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4月入り
2016/03/31(Thu)
【写真】大粒のかなみひめ

 “かなみひめ”の大粒がまた始まった。
土曜日のいちご狩りでは、たっぷりとお楽しみいただける。
一般的に「春のいちごは小さくて酸っぱい」という印象を持たれている方が多いようだ。
確かに、急に暖かい気候になるとイチゴは自らの生長に専念する(栄養生長)に、
スイッチをいれるタイミングがある。
しかし、それを果実の方にイチゴの意識を誘引するのが、大事な対話の結果になる。

( 真実を知るチャンス by 農園主 )

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ミツバチたち 2016年( 分蜂のこと )
2016/03/30(Wed)
 イチゴの受粉を助けてもらうため、本舗ハウス内にはミツバチの巣箱が置いてある。
さらに、屋外にも置いてあるが、これは予備の巣箱である。(なんと全てレンタル)
ミツバチは、突然に機嫌が悪くなって巣箱から出て来なくなることがしばしば。
環境が良くないために女王バチが卵を産まなくなることも。
また、過去にはミツバチの病気が流行したこともあるので、
予備の巣箱はこうした事態へのリスクヘッジである。
今年は、順調に働いてくれているので、
予備はコストになったが、保険とはそういうものだ。

【写真】三郎畑のサヤエンドウの支柱に群がる分蜂途中のミツバチたちの様子

 その巣箱から「分蜂」が起きた。
驚くほどのミツバチの数が巣から飛び出し、ブンブンと空中を飛び回り、
数メートル先の三郎畑へ。
サヤエンドウの支柱に集合し、
高さ60センチ、幅40センチほどの大集団になったではないか。
真ん中には、女王蜂がいるという。出て行くのは、必ず古い女王蜂である。
新しい女王蜂が生まれると、母親である古い女王蜂は働きバチの一部を連れて、
巣を出て行く。なんとも潔い世代交代なのである。
ただし、その後の巣箱内では次女たちとの間で闘いがあるそうである。
ちなみに、この集団は目当ての新しい巣へ向かって翌日旅立って行った。
面白いのは、半数くらいが古い巣箱に戻ったことである。

( “組織論”を教えてくれる by 農園主 )
 
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親苗 2016年
2016/03/29(Tue)
【写真】親苗を植えたプランターを並べた育苗ハウスの様子

 親苗をプランターに植え替えた。
いよいよ、次シーズンが本格的に始動する。
品種の選定は、例年とても悩むのだが、今回はすんなりと同じ4品種に決まった。
それぞれのファンの顔々が、浮かんでくるからである。
「あれが食べたいんだよね~」
多くの方々の定番になれるように。それが願いである。
育苗ハウスの草取りと掃除も、大慌てで済ませたところだ。

( 親苗たちの機嫌は上々 by 農園主 )

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バカの季節
2016/03/28(Mon)
 「バカ持ってきたよ」
“バカ”が今年も来た。師匠とトモ子さんが毎年届けてくれる。
地元でも特に大きく美味しいバカ貝であるので、いつも楽しみにしている。
一般的には、「アオヤギ」といった方が通りがよいかも知れないが、
この辺りでは“バカ”なのである。
茹でてよし、焼いてよし、フライでもよし。

【写真】ゆでたバカ貝

 実は、もうひとつ楽しみにしていることがある。
この時期は、来シーズンのことを視野に入れて色々と悩むことが多い。
栽培のこと、育苗のこと、品種のことなど尽きないのである。
それをこの“バカ”のタイミングで、当園のイチゴを師匠に見てもらいながら、
質問攻めにできるのである。
毎年、聞きたいことは少しずつ変わっているのだが、
ただ、それが進歩している結果なのか、それとも、もがいていて堂々巡りなのか。。。
どっちにしても、師匠とトモ子さんがいるから、何とかここまでやって来られているのは、
間違いないのである。

( まだまだ、よちよち歩きだ by 農園主 )

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アランのこと ( タンポポ編 )
2016/03/27(Sun)
 いつも愛犬との散歩の途中で、アランのところに寄ってくださる方がいる。
大体決まった時間に来られるので、アランも遠くを見渡して心待ちにしているようだ。
かわいがってくれるだけでなく、お土産もあるから尚更である。
散歩の途中でアランの好きそうな草を摘んで、持って来てくれるのだ。
今は、タンポポの花。
アランも食べ終わると、必ず鼻を寄せてお礼をしている。

 たまたま今日は、育苗ハウス近くにアランを連れて行っていたので、
お会いできなかったのだが、小屋に戻ったら。。。
餌かごの中にお土産がたっぷりと入れてある。
アランが喜ぶこと。
でも、もう少し味わいながら食べてほしいものだ。

【写真】アランの餌カゴに入っていたタンポポの花々

( みんなに愛されて by 農園主 )

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さぁ、“かなみひめ”
2016/03/26(Sat)
 花冷えのような低温の日が続き、熟するまでじっくりと時間がかかっている。
いちご狩りのお客様の中には、“芸術的っ”などと褒めてくださる方もおられるが、
これは間違いなく大袈裟なお言葉である。
それでも、葉色、趨勢ともに充実しているので、
光合成により生成されたる栄養分が、果実に供給されているのは確かだと思う。

【写真】かなみひめのハウスの様子

( これからの春の日差しが増々楽しみである by 農園主 ) 

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おいCの日
2016/03/25(Fri)
  “おいCベリー”が珍しく、たわわに生っている。
明日のいちご狩りでは、ご堪能いただけるはず。

【写真】おいCベリーのハウスの様子

 本来は収量が少なく、いちご狩りの後はいつも実が綺麗になくなる。
「とても美味しかった。(でも、もう少し食べたかったなぁ)」
そんなお客様の無言の声をお帰りになった後のハウスを片付けながら
いつも感じてきた。

( 歓喜を聞きたい by 農園主 )

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プロジェクト J ( ジャムおじさん笑う 編 )
2016/03/24(Thu)
 いよいよ、ジャムおじさん手作りの “フレッシュジャム” が登場する。
“ポレポレ苺の食味を最大限生かす”
その思いで試行錯誤し、行き着いた作品になっていると思う。
ジャムおじさんも我々も自信を持って送り出せる。

【写真】今週末から販売予定のポレポレ苺のいちごジャム

 この瓶のフォルムもいいでしょ。
小瓶も用意してあるそうだ。
ジャムおじさんは誰なのかって。。。?

( 妖精かな by 農園主 ) 

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ざわわ ざわわ
2016/03/23(Wed)
 先日、テレビ映像で、歌手の森山良子がその素敵な発声の秘訣を聞かれて、
答えていたのを見かけた。
「普段から我慢しないこと。好きなものを食べ、好きなことをして、思いっきり遊ぶこと。」
そうすると、自然と歌いたくなるのだそうだ。
えっ?正直とても意外な話であった。
一流の技能とは、例え才能があろうとも、努力のたまものであると信じてきた。
“我慢”とか“忍耐”とか。
あの長嶋さんや王さんでも隠れて必死に練習してきたというのだから。

 いや、もしかしたら。。。
彼女は、精進に精進を重ねた上で開けるその先の世界のことを言っているのではないか。
凡人には想像の世界でしかないが、
その先に進むためには“余裕”とか“遊び”が要るということなのだろうか。

( 憧れの境地である by 農園主 )

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これ、いいね (北海道産 いかすみあたりめ)
2016/03/22(Tue)
【写真】北海道産のいかすみあたりめ

 お客様からいただいた。 毎週のように直売にご来園いただく親子からだ。
おいCベリーの大ファンであり、それ以上にアランが大好きなお二人である。
「お酒のつまみにいいかなって」
自分の好みを知っていただいていることがとても嬉しい。

 見た目は地味だが、あなどってはいけない。
“さきいか”自身の旨味だけでも止まらないのに、
“いかすみ”のほんのりとした苦みが加わると、まさに鬼に金棒だ。
苦みがコクになる。これぞ食味の奥深さである。

( お歯黒にはならないから大丈夫 by 農園主 )

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春本番へ
2016/03/21(Mon)
 できることなら、連休中と言わず毎日でもいちご狩りの営業を続けたいのだが、
いちごの実がなければ、そうもいかない。
たっぷりなければ、楽しんでいただけないからである。
今年の連休最終日は、いちごの実が持たず(我々の身も?)、
休園にせざるを得なかった。

 しかし、だからと言って、仕事が休みになるわけではない。
次の果実の食味が充実したものになるように、欠かせない手入れ作業が山ほどある。
気温が上昇する春先は、特にサボれない。やっかいな特性が出やすいからだ。
この季節から、いちご達は果実へ養分を補給するよりも、
自分自身が成長しようとする“栄養生長”に傾きやすくなるのである。
このバランスを取りやすいようにうまく仕向けてあげられれば、
対話は成功したことになる。

( まだまだ、いちご語はカタコトであるが by 農園主 )

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プロジェクト J ( ジャムおじさんは少しせっかち? 編 )
2016/03/20(Sun)
 ジャムを入れる瓶を決めたそうだ。
瓶のサンプルを色々と取り寄せて検討した結果、
少し丸みを帯びた形状のものが気に入ったらしい。
ジャムおじさんに似ているかも知れない。
コロッとした感じのいいフォルムである。

 「とっくに注文したのだけれど、なっかなか届かなくて」
そわそわするジャムおじさんなのであった。

( つづく by 農園主 )

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大小すきずき
2016/03/19(Sat)
 “おいCベリー”の3番果が始まった。
その頂果は大粒である。この時期は2番果の小粒と両方が楽しめる。

【写真】おいCベリーの大粒・中粒・小粒が並んでぶら下がっている様子

 「やっぱり、大粒でしょ」
 「この小粒の完熟が忘れられないのよね」

 リピーターの方々の思いはそれぞれであるようだ。
どっちが美味しいかって?

( ヒミツ by 農園主 )

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無理でも喜んで
2016/03/18(Fri)
 今週はいちごの収穫を休む日が数日あった。
3番果待ちで収量が少し減っている時期であることと、
手入れ作業に時間を割いているためである。

 店頭での“いちごパック販売中”をお知らせする“のぼり”もしまい、
ハウス内で作業に没頭していた。カラになった果房取りや葉かき作業である。
すると、外から上品な女性の声がする。

「恐れ入ります。 お忙しいところを申し訳ありませんが。」
―いちごですか? ごめんなさい。 今日は摘んでいないのです。
「そうですか。。。 何とか、なりませんでしょうか。」
―と、おっしゃられても。。。
「娘と孫がインフルエンザで寝込んでいるって、聞きまして。
 お見舞いにいちごを“どうしても”持っていきたいのです。」
―なるほど、そうですか。少しお待ちいただく時間はありますか?

【写真】お見舞い用に摘んだ紅ほっぺの丸型パック

( 元気になっただろうか by 農園主 )


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ミツバチたち 2016年 ( 春本番 )
2016/03/17(Thu)
 20℃を超える気温では、とてもよく働く。
この陽気で、ハチの巣をつつかなくとも巣の入口は大変な騒ぎになっている。

【写真】巣箱の入口の群がり忙しそうなミツバチたち

 寒い冬の間でも気温が10℃あれば、巣から出動するのだが、条件はうるさい。
晴れていること、そして出勤時間は昼である。
働きバチの名を疑う?が、そもそも昆虫は変温動物なのだから、越冬すらできない。
それに対して、ミツバチは体を寄せ合って体温を高め、巣温を維持することができる。
彼女ら(働きバチはメスだけである)の働きがあってこそ、イチゴの結実がある。
暖かくなって来て、あらためて感じる。

( 愛おしい騒ぎ by 農園主 )

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クロちゃんです ( 再会 2016 )
2016/03/16(Wed)
 クサガメの“クロちゃん”と“トラ”が冬眠から覚めた。
今年も無事でホッとしている。
生命力のある彼らだが、それでも4ヵ月間も放っておくと心配になる。
実は、先週の暖かい日に冬眠用の桶をそっと覗いてみたことがあった。
すると、クロちゃんはごそごそとしていたのだが、
トラは水中でまだ寝ているようだったので、起こすのを我慢した経緯がある。
ようやく、最近は朝方の気温も上がってきたので、いよいよ起こすことにした。

【写真】冬眠から目覚めたクサガメのクロちゃん

 桶を洗って、新しい水に入れ替える。 当園のいつもの井戸水である。
久し振りの我が家に帰ったような気がしたのだろうか、
気持ち良さそうにスイースイと泳ぎ始めた。

( また、子供たちの人気者になりそうだ by 農園主 )

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プロジェクト J ( ジャムおじさん食いしん坊 編 )
2016/03/15(Tue)
 「すっかり気に入っちゃって、毎朝ヨーグルトに入れて食べてるの」
よーこさん(ジャムおじさんの奥さん)が教えてくれた。
どうやら、試作は完成に近づいているようだ。 自ら楽しんでいるというのだから。

 「お客様に販売する分まで食べてしまいそうよ」
よっぽど、いい仕上がりということだろう。 期待は膨らむ。
しかし、皆さんにも分けてほしいものである。。。

( つづく by 農園主 )

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三郎畑 (キンセンカ 2016)
2016/03/14(Mon)
 キンセンカの開花が今年は遅れ気味だ。
しかし、ようやく鮮やかなオレンジ色が見え始めて来た。

【写真】オレンジ色のキンセンカの花が咲いている様子

 花数が増えてきたら、お待ちかねの花摘みもお楽しみいただこうかと
考えているが、もう少し先になりそうだ。

( 4月からのイベントかな by 農園主 )

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ホワイトデー
2016/03/13(Sun)
 週末のいちご狩りのご予約は2人組がとても多かった。
女性からのリクエストなのか、
男子が一生懸命に予約の電話をかけていただいたようであり、
大事なイベントに選んでいただけて大変嬉しい。

 そして、当園にも。
ご近所の仲良し姉弟から、それぞれ手作りのクッキーとチョコが届いた。

【写真】近所の仲良し姉弟の手作りクッキー&手作りチョコトリュフ

( 疲れが吹っ飛ぶよ by 農園主 )

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親苗到着 2016
2016/03/12(Sat)
【写真】来シーズン用の親苗 “紅ほっぺ”

 来シーズンの親苗の第一陣が到着した。
5月までにしっかりと大きく育てた後で、
ランナー(つる状)から子苗を増やしていく。
そして、7月中には子苗を13,000まで揃えることになる。
どこまで理想に近づけるか、楽しみと心配と。

( 少し先のことながら、イメージは膨らむ by 農園主 )

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青色吐息2016
2016/03/11(Fri)
 弥生の季節である。 昨日もご紹介した。
しかし今日は、“やよいひめ”ではなく、やよい会計のことだ。
農家は自営業なので確定申告を毎年する。
来週の火曜日がいよいよその提出期限である。
当園の経営会議(夕食)では連日この話題で持ち切りだ。
―当日は何時まで?
結構、緊迫している。
Tシャツを作ったり、いちご酢の試作を始めたり、
新しい仕訳が増えてきた。

 「領収書に自宅のトイレットペーパーが交じっていたよ」
全ての経費を入力していく財務担当役員(嫁さん)が鋭く指摘する。
値段が全く違うので、すぐに気が付くようだ。
たしかに農園の紙は、とっても柔らかくいい香りがするが、自宅のは固い。
こういうやり取りをしていると、あっと言う間に夜更けになっていくのであった。

( 時間はもう少しある by 農園主 )

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外見とのギャップ
2016/03/10(Thu)
【写真】ヘタの部分にひび割れのサインがある完熟した“やよいひめ”

 弥生の季節になった。
この数日は冷え込んでいるが、春は目前である。
いよいよ“やよいひめ”が得意とする気候になり、本領を発揮する。
ひび割れがその完熟のサインであることは、ファンの方はよくご存じである。
週末のいちご狩りでは、皆さまをお迎えできそうである。

( 素敵な出会いを by 農園主 )

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春の訪れ
2016/03/09(Wed)
 育苗ハウスで久し振りに仕事をした。 半年振りになる。
来シーズンの親苗がそろそろ到着する時期になったので、
その前に、親苗用のプランターを準備しておく。
もみ殻を入れ、専用の培土を入れる作業である。

【写真】培土を入れた親苗プランターを育苗ハウスに並べた様子

 これから春休みを迎え、いちご狩りは一層盛り上がる季節になるが、
同時に、すでに来シーズンに向けた仕事が始まっている。

( イチゴ農家もこれで結構、忙しい by 農園主 )

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Pay it Forward ( 次へ渡そう2016 )
2016/03/08(Tue)
 春のような陽気の中、いちご狩りに来園いただいたご家族が、
帰りの車の中から手をちぎれんばかりに振っている。
「いちご、おいしかったよ~」
「お腹パンパンだよ~」
かわいい姉弟が大きな声で伝えてくれた。

 この笑顔には、少々裏話がある。毎年ご来園いただいているご家族。
平日にご主人が休暇が取れることになり、この日に来園を決めていただいたそうなのだが、
お母さんの「うっかり」で予約電話が遅れてしまい、キャンセル待ちになってしまった。
ところが、運よく数組からの人数変更の連絡があり、ご来園いただける運びとなったのだ。
我々もとても嬉しかった。
実は、先月のこと、お子さんの急な病気で週末の予約をキャンセルされた経緯があった。
その時にお母さんから早々にお電話をいただけたおかげで、他の方がご来園できた。
そう、あったかい気持ちは世の中を巡り巡って、帰ってくる。

【写真】お客様にいただいたスクラップブック

( だからこそ、ご来園いただけたことが一層嬉しい by 農園主 )

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YELL(エール)
2016/03/07(Mon)
 早朝、農園に向かう車中。
2分くらいの距離であるが、嫁さんがメールを読みながら涙している。
先日、当ブログ「予約合戦のいま」で予約電話の応対の様子を紹介したことがあるが、
その話にお客さまから励ましの言葉をいただいた。

  「なんだか読んでて泣けてしまいました。 骨折り損なんてことはないですよ。
 これだけお客さんの事を考えてやってらして、、、これだけ最高のものを提供してくださっていて、、、
 だからこそお客さんもポレポレさんに行きたいんですよね。
 行きたい日に順番に入れなかった日は確かにガックリします。
 でもそれも覚悟の上でお電話しています。
 経営されているお二人のお気持ちやポレポレさんのシステムを理解していれば、お小言はでないはず^^
 私も春休み中の争奪戦に乗っかる予定です!それも楽しんじゃいます!」

( もう、二人で目頭が熱くて by 農園主 )

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温かみの通路
2016/03/06(Sun)
 「ハウスの通路が、最後まできれいなのに驚きましたっ」
ご友人に勧められて初めて来園されたというご家族。
お父さんが興奮気味にそう言われた。
当園のいちご狩りは、ご予約の皆さまを一斉にハウスにご案内した後は、
皆さまでお楽しみいただいており、我々がハウス内にいることはない。
よく言えば、信頼をしているからこそなのであるが、
忙しいので放任主義になっているとも。。。

【写真】いちご狩りのお客様が帰られた後のいちごハウスの様子

 しかし、皆さまがお帰りになった後に、ハウスに入るとご覧の通り。
これはいつものこと。本当にきれいである。
リピーターの方々は、ゴミを拾っていただいたりしているそうだ。

( 親戚のような思いである by 農園主 )

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予約合戦のいま
2016/03/05(Sat)
 「やったー、つながったよ」
週末のいちご狩りのご予約電話を取ると受話器の向こうから、
ご家族に伝えている喜びの声がしばしば聞こえる。
こういう電話はこちらも大変楽しい。

 しかし、予約の終了と同時に一変する。
「終わっちゃいました?はい、またチャレンジしまーす」
と優しいリピーターの方々ばかりではなく、
「えっ?もう終わり?ずっと電話かけていたのに、骨折り損だよ」
そう言われて嫁さんが、電話を持ちながら平身低頭していることもしばしばだ。
確かに、そのお客様のお気持ちはとても理解できる。
だからこそ、予約終了となる最後の電話を受けながら、もう片方の手で、
ホームページにその旨を瞬時に更新するように毎週必死である。
「再読込」をしていただければ、“骨折り損”は最小限になるものと願って。

 2月からはご予約の電話がとても混み合うようになり、大変心苦しい。
春休みが終わるまでは混雑するかも知れない。
しかし、これはいつもというわけではない。
1月はそれほどでもなかったし、例年4,5月は予約に余裕がある。

( 是非、その時期にも by 農園主 )

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アランのこと (会話編)
2016/03/04(Fri)
 彼はいつも様々な「メェ」で我々を呼ぶ。
「お腹ペコペコ~」これが一番多い。
「小屋から出て日向ぼっこしたい~」とか、
「ノドがカラカラですけど~」もあり、
時には、首輪とつなげたチェーンが支柱にぐるぐる巻きになって、
「一歩も動けませ~ん」というのもある。

 ところが、アランと会話する女性がいる。
ご近所の方で、毎朝の散歩の時に小屋に寄って行かれる。
そして、控えめな声で話しかける。
「アラ~ン、おはよう」
―メェ
「今朝も寒いね、大丈夫?」
―メヘ~

 我々には見せない対話であり、驚きながらも微笑ましいヒソヒソ話である。
この方から手作りトールペイントをいただいた。
アランの絵柄はポレポレTシャツのイラストである。
運動するときにご愛用いただいているとか。

【写真】アランのイラストが描かれたトールペイント

( こんなに愛されて by 農園主 )

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いつでも夢を
2016/03/03(Thu)
 「ワタシ、この歳でハマっちゃってね」
何十年もいちごは人にあげるばかりで、自分で食べたことはなかったそうだ。
ご近所に住む70歳くらいであろうか、女性の方である。
小さいころに食べたいちごが「すっぱくて」という。
当園に来るようになって、それ以来初めて口にしたというのである。
きっかけは、試食だったとか。
今や、“かなみひめ”が大のお気に入りで、
当園の「のぼり」(直売ありの目印)を見つけると必ずお立ち寄り下さる。
「あるって思うと、飛んで来ちゃうの」

【写真】かなみひめの丸型パック

(次はどの品種にいく? by 農園主) 


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個性
2016/03/02(Wed)
 平日のいちご狩りには、若者のグループのご来園が多い。
大学生であろうか、自由になる時間を持つ特権かも知れない。
女子のグループ、男女のグループ、男子のグループ(たまにある)様々だが、
素直で明るい方々ばかりである。
 男子は、当時の我々に比べると、とてもおしゃれで洗練されている感じがする。
ただ、女子に比べると、印象に残る人が意外に少ないのは、
みんな雰囲気が似ているせいなのかも。
気になるのは”素直”過ぎるところ。 先日、びっくりしたことがある。
「こちらの通路を使って奥の方へお進みください」とハウス内で案内をすると、
先頭のグループが、突きあたるまでずっと進んでいく。通路は途中から沢山わかれているのだが。
そして、なんとその後のグループもその後をずっとついて行くではないか。
広いハウス内で1通路だけが、なぜか大変な人口密度になっていた。。。

【写真】個性的な形に実った“紅ほっぺ”

 自分の道を行く。
個性を露出することは、勇気のいることである。

( いちごは自由だ by 農園主 )

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