マクロとミクロと
|
2015/10/30(Fri)
|
イチゴの勉強会(県の園芸協会主催)に参加させてもらった。
講演内容は「世界のいちご事情」から始まり、「国内の最新技術」、 そして「輸出手続きの集約化」へ。軸足は“輸出”に向いている。 日本のイチゴは、ほぼ全てが国内で消費されており、品質の裏返しとも言われる。 従って、輸出していくためには、生産量を増やしていく必要があり、 “周年生産”による収量向上や“種子繁殖”による省力化が課題とされる。 近道は、品種改良にあり、鍵はゲノムにありそうだ。 その意味でも、かずさDNA研究所 がイチゴのゲノムを全解明した功績は大きい。 ![]() 一方で、展示会で見た「二酸化炭素によるハダニの防除システム」。 ハダニは、イチゴの葉の養分を吸い取ってしまう体長わずか0.5㎜の大敵だが、 密閉したシート内のCO2濃度を60%まで高め、24時間維持することで、 一掃できるという。 ( どこを覗いてみても奥深く、興味深い by 農園主 ) |
![]() |
出雷
|
2015/10/29(Thu)
|
|
![]() |
キンセンカ2015年
|
2015/10/27(Tue)
|
![]() 受付ハウスの正面。 シーズンになれば、ここにポレポレ農園の看板を毎朝掛ける。 いつも皆さまが楽しそうに記念写真を撮られる場所でもある。 そこの花壇に、三郎さんが丁寧に仕立てたキンセンカの苗を今年も植えてくれた。 開園はまだまだ先だが、準備は着々と進んでいる。 ( あと2ヶ月くらいだろうか by 農園主 ) |
![]() |
チンパンジーの権威
|
2015/10/26(Mon)
|
動物行動学の世界に行動観察法というものがあるそうだ。
動物の活動時間を記録していくものなのだが、 動物の1日の主要な活動は、 「食べる」「休息する」「仲間と関わる」「移動する」「眠る」の5つで表される。 それを分単位でつぶさに記録していくものである。 「主観を排してひたすら事実を記録していくのは、動物を理解する第一歩である」 (松沢哲郎京都大学教授)。 先日見かけた日経記事にある。 面白いのは、松沢さんご自身が自分の行動記録を13年以上毎日つけ続けていることだ。 「食べる」を“仕事”に置き換え、食事は「休憩する」に含めているそうだ。 要点は3つあると言う。 ① 事実を客観的に正確に記す ② 事実に基づいて自分の行動を振り返る ③ 自分で自分の努力をほめる ( 結構厳しい作業だ by 農園主 ) |
![]() |
気は早いが
|
2015/10/23(Fri)
|
3ヶ月予報が気象庁から発表された。
「この冬の気温は高め、降水量は多目」ということだ。 先月、師匠と話をした時の見立てに近い。 「エルニーニョの影響で暖冬かも。そうなると雪が多い可能性があるよ」 暖冬はいいが、大雪は大変困る。 今年の千葉は、これまで台風の影響は小さく心配事が少なかったが、 変につじつまを合わせてほしくないものである。 ( 大雪にならないといいのだけれど by 農園主 ) |
![]() |
二人三脚
|
2015/10/22(Thu)
|
多分、今年最後の草刈りになる。
草の勢いは大人しくなり、季節はすでに秋から冬へ向かっているようだ。 先日、農協の機械センターで入念にメンテナンスをしてもらったおかげで、 切れ味は格別だ。担当の加藤さんはいい仕事をしてくれる。 機械好きだけで終わらずに、農家の仕事の都合を考えて段取りが組めるからだ。 ![]() ( だから仕上がりがいい感じ by 農園主 ) |
![]() |
アランのこと ( 帰路編 )
|
2015/10/19(Mon)
|
![]() 彼は、昼を挟んで午前と午後、アラン・フィールド内で自由に過ごす。 お腹いっぱいになっていれば、お気に入りの場所(大抵は隅っこ)に座って、 モグモグと反芻したり、うつらうつらしていたり。 しかし、夕方5時に流れる音色には反応し、すくっと立ち上がる。 下校のときにも流れた、あの “ウェストミンスターの鐘”(鐘の音はこちら) である。 我々が見当たらないようなら、登り台に上がって、 「メェ~(鐘ですけど~)」と呼ぶ。 柵が開くと、土手を飛び跳ねながら小躍りするように駆け下り、小屋へまっしぐらだ。 ( 家が好きなのである by 農園主 ) |
![]() |
快晴なり
|
2015/10/14(Wed)
|
![]() 秋のいい風がハウス内を通り抜けている。 イチゴたちの新葉の展開がいい。テンポがよく。 この時期は約1週間で1枚が新しく開いていく。 9月下旬の検鏡時の確認では、花芽までに4枚の葉が内在していた。 11月に入るころには蕾が出て来る計算になる。 ( もう一息 by 農園主 ) |
![]() |
プロジェクトT ( 予約受付開始 )
|
2015/10/13(Tue)
|
Tシャツの色の選定について、皆さまにご協力をいただいた。
それでも絞り切れない。好みは分かれるようで、ネイビーの人気が少し高かったかな。。。 従って、5色全てを作ることに。 (ネイビー、モスグリーン、エンジ、モーブ、ホワイト) お値段は、1,500円。 ![]() Tシャツ屋さんではないので、売上げを狙うつもりはさらさらないのだが、 サイズのレパートリーや在庫数を増やして赤字幅をあまり大きくすることも出来ない。 ただ、来園した時に「えぇ~っ、ないの?ほしかったのに~」と 言われる状態になるなら本望なのだが、がっかりさせたくもない。 そこで、「取り置きしておいてほしい」という奇特な方がおられるようならば、 是非、ご予約をお受けしたいと思う。 ご要望の方は、ホームページの お問い合わせフォーム から。 (送料ご負担で発送も可) ![]() ( 着てみようよ by 農園主 ) |
![]() |
農を考える ( 貿易について )
|
2015/10/12(Mon)
|
先日、TPPが大筋合意と報道された。
いちごの関税率は6%、影響を気にする生産者はいない。 逆に輸出を検討している農家の話題は耳にする。 世界的に日本の品質が優れているからだ。 一方で、主要果実の中ではぶどうの関税率が 20%(但し季節により変動)と高いので、影響が懸念されると言われる。 はて、そうなのか? 今年いただいた山梨市小牧の“巨峰”はびっくりするくらい旨かった。 いただきものだったので値段はどれほど高価だったのか定かではないのだが、 それでも来年は是非取り寄せてまた食べたいと思った。 その分、生産農家の手入れの苦労はつきないとも聞く。 値段とはそういうものなのかも知れない。 普通に作って普通の出来ならば、海外の安物と競争することになる。 ( どこで勝負するかは農家が選べるのである by 農園主 ) |
![]() |
夢のつづき
|
2015/10/11(Sun)
|
桜のジャージ軍団が、最終戦を迎える。
この1ヶ月でラグビーを始めようとする子供たちが日本中で一気に増えたはずだ。 テレビドラマ「スクールウォーズ」の比ではない?だろう。 当時ラグビー少年だった自分も、何やらソワソワしてしまう。 (今さら怪我をするだけだが。。。) 現代ラグビーにもし挑戦できるなら、 断然“フォワード”(スクラムを組む人達)の方が面白そうだ。 密集戦では立ったままプレーすることが主流となり、(当時はよく寝転んだままだった) 連続したサイドアタックが攻撃の軸になっている。 今回の代表チームでも、フロントローと呼ばれるスクラム最前列の3人が躍動している。 当時はとても地味なポジションで、密集の下敷きになっている間に トライが決まっているなんてこともしばしばだったのだが、 今や体が横に大きくても、アスリートとしてボールに絡み、激しくタックルにいく。 変化は始まったばかりだ。決勝リーグへの進出は4年後の楽しみに。 ( その時までに自分はどこまでゲインできているだろうか by 農園主 ) |
![]() |
適期に
|
2015/10/09(Fri)
|
![]() 定植後、2週間が経つ。 最初の葉かき(葉の剪定)を始める。 このタイミングがとても大事であることを師匠から教わった。 葉かきによって発根を促し、定植後の活着を確実に進めるためである。 洗濯機が故障しても、これは優先しなければいけない。。。 ( とりあえずコインランドリーで by 農園主 ) |
![]() |
顔色
|
2015/10/05(Mon)
|
定植した“紅ほっぺ”の葉が立ち上がっている。
根の活着は順調に進んでいるようだ。 ![]() 葉茎が赤くなっているのは、育苗ポットから本圃に植え変えられたことで、 環境の変化をストレスと感じているため。この品種に強く見られる特徴である。 あと数日すれば、スッと色が引いていくはず。 ( 表情豊かな時もある by 農園主 ) |
![]() |
勇者
|
2015/10/03(Sat)
|
ラグビーの話になる。
先日のスコットランド戦は大敗だったが、五郎丸選手のあのタックルが評価されている。 前半終了間際に魅せた間一髪のディフェンスである。 タックルの姿勢は、相手が走って来る方向に合わせるもの、と教わる。 例えば、左に走ってくれば自分の左肩と左腕で相手を止める。 そうすると、自分の頭は相手の膝裏に入ることになり、脳震盪や首の大けがが防げる。 もし、それを間違えると“逆ヘッド”となり大変危険なのだが、 首で相手を止めることになるのでディフェンス力は格段に上がる。 そう、五郎丸選手のあのタックルである。 “決死の覚悟”で選択したアタックだった。もはやディフェンスではない。 ( さぁ、次の一戦へ by 農園主 ) |
![]() |