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初の台風?
2021/09/30(Thu)
 昨年は、千葉に接近した
台風がなかったので、
被災後、実は初めての台風になる。

 クラブハウスは、
太い柱の合掌造り。
宮大工の石井さんに
建ててもらったので、
台風への心配は微塵もない。
ただ唯一、弱いかも?しれないのは
市販のサッシのドア。
それを数ヶ月前に、
津田さん(安房竹材)に
補強できないかと、相談したところ、
“カンヌキ”(ドアを横通しの
鉄柱で支えるもの)を
設置しようとなった。
平時にはそれを取り外して、
かつ、取付の金具も通る時には
邪魔にならないようにと、
脱着式の金具を探してくれた。

【写真】カンヌキを取り付台風対策を施したクラブハウス正面入口

 当園の要望を、痒~い所まで
理解してくれる相棒がいることは、
ホント、心強い。

 そして、ビニールハウス群の対策は、
フルオープンの状態で風を逃がすものと
密閉して耐える状態のものと
今回は、並立している。
風にさらされることになる苗たちには、
精一杯、生き抜いてほしい。

(台風後のケアは任せて by 農園主)

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植えた~
2021/09/29(Wed)
【写真】すべての苗の定植作業を終えた本圃ハウスの様子

 定植を終えた。
2人で8日間、なんとかやれた。
たんそ病と格闘しながらも、
自前の苗で植え切ったことは、
感染の拡大を最小限に抑えられた成果で
あって、少々、達成感がある。
もちろん、これで収束したわけ
ではなく、もう少し経過を見ていく
必要はあるが、
「ここまでたどり着けた」
そういう安堵感である。

 次は、苗の根張りを助けて、
いい花を咲かせる体力作りである。

(みんな、頑張ろ by 農園主)


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アランとポール ( 相互扶助 編 )
2021/09/28(Tue)
 苗の定植にかかりっきりなので、
2頭と遊ぶ時間がなかなかない。
仕事の合い間に、
小屋の中の掃除をすませ、
( 雨降り続きでない限り、
 いつもきれいに使っている )
バケツの飲み水を新しく入れ替える。

 その時に、それぞれの
体調チェックを兼ねて、
体中を触りまくるのだが、
マッサージだと感じているのか、
2頭とも気持ち良さそうにする。

 今日の夕方は、
早めに切り上げられたので、
みんなで農園を散歩しながら、
アランとポールが好きなように
草を食べさせることができた。

 でも、なぜか?クラブハウス脇の
草刈りのしにく~いところを
競い合うように食べてくれる。
「いいね、それ助かるよ」
そう褒められるのが好きな2頭なのである。

【写真】クラブハウス脇の草を食べるアランとポール

(もっと食べて by 農園主)

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大きな渦
2021/09/27(Mon)
 南洋沖から大型台風が近づいている。
今回は直撃ではなさそうだが、
それでも危険な予報である。

 考えておかなくてはいけないのは、
もし、この大型、いやそれ以上の
(米国のハリケーンのような)
台風が、自分の住む地域を
直撃した場合、
どう備え、どう避難するか。

「今まで起きたことがないから」
その考え方は、残念ながら、
頼りにならない。
2年前の経験からそう思う。

(大袈裟くらいで丁度いい by 農園主)

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緑の息吹
2021/09/26(Sun)
 本圃ハウスに、
苗の定植を始めていると、
外からも緑色が映えるのだろうか、
前を通りかかったご近所の方々が
声をかけてくれるようになった。

「いよいよだね~。」
「今年も楽しみにしてますよ。」
―ありがとうございます。

 そういう声をいただくと、
益々、張り切ってしまう。

【写真】定植作業中の“紅ほっぺ”の様子

 そういうわけで、
今日も2人でどんどん
植えているのであった。

(紅ほっぺ、順調 by 農園主)

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揃い踏み
2021/09/25(Sat)
【写真】“かなみひめ”の苗の様子

 2回目の検鏡で、予想通り、
“かなみひめ”と“やよいひめ”の
分化が確認できた。
これで安心して全ての品種が
植えられる。

 花芽分化の主要因は、
やはり、“日長”に偏重して
きているかと感じる。
「今年は9月の気温が高い」とか、
「低い」とか、毎年、気を揉むが、
イチゴたちは、自身の判断指針を
我々の想像以上に、
気候の変動を感知しながら、
微調整している結果ではないかと思う。

(生き残るために by 農園主)


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「しあわせ」考
2021/09/24(Fri)
 作家(万城目学氏)のコラムを
読んでいたら、コロナ禍で
日々執筆活動に没頭している彼は、
「しんどい」「くるしい」ばかりだと。
若いころは作家になることが
夢だったのだから、
「しあわせの最終形」であるはずなのに
どういうことかと考えたら、

「 しあわせには2つの形態があると看破した。
 すなわち、“しあわせな状態”と
 “しあわせな気持ち”である。
 毎日、ブラックな残業続きで、
 全く“しあわせな状態”ではなくても、
 帰宅して風呂に入り、ビールを飲んだときに
 “しあわせな気持ち”を得ること、
 多くの人が経験したことのある日常だろう。」
 でも、自分はその正反対だと書いている。

 なるほど、と思うと同時に、
少々、分析を加えられるならば、
“しあわせな状態”に向かって変化を
起こしていくことも、
“しあわせな気持ち”への原動力であると思う。

 例えば、コロナ禍で、
新しいお客さまとのつながりを作れたり。
ポールが、なんとか走れるようになったり、
イチゴたちが少しずつ溌剌としてきたり。

(ひたむきに変える勇気 by 農園主)


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地力をみせる時
2021/09/23(Thu)
 この10年では初めて、
(イチゴ農家になって初めて)
嫁さんと2人きりで定植をしている。
いつも人に手伝ってもらっていたので、
賑やかだったが、
今回は音楽が育苗ハウスによく響く。
切り盛りしなければいけないことは、
あうんの呼吸で、仕事の流れを
嫁さんと手分けしているので、
気が張ることもなく、
自分たちのペースで進めている。

【写真】本圃ハウスの高設ベッドに定植した“おいCベリー”の苗の様子

 “おいCベリー”から植えてみると、
心配していたよりも、
しっかりと根は張っていて、
葉の厚みもついた。
最後の栄養補給の追い込みが
効いているようである。
あとは、イチゴたちの地力を
期待し、信じながら、
植えていきたいと思う。

(ポールが頑張ったように by 農園主)

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定植をスタート。
2021/09/22(Wed)
 ようやく植え始めている。
たんそ病と格闘すること43日目。
感染拡大を阻止するために
“基礎中の基礎”を毎朝、実践してきた。
「早期発見」と「隔離」である。
嫁さんと暗いうちからヘッドライトを
照らし続けてきた作業は、
今朝も変わらない。

【写真】朝陽が射し込む育苗ハウスの様子

 そして、定植をして終わるものでもない。
菌の胞子が残っていれば、
それが付着後、4日目には発症し、
その後10日後には萎れる。
それがこの病気のサイクルなので、
定植後、2週間は気が抜けず、
10月中は、引き続き要警戒である。

 一方で、これを契機に、
新しい植え方にも挑戦してみようと
企てている。
従来は、株間を20㎝で植えて来たが、
これを部分的に25㎝まで広げてみようかと。
1株の空間が、土中にも空中にも広がるので、
生育、そして果実にもその効果があるものと
大いに期待している。

(今日は暑かったなぁ by 農園主)

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アランとポール ( ピッタリ 編 )
2021/09/21(Tue)
 ポールが腰麻痺(ようまひ)に
なってから、2頭の距離が、
ぐっと近づいたように感じる。

 それまでは、
いつもそばにいたいポールに対し、
アランは、一定の距離を
保ちたいようだった。
威厳を示すように。

 しかし、調子の良くないポールを
見守っているうちに
アランからそばにいる時間が増えた。

 そして、ポールが動き回れるように
なった最近は、アランの後を自由に
ついてまわっている。
その結果、こういうシーンが多くなった。

【写真】登り台に上って同じ格好で遠くを見つめるアランとポール

【写真】アランのそばに寄り添うように座るポール

(微笑ましい副産物である by 農園主)


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清々と
2021/09/20(Mon)
 定植に向けて準備する仕事は、
本舗の高設ベッドに水を張ったり、
灌水用のチューブを取り付けたりと、
忙しくもあり、いよいよという緊張感もある。

【写真】草刈り作業を終えた4連棟ハウス前の様子

 そして、地味に「草刈り」も
忘れてはいけない。
苗を本圃ハウスに持ち込む時に、
周辺に雑草がボウボウだと、
余計な虫も連れてハウスに入ってしまうので、
防除という意味合いがある。
そういう実務的な理由もあるが、
やっぱり節目として、
清めておきたいとも思う。

(晴れ日はありがたい by 農園主)

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鍬を振る回数
2021/09/19(Sun)
 先日、とあるお店にお邪魔していたら、
ご主人が隣の畑を鍬一本で耕している姿が
ちらりと見えた。
土の状態を足の感触で何度も確かめながら、
鍬を土に入れては振りかぶり、
遠目には土はすでに柔らかそうなのに、
何往復もしている。
きっと、いい作物が育つに違いない。

 仕事は、出来上がったものしか
普通は見えないので、その過程は
本人以外、誰も知らない。
それでも、そこが肝要なところだとも思う。
どこまでやるかは、
その本人が決めることなのだから。

 サラリーマンのころ、
結果だけでなく、その過程も評価対象に
すべきだという“優しい”動きがあった。
評価する側、される側、みんなにとって
楽なことである。
しかし、「プロ」ならば、
やはり、結果がすべて、かと思う。
店頭に並べた「苺」を食べて頂いて、
頷いてもらえるのか、どうか。

 ハウスに戻って、
イチゴに何ができるかをもう一度
考えている。

(尽きない by 農園主)


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今年の花芽は?
2021/09/18(Sat)
【写真】検鏡前の育苗ハウスの様子

 君津農業事務所に花芽の分化を
顕微鏡で確認(検鏡)してもらった。
“紅ほっぺ”、“おいCベリー”が
分化していると。
“やよいひめ”、“かなみひめ”は
未分化だが、例年のパターンだと
そろそろだと思う。

 来週から定植する準備をしてきたので、
水曜日あたりから、始める予定。
今年は、近所の助っ人に来てもらって、
一気に植えるのではなく、
慎重に苗を吟味しながら、
じっくりと植えていこうと考えている。

 タンソ病が発症すると、
その感染力は脅威的で、8~9割の苗が
萎れたりすることも少なくなく、
定植する苗数が足りなくなることも。
そういう意味では、何とか自前の苗で
定植を迎えられそうなので、
この40日間の闘いというか、もがきは、
それなりの方向性と成果だったと思いたい。

(植えられる喜び by 農園主)


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アランとポール(思わぬプレゼント編)
2021/09/17(Fri)
 館山市の亜紀さんから、
ずっしりと重い「割れモノ」扱いの
宅配が農園に届いた。
宛名は「アラン・ポール様」とある。

 開けてみると箱の中身は、
ヒマラヤの岩塩。ミネラルたっぷり。
早速、2頭のいるところにぶら下げると、
嬉しそうにすぐに寄ってきて、
ペロペロと舐め始めるポール。

【写真】ヒマラヤ産のピンクの岩塩を舐めるポール

「 ポールの具合が悪かったと
 ブログで知り、心配でしたが、
 少しずつ良くなっているとのこと、
 ホッとしました。
 最近は涼しかったり暑くなったりと
 気温差もあり、人も、いちごも、
 アランやポールも、
 体調管理が難しいと思います。
 お体に気をつけてくださいね。」

気にかけていただき、とても嬉しい。

(元気のもと by 農園主)

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ポレポレ分科会 ( 目指せ、きんに君 )
2021/09/16(Thu)
 気温が下がり、菌の活動が鈍っている。
その間に、苗の抵抗力の強化を図りたい。
攻めのディフェンスである。
本来は、花芽分化のこの時期は、
チッソ分を中心に養分は軽減し、
分化につなげるのが常識とされる。
しかし、あえて、せっせと、
様々な養分を与え続けている。

 この10年の経験から、
花芽分化の主要因は、日長であり、
気温は変動要因、そしてチッソ残量は、
ほとんど影響がないものと考えている。
この機会に新しい生育を試みている。

【写真】紅ほっぺの苗の様子

(モリモリで by 農園主)

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アランとポール(かわいいガチンコ編)
2021/09/15(Wed)
【写真】押し相撲をするしながらアランとポール

 頭突きをする「押し相撲」は、
ポールの大好きな遊び。
後足で立ち上がって、
反動をつけてからの
「ガチンコ」相撲は、
2頭で上手にタイミングを計って、
角と頭(ポールには角がないので)を
ぶつける。
見たことのある方も多いと思う。
結構な迫力だ。
そして、アランが辟易するまで、
「もう一回、もう一回」と
ポールは、いつもねだっていた。

 でも、腰麻痺になってからは、
後ろ足で立ち上がるのが難しくなって、
ちょっとしか上半身を上げられない。
それでも、嬉しそうに懸命に
体を振りかぶる。
久しぶりの光景である。
高さはないが、アランもそれに
上手~く合わせてあげている。
微笑ましいが、
ポールは本意でないと思う。

( だよね?ポール by 農園主 )

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曼殊沙華(まんじゅしゃげ)のころ
2021/09/14(Tue)
【写真】アランフィールド前に咲く白花曼殊沙華

 ヒガンバナ(彼岸花)の別名である。
農園周辺では、数日前から
咲き始めていたが、
アランフィールドの前に
今朝、白い花が咲いた。
赤色よりも柔らかい感じがする。

 夏場は他の草がしのぎを削る季節なので、
地中に潜っていて、秋口になると、
突然、茎が伸びて花だけを咲かす。
その生き残りの術には、
壮絶感すら感じる。
しかも、球根には毒性があるので、
アランとポールも匂いを嗅ぐだけで、
近寄らない。
イチゴ農家は、「花芽分化が近い」
そういうサインと見て、忙しくしている。

(準備を進めなくては by 農園主)


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コオロギのころ
2021/09/13(Mon)
 9月以降の気温の低下で、
来週中には花芽が順調に分化し、
「定植」ができるものと予想している。
(個人的には、分化の誘因は、
気温よりも日長の変化が最大と
考えるので、そういう意味では、
分化時期はある程度固定化している
とも言える。)

 さて、苗たちを迎え入れる本圃ハウス。
その準備をしている。
高設ベッドの土を耕うんした後、
元肥を入れる。ミネラルたっぷりに。

【写真】元肥を施した高設ベッドの様子

 本当は、何度も何度も土を耕し、
さらに土を補充して、きめ細か~く、
ふわふわにしてあげたいところなのだが、
今年は、“タンソ病対策” が
最優先事項なので、仕事の時間の配分も
大事になる。

 何があろうと、必ず、いい株に仕上げる。
そういう信念が、仕事の順序を
自然に決めていくものと思う。

(夜の虫の声が涼やかだ by 農園主)

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ポレポレ分科会 (ピンチの対処 編)
2021/09/12(Sun)
【写真】育苗ハウスの様子

 感染苗は、日々、減少している。
萎れてしまう苗もまだ見ていない。
しかし、心配な苗は、なくなっていない。
この30日間、毎朝の苗チェックで、
不健康な苗の見極めのスキル(技術)は
相当身についたと思う。
今回の「線引き」がシーズンに入って、
どこまで防御として通用するものか、
まだ、答えは出ていないが、
今、やれることは精一杯やっている。
そういう自負はある。

 昨日、“成田の名人”が、
心配して様子を見に来てくれた。
発症当初から電話では
アドバイスをもらっている。
「苗の体力をつけることも大事」と、
リン酸の施肥の効用を教わる。
動きを止めないこと。

(根も自分も by 農園主)

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2回目終えました。
2021/09/11(Sat)
 ワクチンの2回目接種を昨日終えた。
今回も会場はスムーズかつ無料、有難い。
副反応が心配される中、
肉体労働者は大丈夫という噂だったので、
タカをくくっていた。
夜に注射痕に多少の筋肉痛があったが、
特に問題はなく、早朝から
普通に仕事を始めた。
いつも通りに厳重な苗の
病気チェックをして、そして水やり。
それから、苗に栄養ドリンクをかけようと
昼前から準備を始めたら、
疲労感というか、倦怠感が
ドッと押し寄せる。 

 あれ?きたか。
それでも、苗の体力増進のためには、
止めるわけにいかない。
そのころ、嫁さんは、
アランとポールの小屋周辺の排水のために、
溝を掘っていた。
今回のような病気の元になる虫が
増えないようにと。

「だるく、ない?」

 2人とも昼には、限界だったが、
でも、イチゴのため、
アランとポールのためならば、
チカラは出るものである。

 ワクチン接種は、今後、3回目、4回目と
きっと増えていくのだと思う。

(優しいのをお願いしたい by 農園主)

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アランとポール(登れたよ~編)
2021/09/10(Fri)
【写真】登り台の上からこちらを見るアランとポール

 アランが登り台の上にいて、
それに誘われるように、
ポールがついに一本橋を登った~。
彼自身、念願の(多分)。
足取りを見ていても不安感はなかった。
台の上で二頭は、「やったね」と喜び合う。
アランの優しい仕草が微笑ましい。
そして、2頭で仲良く足取りを
確かめながら降りてくる。
これで、自信を付けたのか、
ポールは、一人で登ったり、降りたり。
楽しそうだった。

【写真】アランの顔に顔を寄せて甘えるポール

【写真】アランの後について、恐々と一本橋を降りてくるポール

 でも、上で座ることには躊躇している。
前脚を曲げて座ろうとしては、
うーん、やっぱり止める。
台の上が板なので、安定感がなく、
ちょっと恐いと思っているのかも知れない。

(次の挑戦へ by 農園主)

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みのる君、故障?
2021/09/09(Thu)
 定植の時期が近づいてきた。
例年ならあと10日から2週間先の
予定になる。もう? 早いなぁ。

【写真】プチ耕うん機“みのる君”で耕うん中の高設ベッドの様子

 定植する本圃ハウスの土を
プチ耕うん機で耕す。もう10年選手だ。
この機械は年一回、2~3日しか使わない。
でも、オイル交換は欠かさないので、
これまで大きな不調はなかったのだが、
初めて途中でエンジンが止まった。
あれ?
メガネ(リーディンググラス)を
かけてよ~く見ると、
ガソリン漏れがある。
しばし、手を油まみれにして、
応急措置を試みる。
「ブン、ブーン」
よし、動けばいい。
本格的なメンテはその後にしよう。

(仕事は詰まっているので by 農園主)

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おいねぇ~
2021/09/08(Wed)
 この時期に7日連続で
25℃に届かない日が続くことは、
113年振りのことだそうだ。
大谷選手が103年振りに
ベーブルースの記録に
挑戦しているのはワクワクするが、
天気の異変には困ったものだ。

しかも涼しいだけでなく、雨ばかり。
今日の陽射しも短い時間だったので、
農園周辺の稲刈りは進まず、
みんな苦労している。
口々に「おいねぇ~」と。
当地の言葉で“どうにもならない”という意味。

【写真】パイプの骨組み越しに見える青い空と白い雲

 イチゴの苗たちもお天道様の恩恵を
受けて体力をつけてほしいと思うのだが、
どうやら、明日も雨模様だとか。

(おいねぇ~ by 農園主)

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アランとポール ( アランの様子 編 )
2021/09/07(Tue)
 ポールが自力で立ち上がれなく
なった日から11日が経つ。
振り返ると、アランはその数日前から、
ポールが休んでいる小屋のそばに
珍しく座っていることが増えていた。
それまでは、距離が近すぎることを
うっとうしがるアランだったのだが、
(ポールは近くにいたい)
「最近どうしたの、アラン?」
と聞いてしまうほどに。
多分、ポールの異変に真っ先に
気が付いて心配していたものと思う。
(気付かず、スマン)

 その後も、ヨロヨロしていたポールが
暑い日差しの中で座り込んでいると、
いつも日陰にいるアランが
隣りに行って座った。
普段とは違う行動で、熱中症の懸念を
我々に伝えたのかも知れない。
リハビリ中も、
一緒の小屋の中にいたり、
そばで草を食べたり。

 そして、ポールが“走れた”日には、
「メェ~」と真っ先に雄叫びを上げた。

【写真】アランとポールが並んで外の様子を眺めている後ろ姿

(家族である by 農園主)

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かなみひめの今 ( 耐えて 編 )
2021/09/06(Mon)
 病気に負けず、頑張ってくれている。
正直、病害虫にとても弱い品種なので、
タンソ病にも大きなダメージを受ける
ものと覚悟していた。
場合によっては「種の保存」にも影響が
出かねない危機もあるかと。
まだハラハラしているが、
今のところ、4品種の中では、
意外にも、もっとも耐病性があるようだ。

【写真】かなみひめの子苗の様子

 今日は、栄養ドリンクを補給し、
体力の増強を図った。
明日は、念願のお天道様が登場する予定
なので、一気に元気になってほしい。

(青空が待ち遠しい by 農園主)



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アランとポール(走れたよ編)
2021/09/05(Sun)
 嬉しいことに、
嫁さんの餌カゴについて、
ポールが、“走った”。
これまでの早歩きから、
10mくらいだろうか、
バランスもよくないが、
それでも、“走れた”。
驚異的なことだ。
心配していた後足の足首が
少しずつだが、動き始めている。
この調子でいけば、
全力疾走も夢ではないと涙が出る。

【写真】餌カゴに喜んで跳ねながら走り出すポール

【写真】餌カゴの後について走るポール

 何よりも、本人が心折れることなく、
毎日、動き続けていることに感心する。
かつてのような俊敏さがなくても、
その日、その日にできることをする。
“努力”などという、
おこがましいものではなく、
生きるために生きる。
そんな単純で、でも大事なことを
ポールは教えてくれている。

(華奢だった彼が逞しく見える by 農園主)

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ポレポレ分科会 ( 絶好のチャンス 編 )
2021/09/04(Sat)
この数日は、気温が一気に下がったことで、
胞子の活動は鈍っている。
この隙に、アドバンテージを取りたいので、
“葉かき” を始めている。
葉の剪定作業をして、
菌の胞子が付着する苗の面積を減らし、
かつ、苗同士を混雑させないことで、
乾燥させた状態を保つことが目的。

 いずれ厳しい残暑がくると
またぶり返してくるはず。
定植まであと3週間。
踏ん張り時かと思う。

(フリースを着ながら by 農園主)

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アランとポール(早歩き編)
2021/09/03(Fri)
 腰麻痺(ようまひ)のことは
ヤギの愛好家の会報が詳しい。
「ヤギの友」。
当園も定期購読している。
腰麻痺の山羊の経験を持つ
飼い主さんたちからの
様々な寄稿がある。

 不幸にも立ち上がれないままに
亡くなってしまったり、
 後遺症が残ったりという
ケースもあれば、リハビリの結果、
2カ月で立ち上がることができたり、
3週間で回復したという
勇気が出る話もある。

【写真】餌カゴに入った草を食べるポール(奥にはアラン)

 今日のポールは、“早歩き” をした。
雨の中、嫁さんが餌カゴを持って走ると、
後ろ足が少し引っかかりながらも
一生懸命について行く。
目覚ましい回復ぶりに感心し、
頼もしく思う。

 ただ、大好きな登り台には上がれない。
坂を上がる3mほどの一本橋の
スタート地点に前足を着いて、
じっと考えるが、
毎回くるっと引き返してくる。
その姿には胸が締め付けられる。
でも、ポールは、「明日は登ろう」
そう思っているように見える。

(だから、こっちが励まされる by 農園主)

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ポレポレ分科会 ( 攻めのディフェンス 編 )
2021/09/02(Thu)
 感染を確認して3週間が経つ。
次々と苗のほとんどが萎れてしまうような
恐ろしい事態は避けられているが、
まだ軽症の苗はなくなっていないので、
日々、厳しいチェックをしている。

 一方で、経過観察中の苗は、
発病後12日が過ぎたが、
なぜか?元気である。
信頼している研究者の方のご意見では、
「 胞子が付着して4日で発病、それから
 10日で萎れることが実験では多い」
そうだ。
その上で、その期間を過ぎれば、
「致命的な感染を逃れたと考えられる」と。
必ずしも萎れるものではないということだ。

 軽症の苗を全て退出させたり、
その周辺をクラスターのリスクから
同時に退出させることは、
割り切ってしまえば、対策としては
単純で簡単なことである。
しかし、実務的には、苗数に限りがあり、
営農をする為には、苗数を確保することが、
言うまでもなく、とても大事なことである。
そのためには、アウトとセーフを
どうにか見極める知識と経験を
得たいと思っている。

 まずは、経過観察の実績を踏まえて、
軽症の度合いを見極めたうえで、
退出させずに、
療養エリアに据え置くことを始める。

(未知の世界へ by 農園主)

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雨に濡れて
2021/09/01(Wed)
 明日以降、雨続きの予報なので、
急遽、農園内の草刈りをする。
伸び始めたところに2,3日雨が続くと、
草の勢いが増し、後々面倒なことになる。
その前にと思ったのだが、
途中から雨が降り出す。。。
しかし、やり始めてしまったので、
レインウェアを着て、
草刈機(ハンマーモア)を走らせる。

 アランフィールド内も、
ポールが歩きやすいように
刈ろうかと思っていたが、
周辺の草が刈り取られていく様子を見て、
2頭が必死で食べ始めたので、
止めておいた。
多少、草が長い方が、ポールの
リハビリにもいいかも知れない。

 草刈り機を走らせると、
バッタやカエルだけでなく、
小さな虫がたくさん飛び出していく。
その中には、菌やウィルスも
含まれているのだろう。
それが普通で、自然なことなのだと
雨に濡れながら、考えていた。

(人もヤギもイチゴもその一部 by 農園主)


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