税金の話
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2021/06/29(Tue)
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木更津税務署の担当官から連絡があり、
「昨年度の帳簿を見させてほしい」と。 ついに当園も儲けている農園の仲間入り? 税務調査は普通、追徴課税を想定した ものなので、誰しもが戦々恐々とするものだ。 今回の訪問の目的をうかがうと 当園が、“消費税の還付申請”をしたので、 その確認手続きということであった。 残念ながら(?) 昨年度の当園の決算は、 売上に対し再建工事の費用の方が多額なため、 消費税の受取りよりも支払いが超過しており、 赤字の分は還付してもらえることになる。 税務署を世の中は敬遠する空気があるが、 これまでも何度となく様々な相談をしてきて、 いつも親身で丁寧な対応である。 今回来園した担当官も、当園の台風被害の 事情を知った上で、契約書類、領収書類を 確認され、経費の帳簿を何度も何度も電卓を たたきながら、しっかりと見ていかれた。 部分的に補助金をもらっている再建ハウスの 減価償却の仕訳方法についても。 そして、当時嫁さんと徹夜しながら 申請した内容は、100%認められたばかりか、 還付金が申請額よりも、担当官の再計算に よって1万円ほど増額された。 ルールに従えば、共通言語がある。 (会計とはフェアなものだ by 農園主) |
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ライオンズ戦を振り返って
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2021/06/27(Sun)
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28-10の敗戦は残念な結果だった。
ワン・チームで秩序だった連携プレイを 信条とする日本代表には、コロナ禍の 影響は不利に働いたものと思う。 しかし、である。 後半の姫野選手と 若きスター斎藤選手(スクラムハーフ)の 投入で両ウィングの快走が生まれた。 松島選手のキレキレのステップは、 もはや人間技ではなく、 当園のポールといい勝負の俊敏さであった。 戦術でもワクワクする連続パス攻撃があって、 楽しませてくれた。 次が早く観たい、そう思わせてくれたことは ファンにはシアワセなことである。 (7月3日アイルランド戦再び by 農園主) |
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お礼の感想文
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2021/06/25(Fri)
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先日、“学区探検”で訪れた
貞元小学校2年生の生徒たちから お礼の手紙が届いた。 これを読むのも楽しみのひとつである。 「一ばんびっくりしたことは、 つるがいっぱいのびてることを 聞いてびっくりしました。」 「つるがあるところが たくさん見学できて べんきょうになりました。」 ![]() 親苗からランナーが伸びて、 その先に子苗ができる。 太郎、次郎、三郎と兄弟がどんどん 増えていくことを苗を見せながら 話をしたのが印象的だったようだ。(写真) きっと、自分の家族と符合したのだと思う。 今回はそれ以上の説明をする時間がなかったが、 その後は、それぞれの子苗たちは親苗から 切り離されて独り立ちしていく。 そのことを次の機会には話したいと思う。 「いちごが4しゅるいもあって いろいろ名前があるんだなと思います。 どのいちごもすてきな名前です。 ポレポレのう園のいちごをたべたいです。」 (感性は色々だから面白い by 農園主) |
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感無量のライオンズ戦
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2021/06/24(Thu)
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ラグビー発祥の地、英国のドリームチームと
ついに桜のラガーマンたちが初対戦する。 ライオンズは南半球(南アフリカ、 オーストリア、ニュージーランド)に 遠征するために、4年に一度、 イングランド、スコットランド、 ウェールズ、アイルランドから選抜される。 その前哨戦として、日本代表戦が実現した もので、日本ラグビー界の歴史的な一戦となる。 楽しみは尽きない。 海外で武者修行中の松島選手と姫野選手の スケールアップした姿を見たいし、 福岡選手引退後の新しいトライゲッターの登場、 次のW杯に向けた戦術。 きっとゲームでは一泡ふかせてくれるはず。 土曜日23時民放放送あり。 (久し振りの夜更かしだ by 農園主) |
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定期健診
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2021/06/23(Wed)
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毎年、嫁さんに引っ張られるようにして
人間ドックに向かうのが恒例である。 同じクリニックで検査するので 勝手は知ったるところなのだが、 難所はいくつもある。 血液採取はやっぱり目をつぶってクリアし、 胃カメラは、優しい看護士さんに 背中をさすってもらいながらクリアする。 (大声は、もう出さなくなったが。) 今回、初めて検査してもらったのは、 骨密度。 加齢とともに骨がスカスカになると 聞いたので、お願いした。 簡単な検査でその場で結果も教えてもらえた。 同年代比較では3割増しの骨密度、 若年層比較でも上回っていたので、 「丈夫な骨ですよ」先生も誉めてくれた。 陽に当たることが骨密度に効果がある と聞くので、イチゴ農家の数少ない 自慢のひとつになるかも知れない。 (健康第一 by 農園主) |
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アランとポール(雨と晴天と編)
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2021/06/22(Tue)
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![]() 梅雨の晴れ間に、 ご機嫌で農園内の草を食べ歩く2頭。 この時期の草の成長は早いので、 彼らはきっと楽しいであろうが、 草刈りをする立場としてはため息。 毎日、少しずつ場所を変えて刈っている。 しかし、この陽気を享受して、 イチゴの子苗はどんどん増殖しており、 これを“恵み”というのだとも思う。 (アランとポールにも by 農園主) |
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生きること
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2021/06/16(Wed)
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仕事でお付き合いのある会社の社長さんに
久し振りにお会いした。 珍しく事務所にいたので、 「あれ?今日は現場じゃないのですか?」 声を掛けると、検査で病気が見つかったと。 体力が落ちてきて、自慢の大型のダンプに 上がれなくなったと言う。 会社は子供やお孫さんたちに任せているので、 自分は留守番だと笑って言う。 80歳、まだまだ元気そうだが、 「仕事している時はね。 だから、ここが最後の場所だったら本望だよ。 ちゃんと遺産相続も済ませたしね。」 いつもの屈託のない日焼けした笑顔である。 ところどころ歯抜けになった白い前歯との コントラストがちょっと眩しく見えた。 自分たちは、 どこから来てどこへ去っていくのか。 (生きとし生けるもの、全て by 農園主) |
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子供たちからの宿題
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2021/06/15(Tue)
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近所の貞元小学校の“学区探検”という
野外学習で、2年振りに小学2年生たちが 明後日にやって来る。 昨年は再建工事中だったのでお休みした。 地域に関心を持ち、関わることで、 地域の良さに気付くことを「ねらい」の ひとつとしている。 もちろん、グループ行動による 仲間との協力も大事なテーマである。 この受け入れのご依頼を受ける時に 必ず先生にお願いしているのは、 「ボーッと来させないで下さいね。 せっかくの大事な時間ですから、 予習をして迎えましょう」ということ。 子供たちには“イチゴ”に 興味を持ってもらい、 当方はそれに真剣に向き合って、 濃密な30分にしたいと思う。 明後日の訪問を控えて、 事前に“生徒たちからの質問”が 送られて来た。 「いちごができるまでに どのくらい時間がかかるのですか?」 「いちごは何月に咲くのですか?」 「1日に何回水をあげるのですか?」 などなど。 なかなか栽培の本質を突いた質問が多く、 わかりやすく話をしたいと思う。 なかには興味深いものもある。 「いちごはどうやって、 ポレポレ農園さんまで来るのですか?」 むむむ。。。 どこから来てどこへ去っていくということか。 哲学的な難問?だが、 今晩じっくり考えてみようと思う。 (対話の始まり by 農園主) |
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逆転の発想
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2021/06/13(Sun)
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![]() 「苺みたいで可愛かったから」 まゆみさんが買って来てくれた。 多肉植物がアートミズゴケ(人工)の 上に乗っている。 月に3回くらい霧吹きで水やりをするだけで 育つそうだ。結構忙しい我々には嬉しい。 クラブハウスに訪れた子は、 必ず、見つけて、 「カワイイね」と喜ぶ。 地味になりがちな多肉植物だが、 強い生命力を見事に活かしている。 (素直にカワイイ by 農園主) |
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10回目
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2021/06/06(Sun)
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![]() 終日、育苗ハウスに入り浸り。 育苗ポットに土入れをして、 並べ替えていく。 採苗をする準備である。 今日のような雨模様の日には 打ってつけの仕事かも知れない。 嫁さんが仕上げていくこの模様を見て 育苗の季節が始まることを実感。 (あれ?10周年かも by 農園主) |
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「銀証の壁」がなくなる理由
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2021/06/04(Fri)
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銀行と証券会社の間には、
30年前から“ファイアウオール規制” と呼ばれる「情報の障壁」があって、 銀行のグループ内の証券会社は、 顧客が同意していない状況で 情報を共有することは許されていない。 貸付金を持つ銀行は、 企業に優位的立場にあり、 証券業界を守るためのものであった。 その規制が、今年度中にも撤廃する との報道である。(日経新聞) これらの業務に携わってきた人間の ひとりとしては、とても感慨深い。 そもそも、企業にとっては、 資金調達の方法やM&A(合併・買収)を 検討する上で効率的に進められることになる メリットがある。 でも、どうして今頃? “コロナ禍”で苦境にある企業の再編を 後押しすることが目的のひとつとされ、 それが30年の壁を壊すきっかけになった と言える。 当園の今シーズンの営業は、 いちご狩りを自粛して、ネット販売、 直売所およびスーパーでの販売に注力した。 これは“コロナ禍”でなければ、 ありえなかった選択。 楽ではなかったが、新しいお客さまを 増やすきっかけになったことは間違いなく、 大きな財産になったと思う。 背中を押されたことは事実である。 (色々なことが新常態に向かっている by 農園主) |
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シーズンの振り返り
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2021/06/03(Thu)
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「今年は味楽囲さんアピタ店と
月2,3回は購入する事が出来ました。 また友人や知人のお祝いには スペシャルなイチゴをご用意して頂き ありがとうございました。 来年も楽しみにしています。」 地元のお客さまからの嬉しい “労いのメッセージ”が届いた。 宅配のご注文も毎年頂いている方で、 “スペシャル”と喜んで いただけていることを知って、 とても安堵する。 そして、今年から挑戦した2店舗での販売。 それぞれの店の使い勝手の良さを 上手くご利用いただけているご様子に やってみて良かったと思う。 皆さまが買いやすい環境や 少しでも便利なことを考えていくことは、 栽培のことを悩むのと同じくらい 大事なことと思う。 (ご感想がありがたい by 農園主) |
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