“ノボリ” おあずけ
|
2016/12/30(Fri)
|
皆様からありがたいご注文をいただき、今朝収穫したいちごは完売。
パックを店頭に並べることなく、ノボリを上げるには至らなかった。 店をのぞいてくださった方々には、お役に立てず大変申し訳ない。。。 年明け以降は収量が増えてくるので、ご期待にもお応えできるかと思う。 ちなみに、明日の大晦日と元日のご注文はおかげ様でいっぱいになっているものの、 2日以降はまだ余裕があるので、是非ご連絡をいただければ。 年末年始のお休み? 毎日営業するのでご安心を。 ( いい実がある限り、喜んで by 農園主 ) |
![]() |
モチベーションの所在
|
2016/12/28(Wed)
|
“仕事には、「私の仕事」と「あなたの仕事」のほかに
「誰の仕事でもない仕事」というものがある。 そして、「誰の仕事でもない仕事は私の仕事である」という考え方をする人のことを 「働くモチベーションがある人」と呼ぶのである。“ (「邪悪なものの鎮め方」内田樹著) 過労が社会問題になっている。労働者の保護については議論の余地はない。 ただ、我々のような個人事業者は自ら望んでそうなってしまうところもある。 その分、労働の喜びがあるのも確かである。 ちなみに、農業従事者は労基法の適用外である。 嫁さんは当園のことを「ブラックだ」とよく言っているけれど。 ( それでも一番よく働く by 農園主 ) |
![]() |
真心の宅配へ
|
2016/12/27(Tue)
|
イチゴを収穫するための専用の箱がある。
その収穫箱に入る赤い実が、毎朝少しずつ増えているので大変嬉しい。 ご依頼いただいている宅配のご注文を順次発送させていただいている。 旬な時期にお送りするので、期日指定はお受けしていないのだが、 発送前に在宅の確認はするので安心してご注文頂ければと思う。 ![]() 巷では“飛脚”マークの宅配業者が信じられないような 乱雑な荷物の扱いをして批判を浴びているそうだ。 残念なため息が出る。 ちなみに当園は“黒いネコ”のマークに宅配をお願いしている。 受付の対応や当園へ配達される商品の扱いは、安心感があるので。 また、当園の梱包は試行錯誤の結果出来上がった仕様で、多少の自信はある。 しかし、それでももし到着時に不具合があったなら、ご遠慮なくご連絡いただきたい。 犯人捜しをするためではなく、改善点を議論するために。 閑話休題。 宅配のご注文を遠慮されている方々もいるとか。 ご配慮いただいている通り、とても忙しいのは確かであるが、 しかし、それが仕事でもあるので、心配は全くご無用である。 ご注文は、HPの 「いちご宅配のご案内」 からどうぞ。 ( 心からお待ちしている by 農園主 ) |
![]() |
気楽に、ストイックに
|
2016/12/26(Mon)
|
イチローが故郷で開催した“イチロー杯争奪学童軟式野球大会”で
少年たちに向けて話をしている。 「人との比較ではなく、自分の中でちょっと頑張ってみる。 それを続けると思ってもない自分になる。」 そういうことだそうだ。彼が言うととても説得力がある。 これなら、何とか真似できそうな気もしてくる。 しかし、よく考えてみると、昨日の自分より毎日少しずつ何かを頑張るって、 相当ハードであるし、しかもそれを続けるのか。。。 ( 確かにイチローになれそうな気がする ) |
![]() |
いちごの宅配、始めますね。
|
2016/12/24(Sat)
|
![]() この数日間の好天の恵みで、赤くなる果実がぐっと増えて来た。 お問い合わせもおかげ様で大変多い。 そこで、宅配の“受付”を始めさせていただこうかと思っている。 ただ、発送予定日は年明け以降のどこか、という曖昧な期日になってしまうので、 “いつでもいいから、いいところを送ってよ”という方であれば、 HPの 「いちご宅配のご案内」 からご注文を受けたまわりたくお願い申し上げたい。 充実した果実が仕上がり次第、順次発送させていただくので。 ( 是非とも一度お試しを by 農園主 ) |
![]() |
教えて (子供たちからの質問 その2)
|
2016/12/23(Fri)
|
先日、課外授業で来園した近所の小学生たち。
質問し切れなかったことがあったようで、後日、手紙をいただいた。 「しつもん聞きそびれたんですけど、1日何回水をあげてますか」 (貞元小学校2年男子) とても奥深い。 きっとこの子は、朝顔やヒマワリを育てた経験があるに違いない。 植物は水の加減でその表情がガラリと変わることを知っているのだろう。 人間の体内の水分量は、年齢によって異なるが70%前後だ。 植物の場合は80%、果実になると90%になる。 生命の源といわれる所以である。だから、水やりは難しい。 特にイチゴはその中でも水分を欲しがる作目とされ、今の研究成果では、 1株当たり1日200㏄の水をほしがるとされている。コップ1杯分くらいだ。 しかし、これを天候によって濃淡をつけていく。葉色や草勢を見ながら。 寒い時期は天気によって30~50~100%と変化させているが、 正解はまだ見つけられていない。 そこで、日々、イチゴになって“感じてみる”ようにしている。 「この寒さだから、今日の水はカンベンしてよ」とか、 「昨日も晴天だったから、結構、ノドが乾いているよ」とか。 それが、いずれイチゴたちの声が聞こえるようになる近道だと思っている。 ( よく観て聴くこと by 農園主 ) |
![]() |
キー、ゴロゴロ、バタン
|
2016/12/19(Mon)
|
当園の前で車が止まり(キー)、
砂利の駐車場に停めて(ゴロゴロ)、ひとが降りてくる(バタン)。 半年振りにお会いする懐かしい顔。 「こんにちは。そろそろ、いちご出来た?」 ― あっ、お久し振りです。 ごめんなさい、今年はまだなんです。クリスマスくらいから少しずつ採れそうですが、 本格的に始まるのは年末ころになりそうです。。。 このシーンを今日は何度繰り返したことか。 ブログやホームページをご覧になっている方ばかりではない。 特に地元の方々は。 その度に仕事の手を止めることになるが、しかし、これはとても嬉しいことである。 なんと言っても、4年間の蓄積が少しずつ芽を出している実感がするからである。 ( 信頼とご期待には何としてもお応えしたい by 農園主 ) |
![]() |
居酒屋のオヤジ
|
2016/12/17(Sat)
|
古くからの友が、会社を辞めて都内で居酒屋を始めた。
昔からの彼の夢であったことは承知している。 それでも我々が農園を始めた時には、 「サラリーマン生活の方がいいんじゃないの」と伝えた。 半年くらい前だろうか、 「うん、辞めたよ」あっさりと電話口でいう声はとても楽しそうだった。 サラリーマン生活というか、宮仕えはそもそも向かない男だったので、 (他人のことは言えないが)いずれは予想された決断だった。 しかし、楽な世界ではなかろうに。 ♪やるなら今しかねぇ やるなら今しかねぇ♪ 長渕剛の唄が、頭の中をぐるぐると廻っている。 近いうちに暖簾をくぐらせてもらうつもりだ。 ( どんな顔をしているのやら by 農園主 ) |
![]() |
これ、いいね ( 国産 戎(えびす)はるさめ )
|
2016/12/13(Tue)
|
![]() 春雨といえば中国産が一般的で、純国産は珍しいそうだ。 宮崎産のサツマイモと北海道産のジャガイモを使用している。 韓国冷麺の原料は、そば粉と緑豆粉。 ベトナムのフォーは米粉。 この手が好きな方には間違いない。 モチモチ感がハンパないので。 ( 春雨はもはや脇役ではない by 農園主 ) |
![]() |
憧憬
|
2016/12/10(Sat)
|
50年前のボブディランの楽曲の一部である。
“聖オーガスティンに会う夢を見た。 アンタやオレと同じように生きている彼を。 最高に惨めな位にボロボロになっていた。 腕に毛布と金ピカのコートを抱えて 既に売られてしまった魂を探していた。“ 今年リリースされたエリッククラプトンの新譜でカバーされている。 天才たちにしか解らない世界が多分あるのだろう。 ただそれに接するだけで充分である。 ( 賞の有無ではない by 農園主 ) |
![]() |
宇宙とイチゴ
|
2016/12/06(Tue)
|
今週は久し振りの晴天続きに、イチゴの葉色が光る。
しかし、先輩方は口々に「今年はホント作りにくいねぇ」と言う。 この3ヶ月間の天気を調べたら、確かに雨がとても多い。 9月は17日間、10月が10日間、11月は15日間。 おおよそこの3ヶ月は半分雨だったことになる。 IT管理の農業がもてはやされているが、 マニュアル通りにはいかないことの方が多い。それが実感である。 と言うか、そもそもそういうものはイチゴ作りにはないのだろう。 世の中に「イチゴ」と付く書籍は全て読んだ(つもり)が、 頼りになるのは、師匠を始め先輩方の“言葉”しかない。 米国とロシアの二大宇宙大国の間には、大きな違いがあるそうだ。 “NASAではマニュアルを重視し、しっかりしたマニュアルを作成して、 それに沿った訓練を積めばベテランでも新人でも同じ成果をあげられると信じる 「マニュアル文化」である。 これに対し、ロシア宇宙庁では、経験深いベテランの教官に、厳しく教育を受け、 仕込まれる「徒弟教育制度」が健在である。「徒弟文化」は、一見古臭く感じるが、 「マニュアル文化」ではマニュアルに書かれていないことには、 途端に対処不能となるのに対し、「徒弟文化」では応用精神が受け継がれており、 不測の事態にも何とか対処する柔軟性があるように感じている。“ ( 「宇宙飛行士はどんな夢をみるか?」 立花正一 監 ) ( 人類最高峰の技術分野でもそういうことらしい by 農園主 ) |
![]() |
結実 2016
|
2016/12/04(Sun)
|
![]() “おいCベリー”が結実した。青い小さな実である。 ようやくというか、やっとだ。 例年よりどの品種もスローなペースなのが今年の特徴であるが、 “おいCベリー”がその中ではやや早いほうである。 慌てても仕方がない。 時間をかけてじっくりと生育した花と果実は、充実したものになる。 ( 期待を膨らませながら by 農園主 ) |
![]() |
花からの予感
|
2016/12/02(Fri)
|
![]() 葉かきを一通り終えた。 葉を整理したおかげで、葉の間に隠れていた花がよく目立つようになった。 花房の角度がちょうどいい具合に上を向いている。 これなら、きっといい果実をつけてくれるに違いない。 花数も期待通りに多すぎず、少なすぎず。 ( いい調子である by 農園主 ) |
![]() |