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電波にのって
2018/06/30(Sat)
 パソコンを新しくした。
というよりも増設した。
嫁さんが計理処理の仕事をする時間が
増えてきたためである。

 会社にいたころを含めると何台の
パソコンに世話になってきたが、
思い出せないくらいの台数である。
しかし、毎回初めてのタッチには
緊張と楽しみがある。
今や、不可欠な道具。
仕事の進捗管理や肥料管理、
売り上げデータの蓄積と分析。
これがなければ、どうしたらいいのか。
この文章を書くこともできない。
そして、ネットにつなげれば、
世界は無限に広がり、農園の様子を
皆様にお伝えすることができる。
幸せな時代に生きていると
実感する瞬間でもある。

(セットアップは嫁さん任せ by 農園主)

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長い夏
2018/06/29(Fri)
 関東は例年よりも20日早い梅雨明けに。
朝の青空と入道雲を見上げた時に
そんな気がしたが、やっぱり。
じくじくした梅雨よりも、晴れの方がいい。
それは間違いないのだが、
高温はイチゴにとって、病気になりやすく
夏は毎年厳しい時期になる。
その期間が20日も例年よりも長いことに。
ここまで順調に子苗は増殖しているが、
これは、よっぽど気をつけて苗を育てて
いかなくてはいけない。

【写真】夏ような強い日差しを受けた苗の様子

(逞しい苗に向けて by 農園主) 


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“こぶたのレース” 奮闘記
2018/06/28(Thu)
 スタートの合図を待つ
静まり返ったレース場。
ゼッケンを着け出場する大人たちの
緊張した息遣い。 
ゲートが開いた。
「さぁ、いくぞ、“ピッグサンダー”」

 マザー牧場の“こぶたのレース”は、
子供たちがこぶたのお尻をたたきながら
ゴールを目指す人気の参加型アトラクション。
知っておられる方も多いと思う。
これが6月に限っては、3時の最終レースに
“大人のレース”があることを知って、
参戦のタイミングを虎視眈々と狙っていた。
雨続きでは、馬場(トン場?)が良くないと
天気を見計らってのエントリー。
平日は空いているという情報だったが、
抽選をなんとか勝ち抜き、力が入る。
がっかりする嫁さんの分も張り切らなければと。

 相棒になった“ピッグサンダー”は、
愛嬌のある顔をしてゲートの中で寝転んでいる。
よく言えばリラックスか。。。
隣のゲートを見ると“マザートントン”は
対照的に準備運動をするようにゆっくりと
動いていて、やる気満々に見える。

【写真】スタート直後、こぶたのお尻を叩いて走る農園主

 さぁ、ゲートが開く。 案の定のんびり屋だ。
6豚中の5位でのスタート。 これは織り込み済みだ。
最初の愛の手が大事。「行けっ」と声をかけて、
ピシリとお尻に平手でムチを入れる。
思ったよりも肉は固く、毛もゴワゴワしている。
そんなことを感じた瞬間、覚醒したように
突っ走り始める。

【写真】途中にあるタイヤの障害物を通過する農園主

 あッと言う間に前を抜いて、4位。
いい調子だが、勢い余って右カーブの
大外まで来てしまう。
しかし、スピードは充分にある。
ここは少し優しくお尻をたたきながら、
「いいぞ、いいぞ、サンダー」
自信を持たせながら、そのまま進み、
無事に障害物のタイヤを抜ける。

【写真】わずかな差でゴールに駆け込む農園主

 一気に2頭を抜いて2位に浮上だ。
最後の勝負の直線に入る。
前を見ると、やはりあの“マザートントン”。
しかし、ゴール前で立ち止まり、
ふらふらと遊び始めているではないか。
「しめたっ」
サンダーのお尻を最高の愛を持って、
ピシリと。

【写真】ガッツポーズで優勝を喜ぶ農園主

「行け~」いっしょにゴールになだれ込んだ。
1馬身差いや1豚身差での勝利。
やる時はやるでしょ、そう言わんばかりの
可愛い顔のサンダーであった。

楽しそうに走るピッグサンダー

 表彰台で首に金メダルをかけてもらった時は、
さすがに息が上がっていた。

(ピッグサンダー、半端ないって by 農園主)


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農を考える ( 立地条件について )
2018/06/27(Wed)
 もしお店を新規にオープンするとしたら、
立地条件は何がいいのだろうか?
人通りが多く、交通の便がよく、
目立つ場所がいい。
と思ったのだが、そうでもないらしい。

「今の料理人は、店をどこで始めるか
という時に、まず食材が手に入りやすい
地域を探しています。
利便性は二の次という人が増えています。」
“ペルポンテ”のシェフから聞いた話である。
いい食材を高い値段で農家から買うことで
共存をはかりたいという思いもあり、
食材の種を守り、生産する農家を応援する。
そういう視点になっているそうだ。
そう聞いて、とても恥ずかしくなった。
我々、生産者はなんと努力が不足し、
思考が遅れていることか。
「市場に出しても値段が安くて。。。」
ぼやく農家が周りでも多い。
しかし、ビジネスチャンスは
周囲にも多くころがっているということ。
たとえそれが小さな取引で手間のかかる
ものであっても、それを逃す理由は
どこにあるのだろうか。
もちろん、最高の品を作ることが前提で
あるが、それを待ち望むマーケットが
すでに身近にあることを見逃してはいけない。

(まずは地元から by 農園主)


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小さなことから
2018/06/26(Tue)
 この時期はサングラスが要る。
日射しだけではない。
草刈りの時は、石が跳ねるので
目を保護するためでもある。
これまでは、15年以上前に買ったものを
使ってきた。
しかし、フレームの小さなネジが
緩んだり、抜けたりして、
その度に 「メガネのパリミキ」 に
新しいものを買いに行くのだが、
いつも直してくれた。 無料で。
「いえいえ、ネジ1本ですから」 と。
都内でも君津でも全く同じサービスだった。

 が、ついに修理不可能な状態になり、
新規購入をさせていただくことに。
セールで半値になっていたので、
たいした恩返しにはならなかったが、
「今までお世話になりました。」
そう伝えると、店員さんたちは
少し気恥ずかしそうであった。

(コツコツと by 農園主)

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だんめん?
2018/06/25(Mon)
 当園にご来園いただくお客様は、
いちご好きの方ばかりなので
その風味にはとても詳しい。
でも、いちごの断面は?
どうであろうか。

「紅ほっぺは、果肉がきれいな赤色
をしているので、ジャムにすると
いい色が出ます。やよいひめは、
果肉が白いのでジャムの色も薄いです。」
そう説明するとびっくりする方が多い。

 面白い本をいただいた。
「いちご だんめん図鑑」
毎年、宅配のいちごを注文してくださる
お客様から封書が届いたので、
驚いて開けてみたら、
お勤めされている会社が出版したので、
それでご紹介くださったとのお手紙とともに。
とても嬉しい気遣い。

【写真】いちごだんめん図鑑(わたなべまこ@築地市場ドットコム)

 42品種のいちごの断面図と生産地や
名前の由来などがコンパクトな本ながら
よくわかる。
ちょっと従来にはない視点なので、
とても興味深く楽しめる。
是非、来園したら手に取っていただきたい。

(蔵書の一冊に by 農園主)

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アランとポール (ダンス編)
2018/06/24(Sun)
 アランフィールド内で終日過ごすのは、
飽きるらしく、少々の雨でも
外に出してくれ~と2頭で催促する。
アランは、出かけるときのチェーンを
噛み噛みしていたりする。
「じゃあ、行こうか」と声をかけると
嬉しくてはしゃぎ出し、勢い余って
いつの間にか頭突き合戦が始まる。
この遊びが楽しくて仕方ないらしく、
立ち上がって勢いをつけてからの
ガチンコ。
これを何度も何度も繰り返す。
まるで2頭でダンスをしているみたいに。

「どうするの?行くの行かないの?」
そう言われて、ハッとして
外へ飛び出していくのである。

【写真】前足を上げて向かい合うアランとポール

【写真】頭を突き合わせて押し相撲をするアランとポール

(やれやれ by 農園主)

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桜のジャージーの向かう先
2018/06/23(Sat)
 ラグビー日本代表の仕上がりがすこぶるいい。
来年のW杯を前にテストマッチが行われている。
ここまで強豪イタリアと1勝1敗の後、
同等ランクのジョージア(旧グルジア)に完封勝利。
エディ・ジョーンズ前監督の
「とにかく走り勝ち、全ては強いディフェンスから」
を継承し、つなぐラグビーが実践されているので、
とても小気味がいい。
控え選手の層も厚くなり、交代で出場する
メンバーがなんと生き生きしていることか。
自分の役割を必ず実現しようという意気込み。
それが組織のためになり、勝利に結びつく。
その確信があるから献身的になる。
選手の自主性に任せるとは、響きはいいが、
行き当たりばったりの対応で勝ったとしても、
それは偶然である。
組織力という秩序の上に、
アドリブという個人技がある。
そういうプレイに我々は熱狂するのだと思う。

(惜しいではなく、勝つために by 農園主)

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2年生からの手紙
2018/06/22(Fri)
 先日、近所の小学校2年生たちが、
学区探検 でやってきた。
その後、参加したみんなが
感想の手紙を書いてくれる。
毎年の楽しみである。

「学くたんけんで、いちごにおとなと
子どもがあるのを教えてくださって
いちごのことがわかりました。」
― 親苗と子苗を育苗ハウスで見て
もらったことが、良かったのかな。

「いちごがすきだったので
いちごのことがよくわかって
うれしかったです。」
― 本当は食べてほしかったけれども。

「わたしは、いちごのしゅるいが
わかるようになりました。
わたしもいちごやさんになりたいです。」
― それは嬉しい。早く大きくなって。

(体感から学びを by 農園主)


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新しい機械
2018/06/21(Thu)
【写真】ケルヒャー社の高圧洗浄機

 高圧洗浄機を思い切って購入した。
ケルヒャー社の安くない機械だ。
スカート(高設ベッドの保温シート)は、
シーズンが終わると砂埃がつくだけでなく、
練乳をこぼした跡や、
お約束の?「お子さんの手形」など
いちご狩りのお客様方が楽しまれた
形跡が残る。
これを毎年、水洗いをしていくのだが、
これまではホースの先にジェット式の
ノズルを付けて使っていた。
それなりに「ジェット」だと思っていたが、
高圧洗浄機は桁違い。
エンジン式のパワーは予想以上で、
近距離ではスカートが破れるほど。
そういう意味では、決して使い勝手が
いいとは言えない代物だ。
重量もそれなりにあるので、広いハウスを
行ったり来たりするのは結構シンドイ。
ただ、そのパワーから5、6m先は一気に
スカートの表裏の汚れを吹き飛ばす。
残念ながら手形の跡までは、
綺麗にならないので、最後は手作業で
拭き掃除になることは変わらない。 
作業負担として、時間と疲労度は
半減したとは思うが、イチゴ農家の方々に、
この機械の有益性が参考になるのかどうか。
そもそも、スカートを洗うこと自体が、
一般的ではないのかもしれないので。

(従来よりもいい仕上がり by 農園主)


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もうひと踏ん張り
2018/06/20(Wed)
【写真】いちごの株の片付けが終わった本圃ハウスの様子

 本圃ハウスの掃き掃除を
2日がかりで終えた。
ハウス仕事は、雨でもできるのが、
嬉しい?ところである。
大きなホウキ(“赤クジラ”という商品名)を
嫁さんは上手に使いこなし、サッサと綺麗に
集めていくが、自分はというと、
なぜか、すぐに手にマメができてしまう。
イタ、タタ~。毎年のことである。。。

 さて、久し振りにスッキリとなったものの、
まだ片付けは終わらない。
最後に、スカートの水洗いが待っている。
今年は、秘密兵器を用意してある。
どこまで威力を発揮できることやら。

(明日から出動予定 by 農園主)


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梅雨の晴れ間
2018/06/19(Tue)
 親苗の葉が気持ちよさそうにしている。
今年は、有機質の栄養を入れているのが、
気に入ったのか、葉の展開が早く、
とても勢いがある。

【写真】“おいCベリー”の親苗の様子

 この時期最も大事なランナーの出現も
順調で、特に“おいCベリー”は
すこぶる旺盛。
今シーズンも期待できそうだ。

(明日からまた雨 by 農園主)

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フェアプレーの先に
2018/06/18(Mon)
 銀行に勤めていた時の同期が、
役員になった。
先日、新聞で見て、とても誇らしく、
おぉ~と思わず声をあげてしまった。

 ロングアイアンをどんだけ~というくらいに
高く美しい弾道で打つ。そういう男だ。
お互いの仕事の分野は違ったものの、
案件ミーティングで何度か一緒になった
記憶がある。畑違いの金融商品にも、
問題点の把握スピードが速く驚いた。
ピンそばに上からビシッと寄せる感じだ。

「これをひとつの区切りとして、
 努力したいと思います。」
彼らしい実直なメールをもらった。
きっと厳しい闘争が始まるのであろう。
周囲には、ズルい輩もいるに違いない。
しかし、誰にでも与えられるチャンス
ではないので、最後まで“とことん”
立ち向かってほしいと願う。
正々堂々とテッペンを目指して。

(農園から応援している by 農園主)


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節目
2018/06/17(Sun)
 本圃ハウス内の株抜きをすべて終えた。
何もなくなると、寂しさよりも
むしろ爽快な気持ちになる。
来シーズンはすでに始まっているので。

 これから、ハウス内に散乱している
枯れ葉や土やらを掃除していく。
その前に、農園のロゴの入ったターポリンを
仕舞うことにした。

【写真】受付ハウス入口の右側にあるターポリン

(オフ・シーズンである by 農園主)

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アランとポール(アカツメクサ編)
2018/06/16(Sat)
 長雨が上がって、夕方に2頭と園内を散歩。
雨が降っている間は、濡れることが嫌いな
ヤギは、小屋の中でじっとしているしかない。
餌カゴを入れてあげるものの、退屈そうだった。

 少し遠出をして駐車場の奥まで、
新しい草を食べに連れて行く。
アカツメクサは、普段食べられないので、
嬉しそうに飛び跳ねる2頭。
たた、少し茎が固いせいか、
ポールはいつものシロツメクサを
頬張り始める。
アランは両方とも飽きることなく。
実は、明日にはこの辺りの草刈りを
する予定なのだが、まるでそれを
察知しているかのようだ。

【写真】農園北側駐車場近くのアカツメクサを食べるアランとポール

(すぐ伸びるから by 農園主)

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これ、いいね (枝豆のかき氷)
2018/06/15(Fri)
 養老渓谷に“ごりやくの湯”という
緑に囲まれ、とてもゆったりとした気分に
させてくれる温泉がある。
その一角に“山猫”が本格的な店舗を
新しく構えた。
川沿いのテラスでいただく「かき氷」は、
湯あがりにはまた一段と美味である。
こちらでは、昨年から当園のいちごを
使っていただいている。
特別営業をしたこの日は、
「枝豆のかき氷」に挑戦。

【写真】養老渓谷・山猫の野菜ソムリエ氷“湯あがり娘(枝豆)みるく”

 ずんだ餅みたいないい香り、甘みがほどよい。
そして、氷はフワフワの層が幾重にも
折り重なっているので、冷たくて「キーン」と
頭が痛くなるようなことはない。

 川遊びをして、温泉に入って、かき氷を楽しむ。
夏の営業は7月からだそうだ。
是非、いちごもご賞味あれ。おすすめである。

(夏のドライブに by 農園主)


※ 農園から車で約55分。
※ 公式ホームページ : http://www.山猫.jp/
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上からの眺め
2018/06/14(Thu)
【写真】ベアハウスの天井上から受付ハウス方向を眺めた風景(左手前方にはアランフィールド)

 ハウスの天井に上って、補修と点検をする。
オフシーズンの間に交換した方が良さそうな
ハウスがある。
長さ50mのハウスの天井をいくつか
張り替えるのは、安価ではないが、
満足していただくものを作るために、
必要ならば、躊躇する余地はない。
そう鼓舞して?注文するつもり。

(下からアランが呼んでいる by 農園主)

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鉛筆と消しゴム
2018/06/13(Wed)
 今年も近所の小学校2年生が訪問。
「学区探検」という校外学習である。
(当園は最近ちょっとした学校ブームだ)
今回の目的は、「グループで探検することで、
友だちと協力する態度を育てること」
「お世話になる方々に挨拶やお礼を
言うことができるようになること」

 イチゴの栽培のことを学ぶ、が
メインテーマではないが、趣旨はとても
大事なことだと思うので協力をしている。

 生徒達には、親苗とランナー、そして子苗に
それぞれの手で触れてもらった。
親苗の葉が大きく固いこと、
子苗は柔らかいこと、色も濃淡があること。。。
色々な新しい感触があったと思う。
友だち同士でも共有できたのではないか。
非日常で感じたものは、きっと記憶の
奥底まで浸透するはずなので、
何かの興味のきっかけになってもらえば、
頼もしい。

(体感で学びを by 農園主)

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ドリルで
2018/06/12(Tue)
 新しい道具を使って、
株抜きをしている。
従来は、鎌を使っていたのだが、
12,000株のクラウン(根元)を
抜き取るとさすがに手がしびれてくる。
ドラえも~んに何かいいものを
ポケットから出してもらえないものかと
毎年、念じてきた。。。

【写真】いちごの株抜き用の電動ドリル

 飛び道具とはいかないが、
電動ドリルを今年は使い始めている。
結論は、手作業の方が早いが、
疲労度は相当軽い。どちらを採るかだが、
今年は生徒さんたちが手伝ってくれたおかげで、
少し進捗が早いため、動力を使って進めている。
Tシャツは飛び跳ねた土だらけ。

(もうあと数日はかかりそう by 農園主)


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いまを生きる
2018/06/11(Mon)
 “いのち”は万物共通に限りあるものだから、
それぞれに今を背一杯生きる。
その通りなのだと思う。
ただ、刹那的な響きに多少の違和感もある。
むしろ、これから生きていくことを前提に
将来に向かって、自分はどうありたいのか。
そのために今を生きる、という方がしっくりくる。

 今朝、カメの「トラ」が亡くなった。
多分、熱中症ではないかと思われる。
この数日、食欲がなく動きが緩慢だったので、
心配していた矢先だった。。。
とても残念である。
4年前から農園のスタッフに加わった「トラ」。
一番愛していたのは、「クロ」なので、
きっと、寂しがっていると思う。

【写真】日向ぼっこをしていたカメのトラの上に乗っかるカメのクロ

(雨の月曜日であった by 農園主)

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アランとポール (グ~ルグル編)
2018/06/10(Sun)
【写真】甘えて農園主の袖口を引っ張る子ヤギのポール

 ポールが農園にやって来て、
ちょうど1年が経った。
最近は、アランよりも早く
我々に駆け寄ってきて甘える。
顔や体を触ってほしいとアピールしてくる。

当初は、体を触わろうとして手を伸ばすと
嫌がって、すっと逃げていたのが、
とても信じられない。
優しいアランとお客様に、
可愛がってもらった結果なのだと思う。

 今や、アラン・フィールド内を
我がもの顔で、嬉しそうに飛び回っている。
 
【写真】子ヤギのポールがのぼり台の上からジャンプして飛び降りるところ
【写真】子ヤギのポールがアラン・フィールド内を走り回る様子

(ジャンプ&ダッシュ by もう2年生ヤギ)


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お礼の手紙
2018/06/09(Sat)
【写真】特別支援学校の生徒さん達からいただいたお礼の手紙

 先日、仕事の手伝いをしてくれた
生徒さん達から手紙をいただいた。
感想がたくさん書いてある。

「最初は難しかったけど徐々に慣れて
“上手だね”と言われて嬉しかったです。」
「片付けなどの作業が終わった時の達成感が
すごかったです。」
「今回は、2つの作業でしたが、本当は
もっといっぱいあるのかと思うと
農家の人はすごいなと思いました。」

 ハンディキャップがあろうとなかろうと、
仕事は、きついことの方が多いものだと思う。
でも、みなさんの「ひたむきさ」「純粋さ」
があれば、きっと楽しいものに変えられるはず。
それが人生を豊かにする秘訣だと、
みなさんを見ていて感じました。

(その笑顔からね by 農園主)

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ランナー留め、開始へ
2018/06/08(Fri)
【写真】ランナー留め作業の初日が終わった育苗ハウスの様子

 これが始まると、いよいよ本格的に
来シーズンの準備が始まった気になる。

 イチゴは多年草なのだが、
毎年植え替えるので、苗づくりをする。
親苗から出現するランナーの先に子苗が
でき、それを増殖させていく。

 この苗の出来次第で、
次の赤い果実の味覚が決まる。
だから、とても緊張感のある作業である。

(これから4か月間のこと by 農園主)

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校外学習 2日目
2018/06/07(Thu)
 特別支援学校の生徒さん10人が
農園の仕事を体験しに来園。
2回目になる。
今回は、イチゴの根元(クラウン)を
鎌で抜き取る作業を手伝ってもらった。
フワフワの土にするためには
欠かせない作業だが、結構、これが難しい。

【写真】土を洗い落としたいちごのクラウンと根の様子

 ご覧の通り、クラウンから根が
しっかりと生えているので、
力任せで取れるものではなく、
土中の根の生え具合を想像しながら、
上手く鎌を使うことが必要になる。
しかし、そういう仕事が生徒さん達には、
きっといい刺激になると期待していた。
最初は、苦戦していた様子だったが、
予想以上に飲み込みが早く、1時間もすると、
びっくりするほど鎌を使いこなしていた。

 中休みの時に、
「お昼休みには“凍りいちご”がありますよ」
と告げると全員の目が輝き、歓声が上がる。
大汗をかいて手伝ってくれた皆のおかげで、
予定以上の進捗で大変助かった。

 帰る前に着替えながら口々に
「また来たい」と言っているのが聞こえて、
とても嬉しかった。
仕事の厳しさは、否が応でも
いずれ経験することになると思う。
だからこそ、楽しさから始まってほしい。

(いい汗だったね by 農園主)

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親苗の様子
2018/06/06(Wed)
【写真】親苗から小苗となるランナーが伸びている様子

 親苗からツル状のランナーが次々と出て来た。
とても順調なので、そろそろ
子苗のポット受けを始められそうである。
関東は梅雨入りし、この時期はランナーや苗の
生育がとても早い。
雑草たちも同じである。

(雨のたびにぐんぐん成長する by 農園主)

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年に一回の憂鬱な?日
2018/06/05(Tue)
 毎年、人間ドッグに嫁さんと出掛ける。
体が資本、そういう仕事なので、
あまり得意ではない病院に
しぶしぶと出かけて行く。
昨年は、嫁さんに勧められて
初めて胃カメラを飲んだのだが、
あまりの異物感に
オエオエと言っていたらしく、
背中をさすってくれていた看護婦さんに
「大きな声を上げないでください」と叱られた。
今年は、黙って我慢する、これを目標に、
多分、無事、いや、かろうじて?
クリアできたと思う。
ただ、麻酔注射が痛すぎて、
「いたた~」とつい口に出してしまったが。。。

 さて、そんな非日常的なことがあっても、
午後からはいつも通りの日常に戻り、
農園で仕事をする。
アランとポールは、どこへ行っていたの?
そんな顔をして待っていた。

(ちょっと野暮用でね by 農園主)

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スイーパー2号
2018/06/04(Mon)
 ケルヒャー社の手押し掃除機を
もう1台新しく購入した。
シーズン中のハウス内の掃除には、
もはや欠かせない道具になっている。
動力は人力なのだが、
散った花びらを収集するのにとても
重宝する。

【写真】ケルヒャー社の業務用手押し式スイーパー

 当園は、主に2棟のハウスで
いちご狩りを楽しんでいただいているが、
少し離れているため。この機械を
行ったり来たりと運んでいた。
これが結構重く、
また雨の日には難儀していた。
そこで、少し値は張るのだが、
シーズンを通して使うものなので、
ここは思い切って、ハウス毎に備えることに。

(きれいだと皆さんに褒められるので by 農園主)

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快適な空間
2018/06/03(Sun)
【写真】土を入れ終えた小苗用ポットを並び終えた育苗ハウスの様子

 育苗ハウスに恒例の模様。
ポットに土入れをして、
適度な間隔を開けて配置すると
できる絵柄だ。
混み合い過ぎている環境は、
人間にとっても不快である。
苗たちもこれからの暑さを元気に
乗り越えていかなければいけない。
風通しはとても大事である。

(健やかに by 農園主)

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朝一番
2018/06/02(Sat)
 早朝の仕事は、とてもはかどる。
会社勤めのころも6時にはオフィスに
入っていたが、静かで、電話に邪魔される
こともなく、自分の仕事に集中できたことを
よく覚えている。
この時期は、朝4時過ぎには
もう明るくなってくる。
とても涼しいので、違った意味で大変
仕事がはかどるのである。

【写真】青い空と白い雲の下で緑の草を食べるアラン

 重役出勤のアランとポールは、
9時過ぎくらいから、育苗ハウスの周りで、
仕事を始める。
この数日は、全員がいつも近くにいるせいか、
2頭とも、とても機嫌がいいのである。

(我々も同じである by 農園主)


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仕事いろいろ
2018/06/01(Fri)
 本圃ハウスの後片付けが一段落したので、
(まだ終わってはいないのだが)
次の作業に取り掛かり始めた。

【写真】子苗用ポットへの土入れ作業をしている育苗ハウスの様子

 来シーズンの苗を育てるためのポットに
土入れをしていく作業である。
今月上旬には、ポット受けをしていくので、
今のうちに13,000ポットを作り、
育苗ハウス2棟に順番に配置をしていく。
嫁さんが数学的に(パズル的?)毎年考えて
練った配置図に沿って仕上げていく。
これから数日間は、この仕事にかかりっきり。

(夜明けとともに by 農園主)

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