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御礼のご挨拶
2021/05/31(Mon)
 本日、2020-2021年のシーズンを
終了しました。
最終日のアッと言う間の完売には、
最後まで、皆さまからの温かい応援が
続いていることを感じて、
とても感動しました。

 最後までご贔屓いただき、
本当にありがとうございました。

【写真】JA直売所の味楽囲の最終販売日に店頭に並んだポレポレ苺

 今シーズンは、
新しい常態(ニューノーマル)の中での
仕事という未体験の世界でしたが、
嫁さんと、とことんやり切った、
と思っています。
もちろん、足りなかったことは
たくさんあって、改善点は山積みですので、
来シーズンは、一層の「深掘り」をして、
”ご期待以上を”実現したいと思います。

(皆さま、よいお年を by 農園主)

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明日、いよいよ千秋楽
2021/05/30(Sun)
【写真】紅ほっぺの様子

 イチゴたちが、最後のチカラを
振り絞るようにして実を生らしている。
半年間、ホントよく頑張ってくれたと思う。

 毎朝、イチゴたちの“気”に後押しされ、
「この果実を皆さんに食べてほしい」という
一念でこれまで走って来れた。
というか、走らされて来たというべきかも。

 最終日も渾身の“気”を入れて収穫し、
店頭に並べたいと思う。

(お待ちいたします by 農園主)

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嬉しい想定外
2021/05/29(Sat)
 “凍りいちご”がご好評である。
なぜか午後になるとよく売れていく。
溶けやすいことを考慮して、
行楽の帰りや仕事帰りに買っていただいて
いるのだろうか。
ちょっと解明したい事象である。

 ジャムにしたり、
半解凍で食べたり、
いちごミルクにしたり、と
いろいろと楽しんでいただいていると聞く。

【写真】ポレポレ苺の凍りイチゴ

 味楽囲さだもと店での
“ポレポレ苺”の販売は、
あと2日間となったが
(連日、足を運んでいただき感謝)
その後も“凍りいちご”は
販売を続ける予定にしている。
ただ、農園の冷凍庫にも
在庫が想定外に少なくなっているので、
店頭で見つけた時は、
ご自宅の冷凍庫のスペースとご相談しながら
是非、前のめりで入手いただければと思う。

(ホントお早めに by 農園主)


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ケン、ケーン
2021/05/28(Fri)
【写真】農園内を闊歩する雉(キジ)

 農園内を雉(キジ)が、
我がもの顔で闊歩している。
隣の畑(ほとんど耕作放棄地)の
草むらに巣があるようで、
当園にも餌を探しにやって来る。

 ハウスのドアを開けると
金属音の「キ、キー」と音がするのだが、
夜明け前後に出入りすると、
その音に必ず、雉が「ケン、ケーン」と
鳴き返してくる。
“俺様の縄張りだ”と主張しているらしい。

 流石に、我々が近づくと、
バタバタと走り去るが
(飛ぶのが苦手な鳥のため)、
アランとポールのそばでは平然としている。
同じ動物のはずなのだが、
波長がどう異なるのか、不思議に思う。

 ガラパゴス諸島の動物たちは、
人を恐れることがないと聞く。
大陸と陸続きになったことがないので、
運良く島にたどり着いた生き物だけが、
天敵となる大型肉食動物がいないところで
暮らしてきたため、警戒する必要がなく、
結果的に人間に対する警戒心も
弱まったとされる。

(いつか、なでてみたい by 農園主)


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草刈り部隊
2021/05/27(Thu)
 昨日の午後、
アランとポールに手伝ってもらって、
農園の草刈りをした。
時間のある時に少しずつ進めるように
しているが、いつも後手に回っている。

 それを知ってか、アランとポールが
モリモリと仕事をする。
機械では刈りにくい土手の際(きわ)に
生える草を背伸びして摘まむアラン。
後方では、ポールが地道に
短い草をせっせと摘まんでいる。

【写真】土手の草を食べるアランとポール

 彼らといっしょに仕事をすると、
こっちもサボっていられなくなるが、
それが頼もしく、
単調な草刈りも楽しく感じる。

(梅雨入り前に by 農園主)

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農を考える ( 生産者の独りよがり 編 )
2021/05/26(Wed)
 どこの直売所でもよくある話らしいのだが、
売り物である作物の陳列棚を巡って、
生産者間のつばぜり合いがあるそうだ。
同じ作目の生産者間、さらには他の作目との
領土争いであると。
「いいところ」に「広く」並べたいという
欲望?と、各生産者の販売機会の
平等・公平性をどう担保し、
どのようにバランスをとるのか。
“ミクロ”の課題が見える。

 ポレポレ苺は、今年初めて、
味楽囲さだもと店に出荷した。
長年出荷してきた他の生産者が多い中で、
新参者にスタート時から
平等の機会を与えてもらえたことは
大変ありがたかったと思う。

 前述の課題の判断基準を考えるならば、
「お客さまにお聞きする」 ということかと。

何をお買い求めですか?

 生産者間の公平性は、
消費者の審判に委ねられている。
たくさんできたから、たくさん並べたい、
そういう道理は通らないはずである。
農業でも商業でも。

(買いたいものをいつもの棚で by 農園主)


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フィナーレ近し
2021/05/25(Tue)
【写真】真っ赤に色づいた“紅ほっぺ”

 5月も終わろうとしているが、
“紅ほっぺ”を始め、イチゴたちは、
まだまだやる気を見せている。
ただ、収量が少しずつ
減ってきているのは事実。
そろそろ終わりにしなければ
いけない時期になったきたのだと思う。

 大変寂しいが、来週31日(月)を
最後に味楽囲さだもと店での
販売を終えることとした。
正直、寂しいのと安堵の気持ちと
複雑な感じである。
それでも、イチゴたちとともに頑張って、
再建後のシーズンを無事に
走り切れそうなことは、
とても充実した気持ちである。

 皆さんには、もう少し、
お付き合いをいただければ幸甚。
週末は売り切れになる時間が
早くなっているので、
(品数が減っているため)、
平日がおすすめ。
特に、この木曜日は
雨降り予想なので穴場かも。
毎日、しっかり準備してお待ちしたい。

(いつも通りに by 農園主)

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“ポレポレ”の意味
2021/05/24(Mon)
 新築のクラブハウスでは、
いつも決まって座る場所がある。
ガーデン用の簡易な白い椅子と
丸テーブルを置いて、
休憩したり、時には接客をしたり、
打ち合わせをしたり。
何でもここ、である。

【写真】クラブハウス内から見える3連棟ハウスとアランフィールド

 ドア窓から見える景色が
とても好きだからなのだと思う。
南側のベアハウス(3連棟)が、
土手の先にあり、隣はアラン・フィールド。
あおぞらと緑の中にアランとポールが見える。

 彼らがのんびりと昼寝をしていたり、
草をつまんでいたり、
2頭で頭突きの押し相撲をしていたり、
時には走り回っていたり。

 向こうから彼らもこっちをよく見ていて、
「忙しそうだね」
「もしかして、何か食べてる?」
いろいろな表情を見せてくれるから飽きない。

 彼らの「間(ま)」というか「ぺ―ス」が
忙しい我々のアンカーになっているのだと
感じる。

(「のんびり、ゆっくり」と by 農園主)

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アピタ千秋楽
2021/05/23(Sun)
 本日、アピタ君津店での販売が終了。
とても充実した2ヶ月だった。
苺のパックを開店前に準備することは
時間的に決して楽ではなかったが、
日に日に「ポレポレ苺」の認知度が
拡がっていき、それが実感できたことは、
とても楽しい仕事でもあった。

 購入していただいた皆さまには、
御礼申し上げるとともに
スタッフの方々の厚い(熱い)
サポートに感謝している。
「来シーズンも是非やりましょう。」
そう言ってもらえたことは、
店頭の賑わいの一端を少しは担えたのかなと
安心するとともに、
双方に必要とする関係を作れたならば、
かけがえのない時間であり、
こういうことがあるから、
仕事が好きなのだとも思う。

 明日からは、味楽囲さだもと店での
販売だけになるが、
「プレジャムBOX」 と 「mini」 を
増やしていく予定。

(お立ち寄りを by 農園主)

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スーパーの苺(パイナップル編)
2021/05/22(Sat)
 台湾産パイナップルの輸入が急増し、
前年の3倍になっているそうだ。
中国が輸入を禁止(政治的背景)したことで、
一気に安価で流入している。
そのあおりを受けて、
従来のフィリピン産の値段が
下がっているとも。
グローバルな果実であることがよくわかる。

 苺は、というと、
国内2大産地の福岡県と栃木県の出来次第で
市場の値段がおおよそ決まり、
国外の苺の参入は今のところ皆無。
それはパイナップルとは異なり、
棚持ち(日もち)が難しいという
果肉の柔らかさが理由だが、
生産者はパック調製や輸送に
苦労している反面、そういう特性が
生産者を保護しているとも言える。
ちょっと、不思議な感覚である。

 さて、アピタ君津店での
「ポレポレ苺」の販売は、
明日が最終日になった。
最後まで全力投球。
ちなみに、目の前は、
台湾産パイナップルである。

【写真】アピタ君津店の店頭に並んだポレポレ苺と台湾産パイナップル

(こちらも美味そう by 農園主)

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梅の実ひじき
2021/05/21(Fri)
【写真】大宰府・十二堂えとやの梅の実ひじき

 船橋の恩人ご夫妻から、
シーズン終盤に向けて
差し入れが届いた。
「いつも勝手に自分たちの好物を
押し付けているみたいね。」
それがいつも旨いものだから嬉しい。

 当園のいちごをブログで見て、
「自分たちは4月に終わりにしたけど、
いい実がまだまだ採れているじゃない」と
誉めていただけたが、 同時に、
「でも、疲れが出てくるころだから
奥さんをくれぐれも大事にして
あげてくださいね」とも。

 午後は少し時間ができたので、
嫁さんの好きなパフェでも食べに行こう。

(ちっちゃい幸せ by 農園主)

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「mini」 登場
2021/05/20(Thu)
 プレミアム・ジャムBOX
(通称“プレジャム”)が
ご好評をいただいている。
たっぷり1キロ入っていて、
苺のサイズも大小いろいろなので、
「いちご狩りBOX」と
呼ぶ方もおられる。
ジャムになる前に
パクパク食べてしまうという人が
多いとお聞きしている。

 先日、成田の名人から
「小さい箱もいいですよ」と
新品の箱まで持参して、
アドバイスいただいた。
ちょうど半分入る
“mini(ミニ)”サイズである。

【写真】プレミアム・ジャムBOX “mini”

 なるほど、食べる前提なら、
適量というご家族もありそうだ。
値段もお手頃になるので、
より多くの人に手に取ってもらえるはず
とのアドバイスは、
当園の向かう方向とも符合する。
シーズン終盤に新戦力の登場である。

(土曜日からのお楽しみ by 農園主)
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K字が指すもの
2021/05/19(Wed)
 現状の景気を「K字型回復」
と呼ぶそうだ。
アルファベットの「K」字のように
上向きと下向きの2極化が
進んでいるのが特徴。
自動車、半導体は、米中国への
輸出回復で上向きだが、
航空、鉄道、飲食は、
コロナの影響で依然厳しい。

 追い打ちをかけるように
1~3月のGDP(国内総生産)が
大幅に落ち込み、
「消費」の低迷が要因である。
米国がバブルに浮かれ始めているのとは、
大きな温度差である。

 先行きへの不安感から、大方の国民の
財布のひもは増々堅くなっているわけだが、
「苺」については、底固い需要というか、
むしろ「巣ごもり需要」の一環で、
贅沢な食卓の一品に
加えてもらえたのではないか、
とも思う。

 「ポレポレ苺を食べたい」
そういう欲求を持ち続けて頂けるよう、
来シーズンに向けて、
そろそろ反省会の時期。
イチゴの栽培方法の見直しだけでなく、
販売、宅配の改善点を洗い出している。
上向きにすべきものは、
お客さまの満足度であって、
業績はその結果だと思っている。

(基本中の基本 by 農園主)


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草ボウボウ
2021/05/18(Tue)
 農地を使う、ということには、
作物を栽培するだけでなく、
「田畑の管理」の義務を負う。
簡単に言うと、もれずに「草刈り」が
ついて回るということである。

 しかし、ご存知の通り、
農地は耕作放棄地が増え、
その担い手を見つけるのが
難しいのが現状。
そういう意味では、
農地は借手が圧倒的優位な立場にあり、
「草刈り?するの?」となりやすい。

 また、最近の農政事情では、
耕作放棄地を集約し、
県行政が借り上げ(農地バンク)、
市が斡旋して第三者に貸し出す、
という仕組みが進められているのだが、
これがかえって、農地を管理する
責任の所在が不透明になって
しまったような気がする。
要は、みんな逃げる、
ということになりかねない。

 たかが、“草刈り”なのだが、
それが放棄されると、
農地は、あっと言う間に野原に変わる。
周辺農家への影響も大きい。
病害虫、小動物の出現など、
野生は躊躇することがない。

 そういう当園も、
今年は例年になく草が伸びた。
忙しい?それはみんな同じである。

【写真】草刈りを終えたハウス北側の様子

(反省しながら by 農園主)

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スーパーの苺 (灯台のもとから明るく編)
2021/05/17(Mon)
「この前、食べたら甘かったよ~」
― 買ってくれたの? ありがとう。

毎朝、アピタ君津店の開店前に
苺を並べていると、
床掃除担当の女性とよく顔を合わせる。

「 家族に内緒で、ひとりで
 全部食べちゃった、うふふ。」

 一番身近な店のスタッフの方々に
まずは受け入れてもらって、次がある。
少しずつ広がりが見え始めたばかりだが、
シーズンはもう終盤。
アピタ君津店での最終販売日は、
23日(日)になる予定である。

 味楽囲さだもと店での販売は、
もう少し続けるので、
まだまだご購入機会はある。
ご安心を。

(もう一息 by 農園主)

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プライオリティ(優先順位)
2021/05/16(Sun)
 ワクチン接種の予約をする手続きが、
混乱していると報道されている。
電話がつながらない、
ネットならつながりやすいけれど、
高齢者の方の中には苦手な人も多い、と。

 事前に予想できた事態ながら、
行政のまさかの準備不足にただ驚く。
予約制?どうして?
指定制で良かったのでは?
仕事よりも何よりも「万難を排して」
臨むべきことならば、
接種の日時、場所を指定して
市民ひとりひとりに連絡をしても
良かったのではなかったか。
個人の機会の平等、自由を
優先しなければいけない
事案なのかどうか。

 先日、役所に「ポレポレ苺」を持って、
再建ができたことの報告に伺った時のこと。
担当の方々と窓口で談笑していたら、
奥から上席らしき方がバタバタとやって来て、
「補助金事業の“収賄”にも
なりかねないので、
いちごはお持ち帰りください」
と言った人がいた。

 日々の生活でも、やるべきことの優先順位を
決めていくことは、労力の要ることだ。
建前ではなく、本質的なものを選ばなくては
いけないからである。

(でも“普通”に考えたい by 農園主)
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あおぞら
2021/05/15(Sat)
【写真】農園前の田んぼの水面に三舟山が映っている様子

 農園の前の田んぼでは、
苗が日に日に大きくなって来た。

 夏日のような週末、
ハウスの中は蒸し風呂だが、
外はちょっといい風が吹いていて、
昼寝がしたくなる陽気である。

 仕事の軸足を少しずつ
来シーズンの苗作りに移していかなくては
いけない時期でもある。

(梅雨入り前に by 農園主)

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シナリオの転換
2021/05/14(Fri)
 コロナ禍にあっても、
これからいちご農家を目指す人たちと
話す機会が多い。
今年から始めた人、来年スタートを目指す人、
再来年を視野に入れている人。
共通しているのは、「いちご狩り」を
営業の主軸にしたいという夢があることだ。
コロナ前であれば、8年間の経験から、
ある程度のアドバイスができたと思う。

 しかし、もはや環境は一変し、
今後の見通しも不透明なので、
必然的に“地道な”販売計画が必須だと思う。
いちご狩りという一種の飛び道具?を
期待しない営農の在り方である。

 今シーズンを経験してみて、
直売所、スーパーどこでも競争は厳しい。
近郊の農家だけでなく、全国の生産者とも
競合することになるからである。
条件は新規でも既往の生産者でも同じであり、
競争はどんどん激化していくはずで、
いわば、淘汰の時代が始まる。

 でも、悲観することはない。
やるべきことをやって、サボらなければ、
きっとお客さまは見ていてくれる。
今シーズン、何度背中を
押してもらったことか。

(新しい夢のカタチもある by 農園主)


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アランとポール(食事の喜び編)
2021/05/13(Thu)
 雨の日は、草が食べられない。
雨水で濡れた草は下痢をするので、
食いしん坊の彼らもジッと我慢するしかない。
こういう日は、倉庫に保管してある
干し草や豆がらを餌かごに入れて食べさせる。

 空腹で、我々を見かけると「メへ~」と
呼ぶが、忙しそうな雰囲気を察知すると、
それ以上は騒がず、大人しく待っている。
いずれ、餌カゴを持って来てくれるはずと
信じているからだと思う。

 そのカゴを持って彼らのもとに向かうと、
ポールはぐいっと身を乗り出し、
アランもプリプリとしっぽを振って喜ぶ。

【写真】餌カゴを待つアランとポール

(ご飯はみんなの楽しみ by 農園主)

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シアワセって?
2021/05/12(Wed)
 アピタ君津店に2回目の
出荷を昼前にすることが多い。
追加のいちごを店頭に並べていたら、
ポレポレ苺を箱買いされた女性を見かけて、
「ポレポレ農園です。
ご購入ありがとうございます」
声をかけると、
「娘と施設にいる母が楽しみにしていて」
優しい笑顔でそう答えられた。

 この日は、味楽囲が休みだったので、
アピタまで回ってくださったそうだ。

 シーズン終盤で、疲れがあろうとも、
いちごが順調にできて、
それを楽しみに待っていてくださる方が
おられて。
これ以上、なにを望もうか。

(感謝 by 農園主)

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“おいCベリー”の様子
2021/05/11(Tue)
 成田の“おいCベリー”名人が
農園に立ち寄ってくれた。
(いつも突然のご訪問である)
この日は、花月堂のご主人が
“いちご大福”の作り方の
レクチャーをしてくれる日だったので、
嫁さんを含めていちご農家3人が、
和菓子の手ほどきを受けさせていただいた。
いちごを餡子で包み、
餅を伸ばし、また包む。
適度な?難易度だったので、
子供も大人も飽きずに挑戦しやすい。
ご家族、友人で相当楽しめそうだと感じた。

 完成品を試食した名人は、何よりも
いちごの味を誉めてくれた。
「うちのよりも美味しいかも」と。
もちろん、リップサービスであるが、
それでも、ちょっと自信になる。

【写真】おいCベリーの様子

 GW以降のイチゴの管理はとても難しい。
気温の上昇により、灌水量や施肥の内容が
変わるだけでなく、換気による風の影響で
実が傷つきやすくなったり、
害虫や病気の被害が拡がりやすい。
満点を取ることは無理だとしても、
全ての分野で、少しずつでも加点していく。
それが、きっと“いい仕事”に
つながるものと思う。

(体育だけ“5”だった幼少時代 by 農園主)

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“紅ほっぺ”の様子
2021/05/10(Mon)
「いつまで?」

味楽囲さだもと店に“苺パック”や
“凍りいちご”を店頭に陳列していると、
最近よくお客さまから聞かれる。
皆さんそろそろシーズンが終盤に
差し掛かっていることをよくご存知である。

 “生いちご”は、今月いっぱい、
“凍りいちご”はできるだけ準備して、
暑くなる時期まで楽しんでいただきたいと
思っている。
なにせ、イチゴたちはご覧の通り、
好調さを維持しているのだから。

【写真】紅ほっぺの様子


(頑張りに応えたい by 農園主)


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自作自演
2021/05/09(Sun)
 花月堂の“いちご大福”の販売が終了し、
寂しいところではあるが、
今シーズン一緒に仕事をさせていただいて、
和菓子への興味はとても深まり、同時に
「いちご」の存在感の重要性を知った。

 もし、いちご狩りで摘んできたイチゴを
使って、自分でいちご大福が作れたら。。。
きっと家族、友人と楽しい時間になるはず。
ネットで調べたら、
市販の「手作りキット」があった。
巣ごもり需要の取り込みである。

早速、花月堂のご主人に相談する。
ポレポレ農園での「手作り体験」が
できないものか。

【写真】手作りキットで作った白餡のいちご大福

 市販キットの仕上がり(写真)は
上々であったが、花月堂のものとは、
満足度は比較にならない。
「感動の自作大福」を実現するためには、
餅、餡子の「生(なま)」感が
大事だということか。
新しいテーマにワクワクする。

(“いちご狩り”の深化に向けて by 農園主)

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ユリとカラーの共演
2021/05/08(Sat)
【写真】オリエンタルユリとカラーの花

 ピンクのユリは、
日本の野生種(オリエンタルユリ)。
サクマ農園さん ;からいただいた。
エレガントな美しさは、
明治時代から世界を席巻し、今にいたる。
ちなみに、欧州に最初に持ち帰ったのは、
ドイツ人医師シーボルト氏だそうだ。

 偶然、地元の“カラー”農家さんから、
“アクアホワイト”をいただいたので、
贅沢な共演となった。

 今年は気温が高く、開花が早まったことで、
母の日を前に収穫量が減ってしまった
花き農家が多いと聞く。
自然がままならないのは、仕方がなく、
だからこそ旬は貴重であるとも言える。
それでも、挑戦を続けることは大事かと思う。

(発見のために by 農園主)

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いつまで採れる?
2021/05/07(Fri)
【写真】真っ赤に色づいたポレポレ苺

 GW、母の日が過ぎると
いちごのシーズンを終了する農家が多い。
理由は色々ある。
「ハウス内の気温が高くなり仕事がキツくなる」、
「イチゴも疲れて収量が減ってきた」、
「来シーズンの育苗の仕事が忙しくなった」
など。

 当園は、例年5月下旬までの
営業が通常なのだが、
イチゴの出来はまだ充実していて、
その先まで行けそうな予感もある。
ただ、我々の体力もそれなりに限界に近い。。。

「来月いっぱい、いけるかもね?」
そう言って嫁さんに探りを入れたら、
「アイさん(イチゴ農家仲間の奥さん)に
 電話して、“いっしょに逃げよ”って
 誘ってみようかな?」
と言っていた。

(まだまだシーズンは真っ盛り by 農園主)

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スーパーの苺(母の日編)
2021/05/06(Thu)
【写真】アピタ君津店・特設売り場のカーネーションとポレポレ苺

 アピタ君津店内の特設売り場が、
キレイな花に囲まれた。
ポレポレ苺もこの一角にある。
母の日のためのカーネーション。
スーパーは、次々と消費者の
ニーズに応える。 いや、需要を
掘り起こしているのかも知れない。

 特設売り場は、最初は
全国方々からのいちご群に囲まれ、
ニュージーランドのキウイに囲まれ、
ねぎの特売に囲まれ、
そして、カーネーション。
ついでに隣には「焼いも」もある。(写真)

 ちなみに、実家の母は、
「花より団子」を子供たちに公言しているが、
「花と団子」はいかが?

(イチゴとともに by 農園主)


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“かなみひめ”の今
2021/05/05(Wed)
【写真】来シーズンの“かなみひめ”の親苗

 来シーズンの親苗たちである。
越冬した小さな苗の中から選抜し、
先月プランターに植えた。
親苗の最大の役割は、
夏が来る前に子苗を増殖させることで、
そのためには、ランナーの出現が必須。
冬の間にしっかりと寒さに当てると、
春の気温を感知し、スイッチが入る。

(ビシビシと by 農園主)



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名前の由来
2021/05/04(Tue)
 ここ最近、ヨウコさんが毎朝来園する。
“山里のジェラテリア 山猫”さんの
スタッフの方で、トッピング苺を
ピックアップしてから、
車で1時間かけて店に向かう。
旬にこだわる当店ならではのこと。

そんな(お互い)忙しい朝ながら、

― おはようございます、ヨウコさん。
  ところで、ヨウコさんって、
  どういう字を書くの? 

と聞いてみたら、

「 葉に子供の子で、葉子です。
 ちょっとお話してもいいですか?」

― もちろん。

「 実は明日の5月5日が誕生日なんですけど、
 市役所に父が名前を届けに行く途中に
 新緑の美しさに「葉子」と閃いて、
 母親と事前に決めていた名前を勝手に
 変えて届け出たらしいんです。
 でも、この季節になると父に感謝します。」

― ホント、素敵な名前。特に農家には。
  気を付けていってらっしゃい。

(閃きはきっと準備の賜物 by 農園主)

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出待ちのお目当て
2021/05/03(Mon)
 「待ってたのよ♪」
ポレポレ苺の売り場の前で、
嬉しい言葉をかけられることが、
時々ある。女性のことが多いが、
時にはオジさんから
にっこりされることもある。
こんな歓迎を受けるのは、
出待ちを受けるスターくらいなものでは?

 味楽囲さだもと店に一日に何回か
追加の出荷をしているのだが、
不定期ながら、11時前後に
入店することが多く、
それを経験的に知った方が
待っていてくださる。
もちろん、ポレポレ苺が目当てであって、
農園主ではない。(残念)

 特に最近では、プレミアム・ジャムBOXの
登場を期待されている方が増えている。
「これこれ、待ってたのよ~」

【写真】出荷待ちのプレミアム・ジャムBOX

(お楽しみください by 農園主)

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スーパーの苺 (麻薬?イチゴ 編)
2021/05/02(Sun)
「 毎日1パック食べたいの。
 もう、麻薬よ、これ。」

 ポレポレ苺を気に入っていただき、
4日毎に買ってくださっている。
日持ちするから、いつも冷蔵庫に
常備しているのだそうだ。

 仕事帰りにアピタ君津店で、
買えるようになってとっても便利と。
でも、最近は品切れもある、、、と。

 “スーパーの苺”としてデビューし、
1ヶ月が経った。
安価な全国中のいちご群に囲まれて、
苦戦しながら、でも少しずつ
認知されていることが嬉しい。

「 最近は人気ですよ」
スタッフの方の明るい声も励みである。

(革命運動はつづく by 農園主)

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