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晩秋のころ
2017/11/30(Thu)
【写真】家の前の畑にある樹齢100年のイチョウの大木

 家の前にある銀杏の樹が
黄金色に輝いている。
家主さんの畑の中である。
早朝に見上げると、はっとするくらい
美しいのだが、同時にもの寂しさも感じる。
晩秋のためであろうか。

 この樹は、大木というだけではない。
その実がとても大きくて美味なのである。
毎年、家主さんが綺麗に実を洗って干して、
おすそ分けしてくれる。
この時期、どんな煮物にも欠かせない具材だ。

(樹齢100年 by 農園主)

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花壇の花
2017/11/29(Wed)
【写真】キンセンカとカスミソウを植えた受付ハウス前の花壇

 いつもなら三郎さんのキンセンカの苗が
農園の入口に植わるころである。
しかし、今年は三郎さんの体調がすぐれず、
キンセンカの苗づくりは、素人の我々が
挑戦してみた。
小さくヒョロヒョロで、
到底比べものにはならないが、
取りあえず植えてみることにした。
さて、どうなることやら。

(カスミソウもいっしょに by 農園主)

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大豆の山
2017/11/28(Tue)
【写真】隣りののぶ子さんの畑にできた大豆のボッチ

 ボッチが今年も出来上がった。
隣ののぶ子さんの畑である。
大豆を刈り取って、束にして、干してある。
10月に来た2つの台風の強風で、
葉の多くが吹き飛ばされ、
今年は豆が大きくならないかもと
心配されていたが、まずまずの出来になったそうだ。
国産の大豆は人気が高く、全国的に品不足と聞く。
ましてやこれは「小糸在来」という食味に優れた希少品種。
豆腐や味噌、醤油にしても、一味違ってくる。
値段は少々するが、そういうものだと思う。

( 直売所「味来囲」にて by 農園主 )

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アランとポール ( 時にはドラゴン 編 )
2017/11/27(Mon)
【写真】アランフィールドの柵越しに首を伸ばすアランとその背後から顔を覗かせるポール

 寒くなってきたために、
アラン・フィールド内の草が随分と減って来た。
そのせいかアランの体が引き締まっている。
5歳を超えて大人になったこともあり、
食欲が多少落ち着いてきたようにも見える。
ヤギらしいというか。もやはコブタではない。
 一方で、育ち盛りのポールは、少なくなった
青い草を終日探し歩いているようだ。
餌を欲しがって、アラン以上に大きな声で
催促するようにもなった。
「エ~、エェ~、エ~ッ」

【写真】アランフィールドの柵に足をかけて餌をねだるポール

( 小さなドラゴンのように by 農園主 )

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走り続けるために
2017/11/26(Sun)
 エディー・ジョーンズ氏が来日して、
目黒学院高校ラグビー部を指導する企画が
テレビ番組であった。
練習の途中で何度もプレイを止めて、
良い点、ダメな点を指摘していくので、
選手は理解が早く、その後はやるべきことが
わかり、どんどん自信のある表情に変わっていく。
そして、
「誰かの真似をしていては、
 本当に強いチームはできない。」
自らの長所を追求してこそ、道が拓けると。

 農園を始めて6年目。
師匠に教わった技術は当園の骨格であり、
それなくして存在しえない。
しかし、それは師匠のオリジナルであるので、
その意味では師匠を一生超えることはできない。
越えるために仕事をしているわけではないが、
当園が進化していくためには、
いつまでもパクッていては埒があかない。
そう思う。
独自性を出していく勇気。
よちよち歩きから、自立して走り続けるために
新しい世界に踏み出していく。

 フランス代表との善戦に可能性を感じさせてもらった。
「いい練習が奇跡を必然に変える」 
エディーの言葉である。

( 目黒高校も花園出場だそうだ by 農園主 )

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これ、いいね (自然薯そば)
2017/11/25(Sat)
 君津の特産である自然薯(じねんじょ)が
今年も店頭に並び始めた。
このとろろは濃厚で格別だから、
この時期をいつも楽しみにしている。

【写真】100%君津産自然薯を使った自然薯そば

 味楽囲(JAの直売所)にて
新しく見かけたのが、このそば。
自然薯の粉末を練りこんである。
そばは、そもそも好物であるのだが、
大盛りを食べたくなる。

(七味とともに by 農園主)

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進展中
2017/11/24(Fri)
 “おいCベリー”の花々が次々と咲いている。
最初に咲いた一番花は、結実をしている。

【写真】次々と咲いた“おいCベリー”の花々

 「いつ頃できそう?すぐ連絡して」
うれしい声を地元のお客様方からいただく。
― できるだけ早く。 今やってますから。
出前のようにはいかないけれど、
少なくとも昨年よりは早く赤い果実が生りそうである。
年末ぎりぎりだったので。
クリスマスの初売りを目指しているのだが、さて。

(来月の今頃だ by 農園主)

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竹串を打つ
2017/11/23(Thu)
 “葉よせ”をするためのワイヤーに
支柱を立てていく。
長さ40㎝ほどの竹串を1m間隔で打つ。
小さな金槌でトンチンカンチン。

【写真】竹串で固定したワイヤー線で葉よせしたいちごの株の様子

 当園の設備全般のメンテナンスを
お願いしている津田さん(安房竹材)に
2年前に作っていただいた。
打ち込みやすく、持ちがとてもいい。
葉よせをして花房を出すことで、
結実した後の果実の日当たりを良くする。
そればかりではない。
春に株が大きくなった時には、
倒れ掛かってくる葉柄を
支える役割もある。

(いい道具である by 農園主)

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視察会に参加
2017/11/22(Wed)
 君津イチゴ部会のメンバーで、視察会に出かけた。
県内の他地域の方に栽培状況を見させていただき、
お話を伺う機会である。
山武市の方々は、先駆的なだけあって、
とても生き生きとした株を育てておられる。
それだけではない。
その中で、10年以上前からHPの充実を図り、
今や英語バージョンも作られている農家がある。
外国人の集客も視野に入れて、英語のできる
アルバイトもいるのだそうだ。

(すごいなぁ by 農園主)

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温度と活力のために
2017/11/21(Tue)
【写真】本圃ハウスに設置している暖房機 兼 二酸化炭素発生機

 暖房機のセンサーを稼働し始めた。
早朝の気温がぐっと下がってきたからである。
イチゴの生育には、最低気温は6~8℃を
保ちたい。
日中は、太陽さえ出ればハウス内の気温は、
あっと言う間に25℃を超えるのだが、
夜温は暖房機で補うほかに手立てがない。
実はこの機械、すでに数週間前から
稼働している。
温度センサーではなく、タイマーで。
午前中に二酸化炭素をハウス内に供給して
その濃度を上げているのである。
光合成の活性化のために。

(いよいよフル稼働へ by 農園主)

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モミガラ
2017/11/20(Mon)
【写真】軽トラの荷台に積んだモミガラの袋

 もみ殻を仲間の米農家に分けて頂いた。
例年のことで、とても助かる。
来年の苗作りの時に使うものだ。
親苗プランターに土と交ぜると
水はけが良くなるので、欠かせない。
当面は、袋詰めにして育苗ハウスの中に
しまっておく。

(春まで by 農園主)

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歴史を知る、ということ
2017/11/19(Sun)
 「歴史というのは上手に
“思い出す”ことなのです。
歴史を知るということは、
古えの手ぶり口ぶりが、
見えたり聞こえたりするような、
“想像上の経験”をいうのです。」
( 「学生との対話」小林秀雄著 )

 高校の日本史で学ぶ用語を
現在の半分に減らすべきとする提言が
なされているそうだ。( 日経新聞 )
暗記項目を絞って、流れを学ぶ教育に
変えるためという。
その趣旨に異論を挟む人はいないと思う。
しかし、外される用語に
「上杉謙信」「武田信玄」「高杉晋作」
「坂本龍馬」などが上げられている。。。?
これらの人物なくして、古えを想像することは、
とても難しい。

(迷信も含めて国史である by 農園主)

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揃い踏み
2017/11/18(Sat)
【写真】今シーズン初の“やよいひめ”の一番花

 “やよいひめ”の開花が始まっている。
晩生の品種なので、例年最後になる。
これで4品種全てが順調に花を咲かせた。
生育は、先月の日照不足による遅れを
すっかり取り戻し、“樹の形”もまずまずに
なって来たと思う。(多分)
後は、イチゴたちの自力と地力に任せておけば、
きっと皆様の期待に添えるような果実が
出現するものと期待している。
今までやってきたことを信じて。

( もうひと息である by 農園主)

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樹の形
2017/11/17(Fri)
 千葉県旭市に名人と評判高い方がおられる。
お忙しいところをお邪魔させてもらった。

 土耕栽培なので、当園の高設栽培とは
スタイルが違うが、経歴36年の大ベテランの話は
全てがとても熱く、そして興味深かった。
例えば、肥料管理。 大変きめ細かい。
タイミングと量と成分を微妙に変化させておられる。
気温管理も同様だ。
「名人? 滅相もないですよ。 失敗の連続だよな。」
奥さんと笑いながらそう話された。
決して偉ぶらないのは、自らの技術にまだまだ
進化の余地があると確信しておられるからだ。

「“樹の形” で “実の形” も決まってくるでしょ。
したがって、味もね。」

 ピンと張った厚みのある葉が展開し、
調度いい具合の背丈で、
がっしりと根を下ろしている。
そういう樹の形であった。

( 理想的 by 農園主 )

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おでんとカーテン
2017/11/16(Thu)
 仕事が少し一段落したので、
早帰りをしてスーパーで買い物をしていた。
今晩から冷えるというので、
おでんの具材を買い込んでいたら、
師匠とトモ子さんにレジの前でバッタリ会った。
時々こういうことがある。
生活サイクルが似ているせいかも知れない。

 仕事の進捗具合など、
しばらく立ち話をしていたところ、
「2重カーテン下ろした?」
トモ子さんにそう言われて、
― えっ?もうですか?
「今晩から冷えるよ。
 天敵の動きも鈍くなるし。」
師匠が解説してくれる。
その通りだ。
慌てて嫁さんとハウスに逆戻りし、
保温用のカーテンをせっせと下ろすのであった。
いいところで会えたものである。

(おでんは、 はんぺんが好き by 農園主 )


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友の行動から
2017/11/15(Wed)
【写真】巣箱の前に置かれた砂糖水のトレーに群がるミツバチたち

 ミツバチの巣箱の前に“砂糖水”を置くと
ご覧の大騒ぎになった。
働きバチが総出で持ち帰っていくので、
見る見るうちになくなっていく。
(本当にあっと言う間だ)

 そうは言っても、いつもではない。
25℃以上の晴天に限る。
しかも早起きは、苦手である。。。
ただ、ひとたび飛び始めると
一生懸命に白い花を次から次へと巡り、
花の上でくるくるとダンスする。
花粉を体中にせっせと擦りつけながら。

(心底カワイイと思う by 農園主)
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主役の卵たち
2017/11/14(Tue)
 “おいCベリー”と“紅ほっぺ”の
花が順調に上がっている。
“かなみひめ”と“やよいひめ”は例年通り、
晩生の品種なので開花はまだだが、
蕾がどんどん大きくなって来ている。

【写真】果房折れマットを敷いた高設ベッドの様子(おいCベリー)

 結実はもう少し先になるが、
果房の下にマットを敷く作業を始めている。
たくさんの大きな果実が生ると、
その重みで果房が折れてしまうことがある。
そのためのクッションである。
マット作業は、果房を痛めないように、
慎重に進めていく。
これまた嫁さんと二人三脚で。
肩を並べて、終日のカニ歩き。
当園で今、もっとも大事な存在は、
この花と蕾たちであるから。

( そっと大事に by 農園主 )


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アランとポール ( 大人の草 編 )
2017/11/13(Mon)
 オニノゲシという草は、
タンポポのような黄色い花を咲かせるが、
葉や茎はギザギザしており、
手で掴むとチクチクする。

 アランは、これが大好きでバリバリと食べる。
幼いポールは見向きもしなかったのだが、
あれ?食べられようになった?
まだゆっくりではあるけれど。

【写真】オニノゲシに駆け寄る子ヤギのポール


【写真】オニノゲシに苦戦する子ヤギのポール

(やっぱり、痛かったんじゃない? by 農園主)


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二人三脚で
2017/11/12(Sun)
 イチゴ農家になりたいと相談に来られる人が
時々おられる。
その時、必ずお尋ねすることがある。
「何人で仕事をする予定ですか?」
農業だから1人でもできる、と思われがちである。
無理ではないが、極端に生産性が落ちることを
覚悟しなければならないからだ。

【写真】葉寄せ用のワイヤーの下から白いいちごの花がのぞいているところ

 高設ベッドにエクセル線をワイヤーのように張った。
葉寄せと言って、果実の上に葉が垂れ下がって
来ないように葉をかき上げるためのもの。
長さが40mあると独りではピンと引っ張り切れない。
助けが必ず要る。
「いくよー、せーの、せーの」
息を合わせるために、夫婦喧嘩をする暇などない。

(相棒は不可欠 by 農園主)

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少し長いラグビー談義
2017/11/11(Sat)
 先週来日したラグビー豪州代表との試合は、
とても残念な内容だった。
ダブルスコア以上での大敗は深刻である。
2年後に迫ったW杯開催機運を完全に
萎ませてしまっただけでなく、
日本代表の目指す姿は見られなかった。

 世界のラグビー戦術の主流は、
「アンストラクチャー」にあるそうだ。
キックを使って互いに陣形を乱した状態をつくり、
そこをスピードで突いていくというものだ。
「この戦い方は世界で増えている。
エディー・ジョーンズ(前HC)も今は同じやり方。
日本の課題はこのスタイルへの理解を深め、
精度を高めることだ」
日本代表の戦術・攻撃コーチである
ブラウン氏のコメントだ。

 果たして、それが日本人に
あったものなのか、どうか。
その心配が露呈している。
“ラグビー”という競技において、
キックを選択するということは、
自らの攻撃権を放棄することになる。
もちろん、陣地を確保するという効用もあるが、
その場合でもキックしたボールを奪回しない限り、
攻撃権は失うことは同じである。
高校ラグビーでも教わる戦術の常識である。
それをチャンスに変えるためには、
ボール落下地点までの走力と
その地点でぶつかり合う体の
破壊力が求められる。
エディーがその戦術を今採っているのは、
イングランド代表という全ての要素を
兼ね備えたチームだからであろう。
エディーはその著書で、
ジョセフHCを優れた指導者と認めながらも
ナショナルチームの指揮を執ったことが
ないことへの懸念を述べている。

 世界スタンダードよりも、
桜のジャージーならではの独自性や
個性を生かしたプレーに我々国民は興奮した。
ジャパンにしかできないことに。
前回大会でその手掛かりは得ているはず。

(あれは奇跡やまぐれではない by 農園主)


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天敵を投入
2017/11/10(Fri)

 葉に悪さをするハダニには、毎年手を焼いている。
葉の養分を吸い取ってしまうので、
健全な光合成ができなくなり、
果実の味覚は低下してしまう。

【写真】チリカブリダニをいちごの葉の上に放飼した様子

 それらを補植してくれる天敵(チリカブリダニ)を
今年も投入した。おがくずに交じった天敵を葉の上に
振りかけていく。
今や、もっとも頼りになる助っ人であり、
この時期からシーズン終了までずっと必要不可欠な
存在になっている。
昨年は、最初の投入時に天敵よりもハダニの方が
数的優位に立ってしまったために、
「ハダニ天国」となってしまい、
その後の退治には四苦八苦した。
今年はその苦い経験から、最初から大量投入だ。

(頼むよ、ホントに by 農園主)

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進め
2017/11/09(Thu)
【写真】開花間近の紅ほっぺの蕾

 開花が目前の蕾である。
生命力がみなぎっている。

 9月下旬に、短日と低温の積算日数で、
花芽が形成され、およそ40日を経て、
開花する。
蕾を肥大化していくこの瞬間は、
本当に音が聞こえてきそうなくらいに
迫力がある。

( 「ぐいっぐいっ」 と by 農園主)

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開花 2017
2017/11/08(Wed)
 “紅ほっぺ”と“おいCベリー”の花が、
ちらほらと咲き始めた。
このペースで行けば、昨シーズンよりは
収穫時期が早まりそうだ。

【写真】紅ほっぺの一番花

「開園日は混みますか?」
「予約は取れますか?」
嬉しいお問い合わせをいただき始めた。

 12月と1月の予約は、例年余裕がある。
本当である。
なぜか、2月になると途端に混み始め、
そのまま春休みが終わるまで休日だけでなく、
平日も大変混雑することが多くなるのだが、
それにくらべると驚くほど空いている。

 果実の状態は、味覚、サイズともに
とても充実している時期であるにもかかわらず。

 2月の混雑時にそれをお客様に伝えると、
「えっ~、知っていれば~」
と決まってそうなる。
休日、平日ともにおススメである。

(待ち遠しい by 農園主)

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マルチ 2017
2017/11/07(Tue)
 マルチングをしている。
来週からは、ぐっと寒くなるというので、
その前に仮留めを終えた。

【写真】高設ベッドに白マルチを張った本圃ハウスの様子

 高設ベッドの土の上に保温用の白と黒の
マルチを張っていく。
6年目ともなると、少しは手際がよくなって
きたようだ。 細かい仕上げが必要なところは、
もっぱら嫁さんに任せている。
自分は邪魔にならないように無駄な動きなく、
働けていたと思う。

(ボスは、嫁さん by 農園主)

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アランとポール ( 脱走 編 )
2017/11/06(Mon)
 アランフィールドの柵は1mほどの高さ
なのであるが、そこをポールがいとも簡単に
乗り越えた。 ピョンと。
柵の外から、餌やりの練習を
していた時のことである。
もっとほしいという一心でのことだと思う。

 叱った後で、フィールド内に戻すと、
アランが猛烈な勢いで角を出して
追いかけ回している。
「危ないだろっ」
ときつく叱っているようだった。
初めて怒られて、初めて見る反省した表情の
ポールであった。

【写真】初めて怒られてこちらを見上げる子ヤギのポール

 腕白になってきたことは頼もしいが、
勝手に越えるようになると困ったもの。
柵をもう少し高くしなければならないか。

( アランの指導力に期待 by 農園主 )

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ミツバチ登場
2017/11/05(Sun)
 「今年は、はちみつが採れなくてね」
養蜂やさんからそう聞いた。
長雨でミツバチの活動が鈍ったそうだ。
ミツバチは、雨の日は巣から外に出ない。
蜜が少ないということは、巣内の養分の貯えが
少ないということになるので、女王バチは
卵を産むのを控えることになるという。
養蜂を営む方々はとてもご苦労された
シーズンだったそうである。

 今朝、ミツバチの巣箱が届いた。
これから半年ほどお借りすることになる。
心配をよそに、巣箱から次々と出動している。
彼女たちが(働きバチは全てメス)いなければ、
イチゴは結実しないので、
とても大事なパートナーである。

(貴重な蜜をいただいた by 農園主)

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新旧
2017/11/04(Sat)
 葉かきを始めた。
今回の古葉を取り除くと、定植時の葉は
全てなくなり、その後の新葉だけになる。
葉数が多いと葉面積が増えるので、
光合成には有利であることは確かなのだが、
古葉はその生産量よりも消費量が上回ってくる。
残念ながら、“老害”ということになる。

 世代交代は、はっきりしている。
若葉は真ん中で大きく葉を広げ、
代わるべき葉は、後方に倒れるようにして、
その位置を譲っていくのである。

(自然界は容赦しない by 農園主)

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太陽と水と
2017/11/03(Fri)
 週末の晴れは、久し振りである。
街中も活気があるように感じる。
イチゴたちにとってもそうだ。
これまで、日照不足で例年よりもイチゴの葉にツヤ、
厚みがなく、葉の大きさも広がって来なかったが、
この数日の晴天で、一気に取り戻している。
先日、追肥した有機肥料を土になじませるために
水をまきながら、葉にもかけていくと、
とても生き生きしてくる。

【写真】おいCべりーの葉っぱの様子

 毎度ながら、生命力には感心させられるばかり。
この調子で蕾が生育していってくれるものと、
期待している。

(お天道様 by 農園主) 
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アランとポール (冬支度編)
2017/11/02(Thu)
 寒くなったので、
アランとポールの毛がフワフワになった。
いや、突然そうなる訳はなく、ずいぶん前から
毛は伸びていて準備万端ということだろう。
特に朝は毛を膨らませるので、
体が一回り大きく見えるほどだ。
羊?という感じである。

 ポールは、ずいぶん、なついてきたが、
それでも、自由人(いや自由ヤギ)なので、
気が向けば甘えるようにすり寄ってくることもあるが、
そうでない時は、知らんぷりだったりもする。
とてもマイペース、な性格である。
もしかしたら、アランが焼きもちを焼くので、
遠慮している面もあるのもしれない。

【写真】登り台の上から遠くを眺めるヤギのアラン

(そういう優しい2頭である by 農園主)

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次の一手
2017/11/01(Wed)
 追肥をした。
短日と気温の低下から考えると、
次の花芽(第2花房)が分化したころと
思うので、いいタイミングだと判断した。
これを待たずに焦ると“木ぼけ”になってしまう。
木ばかりが大きくなって、成果が遅れたり、
果実数は多いが小粒になったりする。

 追肥は有機肥料を使って根元に丁寧にまぶしていく。
即効性はなくとも、じっくりと効くのが大事。
負担のかかる2番花の生育の補助エンジンに
なってくれるものと期待している。

(年明け以降を見越して by 農園主)

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