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スカートめくり?
2015/10/31(Sat)
 バタバタと仕事に追われていると、まともな仕上がりにはならない。
サラリーマンの頃からの経験であるが、忙しい時に限って仕事は重なるものだ。

 蕾が出て来たので、そろそろ冬支度の作業が次々と始まる。
そこで今シーズンは、スカート張りをいつもより1週間早く開始した。
高設ベッドの培土の保温のために裾にシートを巻いていく。
ただし、まだ保温には時期が早いので巻いたスカートはめくっておいて、
次の仕事へ取り掛かる。
作業の省力化とはいかないが、作業量の平準化が目的である。

[写真]高設ベッドに取り付けた保温用スカートをめくって紐で留めた様子

( 日が暮れる前に帰宅するために by 農園主 )

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マクロとミクロと
2015/10/30(Fri)
 イチゴの勉強会(県の園芸協会主催)に参加させてもらった。
講演内容は「世界のいちご事情」から始まり、「国内の最新技術」、
そして「輸出手続きの集約化」へ。軸足は“輸出”に向いている。
日本のイチゴは、ほぼ全てが国内で消費されており、品質の裏返しとも言われる。
従って、輸出していくためには、生産量を増やしていく必要があり、
“周年生産”による収量向上や“種子繁殖”による省力化が課題とされる。
近道は、品種改良にあり、鍵はゲノムにありそうだ。
その意味でも、かずさDNA研究所 がイチゴのゲノムを全解明した功績は大きい。

[写真]いちごハダニ殺虫システム “アグリくん&すくすくバッグ”

 一方で、展示会で見た「二酸化炭素によるハダニの防除システム」。
ハダニは、イチゴの葉の養分を吸い取ってしまう体長わずか0.5㎜の大敵だが、
密閉したシート内のCO2濃度を60%まで高め、24時間維持することで、
一掃できるという。

( どこを覗いてみても奥深く、興味深い by 農園主 )

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出雷
2015/10/29(Thu)
[写真]今シーズン初の紅ほっぺの蕾

 今年のつぼみがついに出て来た。
“紅ほっぺ”と“おいCベリー”の2品種だ。
ほぼ予想通りの日程なので、葉の展開は順調に進んでいる。

( 開花まであと10日ほど by 農園主 )

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農を考える ( 無駄?について )
2015/10/28(Wed)
 まるでフェラーリのような、と話題の新しいトラクターが発売される。
それもそのはず、あの奥山清行さんがデザインした農耕機である。
かつてフェラーリのデザインを手がけた工業デザイナーだ。

[写真]ヤンマーの新しいトラクター

 製作元のヤンマーは「次世代が農業にさらなる夢を持ってほしい」という思いから
作ったそうだ。値段はこれまでの機械よりは高めだが、フェラーリほどではない。
実用面では“無駄”があるかも知れないが、それが“楽しさ”になることもある。
農業はきつく、忙しいものという印象がつきものだが、
それはどんな仕事でも同じ。遊びを求めることだってある。

( 買う予定はないけれど by 農園主 )

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キンセンカ2015年
2015/10/27(Tue)
[写真]受付ハウス前の花壇に植え付けたキンセンカの苗

 受付ハウスの正面。
シーズンになれば、ここにポレポレ農園の看板を毎朝掛ける。
いつも皆さまが楽しそうに記念写真を撮られる場所でもある。
そこの花壇に、三郎さんが丁寧に仕立てたキンセンカの苗を今年も植えてくれた。
開園はまだまだ先だが、準備は着々と進んでいる。

( あと2ヶ月くらいだろうか by 農園主 )

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チンパンジーの権威
2015/10/26(Mon)
 動物行動学の世界に行動観察法というものがあるそうだ。
動物の活動時間を記録していくものなのだが、
動物の1日の主要な活動は、
「食べる」「休息する」「仲間と関わる」「移動する」「眠る」の5つで表される。
それを分単位でつぶさに記録していくものである。
「主観を排してひたすら事実を記録していくのは、動物を理解する第一歩である」
(松沢哲郎京都大学教授)。 先日見かけた日経記事にある。
 面白いのは、松沢さんご自身が自分の行動記録を13年以上毎日つけ続けていることだ。
「食べる」を“仕事”に置き換え、食事は「休憩する」に含めているそうだ。
要点は3つあると言う。

① 事実を客観的に正確に記す
② 事実に基づいて自分の行動を振り返る
③ 自分で自分の努力をほめる

( 結構厳しい作業だ by 農園主 )

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葉の照り
2015/10/25(Sun)
 定植から1ヶ月が過ぎた。
早朝の風が冷たくなり、ハウス内の仕事が有難く感じられるようになって来た。
ついこの前まで、汗だくだったのに。
葉かき(葉の剪定)作業が一巡し、定植前の古い葉とそれ以降の新しい葉が
ちょうど入れ替わる時期でもある。

 定植後に展開した新しい葉は、広いスペースと養分に恵まれ、
葉の面積はどんどん広がっている。光合成工場は拡張中である。

[写真]太陽の光を受けて艶やかなイチゴの葉っぱの様子

( 食べても旨そうな葉たち by 農園主 )

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DNA とたどるイチゴの謎
2015/10/24(Sat)
 イチゴは8倍体と呼ばれる8セットのゲノム(遺伝子情報)を持つ、そうだ。
ヒトは2セットだから、相当多いことになる。
理由は解明されていないそうだが、DNAの複製や細胞分裂時のミスと
考えられ、植物の世界にはよくあることらしい。
高次倍数体(ゲノムセットが多いこと)のメリットは、
果実の形が大きくなり、環境の変化に強くなる傾向があること。
イチゴは食に適した進化をしてきたと言える。

[写真]木更津にある “かずさDNA研究所”

 以上、木更津の“かずさDNA研究所”の講演会で聴いて来た。
イチゴをゲノム視点で考えたことはなかったので、脳内をリシャッフルされた気分だ。

 ちなみに、イチゴの表面のツブツブ(種は中にある)を植えても、
同じものは100%できない。ゲノムが不完全なのだそうだ。
発芽しにくいとは聞いていたが、そもそも本質的な問題があった。
最近では、種からつくるゲノム研究も進んでいる。
いずれ実用化されれば、イチゴの世界に新しい風が吹くことになる。

( 遅れてはいられない by 農園主 )

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気は早いが
2015/10/23(Fri)
 3ヶ月予報が気象庁から発表された。
「この冬の気温は高め、降水量は多目」ということだ。
先月、師匠と話をした時の見立てに近い。
「エルニーニョの影響で暖冬かも。そうなると雪が多い可能性があるよ」
暖冬はいいが、大雪は大変困る。
今年の千葉は、これまで台風の影響は小さく心配事が少なかったが、
変につじつまを合わせてほしくないものである。

( 大雪にならないといいのだけれど by 農園主 )
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二人三脚
2015/10/22(Thu)
 多分、今年最後の草刈りになる。
草の勢いは大人しくなり、季節はすでに秋から冬へ向かっているようだ。

 先日、農協の機械センターで入念にメンテナンスをしてもらったおかげで、
切れ味は格別だ。担当の加藤さんはいい仕事をしてくれる。
機械好きだけで終わらずに、農家の仕事の都合を考えて段取りが組めるからだ。

[写真]今年最後の草刈りを終えたばかりの受付ハウス前の様子

( だから仕上がりがいい感じ by 農園主 ) 

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柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
2015/10/21(Wed)
[写真]三郎さんからいただいた次郎柿

 “正岡子規の俳句。生涯に20万を超える句を詠んだ子規の作品のうち
最も有名な句であり、芭蕉の「古池や蛙飛びこむ水の音」と並んで俳句の代名詞として知られている”
とウィキペディアにある。
 なるほど、柿の色と味、秋空の色と爽やかな気候、そこに鐘の音が鳴るのだから、
全身で秋を感じさせてくれる。
君津界隈では、柿はたいていの家庭の庭にぶら下がっているくらいポピュラーなもの。
贅沢な話である。

 「柿の木やとんぼになればとれるかな」
これで小学5年生の時に佳作(クラス内の)をもらった。
柿を見る度になぜか毎年思い出す。

( 生涯の傑作?かも by 農園主 )

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ゴールに向かって
2015/10/20(Tue)
[写真]ランナーが次々と出現している様子

 苗からはランナーがまだまだ発生する。
このツルの発生は、温度と日長の条件で左右され、春から秋までの期間になる。
品種によって異なるのだが、寒くなるにしたがって発生は次第に止まっていく。

 夏場の育苗期には、「早く、たくさん出てくれ」と願うもの。
それがこの時期になると、苗の生長だけに全ての養分を使ってほしいので、
余分なものは要らなくなり、全てのランナーを取り除くことになる。
なんとも身勝手な話なのである。

( 全ては赤い実のため by 農園主 )

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アランのこと ( 帰路編 )
2015/10/19(Mon)
[写真]土手を飛び跳ねながら小屋に帰るアランの様子

 彼は、昼を挟んで午前と午後、アラン・フィールド内で自由に過ごす。
お腹いっぱいになっていれば、お気に入りの場所(大抵は隅っこ)に座って、
モグモグと反芻したり、うつらうつらしていたり。
しかし、夕方5時に流れる音色には反応し、すくっと立ち上がる。
下校のときにも流れた、あの “ウェストミンスターの鐘”(鐘の音はこちら) である。
我々が見当たらないようなら、登り台に上がって、
「メェ~(鐘ですけど~)」と呼ぶ。
柵が開くと、土手を飛び跳ねながら小躍りするように駆け下り、小屋へまっしぐらだ。

( 家が好きなのである by 農園主 )

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恵比寿さま
2015/10/18(Sun)
[写真]恵比寿さまの鯛が赤くなったビールグラス

 数年前に恵比寿のビール工場に寄った時、父が家族皆に買ってくれたものである。
実家に集まった時にはこれで乾杯をしていたが、今はなかなか帰ることができない。
先日両親が君津に遊びにやって来た際に実家から持って来てくれた。
ビールを注ぐと恵比寿さまに色が着く仕掛けがあるこのグラスとは、久し振りの再会だ。

 気に入っているのは、手に持ち、口をつけた瞬間の柔らかい感触。
いつものビールが、泡まで違うような気がしてくるのである。

( 麦酒好きには是非 by 農園主 )

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錆び落とし
2015/10/17(Sat)
 珍しく時間が空いたので、オートバイの錆びを落として磨いた。
この2輪とは20年近くのつき合いになるが、
イチゴを作り始めてからは、なかなか乗る時間はなく、
磨く時間などは尚更ない。時々水洗いをしてやるのが精一杯だ。

[写真]ホンダ・クラブマンのエンジン&前輪部分

 久し振りにワイヤーブラシでゴシゴシしていると、
なんだか懐かしく、気持ちが落ち着いてくる。不思議なものである。
仕事の段取りに少し余裕が出た結果なのだから、ご褒美かな。

( 自分自身の錆びも落ちたような by 農園主 )

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創意工夫
2015/10/16(Fri)
 恒例の農業エキスポ(幕張メッセ)へ出かけた。
農業機械や工具、パックなどの資材、肥料などなど全国(海外も)のメーカーが揃う。
今や情報はネット上で溢れているものの、実物を見て触って聞きたい性質(たち)であるから、
こういう展示会は大変有難い機会である。

[写真]幕張メッセで開催された農業エキスポ会場の様子

 革新的な商品が発表されるわけではないのだが、毎年少しずつ進化している。
例えば、昨年ここで購入した灌水用のノズルのメーカーは、
「何人かのお客様に言われたので、思い切って短いものも作ってみました」と言う。
従来の半分の長さになっていた。
―少し、短すぎるかも。手の届かないところにも水遣りするので。
「そうですよね。言われると何でも作っちゃいたくなるのがウチの悪いところで」
こういう具合である。
その他にも関係者以外には、誤差としか思えないような進化がたくさんある。
丸いパックに空気穴が開いたとか、イチゴの保護シートが微妙に柔らくなったとか。

( それでも現場にとっては革命なのである by 農園主 )

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今でしょ
2015/10/15(Thu)
 育苗ハウス内の整備をしている。
夏場には大量の水やりをするので、防草シートにはポットから流出した土がたまり、
地面には凹凸が結構できる。
シートをめくってそれを均し、コケを落とし、掃除をし。。。

[写真]育苗ハウス3号の防草シートをはがして土を均したところ

 嫁さんは、どこで覚えたのか、
「育苗シーズンの終わりは、育苗シーズンの始まり、始まり」と張り切っている。
その通りだ。いざ、始めようとする時には得てして忙しいものである。
掃除から始めている時間などないことの方が多いものだ。
やれる時にやる。たとえ面倒でも、疲れていても。。。

( 仕事の基本は、やさしくない by 農園主 )

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快晴なり
2015/10/14(Wed)
[写真]新葉が展開している紅ほっぺの様子

 秋のいい風がハウス内を通り抜けている。
イチゴたちの新葉の展開がいい。テンポがよく。
この時期は約1週間で1枚が新しく開いていく。
9月下旬の検鏡時の確認では、花芽までに4枚の葉が内在していた。
11月に入るころには蕾が出て来る計算になる。

( もう一息 by 農園主 )

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プロジェクトT ( 予約受付開始 )
2015/10/13(Tue)
 Tシャツの色の選定について、皆さまにご協力をいただいた。
それでも絞り切れない。好みは分かれるようで、ネイビーの人気が少し高かったかな。。。
従って、5色全てを作ることに。 (ネイビー、モスグリーン、エンジ、モーブ、ホワイト)
お値段は、1,500円。

[写真]ポレポレTシャツ(ネイビー)

 Tシャツ屋さんではないので、売上げを狙うつもりはさらさらないのだが、
サイズのレパートリーや在庫数を増やして赤字幅をあまり大きくすることも出来ない。
ただ、来園した時に「えぇ~っ、ないの?ほしかったのに~」と
言われる状態になるなら本望なのだが、がっかりさせたくもない。
そこで、「取り置きしておいてほしい」という奇特な方がおられるようならば、
是非、ご予約をお受けしたいと思う。 
ご要望の方は、ホームページの お問い合わせフォーム から。 (送料ご負担で発送も可)

[写真]ポレポレTシャツの注文サイズ表

( 着てみようよ by 農園主 )

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農を考える ( 貿易について )
2015/10/12(Mon)
 先日、TPPが大筋合意と報道された。
いちごの関税率は6%、影響を気にする生産者はいない。
逆に輸出を検討している農家の話題は耳にする。
世界的に日本の品質が優れているからだ。
一方で、主要果実の中ではぶどうの関税率が
20%(但し季節により変動)と高いので、影響が懸念されると言われる。

 はて、そうなのか?
今年いただいた山梨市小牧の“巨峰”はびっくりするくらい旨かった。
いただきものだったので値段はどれほど高価だったのか定かではないのだが、
それでも来年は是非取り寄せてまた食べたいと思った。
その分、生産農家の手入れの苦労はつきないとも聞く。
値段とはそういうものなのかも知れない。
普通に作って普通の出来ならば、海外の安物と競争することになる。

( どこで勝負するかは農家が選べるのである by 農園主 ) 

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夢のつづき
2015/10/11(Sun)
 桜のジャージ軍団が、最終戦を迎える。
この1ヶ月でラグビーを始めようとする子供たちが日本中で一気に増えたはずだ。
テレビドラマ「スクールウォーズ」の比ではない?だろう。
当時ラグビー少年だった自分も、何やらソワソワしてしまう。
(今さら怪我をするだけだが。。。)

 現代ラグビーにもし挑戦できるなら、
断然“フォワード”(スクラムを組む人達)の方が面白そうだ。
密集戦では立ったままプレーすることが主流となり、(当時はよく寝転んだままだった)
連続したサイドアタックが攻撃の軸になっている。
今回の代表チームでも、フロントローと呼ばれるスクラム最前列の3人が躍動している。
当時はとても地味なポジションで、密集の下敷きになっている間に
トライが決まっているなんてこともしばしばだったのだが、
今や体が横に大きくても、アスリートとしてボールに絡み、激しくタックルにいく。
変化は始まったばかりだ。決勝リーグへの進出は4年後の楽しみに。

( その時までに自分はどこまでゲインできているだろうか by 農園主 )

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三郎畑 (ブロッコリーの苗)
2015/10/10(Sat)
 手のひらの倍はあるサイズだった。
昨年あのブロッコリーを手に入れられた方はとてもラッキーだったと思う。
味も格別だったのだから。

 三郎さんが苗の植え付けを今朝始めた。今晩からの雨の前に。
少しだけ手伝わせてもらったのだが、畑の土が昨年とは比べものにならないほど
柔らかくフワフワになっていたのには驚いた。
三郎さんが鍬を使ってせっせと汗を流して耕してきた賜物である。
昨年よりも苗数は増やした。
歓喜の声をたくさん聞くために。

[写真]三郎畑にブロッコリーの苗を植え付けているところ

( 三郎さんの願いである by 農園主 )

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適期に
2015/10/09(Fri)
[写真]1回目の葉かき作業を終えた紅ほっぺの様子

 定植後、2週間が経つ。
最初の葉かき(葉の剪定)を始める。
このタイミングがとても大事であることを師匠から教わった。
葉かきによって発根を促し、定植後の活着を確実に進めるためである。
洗濯機が故障しても、これは優先しなければいけない。。。

( とりあえずコインランドリーで by 農園主 )

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アランのこと ( 3歳の誕生日編 )
2015/10/08(Thu)
 身内がうっかり忘れそうだったのに?
朝一番でご近所の方からプレゼントをいただいた。
大好物のりんごが3個。彼のイラスト付きである。
仲良しの湊くんからは「お誕生日おめでとう」と東京から電話が来た。
幸せモンだ。

[写真]アランの3歳の誕生日プレゼントとして近所の方からいただいたバースデーカードと赤いリンゴ

 あっと言う間の3年。体はもはや3歳とは思えないデカさである。
久し振りの好物にあまりのうれしさで我を忘れて、変顔になる。

[写真]嬉しさのあまり、赤いリンゴに舌を伸ばして変顔をするアラン

( 男前が台無しだ by 農園主 )

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連続
2015/10/07(Wed)
 定植時期が後半になった“かなみひめ”と“やよいひめ”であるが、
この好天続きで、しっかりとした葉の形になってきた。
どの品種も活着が順調に進んでいる証拠であり、
半年かけた育苗作業が次につながっていく瞬間である。

[写真]青空に向かってピンと葉を広げている“かなみひめ”の様子

 上向きの葉の形状に、開花に向けて期待感が膨らむ。
果実の大きさは、出蕾までの生育状態で決まるのである。
もう少し付け加えるならば、果実の大きさは痩果(そうか)の数で決まる。
イチゴの表面にあるツブツブである。
ちなみに、この痩果は雌蕊(めしべ)が変化したものである。

( 2ヵ月先を想像しながら by 農園主 )

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アランのこと ( ウサギとカメ?編 )
2015/10/06(Tue)
 長く続く“ポット洗い”に疲れて、昼ごはんの後はつい眠くなる。
先日は午前中に頑張りすぎて、受付ハウスで寝過ごしてしまった。
ところが、2時近くになると目覚まし時計が自然となる。
「メ、メへェ~」(仕事の時間ですけど~)
アランは、午前と午後にアラン・フィールドに出かけ、昼は小屋で昼寝をするのが日課。
腹時計は正確である。
体調で仕事のペースが乱れる我々(夜更かしとか、呑み過ぎとか)とは、訳が違う。
そういう頑固なまでにマイペースなところが彼らしいのだが、
一方で、飽きっぽく、少し草を食べてはのんびりと日向ぼっこを始めるところもある。

[写真]小屋の柵から顔をだして外を眺めるアラン

( ヤギ、である by 農園主 )

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顔色
2015/10/05(Mon)
 定植した“紅ほっぺ”の葉が立ち上がっている。
根の活着は順調に進んでいるようだ。

[写真]本圃ハウスの高設ベッドに植えた紅ほっぺの様子

 葉茎が赤くなっているのは、育苗ポットから本圃に植え変えられたことで、
環境の変化をストレスと感じているため。この品種に強く見られる特徴である。
あと数日すれば、スッと色が引いていくはず。

( 表情豊かな時もある by 農園主 )

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サボれない
2015/10/04(Sun)
[写真]育苗ポットを洗っている様子

 「洗いが始まったね」
畑にネギの様子を見に来た三郎さんが、我々の仕事を見てそう言う。
定植後のこの時期にはお決まりの作業である。
育苗ポットを水に浸し、水洗いし、消毒液に浸す。
単純な仕事なのだが、数が多いので(とりあえず12,000個)、毎度3,4日仕事になる。
目的は殺菌である。
イチゴの病気の発症は、花粉症と同じようなものと考えている。
蓄積された体内濃度がどこかでその閾値(しきいち)を越えることで、
トリガーが引かれてしまうのではないかと。
100%の防御は難しいかもしれない。それでも、やれることはひとつひとつ。

( 修行のように by 農園主 )

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勇者
2015/10/03(Sat)
 ラグビーの話になる。
先日のスコットランド戦は大敗だったが、五郎丸選手のあのタックルが評価されている。
前半終了間際に魅せた間一髪のディフェンスである。
タックルの姿勢は、相手が走って来る方向に合わせるもの、と教わる。
例えば、左に走ってくれば自分の左肩と左腕で相手を止める。
そうすると、自分の頭は相手の膝裏に入ることになり、脳震盪や首の大けがが防げる。
もし、それを間違えると“逆ヘッド”となり大変危険なのだが、
首で相手を止めることになるのでディフェンス力は格段に上がる。
そう、五郎丸選手のあのタックルである。
“決死の覚悟”で選択したアタックだった。もはやディフェンスではない。

( さぁ、次の一戦へ by 農園主 )

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強風の後
2015/10/02(Fri)
 君津でも昨夜遅くから明け方にかけて、強風が吹いた。
ビニールハウスの被害はなかったが、木々が揺れる音に気を揉んだ。
太陽・水・大気の恩恵を受ける農業の一面である。
東京で会社勤めのころは、地下鉄に乗ればそのまま外に出ることもなく、
オフィスに上がって行けたので、外の天候を気にすることはほとんどなかった。
その分、仕事に集中できたとも言える。
どちらがいいということはない。ただ、自然の前では謙虚になる。

[写真]ベアハウスの西空に広がる夕焼雲の様子

( 夕焼けを見上げながら by 農園主 )

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