紫のシンビジューム
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2020/12/31(Thu)
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 「再建のお祝いに」 といただいた。 クラブハウスの中が一気に 華やかになる。 たくさんの方がポレポレ農園を 応援し続けてくださり、 そして、今回の再建を自分のことのように 喜んでくださる。 これ以上のシアワセがあろうか。 皆さまにとって、 最高な新年になりますように。 (そして、当園にも by 農園主)
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この人がいたから
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2020/12/30(Wed)
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今日の千葉はびっくりするくらい 温かい日であったが、年末年始は、 寒気の影響でとても寒くなるとの予報。 地域によっては大雪の心配もある。 イチゴハウス内の暖房機が フル稼働になりそうである。 そういう事態を想定して、 津田さん(安房竹材)が 急遽、2重カーテンを設置してくれた。  当園のハウスは台風シーズンに フルオープンにするため、 できるだけ設備はシンプルにと (夏は風雨にさらされるので) 考えてきたのだが、相談した結果、 保温効果が2~3℃の違いでもコストは 大きく違うので設置してみることにした。 なによりも取り外しが容易になるように、 工夫してくれたところが有難い。 そもそも、今年の当園の再建への 彼の貢献は計り知れないくらい 大きな存在であり、いちごの半分は 彼がつくったようなもの。 (ありがとう by 農園主)
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ドーパミン
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2020/12/29(Tue)
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年末恒例の相場関係者アンケートで、 「来年のリスクは何か?」との問いに もっとも懸念されていたことは、 「コロナの変異種の発生」であった。 残念ながら、 年を明ける前に現実のものとなっている。 ワクチンの効果はどうか、不安が募る。 わからないことが起きると、 思考が止まり、下を向いてしまうもので、 そういうディーラーも多く、 恐怖への人間の防衛本能なのだと思う。
だからこそ、ここでは意識して アドレナリンを出す時。 むやみに強気になるという意味ではなく、 感染対策を最大限やり続けた上で、 「逆境にこそ、燃える」 そういう意気込みで挑めば きっと何かが変わっていくはずであり、 もし、そうでないなら、 またアドレナリンを出せばいい。
(えいえい、おー by 農園主)
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やよいひめ~
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2020/12/28(Mon)
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 そもそも晩生の品種なのだが、 今年の花芽の分化が早かったので、 もしやと期待したのだが、 今回もやっぱり一番のんびりしている。 しかし、培地加温(いちごの床暖房)の おかげだろうか、 葉の状態、花の咲き方や 果房の伸び方などに勢いが見られ、 やよいひめの得意な春の感じのようであり、 このままいってくれれば、 あの春のやよいひめが今できるかも? と期待で胸を膨らませている。 いつもは、寒さが苦手なので、 真冬のころには本領が発揮できず仕舞い。 今年はどうなることか。 (心配と期待と by 農園主)
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君津清掃のひと
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2020/12/27(Sun)
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いちご狩りを開園するシーズンになると、 毎週、トイレの清掃をお願いする。 その方は、お客さまの迷惑にならないように 朝7時ころには仕事を終えるようにと、 いつも気を遣ってくださる。 アランとポールとも顔なじみだ。
昨年のあの台風のとき、 翌朝に全壊した当園の様をみて びっくりされたのだろう、 血相を変えて訪れてくれた。 「これ、カミさんが 作ったものだけど食べて」 そう言って温かい弁当を 押し付けるようにして 帰っていかれた。 有難くて、涙が出た。 「大丈夫、俺がついているから」 そう言ってくれたような気がした。
だから、今年のいちごができたら、 このひとにも食べてほしいと思っている。
でも、なんであれは赤飯だったのかな? ほんと旨かったけど。
(また、食べたい by 農園主)
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“かなみひめ”の今
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2020/12/26(Sat)
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 ようやく色が付き始めた。 あの薄紅色。 頂果は大きく、形は気まま。 子供たちが「グー・チョキ・パーみたい」 と笑う通りである。 これはチョキ?であろうか。 樹の状態は、晴天のおかげでとてもいいので、 果実もきっと。 少々、生育がゆっくりなのはご容赦。 (年明けのお楽しみに by 農園主)
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家族とのクリスマス
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2020/12/25(Fri)
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銀行に勤めていたころの同僚から、 嬉しいメールが届いた。 ちなみに、14年以上前の同僚時代、 彼は呑みに誘っても乗って来るのは、 20回に1回くらいだっただろうか。 「仕事が残っているので、スイマセン」 「今日は家族との約束で」 仕事好きで「家族が一番」の信条は、 とても潔く、男気のある後輩だった。 そういう所が好きで、 いつもしつこく誘っていたのだと思う。 今は香港で仕事をしている。 帰国できない都合で、大学生のお嬢さんへ プレゼントにポレマフを送ってくれたところ、 そのお嬢さんからの返信の写真である。  なんて素敵な笑顔。 ポレマフがブランドに見えるくらいに 似合っている。 当園にとっても、 嬉しいクリスマスプレゼントだ。 離れて暮らす父親のことを心配しながら、 お礼する優しい表情に、 家族の厚い信頼関係が伝わってくる。 (昔から大切なもの by 農園主)
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優先順位
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2020/12/24(Thu)
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 育苗ハウス内の地面には、 防草シートが張ってあるのだが、 夏場にポットから流れ出た土が積もり、 放置すると雑草やコケの楽園になる。 これをかがみ込んでヘラで掃除する。 嫁さんと2人で3日間仕事であろうか。 今? 実際に苗場として使い始めるのは、 来年の3月下旬以降である。 目的は、仕事場を清潔にする以上に、 病害虫を排除することにある。 特にイチゴの大敵であるタンソ病は、 どんな植物の中でも存続し得るので、 その防除のためにはサボれない作業で、 合い間を縫ってでも、今やるべきこと。 来年の苗作りは、ここから始まる。 (腰がイタイ by 農園主)
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アランとポール(師走の朝編)
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2020/12/23(Wed)
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寒い早朝に暖房機の調子とハウス内の 温度を確認していると、 うっすら明るくなり始める6時すぎには、 2頭ともに小屋から出てくる。 いっしょに暖房機の心配をしているかのように。 「どうした?寒いから小屋に帰ってていいよ」 と言うが、寒そうな顔はしていない。 毛皮が羨ましいと思う。  夜明け後に早めに朝ごはんをあげると 嬉しそうに食べながら、顔を上げる。 「早起きの得は3文どころじゃないよね」 満腹になると、朝日を浴びながら、 のんびり過ごす。 3文は今の300円くらいだと 聞いたことがある。 (晴れ続きがありがたい by 農園主)
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里帰り
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2020/12/22(Tue)
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 “ポレマフ”のご注文が 最近増えて来たので(感謝)、 慌てて再入荷した。 「 将来、いちご狩り開園が再開できた時に 首に巻いて、里帰りさせたいですね」 嬉しいコメントをいただいた。 新設した“クラブハウス”に ポレマフを持ったたくさんのお客さま方が 集結して、いちご狩りを楽しんでいただく。 「夢」である。 今シーズンは、それは叶わなくても、 「ポレマフ巻いて待ってま~す」 そう言って、いちごの宅配を ご注文くださる人もいる。 (嬉しいことだらけ by 農園主) ※ ご注文は 当園ホームページの ポレマフ購入 から。
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葉のチカラ
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2020/12/21(Mon)
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 いちごの宅配のご注文が 少しずつ増え、とても嬉しい。 しかし、お待たせしていて申し訳なく思う。 千葉では晴天が続いたおかげで、 青い果実がようやく赤くなり始めたので、 もう少々である。 予想以上にのんびり育っているが、 正直言うと、例年以上に自分自身も 早く食べてみたいと日々眺めている。 2年振りということだけではなく、 樹と実の様子から想像するに、 とても期待感があるのである。 (早く味見したい by 農園主)
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自然と人のハーモニー
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2020/12/20(Sun)
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 寒い朝が続く。 育苗ハウスに残っていた苗たちの葉は 赤や黄色に紅葉している。 露地栽培のイチゴはこのまま、 活動を休止(休眠という)して、 気温が上昇する春になってから、 内在している花芽を出現させ開花する。 それまでは、じっと寒さに耐える。 イチゴの生理とは本来そういうもの。 施設栽培では、ハウスと暖房機で、 今年からは、培地加温(地中加温)も使って 春を演出し、イチゴたちに 舞台に立ってもらっている。 一方で、一定の低温によって、 花芽を次々と分化させることで、 長期間、花を咲かせることも大事である。 冬と“疑似的な”春の繰り返しが、 イチゴ栽培の面白さである。 (協演 by 農園主)
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♪テヲトリアッテ、コノママイコウ♪
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2020/12/19(Sat)
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“クラブメンバー”の申し込み期限が 迫ってきた。今月末である。 先日、「 ポレポレクラブ」 を創設した。 ポレポレ愛のある方々のチカラをお借りして、 台風、コロナの難局を乗り越えたいという 思いからである。 メンバー限定のイベントや いちご狩りのご予約特典などを企画している。 将来は、メンバーの方々が横断的に つながりを自然に育んでいけるような、 温かいものにしていきたいと ひそかに願っている。 「思いやり」や「つながり」を 大事にしたい。 ひとはとても優しいことを知ったので。 (是非、ご登録を by 農園主) ※ ポレポレクラブ・メンバーのご登録は、 コチラ から
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希望の光
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2020/12/18(Fri)
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イチゴの白い花びらが散って、 ハウス内の通路に散乱し始めたので、 手押しの“スイーパー”と手作業で、 掃き掃除をしていく。 (ケルヒャー社の機械がおすすめ) 何往復もすると汗の量に比例して、 きれいになる。  今年は、いちご狩りの開園は、 当面自粛することとしたので、 ハウスの様子を見て、 「 お客さんを入れないなんて、 もったいない。。。」 そういう声も多くいただく。 そういうことではない。 いつでも始められる準備を 緊張しながら続けているのであるから。 (これからも by 農園主)
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寒波
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2020/12/17(Thu)
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各地で大雪である。 千葉も氷点下の朝になった。 暖かった昨年より2ヶ月も早いそうだ。
この数日、夜明け前の4時ころには、 ハウスに出かけて、新しい暖房機の 稼働状況を確認している。 今朝はフル稼働。 暖気は数台の循環扇で動かしているが、 温度ムラは避けられなく、 それでもできるだけ効率的に (燃料費をかけずに)暖めたいので、 真っ暗な中、ハウス内の各所の温度を 測りながら、あれこれと思案している。
(夜明け前が、さぶっ by 農園主)
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もう次の“かなみひめ”?
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2020/12/16(Wed)
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 “来シーズン”の親苗の候補になる 子苗を採取している。 だいぶ遅い、でも2回目になる。 本圃の樹からまだまだランナーが 出現しているので、その中から ランナーの先の子苗を 選抜して挿し苗をしている。 「種の保存」のためである。 若い苗を使うことで、内在しているかも 知れない病気を排除できるとされる。 ランナーを土中に挿すことで、 苗は必要な水分と養分を吸収でき、 その後、発根し冬を越し、 来春には親苗候補になる。 さすがに、この寒い時期での挿し苗が 上手くいくのかどうか、でも挑戦。 今年は育苗ハウス内で管理するので、 よもや アランとポールにかじられることはあるまい。 (あの時のように by 農園主)
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かなみひめの今
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2020/12/15(Tue)
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いちごの中でも果肉が とても柔らかい品種なので、 ご来園経験のある方はご存知だろうが、 いちご狩りの時は、普段以上に 優しく扱っていただいていたと思う。 宅配では、実が傷つきやすいため、 従来はお応えしてこなかった。 今年はいちご狩りを しばらく「お休み」すると、 皆さまにお伝えしたところ、 「“かなみひめ”を送ってもらえませんか」 というご要望を想像以上にいただいている。 かなみファンからの熱い思いが嬉しい。 そこで、今年は丈夫な宅配ケースを 新しく導入し、無事にお届けしたいと 考えている。 (それでもお早めにお召し上がりを)  今は、青い実がぐいぐいと 大きくなっている。 樹や葉は、すこぶる元気なので、 とても期待している。 (数量は限定予定 by 農園主)
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こころの余裕
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2020/12/14(Mon)
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 面白い雲だなと思ったら、 “UFO雲”と呼ばれるとか。 正式には「つるし雲」と言って 上空に強い風が吹くときにできるそうだ。 今朝は急に風が強くなり、 風の音で3時ころに目を覚まして、 農園に出かけた。 しかし、事故が起きるほどの 強風ではなく、なま温かい風で、 家に帰って二度寝したら、 少々寝過ごしてしまった。 朝になって、お客さまから 「今夜、双子座流星群ピークですよ〜」 とメールが入っていたことに気付く。 そうだったの? 上空を見上げなかったことが悔しくて。。。 (流れ星見たかったな by 農園主)
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リンゴの歌
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2020/12/13(Sun)
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岩手県北上市のいちご農家仲間から、 今年も美味しいリンゴをいただいた。  岩手県もコロナの影響は避けられず、 いちご狩りの集客は減るものと 予想しているとのこと。 対策としてコンテナハウスを利用して、 自前の販売所を作ったそうだ。 うまくいくかどうかは、わからない。 でも、やってみた人、もがいた人間にしか わからないことがたくさんあると思う。 それは、将来のいちご農園経営にとって、 大きな財産になるものと信じて、 当園も試行錯誤している。 知らないドアを開けるには、 “とてつもない”勇気が必要である。 でも、じっと同じところに佇んでいたら、 何も変わらないどころか、 多分、もっと厳しいところに 追いやられることになりかねない。 ドアを開けるかどうか、迷ったときは、 人に聞く勇気も大事かと。 それぞれの立場で みんな悩んでいるのだから、 きっと、ヒントがある。 (行動あるのみ by 農園主)
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応援団
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2020/12/12(Sat)
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 農園に可愛らしいパンジーとビオラの プランターがたくさん並んだ。 これから始まるいちごシーズンへの 応援団のようである。 君津特別支援学校の先生が、 休日の中、運んでくださった。 あの 「夏のひまわり」 につづく 第2弾である。 今回は、生徒さん達が、 土作り、苗作り、定植まで 手伝ってくれたそうだ。 大事にしたい思う。 くれぐれも、アランとポールに かじられないようにしないと。 これから始まるコロナ禍の 新しい農園の運営には 不安なことだらけであるが、 でも、やれることを地道に やって行こうと思う。 (味方はたくさん by 農園主)
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大果の予感
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2020/12/11(Fri)
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 イチゴの白い花。 花びらの数は、5枚が普通であるが、 その枚数が7~8枚、 時には10枚になることもある。 こういう場合は、大きな果実になる。 この話をいちご狩りの時にすると、 大人から子供まで一斉に 花びらを数え出す。 「これ、すごいよ~」 となるのだが、 それを食べられる人は、 1ヶ月先の来園者、になる。 それでも、イチゴの花をしっかりと 見てくれることはきっといい体験に なっていたものと思う。 こうした光景は、 当分先になりそうだが、 充実した青い果実は、 順調に肥大化している。 (もう一息 by 農園主)
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夕焼け
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2020/12/10(Thu)
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 午後は4時過ぎには西の空を見ながら、 暗くなる前に片付けを始める。 毎日、やりたい仕事を 予定通りとはいかないが、 段取りをしながら進めている。 イチゴたちは、多少生育が遅れ気味でも、 順調に青い実を大きくしている。 アランとポールは、午後の散歩の後、 お腹を膨らませて、ペロペロしながら、 小屋に帰った。 平凡な日常の繰り返しであるが、 「ポレポレ農園のいちご、待ってました」と ご予約をくださる方々がおられる。 (シアワセ、である by 農園主)
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本と脇
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2020/12/09(Wed)
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「わき芽」とは、 葉や茎の付け根から出てくる芽のこと。 「本芽」に対する言い方で、 あくまでも脇なのだが、 花芽はちゃんとつくので、 放置しておけば花数は増えて、 必然的に果実数も増えることになる。 ならば、わき芽はどんどん増やした方が いい?と思うかも知れないが、 そうもいかない。 果実は“数と味覚が反比例する” 関係にあるので、摘果や摘花には そういう理由である。 イチゴのひとつの株から果実に 配給できる栄養分には限界があるので、 芽数は管理する必要がある。 ちなみに、今の時期は “ひと芽”管理が基本。 <芽かき作業前・四芽>  ↓ <芽かき作業後・ひと芽>  (2ヶ月先を想像しながら by 農園主)
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革命の最中(さなか)
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2020/12/08(Tue)
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サラリーマンを辞めてもう10年が経つ。 スーツは何かの時のためにとタンスに 数着は仕舞ってあるのだが、 もはや七五三状態?に違いない。
会社員の働き方は、コロナ禍で一気に 変容したと友人たちから聞いている。 テレワークで、通勤や会議や顧客訪問が なくなり、副業も普通になってきたと。 それが働き手に快適だったり、 経営側からも経費削減になったり、 うすうすやるべきことと思っていたことが、 一気にやれてしまったという意味では、 革命的と言える。 だから、今後コロナが収束しても、 もはや元には戻らないという声が 圧倒的であるようだ。 時間の浪費でしかない会議など 今さら?ということだそうだ。
しかし、仕事をする上で、 これまで以上に重要なことも知った。 マスクをしての対話や画面での会話では、 相手の気持ちがよく見えないという経験で、 口元の動きがコミュニケーションでは とても大事なのだということ。 そして、仕事は自由にやってもいいが、 アウトプットを示さなくてはいけないこと。
今回の不幸な事態から、 新しい幸せのカタチを見つける。 仕事も生活もそうしなければいけないと思う。
(タダでは転ばないこと by 農園主)
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言葉の柔軟性
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2020/12/07(Mon)
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「ぴえん」が、“辞書に載せたい” 今年の新語大賞に選ばれたそうだ。 辞書を編む各編集社が選考するものだとか。 ずいぶん前から辞書を引く人が 減ったと言われる。 ネットですぐに調べられるご時世だから そうなっても仕方ないのかも知れない。 そういう自分も、今回の大賞の意味を ウィキペディアで普通に調べていたのだから。
思い返すと、辞書が好きな方であったと思う。 「どういう意味?」 と思った瞬間に調べたいので、 かつては、国語辞典は仕事場だけでなく、 家の中にも点在させて置いていた。 ついでに英和や英英やことわざ辞典なども。
辞書で引いた言葉の周辺には、 過去に調べたことのある言葉に ラインが引かれていたり、 落書きがあったり、昔の自分と 再会できることもあった。 独特な紙質を懐かしく感じながら。
(ここで「ぴえん」かな? by 農園主)
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おいCベリーの様子
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2020/12/06(Sun)
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 背丈は、大き過ぎず、小さ過ぎず、 順調なペースで生育していると思う。 果実の肥大化の時期に入っている。 ハウスに入った人の中には、 「もう美味そう」という人も。 葉先に露出する“葉水”が しっかりと見られるので、 根から水分と栄養分を休むことなく 吸い上げていることがわかる。 この葉先からの「蒸散作用」は、 イチゴの体内で循環させるために 必要なことであり、健康体の ひとつのバロメーターとも言える。 これからの厳冬期にもこの様子が 続くためには、今ままでに根量をいかに 増やしてきたか、にかかっている。 (土中を想像しながら by 農園主)
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これ、いいね(ねぎ味噌)
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2020/12/05(Sat)
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食べることが、増々楽しみに感じる 今日この頃である。 それが地元産ならば、なおさら嬉しい。 こちらの農園の「にんにく新芽」は 野菜炒めの決め手として 以前からのお気に入り。  芽ねぎの「ねぎ味噌」が販売された。 湯豆腐にちょっとのせて、いただくと、 ほぉ~、たまりません。 味噌のほのかな甘みと芽ねぎの優しい香り。 寒くなってきたので、 日本酒との相性は抜群だ。 近所の直売所「JA味楽囲(みらい)」 さだもと店で、手に入る。 (シンプルが一番 by 農園主)
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希望の明かり
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2020/12/04(Fri)
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クラブハウスの倉庫に 段ボールを積み上げた。 今シーズンはいちご狩りを休み、 販売に主軸をおくので、 資材の量は増えるものと予想して、 大量発注をした。  この光景を見て思い出したことがある。 いちご農家になるかどうかを考えていたころ、 就農の候補地だった静岡県のいちご農家に お世話になったことである。 10年以上前になるが、その近所の宿に 3泊ほどして仕事体験をお願いした。 とても貴重な時間であり、 今もお付き合いは続いている。 その農家は市場出荷に注力している方で、 出荷の箱数によって収入が決まる。 当時、初日にお手伝いした仕事は、 農協にトラックで出かけて、 段ボールを積んで、 農園の倉庫に積み上げていく。 行ったり来たりと、これを終日続けた。 倉庫は、窓の上まで積み上げた段ボールで、 真っ暗になった。 「 ここにいずれ陽が入って 明るくなる日がくる。 そこまで、段ボールが減っていくことが、 日々の最大の楽しみだね。」 そういう生き方の農家もおられる。 終日、収穫をして、夜遅くまで パック詰めをして出荷する。 大変なことは間違いない。 でも、それはどんな仕事でも同じ。 技術的にできない仕事なのか、 大変だからできないのか、 「それは無理」という前に 考えなくてはいけないと思っている。 (やればいいだけならやる by 農園主)
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作者の意志はどこか
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2020/12/03(Thu)
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 イチジクの苗をいただいた。 「桝井ドーフィン」という品種である。 イチジクの美味しさに魅了されて、 作ってみたいと思っている。 もちろん、趣味の範囲である。 さて、昨日、種苗法が改正された。 韓国や中国に人気品種の苗 (シャインマスカットなど)が流れ、 知的財産が侵害されているという指摘がある。 それを防ぐ目的があると説明されているが、 同時に国内の生産者にも苗の「自家増殖」を 規制することにもなる。 無論、知的財産は、 当然に守られるべき権利であり、 それは国内外においても同じこと。 でも、法改正してまで、 この著作権を守りたい人は誰? そういう疑問がわく。 なぜなら、イチゴの品種に関して言えば、 ほとんどが県の農林研究所による 品種改良の成果であって、 営利目的ではないからだ。 音楽や映画のようにコピーの目的が 「趣味」と「販売目的」という線引きは、 永遠に規制できないテーマだが、 そもそも農作物の世界にも導入すべきなのか。 美味しいものを食べたいのは世界共通で、 生活のインフラであるなら、 その権利は無料開放すべきものとも思う。 (イチジクを眺めながら by 農園主)
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リクエスト
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2020/12/02(Wed)
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外は冷たい小雨であったが、 ハウス内の施設栽培は天候万能型なので、 普通に仕事ができるのがメリット。 でも、それが年中無休になるので、 嬉しいやら、悲しいやらだが、 きっと仕事好きには有難いことかも。 さて、紅ほっぺの結実が進んでいる。 少々、ペースが遅いものの当園では いつものことなので焦ることはない。 じっくりと時間をかけて、 充実した果実になってくれればいい。  そのための補助として、 今、なにを求めている? 余分な脇芽や古葉を取くこと。 そう言っているようだ。 (はいっ by 農園主)
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