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秋晴れの青葉
2020/10/31(Sat)
【写真】上から見た紅ほっぺの様子

 イチゴたちは、日々、生長している。
期待以上に。
確かに、ヨトウムシに葉をかじられたりは
しているが、それを除けば、
厚みのあるしっかりした葉を最大限に
拡張させ、日光を楽しんでいるようだ。
こういう表情もあるのかと日々感じている。
葉のツヤが健康な証し。

 失敗を経験しながら、イチゴから学び、
迷いながら、ちょっとの進歩に喜ぶ。

(希望を持って by 農園主)

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おいCベリーの様子
2020/10/30(Fri)
 人気品種の“おいCベリー”は、
いちご狩りの時にそのエリアの
実がなくなるのが早い。
もっとも、花数が少ない品種なので、
収量が少ないという面もある。

 今シーズンは、例年よりもエリアを
広げて育てている。 新しい試みである。
「いちご狩りが開園できないかも。
あるいは、人数制限をするかも。」
ならば、思い切って品種毎の
組み合わせを大きく変えてみようと、
苗づくりを始める直前(3月)に
当初の計画から大幅に変更し、
“おいCベリー”を増やした経緯がある。

 育苗ハウスの品種毎の配置を計算して
管理している嫁さんからすれば、
「えっ、今さら?」
と頭を抱えていたと思うが。。。

【写真】おいCベリーの根元(クラウン)の様子

 さて、クラウン(根元)が
ガッシリとしてきた。
野性味がみなぎっている感じ。

(意外な表情を発見している by 農園主)


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甘味の魅力
2020/10/29(Thu)
 大森の“あべ川餅”をいただいた。
きな粉と黒蜜に合わせていただく。
「黒蜜の中に泳がせるように食べて」
そう教えていただいた通り食すと、
「うわー、シアワセ」

【写真】東京・大森名物 “餅甚のあべ川餅”

 最近、甘いものが好きである。
かつては、口にすることがなかったのは、
食べたいと思わなかったから。
しかし、昨年からダイエットを始めて、
体重が15キロほど落ちたのだが、
それから好みがどうやら変わったようで、
何でも少しずつ食べたくなった。

 久し振りにお会いする人には、
「病気、、、した?」
と心配されるが、全てにいたって元気。
体が明らかに軽いので、
ハウスに上がるような作業も楽である。
人間ドックでも、これまでは
中性脂肪やら悪玉やら、
指摘されていたのだが、
数値が正常近くになった。
決して難しいダイエットはしていない。
嫁さんが野菜を多めにしてくれているが、
食べる量を減らしただけ。
ちょっとずつ減らすのは面倒なので、
一気に半分までにしたら、
胃袋も小さくなったようで、
毎食、満腹感があるようになった。
それだけのことだが、
美味しいと思うものが増えたのは、
シアワセなダイエットでしょ。

(本でも書こうかな by 農園主)

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チクタク、、、
2020/10/28(Wed)
 あれっ?
時計が再び動き出したかな。
そんな気分を感じている。
いえ、だからと言って、今まで
記憶が消えていたわけではなく、
精一杯、頭をフル回転させて
台風からの復旧作業を
嫁さんと二人三脚で続けてきた。
解体、再建計画、資金繰り、
補助金の交渉、ハウス工事、
クラブハウスの建設。
瞬く間に過ぎた時間であるが、
記憶が飛んでしまったような
気がするのは、昨シーズンは、
開園をしなかったからだと思う。

 思い返せば、台風の直前に
ハウスのシートを
2人で張り替えていた。
多くのお客さまがいちご狩りの時に
歩く通路は摩耗するので、
定期的なメンテ作業が要る。
時間があるときに、
と思って始めた矢先だった。

 そして、風雨にさらされて、1年。
こうしてまた、新しいシートを
張れている。

【写真】新しい防草シートを通路に張り終えた本圃ハウスの様子

(チクタク by 農園主)

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野生
2020/10/27(Tue)
【写真】逞しく生育中のいちごの苗の様子

 ハウスの中に入ると、
例年と雰囲気が違って少々戸惑う。
顔なじみだったはずのイチゴ達が、
急に大人になったような印象というか、
イチゴたちの様子が例年と異なるように
感じるからだと思う。

 背が低く、ずんぐりむっくりと
根をしっかり降ろしている感じ。
しかも葉の厚みがあって、
とてもワイルド。
強い生命力からの逞しさが
発散されている。

 時には、手をかけず、
野放図に任せることも大事であることを
今年は学んでいる。

(相手を信じること by 農園主)

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再建の応援歌
2020/10/26(Mon)

 アランとポールと仲良しで、
ご近所にお住いのまゆみさんから
手づくりのプレゼントをいただいた。

 ウェルカムボードとトイレのプレート。

【写真】トールペイントで作ってもらったアランとポールのデザインのウェルカムボードとトイレプレート

 アランとポールに、
立体的なリアルないちご、
そして、ポレマフの柄も。
背景にも手が込んでいるだけでなく、
とても楽しい雰囲気があって、
どこに飾ろうかと、嬉しくて、
嫁さんとクラブハウス内を
キョロキョロと見渡している。

 早く、皆さまにお見せしたく、
その日がくるのが、待ち遠しい。

(お楽しみに by 農園主)

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フルオープンの初心者
2020/10/25(Sun)
【写真】ブルハウス(4連棟)天井の少し短くなったビニール

 昨日、自画自賛したのも束の間、
残念な失敗をしていた。
ブルハウス(4連棟)の天井の
ビニールを張ろうとしたら、あれっ?
長さがわずかに足りない。。。
天井に巻き上げている間に
ビニールが縮むものと想定して、
長めに切ってあったはず。
実際、ベアハウス(3連棟)にも
縮みがあったが、
長めにしてあったので難なく張れた。
しかし、実はこちらのハウスは
長めにし過ぎていて、台風対策のために
巻き上げて片付けた時に、
とても邪魔になり、少々?短く切ったのが
仇になったようだ。。。
こういう失敗の繰り返しで、
日々生きているのだが、
今回は想定していたことなだけに
我ながら、残念なしくじり。

 仕方ないので、”プランB“の出動へ。
妻面の手前のアーチには、捨て張り用の
ビニペットを付けてあるので、
そこから2重に張ることになりそうだ。

(ノウハウ蓄積中ということで by 農園主)

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偶然の副産物
2020/10/24(Sat)
 天井のビニール張りの仕事は、
ブルハウス(4連棟)に移った。
何とか自分たちでもやれそうだね、と
日々、嫁さんと手応えを感じている。

【写真】逆T字型の梁の上から見たハウス内の様子

 結果論になるが、
ハウス内の補強のために
逆T字型の梁を頭上2.2mほどの
位置に入れたことが、
上の作業の足場になって、
とても助かっている。
この梁に乗っかって、
行ったり来たりしながら、
作業をしているので、
脚立を使うことがない。
相当な効率化と安全を確保していると思う。
計算したわけではなく、偶然の副産物。
でも、フルオープン・ハウスには、
不可欠だったと感じている。

(今さら、自画自賛 by 農園主)

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希望
2020/10/23(Fri)
 ベアハウス(3連棟)の
天井のビニール張りを終え、
雨でも仕事ができるようになった。
仕事好きな?我々からすると嬉しいこと。

【写真】ベアハウス(3連棟)の通路に防草シートを張っているところ

 今日は、そのハウス内で防草シートを張る。
再建工事の時には邪魔になることが多いので
シートを泣く泣く剥いだ。
昨年の台風前に、せっせと新品に
張り替えたばかりだったので、
悲しい仕事だったことを思い出す。
でも、今回は違う。
文字通り、地面に這いつくばって
仕事をしているが、
“希望”に溢れるシート張りなのである。

(外は静かな小雨 by 農園主)

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枝豆?今でしょ
2020/10/22(Thu)
 君津の在来種である“小糸在来”が
収穫期の真っ盛りである。
夏ではなく、この時期に収穫できる
枝豆が珍しいだけでない。
味が濃く、香りも強いので、
食べ始めると、止まらなくなる。

 この数年は、毎回台風の影響で、
苦労したシーズンが続いていたが、
今年はとてもいい実りである。
生産者の皆さんの明るい表情からも
それがよくわかる。
長梅雨で種まきの時期には、
気を揉んだと聞いていたが、
食味は、とってもいい。
JA君津の直売所(味楽囲)で、
手に入るので、是非お試しを。

【写真】幻の枝豆“小糸在来”とビール

(ビールとテッパンの相性 by 農園主) 

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滅亡?のわけ
2020/10/21(Wed)
 コロナ禍で、どういう振る舞いを
していくべきか。
世の中の全員が考えていることなのだと思う。
仕事のこと、学校のこと、日常の買い物、
習い事、映画鑑賞、コンサート、試合観戦。。。
これまでと全く違う生活が続いている。

 「疾風に勁草(けいそう)を知る。」

 最近とても気にしている言葉なのだが、
厳しい試練に遭った時に、
その人の本当の強さが分かるという意味。
でも、逆境への対応は、必ずしも
すぐに結果が出るものとは限らず、
5年とか10年とか、あるいは
もっと先までわからないことかもしれない。
もちろん、諦めたらそこで、ジ・エンド。

 今、必死で考えていること、
その結果、決断したことが、
将来、大事なお客さまに「深~く」
頷いていただけるものか、どうか。

 多分、これまでと同じことを
続けている人たちに、
未来の人たちからの共感は生まれない。
そういう地殻変動が起きているものと思う。

(過信こそ、やっかい by 農園主)


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さぶっ
2020/10/20(Tue)
 夜温が急に下がり、寒いくらいになった。
台風は南方で発生を続けているが、
こちらに向かってくる気配はなくなったので、
ハウスのビニールを張る頃合いと判断した。

 上に登って、作業を開始。
今後の天気の様子をみながら、
今月中には張り終えたい。

 この1ヶ月、イチゴ達は、
雨風に打たれ、虫に葉を食われ、
相当な試練だったと思うが、
表情を見ていると、
過保護気味だった苗場にいたころより、
野性味のある、逞しさが見てとれるので、
今後がとても楽しみ。

【写真】ビニールを張っている作業中に上から見た本圃ハウス内の様子

 これからハウスにビニールの
被覆をしていくと、
イチゴ達には、また違った環境になる。

(顔つきの変化が見もの by 農園主)

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合言葉
2020/10/19(Mon)
 お客さまから楽しいメールが届いた。

「先日、采華(ことは)が
国語のドリルをしていると
『 ママ!!ポレポレのイチゴ狩り行きたい』
  と急に言い出してたので

『 え?どうして??
 イチゴ狩りの文章だったの?』
と聞きながら
ドリルを覗き込むと

とても面白い文章を読んでいました」

【写真】ことはちゃんの国語のドリル

 こうして、日常の中で、
当園のことをご家族で
話題にしていただけたことが
感動的でとても嬉しいこと。
ちなみに、ことはちゃんは、
いつも手作りのプレゼントを
持参してくれるお嬢さん。
あのアイロンビーズを作ってくれた女の子
と言えば、ご存知の方も多いかも知れない。
ドリルに正解の〇がいっぱい
ついていることにも、ちょっと感動。

(その調子でね、ポレポレと by 農園主)

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今さらだけど、ふるさと納税って?
2020/10/18(Sun)
 台風被害の後、ハウス再建では、
君津市に多大な支援をしてもらった。
本当に感謝。
その「恩返し」に何かできないものかと考え、
ふるさと納税の返礼品の末席に
「ポレポレいちご」を加えていただくことになった。
詳しくはコチラ

【写真】君津市ふるさと納税返礼品のメイン画像

 これだけ耳にする「ふるさと納税」なので、
さぞかし浸透していると思いきや、
国民の3割程度の人しか利用していないそうだ。
「好きな自治体に寄付することで、
自分の税金(所得税、住民税)が控除され、
返礼品というお土産が送られてくる。」
簡単に言うとそういう仕組みだということは、
何となく知ってるが、
「高額所得者のためでしょ?」とか
「税金控除の手続きが面倒なんでしょ」とか、
知らないことが多いのも事実。

 実は、そういう自分も経験がない。
ただ、東京でサラリーマンをしている
弟家族から、もう何年も前から
応援している地域から
「美味しいもの」を送ってもらっている
と聞いていた。
データ上でも、経験のある人の9割は、
リピートしているそうなので、
きっと、いい制度であるはず。
ちょっと調べてみたら、
最初の疑問への答えは、
年収と家族構成に応じて上限金額が
あるだけで、誰でも利用できる。
税金手続きへの心配は、確定申告が要るが、
税務署に赴くことなくネットで手順通りに
簡単にできるそうだ。
また、「ワンストップ特例制度」という
これまた簡単な方法も用意されていた。
詳しくはコチラ

 さて、大事なところになるが、
そもそもお得なのか?
寄付金のうち2,000円は、
税金から控除されないので、
それが自己負担となるが、
返礼品は寄付金の3割相当の金額が
用意されているので、2,000円で
返礼品がをもらえることになる。

「応援したい地域に寄付し、
気に入ったものが送られてくるなら、
こんな嬉しいことはない。」

 そう感動していただけるような、
返礼品を準備して、
ご自宅にお届けしたいと思う。

 もちろん、いつも通りの宅配ご注文の
受付も開始したので、
その場合は、当園のHP から
是非、お申込みを。

(お待ち申し上げます by 農園主)

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行動変容からの事業変容
2020/10/17(Sat)
 コロナ禍で消費者の行動が
激変していることは、
自らのことを考えても
納得することだと思う。
ユニクロの柳井会長は、
「今までの常識は通用しない。
自社の存在理由を考え抜くこと」と
今後の企業の在り方について言っている通り、
事業の再構築、方向転換が急務になっている。

 例えば、コンビニ業界は
有事に強いはずだったのが、
テレワークの広がりで、
都心部でのランチ需要が突然消え去り、
一方で、時間が出来た消費者は、
地元の郊外のスーパーで
買い物をする人が増えた。

 繁華街とか、都心部とか、
大通りとかは、もはや好立地ではなく、
インバウンドも含めて、
小売り戦略のキーワードが
どんどん変わっていく。
これまでの考え方を過信してはいけない
ということであろうか。

 正解はわからないが、
大事にしたいと思うのは、
物理的に「広く遍く」お客さまを
求めていくのではなく、
たとえ狭い範囲であっても、
つながりや関係を「密に深~く」
掘り下げていくことかと。

(とことん濃くありたい by 農園主)

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美味しいものは微量だけ
2020/10/16(Fri)
 苗に今まで追肥をしていない。
ついつい甘やかしてしまいがちな
自分自身としては、相当我慢している。
このやり方が正解かどうかは判らないが、
でも、少々ツライ思いをさせることで、
根張りが広がることを期待してのこと。

【写真】施肥作業中の本圃ハウスのいちご苗の様子

 葉かきをしながら、様子を見てきたが、
そろそろ、肥料分を上げてもいいころかと。

(少しだけね by 農園主)

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フルオープンでの葉かき
2020/10/15(Thu)
 定植してから2週間が過ぎ、
葉かき(剪定)をした。
古葉を取り除くというよりは、
葉をむくことで、発根を促すためである。
そろそろ、根の活着が進んでいるころなので、
ここで、もう一押しという感じ。

【写真】フルオープンハウス内での葉かき作業の様子

 ビニールの張っていない本圃ハウスでの
栽培は今年が初めてなので、
いつもとは勝手が違う。
温度が高くならないのはいいところで、
苗の背は低く抑えられている。
ただ、北側はこの時期の北風で
葉が擦れて傷つきやすい。
また、葉が雨に濡れて、ハダニは少ないが、
ヨトウムシはハウス内に入り放題なので、
とても多く、新葉がかじられ、
かわいそうな葉っぱが散見される。
この環境下では、仕方がなく、
自然体ということ。
地道に葉かきをしながら、
1~5ミリほどのヨトウムシを
見つけては退治していく。
早朝は活動時間なのか、
簡単に見つけられることも知った。

(小さな新発見 by 農園主)


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小さなたくさんの瞳
2020/10/14(Wed)
 クラブハウスの中で、
3時の休憩時間に津田さん(安房竹材)、
大谷さん(ジャット)とお茶をしていたら、
窓越しに、我々が見えたのだろうか、
下校途中の小学生たちが駆け寄ってきた。
ドアを開けたら、みんな顔をつっこんで、

「広いね~」
「木のいい匂いがする~、この匂い好き」
「台風から1年だもんね、早いよ」
「いちご早く食べた~い」

 新しい“クラブハウス”に
我々以上に瞳を輝かせている。

 毎日、この子たちの登下校の姿を、
地域の大人として、
見守ってきたつもりだったが、
本当は、この子たちが、毎日農園を
見守ってくれていたことを知る。
壊れたハウス、それを片付ける様子、
整地をして、ハウスの再建工事、
そして、クラブハウス。
この子たちが一番知っている。

(ありがと、涙 by 農園主)


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やる気スイッチ
2020/10/13(Tue)
【写真】クラブハウス内に完成した小上がり(作業場)

 クラブハウス内に
新しい作業場が仕上がった。
能の舞台稽古ができそうな感じ?
確かに、音はよ~く響きそう。
鼓の「ポ、ポン」とかも。

 ここで、収穫した「いちご」を
清潔に丁寧にパック詰めし、
皆さまにお届けする。
親方(石井さん)のおかげで、
期待以上の“職場”が出来たと思う。
さぁ、頑張ってみようという気持ちを
一段と鼓舞してくれる。

(是非、観に来て by 農園主)

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アランとポール(秋風編)
2020/10/12(Mon)
【写真】上り台の坂で顔を見合わせるアランとポール

 雨続きから解放されて、
朝から登り台の上で、
のんびりと並んで座っている。
濡れるのが嫌いなので、雨の間は、
小屋の中でじっとしているしかない。
小雨程度なら、トイレも小屋の外に
出て済ますのだが、雨粒が大きいと
そうもいかない。
そういうストレスもなくなって、
今日は機嫌が良い。
汚れた毛をブラッシングをしたのも
嬉しかったのかも知れない。

(結構、綺麗好き by 農園主)

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乱歩?酔歩?
2020/10/11(Sun)
 金融用語で、ランダムウォークとは、
次に現れる位置が確率的に無作為(ランダム)
に決定される運動である。
乱歩(らんぽ)とか、酔歩(すいほ)とか
和訳される。
平たく言うと、予測できない動きということ。
台風14号は不思議な動き(ランダムウォーク)
をして、千葉県から遠ざかって行った。

【写真】台風14号が過ぎた後の本圃ハウスの様子

 強風はなく、
苗の葉が痛めつけられることも
なかったので、ホッとしている。
雨は長く降ったが、培土の水はけは、
とてもいいので、そこは大丈夫。
ジャット(株)の高設ベッド設備の
いいところである。(少々値段が高いが)

 さて、苗にはそろそろ施肥をする時期である。
そろそろ晴れて陽の光がほしい。

(アランとポールにもね by 農園主)

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ビールの味わい方
2020/10/10(Sat)
【写真】木更津・SONG BIRDの4種の地ビール

 ビールは、日課にしているので、
好物だと思う。
学生のころに「のどで呑むもの」と
先輩に教わり、それを頑なに守ってきた。
エビスから第三のビールまで好きな銘柄は
たくさんあり、それなりに銘柄は
知っているつもりだ。

 でも、ビールにもこういう味わい方が
あるのかとちょっと衝撃を受けた。
「ワイングラスで飲んでください」という
お店の方のアドバイスの通り、
とても香りがいいのだ。

 木更津の地ビール「SONG BIRD」
「WHEAT」を今日はいただいた。
(たくさん買い込んだので当分楽しめる。)
“とても柔らかい口当たりですよ”
というお話だったが、コクもあり、
何よりいい香り。
“コリアンダー”(パクチー)の
爽やかな香りが鼻から抜けるから
ワインのように料理に合う。
こう来たか。
新しいビールとの出会いに
とても得をしたような驚きを感じている。

(もう一本っ by 農園主)

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ヒノキ舞台を作る人
2020/10/09(Fri)
【写真】クラブハウス内に設置する小上がりの工事の様子

 “クラブハウス”内の工事の様子。

 イチゴのパック詰めや配送などの
作業場所は清潔でありたいので、
小上がりの台を大工さんに
作ってもらっている。
ご覧の見事な“ヒノキ舞台”が
仕上がりつつある。

 職人さんたちは、朝7時過ぎには登場し、
夕方6時過ぎ(最近は真っ暗になる)まで、
トンチンカンチン続ける。
昼には奥さまの手弁当を食べ始めた
と思いきや、12時半ころには、
ノミなどの道具を研いでいる。
午後の仕事に備えるためである。

 コツコツと毎日丁寧に積み上げて
ひとつのカタチを仕上げていく。
きっと歳を重ねるごとに、
ますます熟練されておられるのだ
と推察する。
それは、拡大することで
欲望を満たすのではなく、
続けることに満足感を感じることの
できる世界なのかなとも。
外目には淡々としているが、
情熱を傾けて、夢中になって、
いくつになっても
続けることのできる仕事には、
誰しもが憧れるのではなかろうか。
そして、見渡せばいつの間にか、
世の中に自分の作品が
いくつも残っているのである。

(素晴らしい by 農園主)

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かなみひめの今
2020/10/08(Thu)
【写真】フルオープンの本圃ハウスで元気に育っている“かなみひめ”の様子

 順調に育っている。
いつもは定植後、ハダニの“襲撃”に
手を焼いていたのだが、
今年の本圃ハウスは“雨ざらし”なので、
その気配はない。
ハダニは水が苦手という弱点があり、
フルオープンには、そういう利点も
あったかということ。
直射日光を浴び、風を直接受け、
低温を感じている。
いつもより生き生きしているように
見えるのは、野性味のせいであろうか。
ちょっと厳しい環境がより効果的とは思うが、
過度なのは、勘弁してほしい。

(台風は大人しく過ぎて by 農園主)

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自然体
2020/10/07(Wed)
【写真】屋根のビニールを巻き上げた育苗ハウスの様子

 育苗ハウス2棟もフルオープンにした。
定植の後、ポット洗浄が無事に終わり、
育苗ハウスの中は空っぽになったので、
台風対策として天井のビニールを
全て巻き上げておく。

 台風14号が発生しているが、
進路は予想できないようだ。
「こっちくるな~、あっちいけ~」
という発想は、もはや、ヤメにしている。
“あっち”の人は、来たら困るのだから。
やるべき備えをやっておく、それだけである。

 10月の台風は今回1回目だが、
データ上は例年3回は近づくそうだ。
まだまだ、油断はできない。
だから、いつでも備えていることが、
自然体になっていれば、
施設の保全上、とても安心であり、
精神衛生上も健全でいられるものと思う。

(手間がかかるのが仕事 by 農園主)


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レインウェアを着込んで
2020/10/06(Tue)
 使い終わった育苗用のマジカルポットは、
来シーズンも使うので、
高圧洗浄機を使って、水洗いし、
それから、消毒液に浸す。
毎年安心して使うためには、
土を落としてから
殺菌をしておくことが大事。

【写真】育苗用マジカルポットの洗浄作業の様子

 この作業に機械を導入するまでは、
13,000個の手洗いをしていたので、
その当時は、粘り強い嫁さんも、
イチゴの仕事の中で
もっとも“キツイ”部類の仕事
と言っていた。
7日間くらい修行僧のように
(ラジオを聴きながら)
水洗いをしていたので、無理もない。

 今や2、3日で終えることが出来て、
しかも来シーズンに使い易いように
ポットを並べておくことまでできるので、
嫁さんも上機嫌である。

(小さな設備投資 by 農園主)

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地面のツヤだし
2020/10/05(Mon)
【写真】クラブハウス(旧受付ハウス)内の土間打ち作業の様子

 新しい“クラブハウス”内の
土間打ちの様子。
「こんなに広いのは久しぶりだよ」
職人さんたちは楽しそうである。
セメントを運び込んでから、
コテで丁寧に平らにし、乾かしてから、
さらにコテで撫でてツヤを出す。
見ていると、思ったよりも
コテのエッジを効かせている。
見事なものである。
かつての受付ハウスのように、湿気が
地面からあがってくることもなくなり、
資材は長持ちするものと思う。
ご来園の皆さまの足下も汚れない。
冬の寒さも和らぐと嬉しいのだが、
どうだろう。
音は、響きますよ。

(神社のように by 農園主)




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「働く」意味って?
2020/10/04(Sun)
 ご近所のスーパーで、好きなレジがある。
毎回、わずか数十秒のお付き合いだが、
“いとうさん”との会話がちょっと楽しみ。
特別なことを話すわけではない。
「いちご順調ですか?」とか、
「ご夫婦いつもいっしょですね」とか、
「今日はカラフルな服ですね」とか。
それでもなぜかホッとする。
彼女のレーンがいつも混雑しているのは、
多分そういう理由があって、
「仕事」って、そういうものかな、
と毎回勉強している。

 人とかかわる、社会とかかわる。
もっと具体的に言うなら、彼女のように
人に必要とされることだと思う。
働くことは本来、とても楽しく、
100歳まででもやっていきたいものだ
と想像している。

(報酬は後からついてくるもの by 農園主)

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ポレポレクラブ・メンバーの募集開始
2020/10/03(Sat)
 “ポレポレクラブ”を創設しました。

 昨年の台風被害の後、皆さまの応援があって、
ここまで再建できました。
ブルハウス、ベアハウスには
イチゴ苗が植わり、ワクワクしています。
これもポレポレ農園を愛してくださっている
皆さまの温かい支援があってこそ、
心より感謝申し上げます。

 そこで、再建の今年は、
“ご恩返し”のシーズンにしたいと
願っており、具体化するために、
“ポレポレクラブ”を
創設することにしました。
お手数ながら、メンバー登録いただくことで、
「ご恩返し情報」をお届けしたい
と考えています。

 例えば、メンバー限定の商品や
イベントの企画ですとか、
メンバー限定のいちご狩りの
開催ですとか。
またメンバー特典として、コロナ収束後には
いちご狩りの先行予約を承る予定です。

 メンバー登録いただける方の条件は、
以下の質問のいずれかひとつ以上が
「YES」の方です。
・当園でいちご狩りを楽しまれたことはありますか?
・宅配や店頭でいちごをご購入されたことがありますか?
・ポレマフをお持ちですか?

 募集期間は12月31日までです。
ポレポレ愛の強いあなたに
是非メンバーになっていただきたく、
ご登録をお願い申し上げます。

(お待ちしています by 農園一同)

※ ポレポレクラブ・メンバーのご登録は、コチラ から

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明暗
2020/10/02(Fri)
【写真】クラブハウス内の電灯ぬ電気が点いたところ

 建築中の“クラブハウス”内に
電気がついた。
トイレにも(1年振り)。
「明る~い」
普通のことなのに、とても嬉しい。

 地元の電気屋さん(あたごでんき)は、
あれこれと気が付く方で、
「いちごをこの辺に並べるなら、
ここは特に明るくしよう」とか
「パック詰めの作業場所も」とか、
「帰りはここから出るなら、
スイッチと防犯灯をつけておこう」とか。

 極めつけは、
「明日から土間打ち(コンクリート)が
始まるから(作業がしやすいように)
今日の内に、電気がつくように
しておかないと」
職人仲間のことを気遣って、
真っ暗になるまで、作業を続けていた。

(これぞいい仕事 by 農園主)


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