電波にのって
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2018/06/30(Sat)
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パソコンを新しくした。
というよりも増設した。 嫁さんが計理処理の仕事をする時間が 増えてきたためである。 会社にいたころを含めると何台の パソコンに世話になってきたが、 思い出せないくらいの台数である。 しかし、毎回初めてのタッチには 緊張と楽しみがある。 今や、不可欠な道具。 仕事の進捗管理や肥料管理、 売り上げデータの蓄積と分析。 これがなければ、どうしたらいいのか。 この文章を書くこともできない。 そして、ネットにつなげれば、 世界は無限に広がり、農園の様子を 皆様にお伝えすることができる。 幸せな時代に生きていると 実感する瞬間でもある。 (セットアップは嫁さん任せ by 農園主) |
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農を考える ( 立地条件について )
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2018/06/27(Wed)
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もしお店を新規にオープンするとしたら、
立地条件は何がいいのだろうか? 人通りが多く、交通の便がよく、 目立つ場所がいい。 と思ったのだが、そうでもないらしい。 「今の料理人は、店をどこで始めるか という時に、まず食材が手に入りやすい 地域を探しています。 利便性は二の次という人が増えています。」 “ペルポンテ”のシェフから聞いた話である。 いい食材を高い値段で農家から買うことで 共存をはかりたいという思いもあり、 食材の種を守り、生産する農家を応援する。 そういう視点になっているそうだ。 そう聞いて、とても恥ずかしくなった。 我々、生産者はなんと努力が不足し、 思考が遅れていることか。 「市場に出しても値段が安くて。。。」 ぼやく農家が周りでも多い。 しかし、ビジネスチャンスは 周囲にも多くころがっているということ。 たとえそれが小さな取引で手間のかかる ものであっても、それを逃す理由は どこにあるのだろうか。 もちろん、最高の品を作ることが前提で あるが、それを待ち望むマーケットが すでに身近にあることを見逃してはいけない。 (まずは地元から by 農園主) |
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小さなことから
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2018/06/26(Tue)
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この時期はサングラスが要る。
日射しだけではない。 草刈りの時は、石が跳ねるので 目を保護するためでもある。 これまでは、15年以上前に買ったものを 使ってきた。 しかし、フレームの小さなネジが 緩んだり、抜けたりして、 その度に 「メガネのパリミキ」 に 新しいものを買いに行くのだが、 いつも直してくれた。 無料で。 「いえいえ、ネジ1本ですから」 と。 都内でも君津でも全く同じサービスだった。 が、ついに修理不可能な状態になり、 新規購入をさせていただくことに。 セールで半値になっていたので、 たいした恩返しにはならなかったが、 「今までお世話になりました。」 そう伝えると、店員さんたちは 少し気恥ずかしそうであった。 (コツコツと by 農園主) |
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桜のジャージーの向かう先
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2018/06/23(Sat)
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ラグビー日本代表の仕上がりがすこぶるいい。
来年のW杯を前にテストマッチが行われている。 ここまで強豪イタリアと1勝1敗の後、 同等ランクのジョージア(旧グルジア)に完封勝利。 エディ・ジョーンズ前監督の 「とにかく走り勝ち、全ては強いディフェンスから」 を継承し、つなぐラグビーが実践されているので、 とても小気味がいい。 控え選手の層も厚くなり、交代で出場する メンバーがなんと生き生きしていることか。 自分の役割を必ず実現しようという意気込み。 それが組織のためになり、勝利に結びつく。 その確信があるから献身的になる。 選手の自主性に任せるとは、響きはいいが、 行き当たりばったりの対応で勝ったとしても、 それは偶然である。 組織力という秩序の上に、 アドリブという個人技がある。 そういうプレイに我々は熱狂するのだと思う。 (惜しいではなく、勝つために by 農園主) |
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2年生からの手紙
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2018/06/22(Fri)
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先日、近所の小学校2年生たちが、
学区探検 でやってきた。 その後、参加したみんなが 感想の手紙を書いてくれる。 毎年の楽しみである。 「学くたんけんで、いちごにおとなと 子どもがあるのを教えてくださって いちごのことがわかりました。」 ― 親苗と子苗を育苗ハウスで見て もらったことが、良かったのかな。 「いちごがすきだったので いちごのことがよくわかって うれしかったです。」 ― 本当は食べてほしかったけれども。 「わたしは、いちごのしゅるいが わかるようになりました。 わたしもいちごやさんになりたいです。」 ― それは嬉しい。早く大きくなって。 (体感から学びを by 農園主) |
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梅雨の晴れ間
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2018/06/19(Tue)
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親苗の葉が気持ちよさそうにしている。
今年は、有機質の栄養を入れているのが、 気に入ったのか、葉の展開が早く、 とても勢いがある。 ![]() この時期最も大事なランナーの出現も 順調で、特に“おいCベリー”は すこぶる旺盛。 今シーズンも期待できそうだ。 (明日からまた雨 by 農園主) |
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フェアプレーの先に
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2018/06/18(Mon)
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銀行に勤めていた時の同期が、
役員になった。 先日、新聞で見て、とても誇らしく、 おぉ~と思わず声をあげてしまった。 ロングアイアンをどんだけ~というくらいに 高く美しい弾道で打つ。そういう男だ。 お互いの仕事の分野は違ったものの、 案件ミーティングで何度か一緒になった 記憶がある。畑違いの金融商品にも、 問題点の把握スピードが速く驚いた。 ピンそばに上からビシッと寄せる感じだ。 「これをひとつの区切りとして、 努力したいと思います。」 彼らしい実直なメールをもらった。 きっと厳しい闘争が始まるのであろう。 周囲には、ズルい輩もいるに違いない。 しかし、誰にでも与えられるチャンス ではないので、最後まで“とことん” 立ち向かってほしいと願う。 正々堂々とテッペンを目指して。 (農園から応援している by 農園主) |
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節目
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2018/06/17(Sun)
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本圃ハウス内の株抜きをすべて終えた。
何もなくなると、寂しさよりも むしろ爽快な気持ちになる。 来シーズンはすでに始まっているので。 これから、ハウス内に散乱している 枯れ葉や土やらを掃除していく。 その前に、農園のロゴの入ったターポリンを 仕舞うことにした。 ![]() (オフ・シーズンである by 農園主) |
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これ、いいね (枝豆のかき氷)
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2018/06/15(Fri)
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養老渓谷に“ごりやくの湯”という
緑に囲まれ、とてもゆったりとした気分に させてくれる温泉がある。 その一角に“山猫”が本格的な店舗を 新しく構えた。 川沿いのテラスでいただく「かき氷」は、 湯あがりにはまた一段と美味である。 こちらでは、昨年から当園のいちごを 使っていただいている。 特別営業をしたこの日は、 「枝豆のかき氷」に挑戦。 ![]() ずんだ餅みたいないい香り、甘みがほどよい。 そして、氷はフワフワの層が幾重にも 折り重なっているので、冷たくて「キーン」と 頭が痛くなるようなことはない。 川遊びをして、温泉に入って、かき氷を楽しむ。 夏の営業は7月からだそうだ。 是非、いちごもご賞味あれ。おすすめである。 (夏のドライブに by 農園主) ※ 農園から車で約55分。 ※ 公式ホームページ : http://www.山猫.jp/ |
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上からの眺め
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2018/06/14(Thu)
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![]() ハウスの天井に上って、補修と点検をする。 オフシーズンの間に交換した方が良さそうな ハウスがある。 長さ50mのハウスの天井をいくつか 張り替えるのは、安価ではないが、 満足していただくものを作るために、 必要ならば、躊躇する余地はない。 そう鼓舞して?注文するつもり。 (下からアランが呼んでいる by 農園主) |
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鉛筆と消しゴム
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2018/06/13(Wed)
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今年も近所の小学校2年生が訪問。
「学区探検」という校外学習である。 (当園は最近ちょっとした学校ブームだ) 今回の目的は、「グループで探検することで、 友だちと協力する態度を育てること」 「お世話になる方々に挨拶やお礼を 言うことができるようになること」 イチゴの栽培のことを学ぶ、が メインテーマではないが、趣旨はとても 大事なことだと思うので協力をしている。 生徒達には、親苗とランナー、そして子苗に それぞれの手で触れてもらった。 親苗の葉が大きく固いこと、 子苗は柔らかいこと、色も濃淡があること。。。 色々な新しい感触があったと思う。 友だち同士でも共有できたのではないか。 非日常で感じたものは、きっと記憶の 奥底まで浸透するはずなので、 何かの興味のきっかけになってもらえば、 頼もしい。 (体感で学びを by 農園主) |
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ランナー留め、開始へ
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2018/06/08(Fri)
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![]() これが始まると、いよいよ本格的に 来シーズンの準備が始まった気になる。 イチゴは多年草なのだが、 毎年植え替えるので、苗づくりをする。 親苗から出現するランナーの先に子苗が でき、それを増殖させていく。 この苗の出来次第で、 次の赤い果実の味覚が決まる。 だから、とても緊張感のある作業である。 (これから4か月間のこと by 農園主) |
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親苗の様子
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2018/06/06(Wed)
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![]() 親苗からツル状のランナーが次々と出て来た。 とても順調なので、そろそろ 子苗のポット受けを始められそうである。 関東は梅雨入りし、この時期はランナーや苗の 生育がとても早い。 雑草たちも同じである。 (雨のたびにぐんぐん成長する by 農園主) |
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年に一回の憂鬱な?日
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2018/06/05(Tue)
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毎年、人間ドッグに嫁さんと出掛ける。
体が資本、そういう仕事なので、 あまり得意ではない病院に しぶしぶと出かけて行く。 昨年は、嫁さんに勧められて 初めて胃カメラを飲んだのだが、 あまりの異物感に オエオエと言っていたらしく、 背中をさすってくれていた看護婦さんに 「大きな声を上げないでください」と叱られた。 今年は、黙って我慢する、これを目標に、 多分、無事、いや、かろうじて? クリアできたと思う。 ただ、麻酔注射が痛すぎて、 「いたた~」とつい口に出してしまったが。。。 さて、そんな非日常的なことがあっても、 午後からはいつも通りの日常に戻り、 農園で仕事をする。 アランとポールは、どこへ行っていたの? そんな顔をして待っていた。 (ちょっと野暮用でね by 農園主) |
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快適な空間
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2018/06/03(Sun)
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![]() 育苗ハウスに恒例の模様。 ポットに土入れをして、 適度な間隔を開けて配置すると できる絵柄だ。 混み合い過ぎている環境は、 人間にとっても不快である。 苗たちもこれからの暑さを元気に 乗り越えていかなければいけない。 風通しはとても大事である。 (健やかに by 農園主) |
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