いちごで真剣勝負
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2019/04/28(Sun)
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皆さまがいちご狩りを
楽しんでいる際中に何度かは ハウスに入ることにしている。 実の状況や、お客様の雰囲気などを 確認しながら、落ちているものを 拾ったりする。 その途中でお客さまと お話することが、楽しみでもある。 ―あれ? どうしました、罰ゲーム? ハウスの中のベンチに一人座らされた男子、 ハンカチで目隠しをされている。 「いえ、これから“利きいちご”をして、 目隠しのまま品種を当てるんです。」 男子3人組で来園した方々が、 代わりばんこに競ったそうだ。 結果は、1人は3品種全問正解、 2人は2個までだったそうで、 とても悔しがっていた。 「自信あったのに」と。 こういう楽しみ方も いちごへの興味を深める きっかけになるのかもしれない。 (リベンジしにきてね by 農園主) |
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質問力
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2019/04/27(Sat)
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「ベランダでいちごを育てていますが、
葉の色がまだらというか、薄くて。 どうしてでしょうか?」 いちご狩りにご来園の方から ご質問いただいた。 ―難しいですよね。 ひと言では説明しにくいのですが、 栄養は人間と同じでバランスが 大事だと思います。 「肥料をたくさんあげれば、 美味しくなりますか?」 真剣な表情で矢継ぎ早のご質問。 ―お気持ちはわかりますが、 美味しくなる肥料は この世に存在しません。 果実の味覚を作るのは 根と葉の活動に依るものですから、 健康な体を作るということに 尽きると思います。 3大栄養素(チッソ、リン、カリ)に 偏らないバランスを考えてみてください。 困ったら、いつでもお電話を お待ちしていますよ。 (何事も聞く勇気から by 農園主) |
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ドリームランドの夢と現実
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2019/04/22(Mon)
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初めてご来園のご家族。
お母さんが嬉しそうにおっしゃる。 「いちご狩りは初めてで。 娘がいちごが大好きなので 連れて来ました。」 ―たくさん食べましたか? 「それはもう。 娘は明日も明後日も来るって、 言ってますよ。 ずっとここに住みたいって。」 夢の国のように思ってくれたのなら、 大変嬉しい。 是非、また遊びに来てほしいと思う。 でも、正直、住むのはお勧めしないかな。 なぜなら、お仕事は結構、地味で過酷で、 嫁さん曰く「ブラック」なのだそうだから。 (内緒だよ by 農園主) |
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クロ、何処へ
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2019/04/21(Sun)
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「カメさんはどこ?」
毎年、この時期に来園するお子さん達は、 クロたちと遊ぶのが好きである(であった。) もっとも、冬のころは冬眠中なので 会うことはできなかったのだが。 しかし、残念ながら今年はクロがいない。 先日もお知らせした通り、 冬眠から起こすのが遅れて、 待ち切れずに専用のタライから逃げ出して しまったのが3月の中旬。 もう1ヶ月が経つが、見つかっていない。 近くの田んぼにでも潜ってしまったのか。 ― そういうわけで、探してくれる? 「わかった。」 元気よく飛び出して行った男の子だが、 「今度来るときまでに、探しておいてね。」 ちょっと寂しそうであった。 ― 頑張ってみるけど。 (約束は難しいよ by 農園主) |
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おかえり~
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2019/04/20(Sat)
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開園当初 から親子3代で
毎年来園 いただいていたご家族。 3年前に転勤で北海道に引っ越された。 「そうなの。来れなくなるの。」 みんなでションボリしたものである。 それが、転勤で戻ってこられた。 「大きくなったねぇ」 当時小1のお嬢さんは4月から中学生になる。 すっかり親戚のおいちゃんの気分である。 変わらない皆さまの優しい笑顔。 これからまた毎年お会いできそうなので、 とても嬉しく思っている。 (転勤はもうないよ、ね? by 農園主) |
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蕨(わらび)が好き
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2019/04/19(Fri)
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![]() これまた春の味である。 ご自分で摘んで茹でたものを 差し入れていただいた。 シーズン中の忙しい我が家には とても有難く嬉しい。 卵とじが特に好きである。 どういうところが? そう問われると上手く言えないのだが、 “わらびなところ”がなのである。 ホント、春を感じる。 (そろそろTシャツの用意も by 農園主) |
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北の国から
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2019/04/17(Wed)
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北海道の最北端の街から
団体さまが来園してくださった。 義母が当地の出身なので、 とても親しみを感じる方々だ。 「素晴らしかったわ。 もう宅配は終わっているのね、残念。 このハウスを丸ごと持ち帰って、 孫たちに食べさせたいわ、うふふ。」 とても明るくて優しくて、 でも、合理的で逞しいところもある。 義母の面影を久しぶりに感じられて、 とても懐かしい気持ちになった。 「私もいちごを庭で育てたことあるけど キツネにね、食べられちゃうのよ。」 “ル~ルル~”とか 呼んでいる場合ではないらしい。 (来週の第2陣も楽しみだ by 農園主) |
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空と水と風と
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2019/04/15(Mon)
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![]() 受付ハウスの中から 農園の前を眺めた景色である。 レイクサイド? ではない。 目の前の田んぼに水が入りとても美しい。 「何もないところが、いいところ」 来園された方々がよくおっしゃってくださる。 のんびり、ゆっくりと。 ポレポレ農園の過ごし方である。 (春の陽気の中で、どうぞ by 農園主) |
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熱き心に
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2019/04/14(Sun)
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「いつも美味しいいちごを
本当にありがとうございます。」 毎年この時期に来園いただく女性お二人が、 いつもと同じようにそうおっしゃって、 頭を下げてくださる。 ―とんでもありません。まだまだ未熟で。 こちらこそ、いつもありがとうございます。 アランがまだ小さかったことから、 農園を愛していただき、 恒例行事にしておられる。 「昨年は、キャンセル待ちでした。 それで、ぎりぎりまで待とうと 君津に2人で泊まっちゃいましたよ。 運よく来られて、ホント嬉しかったです。」 仕事の手は決して抜けない。 “ご期待以上を”目指すのは、 こういう所以である。 (とても有難いこと by 農園主) |
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本当の?校外学習
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2019/04/13(Sat)
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いちご狩りに来園された地元のご家族。
「この子が昨年こちらに勉強しに来て」と お父さんがおっしゃる。 しっかり挨拶のできる男の子だ。 毎年、近所の小学校の2年生が、 校外学習の一環で農園に訪れる。 そこに参加していたのだそうだ。 結構、皆がしっかりと予習をしてくる 勉強会である。 ― そうでしたか。 何を勉強したか覚えている? 男の子にちょっと意地悪な質問をした。 「うーん、ヤギに会ったよ」 確かに間違ってはいない。。。 いちごを今回初めて摘んでみて、 きっと感じたことがたくさんあるはず。 そういうことが一番の学習なのだと思う。 (自ら吸収するものだから by 農園主) |
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幸せのいちご
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2019/04/10(Wed)
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いちごを家庭菜園で栽培してみたいと、
ご来園された方から時々ご相談をいただく。 「孫がオーストラリアにいてね、 酸っぱくて、硬くてガリガリする いちごしか知らないの。 6月末に遊びに一時帰国するのだけど、 その時期にはいちごはもう終わりでしょ。 だから、自分で作って食べさせてあげようと 思って、苗をホームセンターで買ったのよ。」 水のやり方、肥料のこと、温度のこと、 とても真剣な表情で質問が続く。 ― お孫さんは幸せですね。 「いいえ、こういう思いをさせてもらって、 本当に幸せなのは、私達ですよ。」 やさしい祖母の顔になっていた。 (困ったら電話して by 農園主) |
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旬をいただく
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2019/04/09(Tue)
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![]() “筍ごはん”って本当に美味しいと思う。 あの食感と風味は春を感じさせてくれ、 幸せな気分になる。 三郎さんの奥さん(ちい子さん)からの 差し入れ。いつも抜群の手料理である。 食いしん坊の我々を知っているので、 たっぷりのおすそ分け。恐縮である。 まだまだこの旬が続く。 (嬉しい季節だ by 農園主) |
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後半へ続く
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2019/04/07(Sun)
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春休み最後のいちご狩り。
好天に恵まれ穏やかな日になった。 明日からは新学期が始まり、 子供たちも日常の生活に戻る。 農園の営業はというと5月下旬まで、 あと2か月を切った。 先日“平日”のいちご狩りの開園日が 残りわずかとお知らせしたら、 (4月9日、16日。23日は未定) “週末”の開園はないものと 誤解をさせてしまい、 お問い合わせをいただいたので、 あらためて。 “週末”のいちご狩りは、 5月20日までは、いちごがある限り 開園する予定。 精一杯やらせていただく。 また店頭での販売も、例年通り、 5月の「母の日」までは続けていく 意気込みである。 (春のいちごは本番 by 農園主) |
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4月の紅ほっぺ
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2019/04/05(Fri)
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![]() 紅ほっぺの大きな粒が増えている。 店頭の直売でもいちご狩りでも お楽しみいただいている。 冬の酸味の少ない風味とは異なり、 酸味と甘味がバランスよく味わえるのが 春のいちご。 暖かい陽気と4月の風を感じながら。 (今日はちょっと強すぎたかな by 農園主) |
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春の“フェス”へのお誘い
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2019/04/04(Thu)
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今週土曜日に養老渓谷の大多喜町で
「大多喜宇宙フェスティバル」がある。 あの“山猫”さんは、農園のいちごを お使いいただいて、スペシャルなかき氷を 用意しておられる。 ![]() フェスでは、色々なランチを選べて、 温泉に入って、かき氷をいただく。 そして夜は、屋外音楽ライブを聴きながら、 キャンプもできる。星空を眺めながら。 なんて素敵な日になりそうな。 (行ってみようよ by 農園主) |
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平日のいちご狩り
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2019/04/02(Tue)
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いちご狩りの開園は、
5月中の平日については 予定していないので、4月が最後となる。 今シーズンは、団体様のお申込みをいただき すでに定員になっている日があるので、 意外にも残りが少なくなっている。 平日をご予定されている方々へ 早めにお知らせをさせていただいた方が よろしいかと思った次第である。 現在の予定では、 9日と16日の両日が 平日の最終開園になりそうである。 (土日は5月中下旬まで開園予定。) (是非、ご計画を by 農園主) |
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皆勤賞
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2019/04/01(Mon)
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4月になった。
新年度入りである。 会社人なら、昨年度にどんなに 収益を上げていようが、 大損をしてしていようが、 全てがゼロクリアされ、 新しい成績表がスタートする日である。 先月の春休み直前のこと、 近所の小学生たちが楽しそうに農園の前を 下校していく途中に出会った。 「今日で学校は終わり? 通知表はどうだった?」 と聞くと、 3人の男の子たちは「何のこと?」 と言う顔をした後に、 「うん、一日も休まなかったよ。 かいきんしょう~」 自慢そうに口を揃えた。 休まずに続けることの難しさは、 大人も子供もいっしょ。 損益ばかりでなく、 そういうところも大事だと 農家になって、つくづく思うことである。 (令和な世の中へ by 農園主) |
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