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新生ジャム始動へ(その2)
2019/03/31(Sun)
「1分、いや秒単位で
 表情が変わりますよ。」
ペルポンテの今野シェフがそう言う。
いちごを煮詰めていくと、雑味が消えて、
風味が一気にクリアになる“瞬間”が
あるのだそうだ。
何度も試作を続けてくれているからこその
発見である。
風味ととろみの両立をいかに実現できるか。
ゴールが見え始めている。

【写真】ペルポンテ・今野シェフが試作中の新生ジャム

 ちなみに、ジャムは“かなみひめ”で作る。
この品種は、ご存知の方も多いと思うが、
食味が優れているのは間違いない。
ただ、果肉が白っぽいので加工品として
扱うのはプロでも難しいところがある。
きれいな赤色が出せないからである。
しかし、それを今野シェフが克服した。
煮詰める温度帯、冷却する温度帯、
それぞれの所要時間。
膨大なマトリックスの中から導いた
結論である。

(流石でしょ~ by 農園主)

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“じゃじゃ馬娘”の将来に向けて
2019/03/30(Sat)
 “かなみひめ”の親苗の
自家栽培を試している。
「種の保存」のためである。

 こんなにもお客さまから絶大な支持を
いただいている品種にもかかわらず、
手間のかかるじゃじゃ馬娘を扱う農家は
少なくなり(多分ほとんどいない)、
種苗会社は採算が合わなくなったことから、
今年を最後に親苗の提供から撤退する。
あべこべな話でとても残念なことであるが、
これからは独力でこの「種の保存」に
努めなければいけなくなったことは、
紛れもない現実で、大変緊張している。

 先日、最後となる親苗が届いたものの、
来年以降に向けて、すでに自家苗の
試験栽培を前倒しで始めている。

【写真】来シーズンに向けて試験栽培中の“かなみひめ”の自家苗

 昨年10月と11月に定植後の苗から
出現したランナーの先の子苗を切り取り、
それを挿し苗にして保管してきた。
親苗候補である。
奥の緑の葉が10月のもの、
赤い葉が11月である。
寒くなる前に挿し苗をした方が、
根量が多いため、冬の寒さにも
強かったと言えそうだ。

 しかし、きっと赤い枯れた葉の間からも、
これから暖かくなると若い青い葉が次々と
出てくるに違いない。
植物の生命力とはそういうものである。
焦点は、どちらの方がランナーの
出現が多いのか。
親苗の役割はそこにあり、
今後、試験をしていくポイントになろうかと
考えている。

(ファンの皆さまのために by 農園主)

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甘酸っぱい別れの味
2019/03/29(Fri)
 年度末。
卒業式や転勤、別れの季節でもある。
はなむけに、農園のいちごを選んで
贈られる方がおられ、とても嬉しい。

 慣れ親しんだ仲間と別れて、
新しい環境に飛び込むことは、
誰でも不安であるが、同時に
何倍もの期待感があるはず。

 「あの時の味に会いたい」
いつか振り返って
思い出していただけることがある。
そう信じて、店頭での販売を
続けていきたいと思う。

【写真】店頭ワゴンに並んだいちごパック

(いつも通りに by 農園主)



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春の夕暮れ
2019/03/28(Thu)
【写真】アランフィールドに向かって帰るアランとポール
(photo by 今野シェフ)

 仕事を終えた後の夕方、
アランフィールドの外をみんなで
時々散歩をする。
2頭がのびのびと草を食べる光景を
見ていると肩のこりがほぐれるような
気がする。
それぞれが少しほっとしている時間かも
知れない。

「さぁーて、暗くなる前に帰ろうか」
アランとポールの後ろ姿には、
長い影が映っている。
他愛もない日常である。

(また明日の朝 by 農園主)

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新生ジャム始動へ
2019/03/27(Wed)
 農園のいちごジャムは、
これまで“ジャムおじさん”が
作ってくれていた。
しかし、“ジャムおじさん”の
本業が忙しくなり、
なかなか時間が取れなくなったので、
このところは、お休みになっていた。
がっかりしていたお客さまも
多かったと思う。

 そこに、救世主が現る。
あの ペルポンテ の今野シェフが、
「面白そうですね。やってみましょうか」と
忙しい中、試作を始めていただいている。
シェフのご親戚にはブルーベリージャムを
作っておられる方がいるということで、
工程の様々な知識は、すでにお持ち。
そこにシェフの“こだわり”の技術が
加味されるので、これまでの世の中にはない
新しいジャムが誕生するに違いない。
なんたって、
あのポレドレを作った人なのだから。
シェフの眼がキラキラと輝いている。

(乞うご期待 by 農園主)

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お父さんからの贈り物
2019/03/26(Tue)
 毎年来園いただくご家族のお話。
予約の電話は、いつもお父さんが
独りでかけ続けていて、昨年まで
そのご苦労を奥さんも長男も
全然知らなかったことが判明。
我々が詳しく状況をお話したことで、
お父さんの株が一気に上がったという
経緯がある。

 シーズン初めの1月から、
時々チャレンジの電話をして、
ご来園が5月になることもある。
今年は3月のご来園。
懐かしさに「今年は、早いお越しで」
そう笑いかけると、照れながら、
「息子が4月から中学生になるので、
頑張りましたよ」と。

 今も電話担当は、
お父さんの役割だそうだが、
「これは家族へのプレゼントなので、
それでいいんです。予約が取れたら、
連れて行く、そう決めているんです。」

 ご家族全員で、予約の電話を
かけることから、“イベントが始まる”
という楽しみ方?もよくお聞きする。
でも、こういう単騎戦もある。

 皆さまの様々な思いをしっかりと受け止めて、
準備をしていきたいとあらためて思う。

(ご期待以上を by 農園主)

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アランとポール(そろそろ互角?編)
2019/03/25(Mon)
 頭突きをして遊ぶ“ガチンコ相撲”は、
最近いい勝負になって来た。
ポールの体が大きくなってきたからだ。
もちろん、アランの優勢は変わらないが、
ポールの得意の組手?いや組首になると、
アランが時々、押されたりしている。
それが、アランもポールも面白いようで、
機嫌がいいと、突然遊びが始まってしまう。

【写真】頭突き相撲の前に前脚をあげて見合うアランとポール

【写真】たてがみを逆立てて頭突き相撲をしているアランとポール

 背中のたてがみを逆立てて、
何度も繰り返すので、
ケンカ?と思うお客さまもおられるが、
よ~く見ると、しっぽを振り振り
楽しんでいるのである。

(見かけたら応援して by 農園主)

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ふたつの仕事
2019/03/24(Sun)
 春休みになり、
いちご狩りにも直売にもたくさんの
お客さまにご来園をいただいている。
店頭に立つ嫁さんは、てんてこ舞い。
有難いことである。

【写真】育苗ハウスに並んだプランターに小さな親苗を植えたところ

 同時に、来年の苗の仕込みも
本格化している。
昨日、届いた親苗(セカンド苗)を
プランターに植え替えた。
まだまだ、ひ弱な感じであるが、
これから、しっかりとした苗に育てていく。

(春休みはまだ始まったばかり by 農園主)

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春の“かなみひめ”祭り
2019/03/23(Sat)
 1,2月は好調に飛ばしてきた
“かなみひめ”だったが、
3月に入って少々お休みモードに
なっていた。

【写真】大粒の“かなみひめ”が実っている様子

 お待たせ。 ようやく大きな粒が、
ずらりと揃った。
春の味覚らしく、ほどよい酸味と
あの特有の甘味が交じり合い、
とても奥深い味わいになっている。
きっと、明日のいちご狩りでは、
無我夢中になっていただけるものと思う。

(ご期待以上を by 農園主)

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おいCベリー・フィーバー
2019/03/22(Fri)
【写真】おいCベリーのいちごハウスの様子

 “おいCベリー”の果実数が
増えてきた。
寒い時期は、花数が少なく、
いつも実の数が不足しがちな品種であり、
寂しい思いをされていた方も
きっとおられたことであろう。
しかし、毎年暖かくなってくると、
ご覧の通りである。
明日のいちご狩りでは、思う存分に
召し上がっていただけると思う。

(お楽しみに by 農園主)

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現実の世界を観る
2019/03/21(Thu)
 5歳になったすみれちゃんが、
お友達とご来園。
家で描いてきた絵をお土産に。

【写真】すみれちゃんが描いた絵(いちごハウスの中にいちごの実がなっている様子)

 青空のもと、ハウスの中にいちごが
生っている。
よ~く見ると、果房の先に赤い果実があり、
先だけが赤いもの、真ん中まで赤いもの、
そして、へたの下まで赤くなっているもの。
色々ないちごが描かれている。
果房には、白い花も咲いている。

 いちご狩りの神髄は、
こういうところにあるのではないかと思う。
アランとポールの観察眼も実にすばらしい。

【写真】すみれちゃんが描いた絵(上り台の前に並んでいるアランとポール)

(食べる楽しみ、知る楽しみ by 農園主)

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応援に感謝
2019/03/20(Wed)
 昨日の“ご予約人数のお願い”について、
「ポレポレ農園の大ファン」さんから
温かい応援メールをいただいた。

「毎日拝見していますが、
かなりめずらしく厳しいことを
書かれていますね。
読みながら、事態を重く
受け止めております。
運営の取り決まりは
運営者が決めることですし、
私達はそれに従い
気持ちよく美味しいイチゴを
たべさせていただきたいです。
予約そのものを軽く考えられて
しまうことは悲しいことですね。
みんなポレポレさんが
好きなだけなんだとは
思いますが、、、
みんな行きたいんですよね。
人気が高まると共に、
嬉しい楽しいことばかりではなく、
悲しい思いをされることも
あることと思いますが、
私達の大事なポレポレ農園さんが、
大好きなお二人が明日からも
元気にお仕事できますように☆」

 ご心配をおかけしてしまったようで、
心苦しいが、同時に励ましがとても嬉しい。

 こうして農園を愛してくださっている方々が
これからもずっと同じ想いでいただく為には
真摯にフェアであり続けること。
そう考えている。

(自分に厳しく by 農園主)

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ご予約人数の “お願い”
2019/03/19(Tue)
 いちご狩りのご予約電話が
大変混み合う日が増えております。
皆さまには大変なご負担をおかけし
申し訳なく思っております。

 できるだけ多くの組数の方が
来園いただけるようにと
6名を超える複数ご家族や
ご友人などの団体さまは、
時期を限定しております。
期間は、「4月の平日」と
「GW以降の週末」になります。
団体さまがご利用しやすいように、
先日付けでのご予約を可能としており、
今シーズンも多くのご予約を
すでにいただいております。
(まだ余裕あります。)

 時々、残念に感じますのは、
ご予約人数の“お願い”を守って
ご計画を立てて下さる方が多い中で、
6名を超える複数ご家族でも
全員が予約が取れたら行こう、
取れなかったらキャンセルすればいい、
と考える方がおられることです。

 農園の趣旨を尊重して
行動してくださっている方々を守ることは
農園の大切な仕事であると考えております。

 “お願い”をあらためてお願いすると同時に
今後の厳格な運営(入園をご遠慮いただきます)
にご理解を賜りますようお願い申し上げます。

(よりよい環境づくりのために by 農園主)

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中毒警報?
2019/03/18(Mon)
 ひとりでだって、
楽しめるのが、いちご狩り。 
かえって味覚には
集中できるかもしれない。そういう方が
老若男女問わず、時々ご来園いただく。
先日の女性は、再来園であった。

「先月に友人と来て、びっくりしたんです。
いちごが大好きなのですが、いちごって、
こんなに美味しかったんだって
思ったのです。ここで。
それから、また食べたくて、
仕事が手につかなくなってしまって。
友達と都合が合わなかったのですが、
もう、来ちゃいました。
これって、中毒ですよね?」
恥ずかしそうに、
でも嬉しそうにおっしゃった。

(そうだと思います、多分 by 農園主)

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美味しい組み合わせ
2019/03/17(Sun)
 “ポレドレ”の新しい使い方を
お客さまからお聞きすることが楽しい。
1年ぶりに来園されたご夫婦が、
ポレドレを再度お買い求めくださったので、
お気に入りを伺った。

「本当にこれ、何にでもいけますよね。
だから、色々試したくなります。
ちなみに、厚揚げをサッと焼いてから、
ただかけるだけ、凄いですよこれ」と。

 早速、試してみる。
うわー、この頑固なまでに質素な
厚揚げが別物になった瞬間であった。

【写真】ポレドレをかけた素焼きの厚揚げ

(魔法のよう by 農園主)

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弥生の季節
2019/03/16(Sat)
 朝晩はまだまだ冷え込むが、
(イチゴを収穫していると手がかじかむ)
日中は暖かくハウスの中での作業は
汗をかくくらいになった。
ここから本領を発揮するのが、
“やよいひめ”である。
南国のパッションフルーツのような
あの独特な香りがどんどん強まってくる。
明日のいちご狩りでも 「お~っ」 という
声が上がるはず。

【写真】“やよいひめ”のハウスの様子

 今シーズンは、寒い時期から好評であり、
(これは初めてのこと)
このままシーズンを突っ走ってくれそうな
そんな勢いである。

(お楽しみあれ by 農園主)


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仕事が重なる季節
2019/03/15(Fri)
【写真】親苗用のプランターが並んだ育苗ハウスの様子

 育苗ハウスで作業をしている。
親苗の受け入れ準備である。
来週には、セカンド苗と呼ばれる
親苗が届く予定で、
この苗は先日のプラグ苗よりも
しっかりとしている。
例年、プランターにすぐに
植え替えをしているので、
そのための事前の準備になる。

 一方で、嫁さんは本圃ハウスで
いちご狩りの開園準備を一人で進めていて、
両方の仕事をしていく季節になる。
そういう景色と気分を感じるのは、
決していやなことではない。
来シーズンの仕込みへの意欲と
挑戦心がどんどん湧いてくる。

(新しいイメージとともに by 農園主)

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国を守るための費用
2019/03/14(Thu)
「税金はあれこれ考えずに
気持ちよく払うべし。」
(「学問のすすめ」福澤諭吉著・斎藤孝訳)

 今年もなんとか無事に確定申告を終えた。
おかげ様でわずかばかりながらも、
税金を支払う決算ができた。
毎年、嫁さんと話し合いながら、
農園の実勢をできるだけ正確に
反映するように計理処理を
少しずつ改善している。
会計はそういうところに
面白さがあると感じている。

 福澤諭吉の言葉をもう少しお借りすると、
「政府の保護を受けて、
泥棒や強盗の心配もなく、
一人で旅行しても山賊に遭う恐れもなく、
安穏とこの世を渡っていけるのは、
非常に便利なことではないか。
およそ世の中に、何がうまい商売か
といって、税金を払って政府の保護を
買うほど安いものはない。」

(惜しむ理由はなさそうだ by 農園主)

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幼なじみの味
2019/03/13(Wed)
 平日のいちご狩りに
嫁さんの幼なじみが友人とご来園。
予約電話の時の
「ヤッター」という勢いのままに
久しぶりに会う明るい笑顔だ。
ご夫婦で自営業をされているので、
お互いの苦労はよ~くわかる。
特に休みのこととか。。。
この日ばかりは、友人とゆっくりと
気分転換をしてもらえた様子、
とても嬉しく思う。

 そして、スッと差し入れてくれる
手作りのお弁当。
涙が出る。

【写真】差し入れのそぼろ三色弁当(お疲れ様のメッセージ付き)


(ホントにいつも旨い by 農園主)

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クロちゃんです( しばしお別れ 編 )
2019/03/12(Tue)
 カメのクロちゃんが、毎年この時期に
冬眠から目覚める。
正確に言うとあと3日後くらいであるが、
今年は、暖かいので、
もう起きているかなと思って、
冬眠用のタライのシートを
はがしてみた。
あれ?いない。どこを見てもいない。。。
そう、いなくなってしまった。
シートには通気口のために
隙間を開けてあるので、
そこから脱走というか、
出て行ってしまったようだ。
「もう起きていますけど。。。」と
待っていたのかも知れないが、
待ちきれなくなったのだろう。
タライの置いてある育苗ハウス内を
くまなく這いつくばって
探してみたのだが、
やっぱりいない。
ここにも水抜き用に
隙間を作ってあるので、
そこから出て行ったようだ。

 クロとは、6年前からいっしょなので、
とてもショックで悲しい。
クロ好きのお客様も多いので、
がっかりさせてしまうことになる。
ゴメンナサイ。
しかし、多分、いや、きっと、
農園内のどこかでのんびりと
散歩しているはずなので、
いずれ必ず再会できるものと信じている。

(外の空気はどう? by 農園主)

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苺ッスの大ファン
2019/03/11(Mon)
【写真】店頭ワゴンに並んだ“苺ッス”

「やよいひめのいちご酢、
いちごを食べてる感じで
美味しすぎ!!」

 先週末にご来園いただいた方から、
メールが届いた。
ご家族で“苺ッス”を気に入っており、
野菜ドレッシングとしてだけでなく、
何にでもかけておられるそうだ。
実は、前月の来園の時には品切れで、
その時のショックを受けた表情たるや。。。
そういうわけで、今回はご予約が
入ったことを知った嫁さんは、
夜なべをして本数を増やしたほど。
その甲斐あって、大量購入していただけた。
冷蔵庫の中の取り出しやすいところに、
常備されているそうだ。

(嬉しすぎる by 農園主)

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新しいスタート
2019/03/10(Sun)
【写真】来シーズンの親苗となるプラグ苗をポットに植え替えた様子

 来シーズンの仕込みが始まった。
親苗になるプラグ苗を
ポットに植え替えた。
これまでは、セカンド苗と呼ばれる
親苗を種苗会社から取り寄せていたが、
プラグ苗の方が、ランナーの出現が
優れているという評価が、
生産者の間から聞こえてくるので、
今年から試してみることにした。
種苗業界に、もう少し競争原理が
働いてほしいという期待もしながら、
入手ルートの多様化をすることした 
という面もある。(微力ながら)

 まだ、か細い苗で心配だが、
これからの春の気温上昇とともに
きっと逞しくなっていくものと思う。

(さて、来年へ by 農園主)


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この青い空のもと
2019/03/09(Sat)
「達成感あるよね~」
ご家族みんなで口を揃える。
昨シーズンは、予約が取れなかったが、
今回は夜勤明けのお父さんが、
そのまま眠らずに予約をゲット。
みんなで盛り上がったという。
「いちごとアラン、ポールと、
それからこの何にもない環境が
とても好きなんです。」と
“おいCベリー”派のお母さん。

 その通り、何もないところだからこそ、
ご家族で時間を共有することそれ自体が
楽しいと感じるのだと思う。
ちなみにご長男は“紅ほっぺ”派である。

【写真】受付ハウス前にあるポレポレ農園の看板と青い空

(また会おうね by 農園主)


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明日の早起き
2019/03/08(Fri)
 “かなみひめ”の二番果が、
輝き始めている。

【写真】かなみひめの二番果

 初めてご来園される方、
久し振りのご来園の方、
今シーズンすでに再来園になる方、
きっと様々な思いと期待感で、
明日の朝はお目覚めになるのだろう。
そう想像すると、
こちらもワクワクせずにはいられない。

(アランとポールも by 農園主)

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ホントの品格
2019/03/07(Thu)
 「近ごろの若者ときたら、、、」
年配者はいつの世も
同じことを言いたくなる。

 平日のいちご狩りに
来園してくれた女子2人。
共通の俳優が好きで
仲良しになった学生さん。
将来はスタイリストになることが
共通の夢だとか。
確かにちょっと君津では見ないような
ファッションナブルなセンスであった。
電車で君津駅まで来たというので、
帰りは、駅まで車でお送りした。
「大きいいちごは全て私たちが、
食べちゃったかもデス~。」
「息抜きになりました。超~楽しかった。」
とても明るい元気な2人であった。

 駅前で手を振って別れた後に、
電話がかかり、定期券の入った
パスケースを農園か車の中に
忘れたようだと。
なるほど、後部座席にあった。
駅まで引き返して、再度、手を振る。

 実は、この彼女の忘れ物電話に
嫁さんと感心してしまったのだ。
開口一番に彼女が言ったことは、

「先ほどは、駅まで送っていただき、
ありがとうございました。」

 忘れ物に慌てて、普通なら大人でも、
用件から入ってしまいがちな場面である。
「パスケースを探しているのですが、、」と。
年配者も少し立ち止まって、
自らの立ち振る舞いを
見直さないといけない。
そう思った。

(夢が実現するといい by 農園主)


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春の味
2019/03/06(Wed)
【写真】菜の花のからし和え

 菜花の“苦み”は春の味。
そういう印象を持っておられる方は
多いと思う。
でも実は、甘味がたっぷりの菜花もある。
ご近所の農家がつくったものを
いただいて、びっくりした。

 この農家は全て市場に
出荷しているので、
残念ながら、直売所で
直接手に入れることができない。
「細かいルールが手間だから」
という理由で。
少しでも高く売ることに固執する人
ばかりではないかもしれないが、
フェア・バリュー(適正価値)を
生産者にうまく還元できる方策は
ないものだろうか。

(そこは、ほろ苦い by 農園主)

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信頼の意味
2019/03/05(Tue)
 平日のいちご狩りに
毎年来園いただく方から
メールが届いた。
いつも通りご両親を連れて
来園くださった。

「今年も美しく大きな苺を
ありがとうございました。
特に「紅ほっぺ」については
素晴らしい体験をさせて頂きました。
どこでも売っている苺なのですが
ポレポレ農園さんの
今年の「紅ほっぺ」は格別です。
毎年の事なので
大変なご苦労がある事と思いますが、
あの美しい苺ハウスを
これからもよろしくお願い致します。
とても楽しい時間を過ごせました。」

 ご家族にとって、農園が大切な場所に
なっていることがとても誇らしい。
私たちは、皆さまの愛情に支えられて、
農園の仕事を“任されている”。

(そういう気持ちである by 農園主)

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宅配の御礼
2019/03/04(Mon)
 今シーズンのご注文分の発送を
無事に終えた。
2月末ギリギリになってしまった方も
おられた。本当にゴメンナサイ。
しかし、嬉しいメールもちょうだいした。

「本当にちょー美味しいですね!
お向いの(赤ちゃんの時から知っている)
小学2年生の坊やがパパとママにあげずに
独り占めしているそうです(笑)
両隣の親戚と古くからの
お隣りさんも絶賛です。
毎年この季節の地元の風物詩に
なりつつあります。
ご夫婦で素晴らしい仕事を
されておられます!」

 “風物詩”なんて、なんと素敵な響き。
農園のいちごが、皆さまの人生の一部に
なっているならば、この上なく幸せである。

 来年も一層の向上をお約束し、
宅配のご注文をいただいた方々に
深く厚く御礼を申し上げます。

(まだまだ未熟ですが by 農園主)

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アランとポール( できる男たち 編 )
2019/03/03(Sun)
 雨の日曜日。
いちご狩りのお客さまはいつも通り、
大変な盛り上がり。
歓声が聞こえて、アランとポールも
小屋の中からソワソワとこちらを見ている。
出番はあるかな?と。
そもそも山羊は、水が苦手で、
水たまりで蹄が濡れるのを嫌がる。

【写真】小雨の中で傘をさしながらアランとポールにエサをあげるご家族の様子

 しかし、お子さんたちが
「アラ~ン、ポール~」
傘を差しながら餌カゴを持って
近づいていくと、
2頭とも駆け寄ってくる。ダッシュで。
お客さまの中には、アランやポールに
傘をかざしてくれる方もおられる。
こうした愛情を受けて、
少々の雨なら嫌がらず、
むしろ、手から食べさせてもらうのが
とても嬉しい様子である。
もちろん、ガッついている面もあるのだが。

(健気であり頼もしい by 農園主)


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シリーズ 皆さまとともに
2019/03/02(Sat)
【写真】6年前のアラン(1歳)

 6年前のアランの写真を
お客様が送ってくださった。
毎年ご家族で来園いただく。
昨シーズンに来園された時に
写真を見せていただき、
送ってほしいと申し上げたのを
今シーズンの予約をする時になって
思い出してくれたそうである。(多謝)

 まだ1歳になったばかりのころのアラン。
今や王者の風格なので、
あどけない表情がとても懐かしい。
ポールにちょっと似ていて驚く。
ポールも男前になっていくのかな。

【写真】6年前のアランの両脇に座る小さな兄弟

 ご子息たちは、すくすくと育ち、
ご長男は今や12歳になっておられる。
今週末のご予約の電話は、
つながらなかったそうだが(申し訳ない)、
また挑戦していただけるという
嬉しいお言葉を聞けた。

(是非ともまたお会いしたい by 農園主)

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