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白から青へ
2021/11/30(Tue)
【写真】白い花と青い実が並んでいる本圃ハウスの様子

 白い花びらがどんどん散って、
青い実が次々と結実している。

 スーパーなどの店頭では、
早生のイチゴが並び始めているころ。
「いつから~?」
皆さんからよく聞かれるようになった。
それは、とても名誉なこと。
「待っているよ」ということなのだから。

 でも、焦る気持ちは毛頭ない。
なぜなら、ポレポレ苺はいつでも、
のんびり、ゆっくりなのだから。

(風味の充実を求めて by 農園主)

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アランとポール(強い男編)
2021/11/29(Mon)
 農園に来客があって、
話し声や笑い声がすると
2頭は嬉しくなって、遊び出す。
短いしっぽをプリプリッと
振りながら、押し相撲が始まる。
ただ、ポールの脚の具合が
悪くなってからは、
後脚で立ち上がって、
勢いをつけてから、ガツン、
ということができなくなった。
アランはいつも控えめに立ち上がり、
ポールは、立ち上がらずに
ガチンコする。
それでも、楽しそうなのだが、
昨日は、ポールが少しだけだが、
前脚を上げて、ガツンと。

まだ元気だった時のように
思いっきり反り返って、
頭突きするようなわけにはいかないが、
でも、ちょっと感動。
できないことを克服しつつある。

(負けられないと本気で思った by 農園主)

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箱の山
2021/11/28(Sun)
【写真】クラブハウスに積み上げられたゆりかーごの箱の山

 宅配用の資材がたくさん届き、
クラブハウス内に搬入した。
いちごを優しく包むフィルム、
それを入れるケース、
それを送るための段ボール箱。

 朝収穫した旬のものを“そのまま”
皆さまのご自宅にお送りしたい。
資材費は安くないのだが、
昨シーズンはとても喜んでいただけたので、
今年ももちろん同じように。

 この箱の山はまだ予定の
3分の1くらいなので、
もっともっと山は険しくなってことになるが、
それが次第に小さくなっていくと
素朴に嬉しい。

(ご注文、受付中 です by 農園主) 

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アランとポール(朝の居場所編)
2021/11/27(Sat)
【写真】アラン・フィールドの少ない日向に立つアランとポール

 毎朝、恒例の2頭の立ち位置である。
アラン・フィールドの東側には、
ベアハウス(3連棟)が建っているので、
夜明けのころ、朝日がその陰になる。
柔らかい毛皮を着ている彼らも、
早朝は冷えるようで、
徐々に日が当たり出すところで
2頭は決まって待っている。
「お陽さま、来た来た~」
そんな感じであろうか。

【写真】アラン・フィールドの少ない日向に立つアランとポール

(気持ちわかる by 農園主)

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会うことの意義
2021/11/26(Fri)
 君津いちご部会の勉強会があって、
半年ぶりに仲間が集まった。
講師をお呼びして、
病害虫のこと、好熱菌のことなど、
有益な情報提供をいただいた。

 仲間内になると、
今シーズンをどのように運営するのか、
意見交換をする。
「いちご狩りはどうする?」
「燃料が上がっているけど」
「アブラムシ対策、どうしてる?」

 そんな会話が続く中、
当園が10年目になるという話になり、
「もう、そんなに」と一同びっくり。
大先輩からは、
「立派だよ」そう言ってもらえた。
サラリーマンだった人がとても続かないと
思っていたそうだから、
驚くのも無理はないが、
少しは認めてもらえていたことを知って、
素直に嬉しく感じた。

 恵まれた仲間がいて、
そして、皆に食らいついていくこと。

(ずっと続けたいと思う by 農園主)


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七変化の極意
2021/11/25(Thu)
 成田の名人の圃場を
見学にお邪魔した。
流石の生育である。
ご本人はまだまだ
手を加えたい様子で、
圃場ごとにそれは異なる。

 おかげ様で、夏場から
会話の時間が増えたので、
彼の志向する方向を理解し、
同意できることが多い。

 見習うべきことは、
一様に物事を判断しない柔軟性、
いちごの表情を見て判断していく。
同時に、理想の状態が実現するまで
徹底的に手を打つ。
矛盾するようだが、
そういう頑固さも要ると思う。
そもそも、いちご作りに
マニュアルはないので、
それぞれの信念が
求められるからだ。

 お土産に持参した
自然薯(じねんじょ)を
お父さまが喜んでくれた。

(もちろん、この方も名人 by 農園主)

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MIWAKUBO
2021/11/24(Wed)
 ポレポレ苺をこよなく
愛してくださっている
地元のカズさんとタカコさん。
いちご狩りの再開を今かと
首を長~くして待ってくれているので、
2人ともどんどん首が伸びているような。。。
それでも、我々の決断を尊重して、
見守ってくれている。

【写真】マルサン葡萄酒の“MIWAKUBO”

 この日は、山梨県に
久し振りに出かけられたと、
お土産を持ってきてくれた。
マルサンのMIWAKUBO(シャルドネ)。
これ、旨いよね~
ペルポンテの今野シェフに
教わったのだけど。

 ハウス内では、いちごの花が咲き、
ミツバチが舞う様子を
2人に見てもらった。
「もう少しなんですね。ホント楽しみ」
にっこりとした笑顔に、
また励まされる。

(皆さまの声援が支えです by 農園主)


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2重カーテン
2021/11/23(Tue)
 ハウス側面のビニールから、
冬本番になると寒さが
じんわりと沁みてくる。
その保温のために2重にしておく。
ぐるりと側面全体に1.8m丈の
ビニールを張り巡らすと、
2~3℃は違う。

【写真】二重カーテンを張った本圃ハウスの様子

 オフ・シーズンの時には
台風対策のために取り外して
仕舞っておいたので、
それを新たに張り直すことになる。
昨年は津田さん(安房竹材)に
張ってもらったので、
今回が初めての仕事。
段取りに気を付けてスタートしたら、
予想以上に順調にできて、
嫁さんとホッとした。
結構、自分たちにも色んなことが
できるようになってきた?
そんな勘違いのような自信もわいた。

(来週から寒そう by 農園主)

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多様性のジレンマ
2021/11/22(Mon)
 南房総市で営農する
ご夫婦が作る「菜花」。
茎が太くて葉の厚みがしっかり。
これ、菜花?というボリューム感だ。
おススメは、茹でてから、マヨと。
葉は甘く、茎はほのかな苦みが
美味くて、お替りをいただいた。

 このご夫婦がイチゴ栽培にも
挑戦されたいと。
作物を育てるツボは充分に経験して
おられるので、きっといいモノを
作れるようになると思う。
でも、逆にそこが落とし穴に
なるかもと心配。
近所の野菜作り名人の“ののさん”は、
「いちごだけは作れない」
といつも言っている。
ツボのありどころが違うようである。

 10年前の勉強中のころ、師匠に
「米も作ってみたいですね」というと
いつもは優しいはずの口調から
「イチゴが出来てから考えなさい」と
ピシャリと言われたことを思い出す。

 未だに時間にも気持ちにも
余裕がないので、その通りだったな
と実感している。
不器用なせいだとも思うが、
それがかえって良かったとも思う。

 一点集中がいいものかどうかは
わからない。
また、今、一生懸命に作っている
作目との取捨選択も、
とても難しい判断があるものと推察する。
リスクの取り方が問われているのだから。

(覚悟ともいう by 農園主)

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花盛り
2021/11/21(Sun)
【写真】紅ほっぺの果房の様子

 “紅ほっぺ”の花房である。
太さと勢いがあって、期待に胸が膨らむ。

 イチゴたちは、手をかければ、
それだけ応えてくれることを
今さらながら強く実感している。

 夏の育苗から悪戦苦闘してきたので、
苗と対峙する時間は従来より断然増えた。
少し言葉が聞こえるようになったような
そんな気がしている。

(カタコトだけど by 農園主)

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“ポレマフ”復刻です。
2021/11/20(Sat)
 ポレポレマフラータオル
(通称“ポレマフ”)は、
2年前の台風被害の時に
皆さまから温かい声援をいただき、
チャリティグッズとして
販売を開始させてもらった。
たくさんのご購入をいただき、
おかげ様でとても励まされ、
農園を再建できたと思っている。
あらためて感謝申し上げます。

 その後も、「まだ売っていますか?」
というご要望や、
「古くなったから、新しいのある?」
(ゴルフやジムや農作業で使い倒したので)
というニーズもあり、
新規に発注してお作りした。
復刻版である。
ポレポレネットショップ にて販売中)


【写真】ポレマフを巻いた仲良し家族(パパと双子姉妹)

 銀行に勤めていたころの同僚が
早速、写真を送ってくれた。
ご家族で近くの公園にピクニックランチに
出かけた時のワンショットだそうだ。
双子のお嬢さんとパパ。
仲よしなのが、よ~くわかる。
来春は高校生、将来が楽しみな二人。
ポレマフが似合っていて、ワクワクする。

(また遊びに来て by 農園主)

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当園のMVP
2021/11/19(Fri)
 あれっ~?
大事なイチゴの花が3つほど
連続で食べられているではないか。
間違いなくヨトウムシの仕業だ。
周辺に小さなフンもある。
探してみたが、いない?いない。

「ちょっと、見に来て~?」
嫁さんにヘルプの電話。
(農園は結構広いので)
前にも書いたが、嫁さんは
探知能力に秀でている。

「ここからこっちに動いたかも。」
と推測しながら探索開始。
そして、マルチの下に
隠れていたヤツを発見。

 多分、この道では
千葉県内では少なくとも
3本指に入るものと確信している。

(いちご愛の賜物である by 農園主)


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宅配の受付、スタート
2021/11/18(Thu)
 いよいよ始まった。
今シーズンから、
新しいネットショップを開設。
HPの「いちごの宅配」 から
ご注文いただける。
受付開始が少々遅れてしまったのは、
皆さまからご注文をいただく前に
何度もシミュレーションを
繰り返して、不具合がないか
確認してきたためである。(ご容赦を)
皆さまにとって使い勝手が
良くなっていてほしい。
当園にとっては、
ご注文とお支払いの管理が、
俄然、効率的になるものと
期待している。

 さて、いちごの白い花が
少しずつ結実して、
青い実ができ始めている。
もう一息。
発送開始は、天候次第ながら、
12月下旬ころかな。

 ご好評だった特殊なフィルムと
ケースで、今シーズンも、
いちごを優しく包んでお送りする。

(ご注文、心よりお待ち申し上げます by 農園主)

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混沌の中での勉強会
2021/11/17(Wed)
 安房地区の生産者25名が
視察研修で、当園に大型バスで来園。
君津よりも南部の地域であり、
2年前の台風では
ハウスが倒壊した方々も多い。
当時の苦労とこれからの備えへの
不安は共通だ。

「美味しいいちごとは?」
「コロナの中での
 いちご狩りの開園の是非」など
悩みはお互いに尽きない。
答えはない、多分。。。
でも、そういう混沌とした現状を
理解することから始めることが
大事だとも思う。
そこから先は、お互いに進む方向を
模索していくしかない。
困った時に、今日出会ったことを
思い出して、連絡を気軽に取り合えたら、
とても嬉しい。

(90分間の成果として by 農園主)

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注射嫌い
2021/11/16(Tue)
 インフルエンザのワクチンを接種した。
コロナ対策のマスク・消毒が徹底され、
昨シーズンの流行はなかった。
今年もそうであることを願う。
それでも、寒い時期のイチゴの仕事に
支障がないようにと備えて打って来た。
相変わらず痛いな。

 しかし、心配なニュースも目にする。
英国政府は、今年のインフルエンザは
早期に流行が始まり、
昨年流行がなかったために
例年の1.5倍の大きさの流行になる
可能性があると。
インフルエンザワクチン接種を
呼び掛けているそうだ。
取り越し苦労であってほしい。

(コロナも3回目が視野に by 農園主)

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ゴルフとイチゴ
2021/11/15(Mon)
「 完璧だと思ったショットが、
 芝が削られたディポット跡に
 入ったり、泥まみれになったり
 することもあるし、突風に吹かれて
 池に入ってしまうこともある。
 はっきり言って、思いどおりに
 ならないことのほうが多い。」
(「彼方への挑戦」松山秀樹著)

 マスターズをアジア人で
初めて制した松山選手。
そのマスターズ4日間の
ストローク数は「278」。
ちなみに、
そのうち狙い通りの
ショットとパットは、
たった「20打」というから、
7%の確率である。

「 でも、うまくいかないから、
 うまくいったときが楽しい。
 うまくいかないから、
 うまくいった時を想像する。
 なぜ、うまくいかないかを考え、
 それを突きつめるのが楽しい。」 (同著)

 育苗で苦労したイチゴ屋は、
わずか10年間の経験ながら、
根底からやり直す覚悟をしている。
「楽しい」などという余裕はないが、
新しい発見をする度にドキッとする。
それが刺激的なことは、確かである。

「 挑戦は彼方へ続く。
 僕のゴルフは、これからも
 きっとうまくいかないから。」 (同著)

(だよね by 農園主)


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ロールの山
2021/11/14(Sun)
【写真】白マルチを張ったいちごの高設ベッドの様子

 白マルチの下にマットを敷いていく。
幅20㎝厚さ5㎜ほどの発泡スチロールを
全てのベッドの端に設置する。
果房折れを防ぐためのもの。
これがないと果実が大きくなったときに
その重みで果房が折れて、
養分が実に補給されなくなり、
味覚はとても残念なものに。。。

 下敷きなので、いちご狩りの時にも
気が付く人は少なく、地味な仕事だが、
欠かせない大事な作業である。

 ひとつ悩みは、
2,400m分の発砲スチロールの
ロールは結構かさばることで、
保管する場所の確保である。
幸い、昨シーズンに
広いクラブハウスを新設したので、
荷物は何でも来い、
になったのは嬉しい。
設置を始めると、山が消えていく。

(シーズン・イン by 農園主)


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アランとポール (トライアングル編)
2021/11/13(Sat)
【写真】居眠りしているアランとポール

 昼休みに、
アランとポールのところに行って、
「こっちで昼寝しよ」と声をかけ、
陽当たりのいい場所に座ると
2頭が近くに集合する。
この数日は、風が強く、彼らの目にも
砂ホコリで目やにが出ていた。
今日はとても穏やか。
そばに座った2頭の背中を交互に
撫でていたら、途中から記憶がなくなり、
目を覚ますと、
手足を投げ出して2頭ともにぐっすりと
首をもたげていた。
男3人のトライアングル居眠り。
さぞかし、滑稽な光景だったと思うが、
気持ちがいいのだから仕方ない。

(小春日和である by 農園主)


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花とミツバチ
2021/11/12(Fri)
【写真】紅ほっぺの様子

 花数が増えて、ミツバチも忙しそう。
今年は彼女らの働きがとてもいい。
例年、ハウス内の環境に慣れるのに
少し時間がかかるのだが、
安心して任せていられる。

 巣箱の上に設置した“青タオル”が、
いい具合に帰還の目印になっているようで、
巣箱と花との往復がスムーズに見える。

 養蜂屋さんにもその旨伝えた。
ミツバチの働きに悩む生産者は多く、
当園の“青タオル”の効果を
気にされていたので
「ばっちりですよ」と。

(悩みは共通 by 農園主)


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“紅ほっぺ”の様子
2021/11/11(Thu)
【写真】紅ほっぺの手入れ作業をしているところ

 今日は、余分な脇芽や古葉を取った。
ガッシリと育ってきている。
夏の育苗期に弱々しかったころとは
同じ苗とは思えないくらいである。

 病気というアクシデントを機に、
これまでの育て方と考え方を
“柔軟”かつ“大胆”に調整を続けている。
それらが複合的に功を奏し、
例年よりもよっぽど筋肉質に
なってきているように感じるので、
とても嬉しい。

 最終的な“解”は簡単には
見つからないだろうが、
でも、真剣に対峙し続けていくこと。
きっと、手応えはどこかにあるはずで、
新しい知識、経験が糧になるものと思う。
それを幸運にも実感できている。

(でも、まだまだ課題山積 by 農園主)


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“おいCベリー”の様子
2021/11/10(Wed)
【写真】おいCベリーの高設ベッドの様子

 少しずつながら、調子を上げている。
それでいいと思う。
クラウン(根元)はガッシリと
できたので、後は、栄養をバランスよく
付与していくこと。
試しに1株、根を掘ってみたら、
びっくりするような粘りが出来ているので、
これなら吸収力は抜群である。
12月に入る前に、どんどん根量を
増やしておきたい。

(寒い時期を乗り切るために by 農園主)


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ふるさと納税、今シーズンもやります。
2021/11/09(Tue)
 君津市ふるさと納税の返礼品の
受付を先週末から開始した。
君津市役所の担当者からは、
「いつから始めます?」
とせかされてきたが、
ご期待いただけることは、
とても光栄なこと。
ちなみに今シーズンは、
“ふるさとチョイス” に加えて、
“楽天市場” からも
お申込みが可能になった。
使い勝手が向上していると嬉しい。

 昨シーズンと同様に、発送まで
少々お待たせしてしまうので恐縮だが、
数に限りがあるため、
ご用命は是非お早めに。

(渾身の、準備中 by 農園主)


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「いちご狩り」の運営方針について
2021/11/08(Mon)
 結論から申し上げると、
今シーズンもお休みすることにした。
楽しみにしていただいている方々を
がっかりさせてしまう残念な決定で、
申し訳なく思う。

 しかし、皆さまに感染の恐れなく、
「いちご狩り」を楽しんでいただく
感染対策を施すことが困難で、
昨シーズンに続き、お休みせざるを
得ないとの結論にいたった。

 足元の感染者数は減っているものの、
他国では再拡大している例もある。
その原因は定かではないが、
ワクチンの効果に時限性があるのか、
人々の開放感によるものなのか。
わが国でも同様の恐れがある。
そういう意味では、事態が根本的に
収束しているというわけではなく、
何にも変わっていないとも言える。

 苦渋の決断ながら、
皆さまと農園スタッフの健康が第一。
笑顔で再会できる日が、
いずれやって来るものと信じている。

(その日まで by 農園主)

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訪花
2021/11/07(Sun)
 マルチを張った。
土の保温のための白黒マルチである。
全長1,200mの高設ベッドの両側に張っていく。
イチゴの株からは花房や蕾が出ているので、
それらを折らないように、つぶさないように
そっと慎重に。
作業をしていると、
時々、花にミツバチがやって来る。
しばし手を止めて、彼女ら(働きバチは全てメス)の
仕事が終わるのを眺めながら待つ。

【写真】ミツバチがいちごの花粉をあつめているところ

(けなげ、かつプロ by 農園主)

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アランとポール(疾走したよ編)
2021/11/06(Sat)
【写真】すっかり元気になったポール(遠くにアラン)

 この数日、ポールの脚の調子が
良さそうに見えた。
夕方になっても、よろけることなく、
しっかりと足首を曲げて着地できていた。
「いい感じだよね」
昨夕も嫁さんと話していたところだ。

 今日、いつもの散歩の時間
(午後3時ころ)になって、
「出かける~?」と大声で
2頭に声をかけると、
ポールは小屋から顔を出し、
そのまま走って出てきた。
どうもその時の具合が良かったのだろう。
そのまま嬉しそうにクルクルと
体を横に回転させながら走り回る。
思わず、嫁さんと顔を見合わせて、
「凄いね、ポール。もう一回やって」
そう言うと、
アランも楽しそうに、
ポールのお腹の辺りに頭突きをする。
すると、ポールは喜んで横っ飛びし、
クルクルと回った後、
ウサギのように駆けまわった。
なんて、嬉しい光景であろうか。

(普通であることに感謝 by 農園主)


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「ルールを作らないという “ルール”」
2021/11/05(Fri)
 海を渡った「大谷さん」の
今年の活躍は、とても頼もしく、
少年のように楽しむ
無邪気な笑顔に魅かれた。

「1番・ピッチャー、大谷」
プロ野球で夢のリアル二刀流が
実現した背景には、
マドン監督の理解と我慢がある。

「 制限を設けるのではなく、
 自由にやらせよう。
 やってみて必要なら
 修正をすればいいわけだから。
 彼には(自由にやらせる)
 機会が必要だ。」

 組織で働く人には羨ましい上司と
映るに違いない。
新しい部署、転職先に行くと初めは
必ず「好きにやってもらっていい」
と言われる。
しかし、最後までそうなった試しはない。
損をすれば「どうするんだ?」と
すぐに役員室に呼び出され、
たまに儲けると
「いつ利食う(利益の確定)?」と
毎日、電話攻勢が始まる。
“任せる”ということは、
上司にはとても胆力の要ることで、
容易ではない。
それは「大谷さん」のように
図抜けた存在の部下であっても、
多分、同じだと思う。

(踏ん張れ、管理職のみんな by 農園主)


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“おいCベリー”の花
2021/11/04(Thu)
【写真】9枚の花びらをつけた“おいCベリー”の白い花

 この花は、花びら数が9枚ある。
イチゴは、普通5枚。
花びら数が多いほど大果になる。
ガッシリ、ずんぐりと
育っている効果であろうか、
そういう大きな花が
“紅ほっぺ”でも見られる。
結実した果実は、
さて、どなたの元に?

 「宅配」と「ふるさと納税」の
受付開始は、ただいま準備中なので、
もう少々、お待ちください。

(ミツバチ頑張れ by 農園主)

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毎日、やり切っている?
2021/11/03(Wed)
 イチゴ達は徐々に
生育ペースを上げ、
クラウン(根元)は、
とてもガッシリしてきた。

「ここまで、来ましたね」
先日、立ち寄ってくださった
“成田の名人”が、
自分のことのように喜んでくれた。
夏の育苗期に病気が見つかって以来、
ず~っと相談し、
アドバイスをもらって来た。

 あの手この手と考えられることを
全てやってきたので、
もしかしたら、例年の苗以上に
良質に育っている面もあるように見える。
まだまだ、足りないところは
たくさんあるものの、
災い転じて福となす。
なんとか、そうしたいと思う。

(毎日くたくた~ by 農園主)

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幸せの青いタオル
2021/11/02(Tue)
 ミツバチを今年もお借りした。
養蜂屋さん曰く、
今年も育てるのが大変だったと。
スズメバチの被害は年々激しくなり、
ダニの病気、
雨続きの天候の影響もあって
「育てる自信がなくなっちゃった」と
ため息も。 
共感できる苦労である。

イチゴ屋にとっては、
受粉のために、ハチは
かけがえのない存在。
毎年、感謝しながら
可愛がっているつもりだ。
しかし、ハウスの中という狭い世界に
うまく順応することは難しい面もある。

 巣箱から出動する時は、
巣の場所を確認するために
周囲をぐるぐる回って
記憶してから、飛び立つ。
ただ、ハウス内は
どこも似たような景色であり、
帰還できないミツバチも多い。
そこで、ランドマーク(目印)
があると覚えやすいと聞いて、
試みに巣箱の上部に、嫁さんに
青いタオルをぶら下げてもらった。
ミツバチの好きな色は、
白、黄色、青、紫。

【写真】本圃ハウスの北側に設置したミツバチの巣箱と青いタオル

 しっかりと認識できているようで、
昨年よりも迷うハチは激減したと思う。
地味な話だが、
飛びあがるくらいに嬉しい。

(ちなみに赤色は見えないとか by 農園主)

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水着からロングスカート
2021/11/01(Mon)
【写真】高設ベッドに保温用スカートを取り付けた本圃ハウスの様子

 「スカート」を張りめぐらした。
高設ベッドの土より下にシートを巻く。
すでに地中は温湯管(加温設備)
によって15℃を維持しているので
その保温のためである。
贅沢でうらやましい
イチゴたちの住環境。

 来週の日中最高気温は、
まだ20℃以上が予想されているので、
イチゴたちにも気持ちのいい季節が
続きそうだ。
しかし、いずれ震えるような寒さが
くるのであるから、その準備である。

 夏場に 水着で水洗い し、
仕舞っておいたシートを
2人で拡げていると、
懐かしいと同時に
「もう、来た?」とも思う。

(いよいよシーズン近し by 農園主)


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