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プロジェクト M (完成編)
2020/02/29(Sat)
【写真】ポレポレ農園オリジナルのマフラータオル“ポレマフ”

 ポレマフがついに出来上がった。
昨日、段ボール箱が大量に届く。
さて、今回のポールの角は?
なくなっている~。よかった。
タオル生地は厚いものにしたので、
感触もいい感じ。
お子さんが首に巻いてもいいと思う。
色も期待通り、太陽の下だと一層映える。
さすがアフリカのマサイカラーだ。

 大満足の出来栄えなので、
きっと皆さまにも
喜んでいただけるものと思う。
宅配ご希望の方々には
順次送らせていただくので、お楽しみに。
引き取りご希望の方は、是非ご一報を。
農園でお待ちいたします。

(結構、自信作 by 農園主)

※ ご注文は 当園ホームページの ポレポレ商品のご案内 から。

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ハズレかどうか
2020/02/28(Fri)
「 映画をじっと長時間見るのは、
 10代後半から20代前半の
 デジタル世代には苦痛らしい。」
 (日経新聞)

 この世代は小中学校でスマホが登場し、
大学時代は動画コンテンツを倍速で
見てきた世代という。
情報量を多く摂取することが習慣化され、
だから、とにかく無駄な「ハズレ時間」を
最小にして、自分のペースで生きようと
する意識が強いという分析がある。

 さて、突然に長期の休みになる学校。
在宅勤務で働くことになる家族。
様々な不安と違和感があることは
間違いないが、それでも自宅での
自習のやり方や仕事の方法を
見つけるチャンスでもある。
そして、家族で共有する長~い時間が
我々にとって、本当にハズレかどうかを
確かめる絶好の機会とも言える。

(それぞれの立ち位置次第 by 農園主)

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第二陣、到着
2020/02/27(Thu)
【写真】育苗ハウスの資材を運び入れている様子

 今朝早く(北風の強い中)、
トラック群の第二陣が到着し、
育苗ハウス2棟分の資材が全て揃った。
後は、建て方職人の登場を待つばかりだ。

 さて、世間では休校要請があって、
不安感が膨らむ。
当園は周辺には田んぼしかない、
開けた場所。
(それが唯一の自慢でもあるのだが)
もし、お子さんと、あるいはご家族で
気晴らしをされたいならば、
是非とも、お気軽に来園してほしい。

 だって、我々は人一倍責任感があり、
他人への思いやりも持っているのだから。

(アランとポールもきっと喜ぶ by 農園主)

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さぁ、ゴールに向かって
2020/02/26(Wed)
 いよいよ、再建へ始動である。
育苗ハウスを再建するための資材が届いた。
全てではないが、まずは第一陣のトラック群。
当初の予定より2週間遅れているが、
資材、職人共にひっ迫した状況で、
関係者の方々には精一杯の努力をして
いただいているものと感謝している。
「この辺りでは一番早いんじゃないか」
師匠もそう言っている。

【写真】育苗ハウスの資材を運び入れている様子

 資材を搬入した後は、建てる位置を測量。
小雨の降る中で、次々と進めてくれる。
いよいよ、チームでの始動である。

【写真】運び込まれた山積みのパイプ

(皆さまの応援とともに by 農園主)

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南の地で!
2020/02/25(Tue)
 お客さまから貴重なご報告をいただいた。
ご家族で開園当初から応援してくださり、
今回のことでハウスの仕様について、
あれこれと我々が悩んでいることを
知っていて調べてくださる。

「 こんばんは。
 日々再建に向けてご苦労様です。  
 先日沖縄に行って
 イチゴ狩りをしました!
 ハウスの写真を少し撮ったので
 送信しますね。
 台風銀座らしく、頑丈に見えました。」

【写真】沖縄のいちごハウスの様子

 確かに、これは凄い。
補強を見事に工夫されている。
多分コストを抑えながら
日陰を作らないようにし、
かつ強度をしっかり確保している。
きっと、長年の農家の経験に
裏打ちされた賜物と推察される。
君津でもこういうことが
当たり前の環境になったものと、
もはや考えなければいけない。

「 こっち(沖縄)では50mの風は
 普通だよ、なんでそっちは30mで
 大騒ぎなの?」

 地元の農家の方の言葉である。

(とても重い by 農園主)

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ぐっちーさんとの対話
2020/02/24(Mon)
「 人口流出と高齢化を嘆くのみで
 ひたすら廃れ行く日本の地方経済と
 (フランスの)違いはなにか。
 決定的なのは当事者意識です。
 日本の地方は自分たちで努力をせず、
 口を開けて補助金頂戴と待ち構えている」
 (日本経済への最終提言 山口正洋著)

 山口氏との会話で特に共感するのが、
「食」という産業の重要性である。
大規模農業で「安くたくさん」という発想は
モノが不足した時代の遺物であって、
その意味では“旨いもの”を作ることが
唯一の地方再生の打開策であると思う。
もし、そのためにコストがかかるなら、
値決めをする覚悟を持つべきである。
その先にこそ、山口氏の言う
「 自分の生活は自分で作り上げ、
 満足かどうかは自分で決める。」
そういう精神に到達できるものと思う。

(そうありたい by 農園主)

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“かなみひめ”の今
2020/02/23(Sun)
【写真】休眠中の“かなみひめ”の苗の様子

 気温が上がってきた。
苗の根が動き始めたようである。
今年は積雪もなく暖冬であり、
野ざらしになっていた苗にも
幸運な気候であったと思う。
誰かさん達に葉をかじられた
ハプニング
を除けば、
上出来だったと言える。

(彼らの冬の毛も抜け始めた by 農園主)


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プロジェクト M (メッセージ編 その6)
2020/02/22(Sat)
 ポレマフの納期が遅れております。
ご予約いただいた方々にはお待たせして、
申し訳ありません。
衝撃の 「ポールに角?」という事件 が起きて、
てんやわんや。
工場には無理をお願いして、
何とか今月末には納品されることに
なりましたので、3月から順次発送を
させていただきます。
もう少しお待ちくださいませ。

【写真】ポレポレ農園オリジナルのマフラータオル“ポレマフ”

 引き続き、皆さまからの 
応援メッセージをご紹介いたします。

「 美味しいイチゴを期待しております。
 大変でしょうが、
 ご夫婦力を合わせて頑張ってください。」

「 娘のバスケチームで欲しいというので
 配るね。他にもまた追って。
 これぐらいしか出来なくてごめんねー。」

「 台風で大変でしたね。
 とても心配していました。
 すぐに駆け付けたい気持ちなのですが、
 実は椎間板ヘルニアになってしまって、、、
 この3か月安静にしています。
 力仕事なら何かお役に立てるのではと
 思っていたのですが!
 肝心な時に何も出来ずはがゆいです~。
 チャリティグッズのお知らせを見て、
 うれしいです。
 家族三人分注文させてください。
 よろしくお願いします。」

「 こんなことでしか応援出来ませんが、
 購入させていただきます。
 また美味しいイチゴを食べられる日を
 楽しみにしています。」

「 台風被害のことは、
 当時ブログなどで農園や
 お二人の近況をチェックしていました。
 本当に酷い被害で、
 お心を痛められたと思います。
 心配しかできず何のお手伝いも出来ず、
 ごめんなさい。
 私達はずっとポレポレさんのファンです。
 必ずまたお目にかかる日が来ると
 思っています。
 まずは今年が災害や天候不順が
 ありませんように。
 皆さまの健康、手がけられる全ての事が
 無事でありますよう祈念しております。」

「 元気一杯ビタミンカラーですね。
アランとポールのシルエットが可愛いです。
注文枚数が少なくて申し訳ありませんが、
よろしくお願いします。」

「 昨年家族でいちご狩りに訪れました。
 いちごと動物が大好きな娘にとっては
 とても楽しい思い出の場所でした。
 1日も早い再建を願っています。
 お身体にはくれぐれも気をつけて
 頑張ってください!」

「 可愛いマフラータオルを作ってくれて、
 ありがとう。是非買わせていただきます。
 友達にもオススメしようと思ってます。
 どんな形ででも、支援できることは、
 とても嬉しいです。
 また頼むかもしれないので、
 よろしくお願いいたします。」

(こちらこそ本当にありがとう by 農園主)


※ ご注文は 当園ホームページの ポレポレ商品のご案内 から。


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もういいかい?
2020/02/21(Fri)
 着工が遅れている。
ハウスの再建工事は、今月の10日頃から
始める予定であったのだが、
「資材の完成が遅れている」のだそうだ。
ハウスのアーチパイプのことである。
それでもなんとか2週間遅れで、
調達できることになり、来週中には、
工事が始められる段取りとなった。

 正直、とても気を揉んできた。
このように混乱する事態は、
当初から想定していたからこそ、
昨年中には駆け足で準備を進め、
(皆さまのご協力の賜物)
資材の発注まで済ませて
おいたはずなのだが。。。

 関係者の方々は、努力をして
いただいていると思うのだが、
こういう事態を避けてこそ、
本来の「デキる」人たちである。

 でも、大丈夫。これからまだまだ、
挽回できる時間はたっぷりとある。
チームプレイとは、そういうものだ。

(信じて励ますこと by 農園主)



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今もあの頃も
2020/02/20(Thu)
 ミルケンという巨人が80年代にいた。
ジャンク債という市場を作った男である。
債券の世界では、米国債市場が
最も市場参加者が多く、信用力があり、
効率的であるために、
金融理論が成立するという意味において、
エリートが集まる世界であった。
一方で、信用力の落ちる債券には
理論値がなく、誰もリスクを
取らなかったのだが、
そこにビジネスチャンスを見出したのが、
マイケル・ミルケン氏であった。
その後の振る舞いには触れないが、
この度、恩赦されると報道されている。

 彼の試みた仕事を平たく言うなら、
資産全体の中にちょっとだけ利回りの
高いもの(ジャンク債)を持つことで、
リスクを抑えてリターンが取れる、
という考え方(ポートフォリオ理論)を
広めて、リスクの高い債券を
世の中に埋め込んでいった。
今や当たり前だが、当時はとても斬新であり
エリートの集まる米国債市場で勝てないなら
こういう手もあるのかと、
金融界ではカリスマ的な男となった。
ちなみに、リーマンショックの元凶となった
サブプライムローンの証券化も
全く同じ発想である。
時代は常に回る。
ルール違反は論外だが、
最初は“特別”だと思う。

(どの世界でも by 農園主)

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ベルアメール
2020/02/19(Wed)
【写真】ベルアメールのチョコレート

 美味しく、楽しい差し入れを
ご近所の方々からいただいた。

 何もない農園に立ち寄ってくださる。
なんと嬉しいことか。
最近は、農園で終日仕事を
しているばかりではなく、
役所に出向いたり、書類書きをしたりと。
もしかしたら、せっかく
立ち寄っていただいたのに、
お会いできていない方も
おられるかも知れない。

お菓子のおもちゃ“あいこでポン”とモンロワールのリーフメモリーチョコレート

「少しは遊びも大事よ」
無理をせず、肩のチカラを抜いて、
という励ましである。

(あいこでポン by 農園主)

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農を考える (発想の転換について)
2020/02/18(Tue)
 本日付の新聞、農水省の調べでは
この20年間で農家数は半減したとある。
今さら驚く話ではない。

「農家数が急減する中、残った生産者だけで
農地を維持するのは容易でない。
大規模経営の農家は続々登場しているが、
それでも耕作放棄地は増えるだろう。
こぼれ落ちた農地は荒れ地に変わる。」
(日経新聞)

 大規模化?が“日本”の農業の
進むべき道であろうか。
スケールで海外と勝負? まさかである。
我々は世界の中で
とても食味の優れた人種であると思う。
そういう親のもとで育っている。
だから、多少価格が高くとも、
「美味しい」ものを食べたい。
そういう国民だと消費者として思う。
大量生産で安価なものを
決して求めているわけでなく、
勝手に提供されているだけである。

 農水省も問題意識を持っておられる。
先日お話した方も、
「これまでは農地の所有者に
将来のこと(耕作できないこと)を
自覚してもらうことに
主眼を置いてきたが、そろそろ、
担い手(耕作をしていく人)に軸足を
変えていかなければいけない時期だ」
と指摘されていた。

 どうしたら、新しく参入する人達が
増えていくのか。
もはや農業をしていない方々に
その方策など理解できるはずもなく、
新しい担い手にその将来の決定権を
譲るべきではなかろうか。
もし、障害になっている悪習?がある
としたら、そこに農政の出番がある。

(主役は誰か、である by 農園主)

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アランとポール (出来たよ編)
2020/02/17(Mon)
 小屋の屋根 が無事に付いた。
部材がうまく揃ったので、
思ったよりもいい出来栄えで、
我ながら驚いている。
多分、雨漏りもしないと思う。

 早速、アランとポールがやって来て、
周囲をぐるっとチェック、
中に入って屋根もチェック。
満足そうな顔なので、合格のようである。

【写真】修繕した小屋の背面をチェックするアランと小屋の中を覗き込むポール
【写真】修繕した小屋の周囲を一周するアランと小屋の中をチェックするポール
【写真】小屋の中に入って満足そうなアランとポール

 ただし、被災後のこの5カ月間は、
2頭がひとつの小屋の中で寝ていたので、
さて、これからはどうするのか。
2つの小屋に別々に寝るのか、
相変わらずいっしょなのか、
興味のあるところである。

(仲がいいので by 農園主)

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青色の赤字
2020/02/16(Sun)
 確定申告の季節であるが、
まだ締切りまでは1ヶ月ある。
でも今年は会計ソフトへの入力を
嫁さんが早々に終え、
なんとその後のチェックも終了した。
早い~。
念のために税務署に台風被害の
計理処理も確認したので万全。
ちなみに、被災でハウスが倒壊し、
“資産”がなくなってしまった場合は、
“除却”をして、“特別損失あるいは雑費”
として計上する。
(これから処理する方へご参考まで。)
その金額が大きかったので、
今年の収支は真っ赤になってしまい、
税金を払わない立場になった。
あれだけ市役所の方々に
お世話になったり、
図書館を愛用したりしているので、
申し訳ないと思う。。。
また、払えるように出直したい。
でも、今シーズンも営業していないから、
当分、先になりそうかな。

(それにしても弥生会計は賢い by 農園主)

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プロジェクトM (ちょっと待って 編)
2020/02/15(Sat)

【写真】ポレポレ農園オリジナルのマフラータオル“ポレマフ”

 お待たせの“ポレマフ”をそろそろ
皆さまにお届けできる頃合いだったのですが、
事件?が起きてしまいました。

「仕上がりがデザインと異なってしまいまして」と
製作をお願いした会社の工場から連絡があり、
確認をすると、
「あれ?ポールに角がある?」
嫁さんがこだわったデザインが
どこでどう間違ってしまったのか。。。

「ポールはどっち~?」
皆さまの声が聞こえてくるので、
ここはやっぱり譲れないところかと。

 そういうわけで、ちょっと納期が
遅れることになってしまいました。
ご予約をいただきました皆さまには、
お待たせして大変申し訳ないのですが、
少々、お待ちくださいませ。

(ポレポレで by 農園主)


※ ご注文は 当園ホームページの ポレポレ商品のご案内 から。
 ( 3月初旬入荷予定です。 )  


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いけそうな予感
2020/02/14(Fri)
 アランとポールの小屋、
壊れた片方を修復している。
先日、何とか残った部材で
壁面までは再建したのだが、
屋根がない。
骨組みがゆがんでしまい、
トタンの屋根はボロボロに
なってしまったので、
どうしたものかと悩んでいたら、
なんとかしてよ、と彼らに催促された。
ジョイフルホンダに出かけて材料を物色する。
ここにないものはない、はず。
ゆがんだ骨組みはアングル金具や
プレート金具で補修すれば
何とかなりそうな感じ。
屋根部材は、ガルバリウム素材が置いてあり、
これなら柔軟性もあって扱いやすい。
いけるかも。しかも、指定のサイズに
カットしてくれるという。
「キーン、キーン」
大型の機械で瞬く間に仕上がっていく。

【写真】アランとポールの小屋の屋根になるガルバリウム鋼板をカットしてもらっている様子

(アラン、ポール 期待してて by 農園主)


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期限を守れない人たち
2020/02/13(Thu)
 学校の宿題を忘れる。
これは、先生には怒られるが
周囲には迷惑をかけない。
自分の学力には影響があるかも知れない
という点で自己責任にとどまる。
 しかし、社会の中では
「期限」を守れない人は、
生きていくことが難しくなる。
誰からも信用されなくなるからである。
逆に言えば、このプレッシャーを
社会人はみんな皆背負って
仕事をしているのだと思う。
自分自身も期限を守れないことは
“恥ずかしい”ことだと思うので、
管理には気を付けるようにしている。
いくつものタスク(課題)を
同時並行で進めなくてはいけないこと
が仕事であるから、それぞれの進捗と
問題点をエクセルシートに書き込み、
日々何度も更新しながら、
自己管理している。
会社にいたころと同じである。
似たり寄ったりのことを
誰でもされているのだと思う。

 それでも、期限をいつも
守れない人がいるのは
なぜなのだろうか。
「ラストスパート」で何とかなると
タカをくくっているから?
何とかなったことはないはずなのに。
まずは、ロケットスタートを
切ってみてはどうか。
ダッシュしながら、
どの程度の作業量と時間がかかるかを
判断し、期限の修正が必要であれば、
スタート直後に周囲と調整をしておく。

 再建作業で、様々な業種の方々と
仕事をしていると、そんな中で
農業関係者はなんと期限が守れない人が
多いことか、それに驚く。
発注元の我々農家が
甘やかせすぎたせいかも知れないし、
業界内の競争原理の欠如(縄張り)が
大きく影響しているのかも知れない。
いずれにせよ、まずは自分ができる範囲での
進捗管理を続けるしか道はない。
それをうるさいとか、細かいとか
言われようとも。

(基本なので by 農園主)

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月見草の名言
2020/02/12(Wed)
 ボヤキと言われた野村監督だが、
心に響く言葉をたくさん残しておられる。
川崎元投手が現役時代にミーティングで
監督から教わったという言葉、
「奇跡を起こす3つのポイント」
を紹介している。

「1つめは初めてのことを何かやってみる。」
「2つめが知らない人に話しかけてみる。」
「3つめが古いものにしがみつかない。」

 再建ハウスは新しい仕様にし、
四国の方々からは色々なことを教わり、
これまでとは違う栽培技術を取り入れる。

 農園の仕事も同じだと共感する。
挑戦をしなければ、そもそも
人生は刺激的でなくなるであろうし、
その意味では、苦しさと楽しさは表裏一体。
少なくとも、楽をして楽しいことはない。
再建しながらそう感じている。

(三冠王に励まされる by 農園主)

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地味だけどヘルシーで旨いもの
2020/02/11(Tue)
 のぶ子さんがアランとポールに
大根の切った根元を持ってきてくれた。
「それからね、これ“切り干し大根”」
我々にもお土産があり、嬉しい。

 早速、いただいた切り干し大根で、
嫁さんが新しい料理に挑戦。
「ツナ缶ときゅうりに塩昆布とごま油」
ツナの油がいい具合に、
固めの食感の切り干し大根に馴染んで、
好物のツナ料理の中でも最高の出来栄え。

【写真】切り干し大根とツナ塩昆布のサラダ

 ちなみに、後ろに見えるお皿は、
「絹豆腐の厚揚げとカマンベールチーズと
スナップエンドウ」
これも地味に聞こえるかも知れないが、
ちょっと楽しめる。

(お試しあれ by 農園主)

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アランとポール (小屋の再建?編)
2020/02/10(Mon)
 小屋は2頭それぞれにあったのだが、
昨年の台風で片方がひっくり返ってしまった。
幸い彼らに怪我はなく、元気に
残った小屋で仲良く過ごしている。
寒い時期なので、ひとつの小屋で
くっ付いている方が温かいかな、
と思う一方で、ポールの体格は
日に日に大きくなってきているので、
狭いかな?とも心配している。

 壊れた小屋は金具や壁面が
ひん曲がってしまい、
とりあえず解体してそのまま置いてあった。
その曲がった部材をトンカチで叩いたり、
ペンチで強引に?修繕したりして、
何とか四角い小屋の壁面をゆがんでいるが、
再現してみた。
外で草を食べていたアランとポールが
戻ってくると、小走りで近づいてきて、
興味津々である。

「 もしかして、直してくれてるの?
 でも、屋根がなくない?」

 2頭が揃って怪訝そうに見上げる。
すまん、その通り。。。
屋根の部材は破損が激しく、
どうしようか悩んでいるところである。

【写真】修繕中の屋根のない小屋に入って中を確認するアランとポール

(屋根は、いるよね? by 農園主)



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プロジェクト M (メッセージ編 その5)
2020/02/09(Sun)
 ポレポレ農園のマフラータオル。
そろそろ到着する予定なので、
今日か明日かと、首を長くして
宅配便を待っているところです。
たくさんの事前予約の申し込みを
いただき、心より感謝いたします。
嬉しいメッセージをご紹介いたします。

【写真】ポレポレ農園オリジナルのマフラータオル“ポレマフ”

「 素敵なマフラータオル
 購入させていただきます!」

「 まだまだ大変なのは
 充分承知していますが
 心身共休める事が大事です。
 お身体に気をつけてくださいね。
 館山も、負けずに頑張ります!」

「 今年は、イチゴを購入できない分、
 マフラータオル、楽しみにしてます。
 再建に向けての一助になれば
 と思います。」

「 なかなかお手伝い等、力になれず
 頑張ってと願うばかりです。
 タオルとてもポレポレさんらしくて
 かわいいし、この様な形で微力ながら
 力になれたら嬉しいですし、
 ぜひ購入させてください。
 よろしくお願いします!」

「 この度は大変なご苦労が
 有ったと思います!
 今シーズンは残念ですが、
 来シーズンには家族5人で
 美味しく味わいに伺いたいと思います!
 何もお力にはなれませんが、
 頑張って下さい!」

「 ここ何年か年末年始は
 ポレポレさんの苺を持って、
 親戚のところや実家へ行っています。
 台風15号直後、農園の前の道を通った時
 崩れてしまったハウスを目にしました…。
 どこもビニールハウスは
 壊滅的な状態でしたので、
 『ポレポレさんも…』と、心を痛めましたが、
 アランとポールが元気に遊ぶ姿が
 見えた瞬間、 うちの次男と
 「良かったー!!」
 と声を上げてしまいました。
 1枚と少なくてすみません!
 微力ですが、ポレポレ農園さんの
 復興に 繋がれば…と思っています。
 今年は暖かい日が多いですが、
 体調崩されないようご自愛くださいね。
 アランとポールにも
 よろしくお伝えください。」

「 毎年大変お世話になっております。
 ブログ拝見させていただき、
 大変な被害を受けてしまったことに、
 とてもショックを受けました。
 が、現在はお二人と2頭が、再建に向け、
 地道に努力している姿を拝見し、
 感銘を受けています。
 お伺いできるのが土日のみになりますが、
 よろしいでしょうか。」

「 良いものができましたね
 買っちゃうよ~!!!」

(ホントうれしいです by 農園主)


※ ご注文は 当園ホームページの ポレポレ商品のご案内 から。
 ( 近日入荷予定です。 )  


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これ、いいね (ひんぎゃの塩)
2020/02/08(Sat)
 “塩”を海外から取り寄せて
おられる方も多いと聞く。
食生活の基本だからこそ、
こだわるのだと思う。
東京都産の「塩」?
そういうと驚きであるが、
伊豆諸島最南端の「青ヶ島」の海水塩である。
映画「君の名は」のモデルともいわれる
島の火山の蒸気と黒潮の海水で作られた塩だ。

【写真】ひんぎゃの塩の外袋

 「これ、ちょっといいですよ」
“ペルポンテ”の今野シェフに教わってからは、
我が家ではすっかり日常品になっている。

【写真】ひんぎゃの塩を使った鮭と野菜のホイル焼き

 今日は、「鮭と野菜のホイル焼き」。
嫁さん曰く、ひんぎゃの塩とバターを
少し加えただけ、らしいのだが、
素材の旨味とほのかな塩味と甘みを
びっくりするくらい感じる。
ちなみに袋の紹介にある「味わい方」には、
「まずはご飯にそのままかけて」とある。

(よくわかる by 農園主)

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寒い。
2020/02/07(Fri)
【写真】アランとポールのバケツに張った厚さ2センチの氷

 昨日から底冷えする寒さである。
今年一番の寒さだとか。
暖冬に慣れ切った体になっていたので、
余計きつく感じる。
アランとポールのバケツの水は
2センチ以上はありそうな氷が張っていて、
毛皮に覆われた彼らも、
朝方は、後ろ脚をプルプルとさせていた。
でも、餌を食べ始めると元気になる。
我々と同じである。
今日は夕方になってもこの氷が
溶け切っていなかった。

(でも今年の春は早いらしい by 農園主)

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スーパーマンにお任せ
2020/02/06(Thu)
【写真】解体したハウスの地面を整地している様子

 整地を始めた。
倒壊したハウスを解体してもらった時に、
重機が入ったり、アーチパイプを抜くために
掘り返したりと、様々な作業があって、
デコボコになってしまっていた。
そこで、近所の方にお願いをして、
再建前に地面をキレイに
してもらうことにした。
近所では有名なスーパーマン
(本当は米農家)で、
仕事はとても早くかつ丁寧。
子供たちの下校時刻前には終了した。

― みんな~、平らにしたから
  ここ入らないでね。

「 は~い、わかりましたー
 ホントだ、キレイになってる。」

(でしょ by 農園主)

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16課巡り
2020/02/05(Wed)
 普通の方は、知る由もない。
市役所内の16課を巡って、
各課で同じ説明をし、ご意見伺いをする。
まるでお遍路?
建築物を建設する場合、
都市計画法によって、開発許可を
行政から得なければならない基準があり、
その場合には、関係各課16か所を
巡ることになる。
通常は、この仕事は不動産会社や
設計事務所の方がやる仕事なのだそうだが、
人任せにできない性格で、
せっかちなものだから、
できること(資格の要らない仕事)なら
自分でやることにしている。

 排水はどうするのかとか、
建物のは配色はどうするのかとか、
遺跡の発掘調査の協力をしなさいとか、、、。

 どれもこれも、ごもっともな指導である。
しかし、同じ庁舎内でない課があったり、
担当者がおられないと出直しをしたりと、
結構な時間を要する。
やってみて、お互いに効率的な手順が
ありそうにも思う。
例えば、各課へ電子メールで
建築計画を一斉送信して、
回答された指導を関係各課で
共有していただく。
何日もかかる作業が
瞬時に終了するはずかと。

 確かに、今回の巡礼?で
へとへとになったのだが、
担当の方々からは
「 ポレポレさんですよね? 
 頑張ってください。」 という励ましを
多くいただいたのには驚いた。
味方は周りにたくさんいるのである。

 弘法大師が人々の災難を除くために
88の霊園を四国に開いたのが、
四国八十八ヶ所お遍路の始まり。

(これも確かに災い除けかも by 農園主)

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習慣のチカラ
2020/02/04(Tue)
 人間の行動の40%は習慣によるもの
という研究結果があるそうだ。
その間は、脳は休んでいて、
判断と指示をしていない。
逆にそうしなければ、
脳はパンクしてしまうそうで、
習慣として一定の行動をコード化し、
きっかけがあればそのスイッチが入って、
習慣的な行動を自動的に起こすように
仕組んである。

 こうした習慣化された行動が多い人は、
面白みのないタイプに思えるが、
脳に限界(キャパ)があるとすれば、
コード化された習慣が多い方が、
余力が生まれ、脳の活動範囲が広いとも言える。

 農園の再建準備、工程管理、
行政とのやり取り、法解釈、
地域組織との交渉、年度末決算の準備、
アランとポールのご機嫌伺い、
かなみひめの様子確認などなど。
結構、フル回転しているつもりなので、
時にはオーバーヒートしそうになる。
どんな人でも生活していればそうだと思う。
そういう意味で、脳の自己防衛に合点がいく。
ただ、残念なのは、いい習慣と悪い習慣を
脳は判断できないというところにある。

(“目標”次第で変えられるとか by 農園主)

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かなみひめの今
2020/02/03(Mon)
【写真】アランとポールに食べられてしまったかなみひめの苗の様子

 事件である。
朝、農園に出かけてびっくりした。
かなみひめの葉っぱがない?
苗の全体の1/3に異変である。
えっ?動物が葉っぱを食べた様子。
イノシシ?
葉は食べない、ミミズが好きだから。
カラス?
果実は好きだが、葉は食べない。
シカ?
周辺で出没した目撃情報はない。
もしかして野生のヤギかな? 
ヤギ?
振り返るとアランが目をそらす。
ポールは柵にできた隙間から
顔を出している。
そういうことか。
「おまえたちが葉っぱを食べたのか?」
強い口調で問いただすと、
2頭そろって小屋の奥に
すごすご入っていく。
自白ということである。

 多分、柵の隙間から勝手に外へ出て、
かなみひめに気が付いたのだろう。
怒られるのはわかっていたものの、
我慢できずに、少々かじったようだ。
ちょっとのつもりかも知れない。

 怒られて、しょんぼりした
2頭の顔を見ていると、
我々の責任と、諦めるしかないか、
という気になる。
幸い、苗数はまだ充分あるので、
皆さまご安心とお許しを。

(無邪気なヤツラということで by 農園主)


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星三つ
2020/02/02(Sun)
 日本人シェフがフランスで初の三つ星。
逸話の多いミシュランガイドであるが、
プロからお聞きした興味深いお話。
料理界では覆面調査員が来店すれば
ほぼわかるというのが通説だそうだ。
もちろん、いつ来るかはわからないが、
たいていは女性を含めて3人で来店し、
注文内容や仕草からわかるという。
調査は料理にとどまらず、
使用しているお皿、シルバーにいたる。
業界ではその合格の基準は、
ほぼわかっているそうなので、
値が張るものをどこまでその対策のために
出費するのかということになる。
有名な逸話は、来店した調査員がかならず
ワイングラスをテーブルに
ひっくり返すという話。
その時の店員の対応が
自然で迅速かを見るとか。

 三つ星を獲るために、
料理への努力工夫は尋常ではなかったはず。
今後はそれを維持し続けるために
大変なプレッシャーなのだそうだ。
店の予約も増々難しくなるのであろうから、
昔からのファンは複雑だと思う。
シェフは、今後どのように店を
運営していくのだろうか?
その名声から店舗を拡大していくのか、
自分が作る料理店にこだわるのか、
経営者と料理人の才覚のせめぎ合いになる。

(自分だったらどうする? by 農園主)


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プロジェクト M (メッセージ編 その4)
2020/02/01(Sat)
 ポレポレ農園再建のための
チャリティ企画 “ポレマフ” の
予約に申し込みをいただき、
感謝申し上げます。
おかげ様で今月上旬から
第一次工事が始まります。
皆さまからのメッセージを読みながら、
毎日、前へ進む勇気をいただいております。
メッセージのご紹介です。

【写真】ポレポレ農園オリジナルのマフラータオル“ポレマフ”

「 見てるだけでもほんわかしてきます!
 楽しみにしてまーす
 弟たちもポレポレ農園の大ファンで
 メッセージを書きたいから
 別途申し込むと言ってました。」

「 ブログ、応援のつもりで、
 ポレポレトレンドライン読んでます、
 が励まされること、多かったりします。
 本末転倒でスミマセン。
 ご苦労多いと思いますが、くれぐれも、
 心身無理なく、ポレポレ、ですよ。
 僕も、ポレポレでいきます。
 家族大好きな、ポレポレイチゴ、
 楽しみにしています。」

「 頑張ってください!応援してます!」

「 今シーズンは我が家の苺の
 消費量が激減の見込みです(苦笑)
 色々と大変かと思いますが、
 来シーズンの我が家の
 苺消費量拡大の為にも、
 早期再建に期待しております。
 ブログ拝見しています。
 自然災害に対するハウスの仕様や
 行政の対応の不備などは、
 日本農業の大きな課題のようですね。」

「 可愛らしいポレポレタオル
 よろしくお願いいたします。」

「 毎年いちご狩りを家族で
 楽しみにしておりました。
 ハウスが全壊してしまったと知りながら、
 遠方で何もできないことが
 もどかしくでもどかしくて
 仕方ありませんでした。
 4歳になった息子は
 「いちご屋さん(ポレポレ農園)の
 いちごくらい 美味しいのじゃないと嫌だ!」
 と言っており、
 ケーキのいちごも、スーパーのいちごも
 全く食べません、、、
 農園が復興した暁には、
 ポレポレのマフラーを一家3人で首に巻き、
 必ず来園しますね!
 大変だと思いますが、応援しています。」

(どんどん食べて by 農園主)


※ ご注文は 当園ホームページの ポレポレ商品のご案内 から。
 ( 2月中旬入荷予定です。 )  

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