのだそうだ。 嬉しい。 (もう少々お待ちを by 農園主) |
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先見の明
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2021/12/04(Sat)
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船橋市の小川いちご園を訪問。
10年前にいちご農家になるきっかけを 作ってくれたご夫婦である。 当時からの 「宅配中心のビジネスモデル」は、 まさに先見の明があったと コロナ禍で実感する。 当園もこれまで宅配のご注文では、 クレームというか、 トラブルが起きたことはない。 10年間で1回も。 クロネコヤマトさんにも驚かれている。 それは嫁さんが丁寧な発送と 対応をしてきたためで、 当園の自慢でもある。 でも、その基本は 小川いちご園から教わったものだ。 「 パックではお送りできません。 いちごが潰れてしまいますから。」 時には、お客さまにハッキリと 伝えることも必要であり、 きめ細かい梱包の重要性も教わった。 今年の宅配も、しっかりとした 仕事をして参ります。 (緊張感を持って by 農園主) |
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マラソンとイチゴ
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2021/12/02(Thu)
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バルセロナ、アトランタの
オリンピックで2大会連続の メダリストになった有森裕子氏の 記事を目にした。 「 正直、今でも42.195キロの フルマラソンは、 仕事でしか走りません。 私は、“楽しんで走る”という 走り方をしたことが 一度もないんですね。 だって、走ることは やはりきついですから。」 (日経新聞) そうだったんだ。。。 どれくらい昔だろうか。 都内を嫁さんとジョギングしていたら、 (そういう時もあった) 偶然、普段着の有森さんと すれ違ったことがある。 優しい微笑みを我々市民ランナーに 向けてくれたことをよく覚えている。 でも、「走るの、楽しそうでいいな」 そういう気持ちもあったのだとすれば、 少し複雑な思い出になる。 いちご農家として、 仕事はきついことも時々あるが、 でも、イチゴが元気に生育していく姿、 赤い実を生らす姿を見ると、 嬉しく、楽しいと素直に感じる。 時には、「自分を自分で誉めたい」 そういう気分になることもある。 (あの時の彼女のように by 農園主) |
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