花壇の花
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2017/11/29(Wed)
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![]() いつもなら三郎さんのキンセンカの苗が 農園の入口に植わるころである。 しかし、今年は三郎さんの体調がすぐれず、 キンセンカの苗づくりは、素人の我々が 挑戦してみた。 小さくヒョロヒョロで、 到底比べものにはならないが、 取りあえず植えてみることにした。 さて、どうなることやら。 (カスミソウもいっしょに by 農園主) |
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走り続けるために
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2017/11/26(Sun)
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エディー・ジョーンズ氏が来日して、
目黒学院高校ラグビー部を指導する企画が テレビ番組であった。 練習の途中で何度もプレイを止めて、 良い点、ダメな点を指摘していくので、 選手は理解が早く、その後はやるべきことが わかり、どんどん自信のある表情に変わっていく。 そして、 「誰かの真似をしていては、 本当に強いチームはできない。」 自らの長所を追求してこそ、道が拓けると。 農園を始めて6年目。 師匠に教わった技術は当園の骨格であり、 それなくして存在しえない。 しかし、それは師匠のオリジナルであるので、 その意味では師匠を一生超えることはできない。 越えるために仕事をしているわけではないが、 当園が進化していくためには、 いつまでもパクッていては埒があかない。 そう思う。 独自性を出していく勇気。 よちよち歩きから、自立して走り続けるために 新しい世界に踏み出していく。 フランス代表との善戦に可能性を感じさせてもらった。 「いい練習が奇跡を必然に変える」 エディーの言葉である。 ( 目黒高校も花園出場だそうだ by 農園主 ) |
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これ、いいね (自然薯そば)
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2017/11/25(Sat)
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君津の特産である自然薯(じねんじょ)が
今年も店頭に並び始めた。 このとろろは濃厚で格別だから、 この時期をいつも楽しみにしている。 ![]() 味楽囲(JAの直売所)にて 新しく見かけたのが、このそば。 自然薯の粉末を練りこんである。 そばは、そもそも好物であるのだが、 大盛りを食べたくなる。 (七味とともに by 農園主) |
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視察会に参加
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2017/11/22(Wed)
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君津イチゴ部会のメンバーで、視察会に出かけた。
県内の他地域の方に栽培状況を見させていただき、 お話を伺う機会である。 山武市の方々は、先駆的なだけあって、 とても生き生きとした株を育てておられる。 それだけではない。 その中で、10年以上前からHPの充実を図り、 今や英語バージョンも作られている農家がある。 外国人の集客も視野に入れて、英語のできる アルバイトもいるのだそうだ。 (すごいなぁ by 農園主) |
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モミガラ
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2017/11/20(Mon)
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![]() もみ殻を仲間の米農家に分けて頂いた。 例年のことで、とても助かる。 来年の苗作りの時に使うものだ。 親苗プランターに土と交ぜると 水はけが良くなるので、欠かせない。 当面は、袋詰めにして育苗ハウスの中に しまっておく。 (春まで by 農園主) |
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歴史を知る、ということ
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2017/11/19(Sun)
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「歴史というのは上手に
“思い出す”ことなのです。 歴史を知るということは、 古えの手ぶり口ぶりが、 見えたり聞こえたりするような、 “想像上の経験”をいうのです。」 ( 「学生との対話」小林秀雄著 ) 高校の日本史で学ぶ用語を 現在の半分に減らすべきとする提言が なされているそうだ。( 日経新聞 ) 暗記項目を絞って、流れを学ぶ教育に 変えるためという。 その趣旨に異論を挟む人はいないと思う。 しかし、外される用語に 「上杉謙信」「武田信玄」「高杉晋作」 「坂本龍馬」などが上げられている。。。? これらの人物なくして、古えを想像することは、 とても難しい。 (迷信も含めて国史である by 農園主) |
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樹の形
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2017/11/17(Fri)
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千葉県旭市に名人と評判高い方がおられる。
お忙しいところをお邪魔させてもらった。 土耕栽培なので、当園の高設栽培とは スタイルが違うが、経歴36年の大ベテランの話は 全てがとても熱く、そして興味深かった。 例えば、肥料管理。 大変きめ細かい。 タイミングと量と成分を微妙に変化させておられる。 気温管理も同様だ。 「名人? 滅相もないですよ。 失敗の連続だよな。」 奥さんと笑いながらそう話された。 決して偉ぶらないのは、自らの技術にまだまだ 進化の余地があると確信しておられるからだ。 「“樹の形” で “実の形” も決まってくるでしょ。 したがって、味もね。」 ピンと張った厚みのある葉が展開し、 調度いい具合の背丈で、 がっしりと根を下ろしている。 そういう樹の形であった。 ( 理想的 by 農園主 ) |
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おでんとカーテン
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2017/11/16(Thu)
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仕事が少し一段落したので、
早帰りをしてスーパーで買い物をしていた。 今晩から冷えるというので、 おでんの具材を買い込んでいたら、 師匠とトモ子さんにレジの前でバッタリ会った。 時々こういうことがある。 生活サイクルが似ているせいかも知れない。 仕事の進捗具合など、 しばらく立ち話をしていたところ、 「2重カーテン下ろした?」 トモ子さんにそう言われて、 ― えっ?もうですか? 「今晩から冷えるよ。 天敵の動きも鈍くなるし。」 師匠が解説してくれる。 その通りだ。 慌てて嫁さんとハウスに逆戻りし、 保温用のカーテンをせっせと下ろすのであった。 いいところで会えたものである。 (おでんは、 はんぺんが好き by 農園主 ) |
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アランとポール ( 大人の草 編 )
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2017/11/13(Mon)
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オニノゲシという草は、
タンポポのような黄色い花を咲かせるが、 葉や茎はギザギザしており、 手で掴むとチクチクする。 アランは、これが大好きでバリバリと食べる。 幼いポールは見向きもしなかったのだが、 あれ?食べられようになった? まだゆっくりではあるけれど。 ![]() ![]() (やっぱり、痛かったんじゃない? by 農園主) |
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少し長いラグビー談義
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2017/11/11(Sat)
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先週来日したラグビー豪州代表との試合は、
とても残念な内容だった。 ダブルスコア以上での大敗は深刻である。 2年後に迫ったW杯開催機運を完全に 萎ませてしまっただけでなく、 日本代表の目指す姿は見られなかった。 世界のラグビー戦術の主流は、 「アンストラクチャー」にあるそうだ。 キックを使って互いに陣形を乱した状態をつくり、 そこをスピードで突いていくというものだ。 「この戦い方は世界で増えている。 エディー・ジョーンズ(前HC)も今は同じやり方。 日本の課題はこのスタイルへの理解を深め、 精度を高めることだ」 日本代表の戦術・攻撃コーチである ブラウン氏のコメントだ。 果たして、それが日本人に あったものなのか、どうか。 その心配が露呈している。 “ラグビー”という競技において、 キックを選択するということは、 自らの攻撃権を放棄することになる。 もちろん、陣地を確保するという効用もあるが、 その場合でもキックしたボールを奪回しない限り、 攻撃権は失うことは同じである。 高校ラグビーでも教わる戦術の常識である。 それをチャンスに変えるためには、 ボール落下地点までの走力と その地点でぶつかり合う体の 破壊力が求められる。 エディーがその戦術を今採っているのは、 イングランド代表という全ての要素を 兼ね備えたチームだからであろう。 エディーはその著書で、 ジョセフHCを優れた指導者と認めながらも ナショナルチームの指揮を執ったことが ないことへの懸念を述べている。 世界スタンダードよりも、 桜のジャージーならではの独自性や 個性を生かしたプレーに我々国民は興奮した。 ジャパンにしかできないことに。 前回大会でその手掛かりは得ているはず。 (あれは奇跡やまぐれではない by 農園主) |
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進め
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2017/11/09(Thu)
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![]() 開花が目前の蕾である。 生命力がみなぎっている。 9月下旬に、短日と低温の積算日数で、 花芽が形成され、およそ40日を経て、 開花する。 蕾を肥大化していくこの瞬間は、 本当に音が聞こえてきそうなくらいに 迫力がある。 ( 「ぐいっぐいっ」 と by 農園主) |
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マルチ 2017
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2017/11/07(Tue)
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マルチングをしている。
来週からは、ぐっと寒くなるというので、 その前に仮留めを終えた。 ![]() 高設ベッドの土の上に保温用の白と黒の マルチを張っていく。 6年目ともなると、少しは手際がよくなって きたようだ。 細かい仕上げが必要なところは、 もっぱら嫁さんに任せている。 自分は邪魔にならないように無駄な動きなく、 働けていたと思う。 (ボスは、嫁さん by 農園主) |
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ミツバチ登場
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2017/11/05(Sun)
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「今年は、はちみつが採れなくてね」
養蜂やさんからそう聞いた。 長雨でミツバチの活動が鈍ったそうだ。 ミツバチは、雨の日は巣から外に出ない。 蜜が少ないということは、巣内の養分の貯えが 少ないということになるので、女王バチは 卵を産むのを控えることになるという。 養蜂を営む方々はとてもご苦労された シーズンだったそうである。 今朝、ミツバチの巣箱が届いた。 これから半年ほどお借りすることになる。 心配をよそに、巣箱から次々と出動している。 彼女たちが(働きバチは全てメス)いなければ、 イチゴは結実しないので、 とても大事なパートナーである。 (貴重な蜜をいただいた by 農園主) |
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新旧
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2017/11/04(Sat)
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葉かきを始めた。
今回の古葉を取り除くと、定植時の葉は 全てなくなり、その後の新葉だけになる。 葉数が多いと葉面積が増えるので、 光合成には有利であることは確かなのだが、 古葉はその生産量よりも消費量が上回ってくる。 残念ながら、“老害”ということになる。 世代交代は、はっきりしている。 若葉は真ん中で大きく葉を広げ、 代わるべき葉は、後方に倒れるようにして、 その位置を譲っていくのである。 (自然界は容赦しない by 農園主) |
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次の一手
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2017/11/01(Wed)
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追肥をした。
短日と気温の低下から考えると、 次の花芽(第2花房)が分化したころと 思うので、いいタイミングだと判断した。 これを待たずに焦ると“木ぼけ”になってしまう。 木ばかりが大きくなって、成果が遅れたり、 果実数は多いが小粒になったりする。 追肥は有機肥料を使って根元に丁寧にまぶしていく。 即効性はなくとも、じっくりと効くのが大事。 負担のかかる2番花の生育の補助エンジンに なってくれるものと期待している。 (年明け以降を見越して by 農園主) |
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