御礼のご挨拶
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2021/05/31(Mon)
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本日、2020-2021年のシーズンを 終了しました。 最終日のアッと言う間の完売には、 最後まで、皆さまからの温かい応援が 続いていることを感じて、 とても感動しました。 最後までご贔屓いただき、 本当にありがとうございました。  今シーズンは、 新しい常態(ニューノーマル)の中での 仕事という未体験の世界でしたが、 嫁さんと、とことんやり切った、 と思っています。 もちろん、足りなかったことは たくさんあって、改善点は山積みですので、 来シーズンは、一層の「深掘り」をして、 ”ご期待以上を”実現したいと思います。 (皆さま、よいお年を by 農園主)
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明日、いよいよ千秋楽
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2021/05/30(Sun)
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 イチゴたちが、最後のチカラを 振り絞るようにして実を生らしている。 半年間、ホントよく頑張ってくれたと思う。 毎朝、イチゴたちの“気”に後押しされ、 「この果実を皆さんに食べてほしい」という 一念でこれまで走って来れた。 というか、走らされて来たというべきかも。 最終日も渾身の“気”を入れて収穫し、 店頭に並べたいと思う。 (お待ちいたします by 農園主)
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嬉しい想定外
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2021/05/29(Sat)
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“凍りいちご”がご好評である。 なぜか午後になるとよく売れていく。 溶けやすいことを考慮して、 行楽の帰りや仕事帰りに買っていただいて いるのだろうか。 ちょっと解明したい事象である。 ジャムにしたり、 半解凍で食べたり、 いちごミルクにしたり、と いろいろと楽しんでいただいていると聞く。  味楽囲さだもと店での “ポレポレ苺”の販売は、 あと2日間となったが (連日、足を運んでいただき感謝) その後も“凍りいちご”は 販売を続ける予定にしている。 ただ、農園の冷凍庫にも 在庫が想定外に少なくなっているので、 店頭で見つけた時は、 ご自宅の冷凍庫のスペースとご相談しながら 是非、前のめりで入手いただければと思う。 (ホントお早めに by 農園主)
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ケン、ケーン
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2021/05/28(Fri)
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 農園内を雉(キジ)が、 我がもの顔で闊歩している。 隣の畑(ほとんど耕作放棄地)の 草むらに巣があるようで、 当園にも餌を探しにやって来る。 ハウスのドアを開けると 金属音の「キ、キー」と音がするのだが、 夜明け前後に出入りすると、 その音に必ず、雉が「ケン、ケーン」と 鳴き返してくる。 “俺様の縄張りだ”と主張しているらしい。 流石に、我々が近づくと、 バタバタと走り去るが (飛ぶのが苦手な鳥のため)、 アランとポールのそばでは平然としている。 同じ動物のはずなのだが、 波長がどう異なるのか、不思議に思う。 ガラパゴス諸島の動物たちは、 人を恐れることがないと聞く。 大陸と陸続きになったことがないので、 運良く島にたどり着いた生き物だけが、 天敵となる大型肉食動物がいないところで 暮らしてきたため、警戒する必要がなく、 結果的に人間に対する警戒心も 弱まったとされる。 (いつか、なでてみたい by 農園主)
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草刈り部隊
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2021/05/27(Thu)
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昨日の午後、 アランとポールに手伝ってもらって、 農園の草刈りをした。 時間のある時に少しずつ進めるように しているが、いつも後手に回っている。 それを知ってか、アランとポールが モリモリと仕事をする。 機械では刈りにくい土手の際(きわ)に 生える草を背伸びして摘まむアラン。 後方では、ポールが地道に 短い草をせっせと摘まんでいる。  彼らといっしょに仕事をすると、 こっちもサボっていられなくなるが、 それが頼もしく、 単調な草刈りも楽しく感じる。 (梅雨入り前に by 農園主)
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農を考える ( 生産者の独りよがり 編 )
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2021/05/26(Wed)
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どこの直売所でもよくある話らしいのだが、 売り物である作物の陳列棚を巡って、 生産者間のつばぜり合いがあるそうだ。 同じ作目の生産者間、さらには他の作目との 領土争いであると。 「いいところ」に「広く」並べたいという 欲望?と、各生産者の販売機会の 平等・公平性をどう担保し、 どのようにバランスをとるのか。 “ミクロ”の課題が見える。
ポレポレ苺は、今年初めて、 味楽囲さだもと店に出荷した。 長年出荷してきた他の生産者が多い中で、 新参者にスタート時から 平等の機会を与えてもらえたことは 大変ありがたかったと思う。
前述の課題の判断基準を考えるならば、 「お客さまにお聞きする」 ということかと。
何をお買い求めですか?
生産者間の公平性は、 消費者の審判に委ねられている。 たくさんできたから、たくさん並べたい、 そういう道理は通らないはずである。 農業でも商業でも。
(買いたいものをいつもの棚で by 農園主)
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フィナーレ近し
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2021/05/25(Tue)
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 5月も終わろうとしているが、 “紅ほっぺ”を始め、イチゴたちは、 まだまだやる気を見せている。 ただ、収量が少しずつ 減ってきているのは事実。 そろそろ終わりにしなければ いけない時期になったきたのだと思う。 大変寂しいが、来週31日(月)を 最後に味楽囲さだもと店での 販売を終えることとした。 正直、寂しいのと安堵の気持ちと 複雑な感じである。 それでも、イチゴたちとともに頑張って、 再建後のシーズンを無事に 走り切れそうなことは、 とても充実した気持ちである。 皆さんには、もう少し、 お付き合いをいただければ幸甚。 週末は売り切れになる時間が 早くなっているので、 (品数が減っているため)、 平日がおすすめ。 特に、この木曜日は 雨降り予想なので穴場かも。 毎日、しっかり準備してお待ちしたい。 (いつも通りに by 農園主)
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“ポレポレ”の意味
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2021/05/24(Mon)
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新築のクラブハウスでは、 いつも決まって座る場所がある。 ガーデン用の簡易な白い椅子と 丸テーブルを置いて、 休憩したり、時には接客をしたり、 打ち合わせをしたり。 何でもここ、である。  ドア窓から見える景色が とても好きだからなのだと思う。 南側のベアハウス(3連棟)が、 土手の先にあり、隣はアラン・フィールド。 あおぞらと緑の中にアランとポールが見える。 彼らがのんびりと昼寝をしていたり、 草をつまんでいたり、 2頭で頭突きの押し相撲をしていたり、 時には走り回っていたり。 向こうから彼らもこっちをよく見ていて、 「忙しそうだね」 「もしかして、何か食べてる?」 いろいろな表情を見せてくれるから飽きない。 彼らの「間(ま)」というか「ぺ―ス」が 忙しい我々のアンカーになっているのだと 感じる。 (「のんびり、ゆっくり」と by 農園主)
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アピタ千秋楽
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2021/05/23(Sun)
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本日、アピタ君津店での販売が終了。 とても充実した2ヶ月だった。 苺のパックを開店前に準備することは 時間的に決して楽ではなかったが、 日に日に「ポレポレ苺」の認知度が 拡がっていき、それが実感できたことは、 とても楽しい仕事でもあった。 購入していただいた皆さまには、 御礼申し上げるとともに スタッフの方々の厚い(熱い) サポートに感謝している。 「来シーズンも是非やりましょう。」 そう言ってもらえたことは、 店頭の賑わいの一端を少しは担えたのかなと 安心するとともに、 双方に必要とする関係を作れたならば、 かけがえのない時間であり、 こういうことがあるから、 仕事が好きなのだとも思う。 明日からは、味楽囲さだもと店での 販売だけになるが、 「プレジャムBOX」 と 「mini」 を 増やしていく予定。 (お立ち寄りを by 農園主)
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スーパーの苺(パイナップル編)
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2021/05/22(Sat)
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台湾産パイナップルの輸入が急増し、 前年の3倍になっているそうだ。 中国が輸入を禁止(政治的背景)したことで、 一気に安価で流入している。 そのあおりを受けて、 従来のフィリピン産の値段が 下がっているとも。 グローバルな果実であることがよくわかる。 苺は、というと、 国内2大産地の福岡県と栃木県の出来次第で 市場の値段がおおよそ決まり、 国外の苺の参入は今のところ皆無。 それはパイナップルとは異なり、 棚持ち(日もち)が難しいという 果肉の柔らかさが理由だが、 生産者はパック調製や輸送に 苦労している反面、そういう特性が 生産者を保護しているとも言える。 ちょっと、不思議な感覚である。 さて、アピタ君津店での 「ポレポレ苺」の販売は、 明日が最終日になった。 最後まで全力投球。 ちなみに、目の前は、 台湾産パイナップルである。  (こちらも美味そう by 農園主)
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梅の実ひじき
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2021/05/21(Fri)
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 船橋の恩人ご夫妻から、 シーズン終盤に向けて 差し入れが届いた。 「いつも勝手に自分たちの好物を 押し付けているみたいね。」 それがいつも旨いものだから嬉しい。 当園のいちごをブログで見て、 「自分たちは4月に終わりにしたけど、 いい実がまだまだ採れているじゃない」と 誉めていただけたが、 同時に、 「でも、疲れが出てくるころだから 奥さんをくれぐれも大事にして あげてくださいね」とも。 午後は少し時間ができたので、 嫁さんの好きなパフェでも食べに行こう。 (ちっちゃい幸せ by 農園主)
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「mini」 登場
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2021/05/20(Thu)
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プレミアム・ジャムBOX (通称“プレジャム”)が ご好評をいただいている。 たっぷり1キロ入っていて、 苺のサイズも大小いろいろなので、 「いちご狩りBOX」と 呼ぶ方もおられる。 ジャムになる前に パクパク食べてしまうという人が 多いとお聞きしている。 先日、成田の名人から 「小さい箱もいいですよ」と 新品の箱まで持参して、 アドバイスいただいた。 ちょうど半分入る “mini(ミニ)”サイズである。  なるほど、食べる前提なら、 適量というご家族もありそうだ。 値段もお手頃になるので、 より多くの人に手に取ってもらえるはず とのアドバイスは、 当園の向かう方向とも符合する。 シーズン終盤に新戦力の登場である。 (土曜日からのお楽しみ by 農園主)
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K字が指すもの
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2021/05/19(Wed)
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現状の景気を「K字型回復」 と呼ぶそうだ。 アルファベットの「K」字のように 上向きと下向きの2極化が 進んでいるのが特徴。 自動車、半導体は、米中国への 輸出回復で上向きだが、 航空、鉄道、飲食は、 コロナの影響で依然厳しい。
追い打ちをかけるように 1~3月のGDP(国内総生産)が 大幅に落ち込み、 「消費」の低迷が要因である。 米国がバブルに浮かれ始めているのとは、 大きな温度差である。
先行きへの不安感から、大方の国民の 財布のひもは増々堅くなっているわけだが、 「苺」については、底固い需要というか、 むしろ「巣ごもり需要」の一環で、 贅沢な食卓の一品に 加えてもらえたのではないか、 とも思う。
「ポレポレ苺を食べたい」 そういう欲求を持ち続けて頂けるよう、 来シーズンに向けて、 そろそろ反省会の時期。 イチゴの栽培方法の見直しだけでなく、 販売、宅配の改善点を洗い出している。 上向きにすべきものは、 お客さまの満足度であって、 業績はその結果だと思っている。
(基本中の基本 by 農園主)
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草ボウボウ
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2021/05/18(Tue)
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農地を使う、ということには、 作物を栽培するだけでなく、 「田畑の管理」の義務を負う。 簡単に言うと、もれずに「草刈り」が ついて回るということである。 しかし、ご存知の通り、 農地は耕作放棄地が増え、 その担い手を見つけるのが 難しいのが現状。 そういう意味では、 農地は借手が圧倒的優位な立場にあり、 「草刈り?するの?」となりやすい。 また、最近の農政事情では、 耕作放棄地を集約し、 県行政が借り上げ(農地バンク)、 市が斡旋して第三者に貸し出す、 という仕組みが進められているのだが、 これがかえって、農地を管理する 責任の所在が不透明になって しまったような気がする。 要は、みんな逃げる、 ということになりかねない。 たかが、“草刈り”なのだが、 それが放棄されると、 農地は、あっと言う間に野原に変わる。 周辺農家への影響も大きい。 病害虫、小動物の出現など、 野生は躊躇することがない。 そういう当園も、 今年は例年になく草が伸びた。 忙しい?それはみんな同じである。  (反省しながら by 農園主)
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スーパーの苺 (灯台のもとから明るく編)
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2021/05/17(Mon)
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「この前、食べたら甘かったよ~」 ― 買ってくれたの? ありがとう。
毎朝、アピタ君津店の開店前に 苺を並べていると、 床掃除担当の女性とよく顔を合わせる。
「 家族に内緒で、ひとりで 全部食べちゃった、うふふ。」
一番身近な店のスタッフの方々に まずは受け入れてもらって、次がある。 少しずつ広がりが見え始めたばかりだが、 シーズンはもう終盤。 アピタ君津店での最終販売日は、 23日(日)になる予定である。
味楽囲さだもと店での販売は、 もう少し続けるので、 まだまだご購入機会はある。 ご安心を。
(もう一息 by 農園主)
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プライオリティ(優先順位)
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2021/05/16(Sun)
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ワクチン接種の予約をする手続きが、 混乱していると報道されている。 電話がつながらない、 ネットならつながりやすいけれど、 高齢者の方の中には苦手な人も多い、と。
事前に予想できた事態ながら、 行政のまさかの準備不足にただ驚く。 予約制?どうして? 指定制で良かったのでは? 仕事よりも何よりも「万難を排して」 臨むべきことならば、 接種の日時、場所を指定して 市民ひとりひとりに連絡をしても 良かったのではなかったか。 個人の機会の平等、自由を 優先しなければいけない 事案なのかどうか。
先日、役所に「ポレポレ苺」を持って、 再建ができたことの報告に伺った時のこと。 担当の方々と窓口で談笑していたら、 奥から上席らしき方がバタバタとやって来て、 「補助金事業の“収賄”にも なりかねないので、 いちごはお持ち帰りください」 と言った人がいた。
日々の生活でも、やるべきことの優先順位を 決めていくことは、労力の要ることだ。 建前ではなく、本質的なものを選ばなくては いけないからである。
(でも“普通”に考えたい by 農園主)
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あおぞら
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2021/05/15(Sat)
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 農園の前の田んぼでは、 苗が日に日に大きくなって来た。 夏日のような週末、 ハウスの中は蒸し風呂だが、 外はちょっといい風が吹いていて、 昼寝がしたくなる陽気である。 仕事の軸足を少しずつ 来シーズンの苗作りに移していかなくては いけない時期でもある。 (梅雨入り前に by 農園主)
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シナリオの転換
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2021/05/14(Fri)
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コロナ禍にあっても、 これからいちご農家を目指す人たちと 話す機会が多い。 今年から始めた人、来年スタートを目指す人、 再来年を視野に入れている人。 共通しているのは、「いちご狩り」を 営業の主軸にしたいという夢があることだ。 コロナ前であれば、8年間の経験から、 ある程度のアドバイスができたと思う。
しかし、もはや環境は一変し、 今後の見通しも不透明なので、 必然的に“地道な”販売計画が必須だと思う。 いちご狩りという一種の飛び道具?を 期待しない営農の在り方である。
今シーズンを経験してみて、 直売所、スーパーどこでも競争は厳しい。 近郊の農家だけでなく、全国の生産者とも 競合することになるからである。 条件は新規でも既往の生産者でも同じであり、 競争はどんどん激化していくはずで、 いわば、淘汰の時代が始まる。
でも、悲観することはない。 やるべきことをやって、サボらなければ、 きっとお客さまは見ていてくれる。 今シーズン、何度背中を 押してもらったことか。
(新しい夢のカタチもある by 農園主)
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アランとポール(食事の喜び編)
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2021/05/13(Thu)
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雨の日は、草が食べられない。 雨水で濡れた草は下痢をするので、 食いしん坊の彼らもジッと我慢するしかない。 こういう日は、倉庫に保管してある 干し草や豆がらを餌かごに入れて食べさせる。 空腹で、我々を見かけると「メへ~」と 呼ぶが、忙しそうな雰囲気を察知すると、 それ以上は騒がず、大人しく待っている。 いずれ、餌カゴを持って来てくれるはずと 信じているからだと思う。 そのカゴを持って彼らのもとに向かうと、 ポールはぐいっと身を乗り出し、 アランもプリプリとしっぽを振って喜ぶ。  (ご飯はみんなの楽しみ by 農園主)
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シアワセって?
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2021/05/12(Wed)
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アピタ君津店に2回目の 出荷を昼前にすることが多い。 追加のいちごを店頭に並べていたら、 ポレポレ苺を箱買いされた女性を見かけて、 「ポレポレ農園です。 ご購入ありがとうございます」 声をかけると、 「娘と施設にいる母が楽しみにしていて」 優しい笑顔でそう答えられた。
この日は、味楽囲が休みだったので、 アピタまで回ってくださったそうだ。
シーズン終盤で、疲れがあろうとも、 いちごが順調にできて、 それを楽しみに待っていてくださる方が おられて。 これ以上、なにを望もうか。
(感謝 by 農園主)
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“おいCベリー”の様子
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2021/05/11(Tue)
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成田の“おいCベリー”名人が 農園に立ち寄ってくれた。 (いつも突然のご訪問である) この日は、花月堂のご主人が “いちご大福”の作り方の レクチャーをしてくれる日だったので、 嫁さんを含めていちご農家3人が、 和菓子の手ほどきを受けさせていただいた。 いちごを餡子で包み、 餅を伸ばし、また包む。 適度な?難易度だったので、 子供も大人も飽きずに挑戦しやすい。 ご家族、友人で相当楽しめそうだと感じた。 完成品を試食した名人は、何よりも いちごの味を誉めてくれた。 「うちのよりも美味しいかも」と。 もちろん、リップサービスであるが、 それでも、ちょっと自信になる。  GW以降のイチゴの管理はとても難しい。 気温の上昇により、灌水量や施肥の内容が 変わるだけでなく、換気による風の影響で 実が傷つきやすくなったり、 害虫や病気の被害が拡がりやすい。 満点を取ることは無理だとしても、 全ての分野で、少しずつでも加点していく。 それが、きっと“いい仕事”に つながるものと思う。 (体育だけ“5”だった幼少時代 by 農園主)
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“紅ほっぺ”の様子
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2021/05/10(Mon)
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「いつまで?」 味楽囲さだもと店に“苺パック”や “凍りいちご”を店頭に陳列していると、 最近よくお客さまから聞かれる。 皆さんそろそろシーズンが終盤に 差し掛かっていることをよくご存知である。 “生いちご”は、今月いっぱい、 “凍りいちご”はできるだけ準備して、 暑くなる時期まで楽しんでいただきたいと 思っている。 なにせ、イチゴたちはご覧の通り、 好調さを維持しているのだから。  (頑張りに応えたい by 農園主)
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自作自演
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2021/05/09(Sun)
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花月堂の“いちご大福”の販売が終了し、 寂しいところではあるが、 今シーズン一緒に仕事をさせていただいて、 和菓子への興味はとても深まり、同時に 「いちご」の存在感の重要性を知った。 もし、いちご狩りで摘んできたイチゴを 使って、自分でいちご大福が作れたら。。。 きっと家族、友人と楽しい時間になるはず。 ネットで調べたら、 市販の「手作りキット」があった。 巣ごもり需要の取り込みである。 早速、花月堂のご主人に相談する。 ポレポレ農園での「手作り体験」が できないものか。  市販キットの仕上がり(写真)は 上々であったが、花月堂のものとは、 満足度は比較にならない。 「感動の自作大福」を実現するためには、 餅、餡子の「生(なま)」感が 大事だということか。 新しいテーマにワクワクする。 (“いちご狩り”の深化に向けて by 農園主)
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ユリとカラーの共演
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2021/05/08(Sat)
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 ピンクのユリは、 日本の野生種(オリエンタルユリ)。 サクマ農園さん ;からいただいた。 エレガントな美しさは、 明治時代から世界を席巻し、今にいたる。 ちなみに、欧州に最初に持ち帰ったのは、 ドイツ人医師シーボルト氏だそうだ。 偶然、地元の“カラー”農家さんから、 “アクアホワイト”をいただいたので、 贅沢な共演となった。 今年は気温が高く、開花が早まったことで、 母の日を前に収穫量が減ってしまった 花き農家が多いと聞く。 自然がままならないのは、仕方がなく、 だからこそ旬は貴重であるとも言える。 それでも、挑戦を続けることは大事かと思う。 (発見のために by 農園主)
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いつまで採れる?
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2021/05/07(Fri)
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 GW、母の日が過ぎると いちごのシーズンを終了する農家が多い。 理由は色々ある。 「ハウス内の気温が高くなり仕事がキツくなる」、 「イチゴも疲れて収量が減ってきた」、 「来シーズンの育苗の仕事が忙しくなった」 など。 当園は、例年5月下旬までの 営業が通常なのだが、 イチゴの出来はまだ充実していて、 その先まで行けそうな予感もある。 ただ、我々の体力もそれなりに限界に近い。。。 「来月いっぱい、いけるかもね?」 そう言って嫁さんに探りを入れたら、 「アイさん(イチゴ農家仲間の奥さん)に 電話して、“いっしょに逃げよ”って 誘ってみようかな?」 と言っていた。 (まだまだシーズンは真っ盛り by 農園主)
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スーパーの苺(母の日編)
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2021/05/06(Thu)
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 アピタ君津店内の特設売り場が、 キレイな花に囲まれた。 ポレポレ苺もこの一角にある。 母の日のためのカーネーション。 スーパーは、次々と消費者の ニーズに応える。 いや、需要を 掘り起こしているのかも知れない。 特設売り場は、最初は 全国方々からのいちご群に囲まれ、 ニュージーランドのキウイに囲まれ、 ねぎの特売に囲まれ、 そして、カーネーション。 ついでに隣には「焼いも」もある。(写真) ちなみに、実家の母は、 「花より団子」を子供たちに公言しているが、 「花と団子」はいかが? (イチゴとともに by 農園主)
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“かなみひめ”の今
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2021/05/05(Wed)
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 来シーズンの親苗たちである。 越冬した小さな苗の中から選抜し、 先月プランターに植えた。 親苗の最大の役割は、 夏が来る前に子苗を増殖させることで、 そのためには、ランナーの出現が必須。 冬の間にしっかりと寒さに当てると、 春の気温を感知し、スイッチが入る。 (ビシビシと by 農園主)
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名前の由来
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2021/05/04(Tue)
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ここ最近、ヨウコさんが毎朝来園する。 “山里のジェラテリア 山猫”さんの スタッフの方で、トッピング苺を ピックアップしてから、 車で1時間かけて店に向かう。 旬にこだわる当店ならではのこと。 そんな(お互い)忙しい朝ながら、 ― おはようございます、ヨウコさん。 ところで、ヨウコさんって、 どういう字を書くの? と聞いてみたら、 「 葉に子供の子で、葉子です。 ちょっとお話してもいいですか?」 ― もちろん。 「 実は明日の5月5日が誕生日なんですけど、 市役所に父が名前を届けに行く途中に 新緑の美しさに「葉子」と閃いて、 母親と事前に決めていた名前を勝手に 変えて届け出たらしいんです。 でも、この季節になると父に感謝します。」 ― ホント、素敵な名前。特に農家には。 気を付けていってらっしゃい。 (閃きはきっと準備の賜物 by 農園主)
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出待ちのお目当て
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2021/05/03(Mon)
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「待ってたのよ♪」 ポレポレ苺の売り場の前で、 嬉しい言葉をかけられることが、 時々ある。女性のことが多いが、 時にはオジさんから にっこりされることもある。 こんな歓迎を受けるのは、 出待ちを受けるスターくらいなものでは? 味楽囲さだもと店に一日に何回か 追加の出荷をしているのだが、 不定期ながら、11時前後に 入店することが多く、 それを経験的に知った方が 待っていてくださる。 もちろん、ポレポレ苺が目当てであって、 農園主ではない。(残念) 特に最近では、プレミアム・ジャムBOXの 登場を期待されている方が増えている。 「これこれ、待ってたのよ~」  (お楽しみください by 農園主)
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スーパーの苺 (麻薬?イチゴ 編)
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2021/05/02(Sun)
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「 毎日1パック食べたいの。 もう、麻薬よ、これ。」
ポレポレ苺を気に入っていただき、 4日毎に買ってくださっている。 日持ちするから、いつも冷蔵庫に 常備しているのだそうだ。
仕事帰りにアピタ君津店で、 買えるようになってとっても便利と。 でも、最近は品切れもある、、、と。
“スーパーの苺”としてデビューし、 1ヶ月が経った。 安価な全国中のいちご群に囲まれて、 苦戦しながら、でも少しずつ 認知されていることが嬉しい。
「 最近は人気ですよ」 スタッフの方の明るい声も励みである。
(革命運動はつづく by 農園主)
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