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新しい年へ
2014/12/31(Wed)
[写真]大粒のやよいひめが鈴なりの様子

 満を持して“やよいひめ”がいちご狩りにデビューする。
元日に初のお出ましとなる。
そもそも晩生の品種であるので、他の3品種よりは遅いのだが、
それでも昨シーズンよりは10日ほども早い。

 今シーズンの“やよいひめ”への思いは、みなまで言うつもりはない。
後は、皆さまの実食待ち。

( 興奮する by 農園主 )
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千年の翠(みどり)
2014/12/30(Tue)
 京都在住の友人夫妻から3周年のお祝いに届いた“松”。
お正月前に縁起物である。

[写真]3周年のお祝いにいただいた松の鉢植えを受付カウンター前に飾った様子

 禅語に「松樹千年の翠」という言葉があるそうだ。
一年を通じて緑を保つ松は千年の齢を保つとされ、
「うつろいやすい世の中にあって、不変の真理を見失うことのないように。」
その意味は深い。

( ハイ、心して by 農園主 )

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次のステージへ
2014/12/29(Mon)
 黒田が広島に帰って来る。
「やり残した仕事をするために」
カープファンでなくともワクワクだ。

 自分のやりたい仕事と求める報酬は?
こんなシンプルで、答えのないテーマはない。
彼に皆が期待する理由はそこにある。
 イチゴ農家?
報酬と休日数は黒田に勝てないかもしれないが、
挑戦する魂は拮抗する、と思っている。

( 答えはそこにあるはず by 農園主 ) 
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共有の時間
2014/12/28(Sun)
 「いい雰囲気ですよね、皆さん。(お客様同士のこと)」
来園された方がそう言われた。
―わかります?
 「皆さんが、まるでバーベキューに来た仲間みたいで。」
―ですよね。初対面なのに。 

[写真]青空下の白い受付ハウス正面入口の様子

 夕方にハウス内を掃除していると本当に実感する。
いちごのヘタやゴミが床に落ちていることは、ほとんどない。
いちごも無駄なくきれいに食している。
“ポレポレ農園” はこうやって大事に育てられているのである。

( だからこそ、頑張れる by 農園主 )

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かなみ祭り
2014/12/27(Sat)
 “かなみひめ”が今シーズン最初の真っ盛り。

[写真]真っ赤に色付いた鈴生りの大粒かなみひめ達

 生育に手間のかかるこの品種であるが、
順調に育った場合のその味覚は、格別だ。
明日は余すことなくお楽しみいただく予定である。
「何これーっ、桃みたい」  そんな歓声がハウス内で響くことを期待して。

( こちらも楽しみ by 農園主 )
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アイスモンスター
2014/12/26(Fri)
 そう呼ばれる蔵王スキー場の樹氷は、幻想的。
合間を縫って滑る快感は特別なものであるが、
そのアオモリトドマツが枯れ始めているという。
イモムシ(蛾の幼虫)が大発生し、食い荒らしていることが原因。
治療の頼みは、天敵である細菌だそうだ。
 当園のイチゴたちは今のところ絶好調であるが、
3日もあれば表情は変わるから気は抜けない。

[写真]朝日が照らす紅ほっぺ

 ハダニの天敵(チリカブリダニ)を追加で投入した。
寒さが厳しくなってもハダニは元気なのだが、天敵の活動は弱まってしまうからだ。
人間が思い通りにできることは本当にわずかである。

( それでも諦めない by 農園主 )
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門松
2014/12/25(Thu)
 「カドマツいる?」
なんと、ご近所の方の手作りをいただいた。
農園初の縁起物、立派である。

[写真]受付ハウス正面ドアの両脇に置いた手作り門松

 松飾りとも呼ばれるが、そもそもは徳川家の風習だったと聞く。
竹(武田家)を松(松平家)で囲む理由はそこから来ているそうだ。
中途半端なうんちくはさて置き、
兎にも角にも、正月の開園は必須となったわけである。

( いちごのある限り、年中無休 by 農園主 )
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やよいひめ再会
2014/12/24(Wed)
 「おっ、これこれ」
目標としているイメージに近い “やよいひめ” が出来始めている。
食感は固くがっつり、少し毛深いようにも感じるザラザラ感。
そして、独特のワインのような風味。

[写真]今シーズン最初の大粒やよいひめ

 昨シーズンは、最後まで “やよい” ファンを満足させることができず、悔しかった。
オフシーズンの間に産地である群馬県の農家で情報収集。
背水の陣のつもりで、色々と悩み続けている。
 ここ房総では、自然環境が違うので独自の工夫が必要である上に、
そもそも、市場出荷を基本とする作り方といちご狩りで食していただくための作り方は、
同じイチゴでも大きく異なることも実感している。
それでも、ヒントは得たつもりだ。

( 再デビュー by 農園主 )

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えさカゴ
2014/12/23(Tue)
[写真]アランへの餌やりカゴ(中には、大豆の葉や豆殻、ニンジン、キャベツ)

 アランへの餌やり体験をするためのものである。
いちご狩りの後、これを持ってアラン・フィールドに出かける。
少し太り気味なので、少量ずつだ。

 2歳になり、すっかり体が大きくなったので、
今季からアランとは柵越しに触れ合ってもらうようにした。
それでも、カゴの中へ顔を突っ込まれてあっと言う間に餌を
食べられてしまう子や、ついでに髪の毛をかじられる子など色々。
共通しているのは、最後は笑い声が聞こえてくること。今のところは。

( 昨シーズンは30数人を泣かせた彼だ by 農園主 )
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期待に
2014/12/22(Mon)
 あの“かなみひめ”が熟れ始めた。
「桃のような」ジューシーさと独特の甘味にファンは多く、
いちご狩りで食べ比べをすると圧倒的な人気になる。

[写真]大粒のかなみひめと農園主の親指

 しかし、病害虫に弱く手間がかかる上に、収量が少ないので、
農家の間では圧倒的に不人気だ。だから、生産者も少ない。
難点は、まだある。
果肉がとても柔らかいため大変傷みやすく、宅配に向かないのである。
 それでも、この品種をつくり続ける。
他でもない、皆様の期待があるからである。
明日は、店頭で珍しく(少量ながら)並べられる予定だ。

( お立ち寄りを by 農園主 )

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幕開け
2014/12/21(Sun)
 いちご狩り初日。
懐かしいご家族と次々と再会し、心躍る。
シーズン3年目のオープンで、4、5回目くらいの再会になる方々もおられる。
”抜群”とのいちご評をいただき、ひと安心だ。

[写真]今シーズン一番乗りのいちご狩りお客様(小学生の男の子)からいただいたアランへのクリスマスプレゼント(リンゴ2個)

 アランにクリスマス・プレゼントを用意いただいた親子もおられた。
 「うちでは、ポレポレさんはディズニーランドよりも大きなイベントなんですよ。
 この子も気合い入れて早起きしますからね。」
お母さんはそう言うので、
 ―またぁ、大げさですねぇ、嬉しいですけど。
 「だってー、ディズニーランドは夜まで遊べるけど、
 ここは朝来て、美味しそうなイチゴをいっぱい選びたいからねっ」
お子さんはツボをよくわかっている。

( 嬉しい出会いだらけ by 農園主 )  
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ようこそ
2014/12/20(Sat)
 いちご狩りスタートの前日は、いつもてんやわんやになる。
いちご達の植わった本圃ハウスを準備するだけではない。
受付ハウスやトイレもあるからだ。
それでも、いざ始めてみれば「あれっ?これ忘れてた」ということが続出するもの。。。

[写真]マサイクロスを掛けた受付ハウス内の様子

 受付のマサイ・クロスはすでにセットしてある。
いちごも自信作をたっぷりと用意している。
アランもやる気満々だ。

( あとは、お迎えするばかり by 農園主 )

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天使の表情
2014/12/19(Fri)
 当園初の宅配週間が終了した。
たくさんのご注文と喜びの声に感謝である。
また、友人たちは宅配が届いた時の状態を写真入りで報告してくれた。
更なる梱包の充実を図っていくために大変参考になり、これまた感謝だ。
皆様を驚かせたい、それがこれからも目標である。

[写真]大粒イチゴをじっとみつめる生後5か月の赤ちゃん

( お子さまは特に正直だから by 農園主 )

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オレンジカード
2014/12/18(Thu)
[写真]受付ハウスのドアに挟まれたパトロール連絡カード

 朝、ハウスのドアにオレンジ色の紙が挟まっていることがある。
パトロールの連絡カード、地元の交番からだ。
「特に問題ありませんでした。00時30分」メモ書きもいつもある。
今年は2度もハウスを切られる被害があり、
その後から、定期的に見回りをしてくれている。
夜中だったり、明け方だったり。
有難いことだ。
この時ばかりは、「おまわり様」と呼びたくなる。

( いちごを御礼にお持ちしたい by 農園主 )
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いちご狩りオープンへ
2014/12/17(Wed)
 「もう、できますかね?いちご狩り」
先週からお問い合わせ(というか、プレッシャー?)をいただいて来た。

[写真]紅ほっぺのイチゴハウスの様子

 お待たせである。
いよいよ21日(日)からオープンする。
クリスマスのいちご狩り、というのが目標のひとつだったので、3シーズン目にしてようやく実現する。
これまでは“年内のいちご狩り”と謳いながら、ほとんど大晦日ぎりぎりだった。。。
時期を早められたことは技術が上がったのだ、と言いたいところだが、
多分、8月下旬から9月の低温の影響だ。
世の中は年の瀬でも、当園は新しいシーズンの幕開けである。 (詳細はこちら

( 乞うご期待 by 農園主 )


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百年の孤独
2014/12/16(Tue)
 「今まで孤独だっただろうからね。これどうぞ」
―こ、こんな希少なものを。。。
ご近所の方から今シーズンの開園祝いにいただいた。

[写真]ダイニングテーブル上の大麦焼酎・百年の孤独とグラスとパソコン

 確かに、これまでの育苗期間は嫁とアランとしか話をしない日も多かった。
ただ、不思議とあまり “孤独感” はない。
多分、この「トレンドライン」を毎日書いていることで、
皆さんとどこかで繋がっているような (一方的かも知れないが) 、
そんな気がしていたからだ。

 オープンした今は、日々懐かしい方々と店頭で再会している。
そして、今年はネットで宅配も始めたので、
サイバースペースでも様々な出会いが始まっている。
毎日、読んでくださる方もおられるそうな。 
沁みるな。

( やっぱり、ストレートで by 農園主 )

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紅色満開
2014/12/15(Mon)
 いい天気が続いたおかげで、充実した実がどんどん増えている。
温度や水、二酸化炭素濃度は管理できるが、お天道様は別格である。
その恩恵を享受するために我々農家がすべきことは、
しっかりした株をつくることに他ならない。
根を張り巡らせ、葉を大きくすることで、光合成能力を極大化させる。
味覚はその結果である。

[写真]真っ赤に色づいた大粒の紅ほっぺ

 今週に限り、宅配のご注文をいただいているが、
「忙しいだろうから、わるいかな」というお問い合わせ?も結構ある。
数は予想以上に採れそうなので、遠慮はご無用。
1つからでも喜んで。 ( 詳細はこちら

( 夜明けが待ち遠しい by 農園主 )
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“紅ほっぺ”登場
2014/12/14(Sun)
 ようやく採れた。 “紅ほっぺ”の初収穫だ。
コクのある例の味を、今年もうまくつくり出してくれている。
イチゴたちが、である。

[写真]大粒紅ほっぺのいちごパック

 “おいCベリー”も好調なので、
宅配の発送を今週限定でお受けすることにした。 (詳細はこちら

 これまでもお問い合わせをいただいて来たのだが、
デリケートないちごを発送するには、なかなかの勇気がいる。
宅配業者の扱い方もあるが、いわゆるパックで送ると傷みやすい。
発砲スチロールのクッションにいちごを乗せて、プチプチに包む。
親戚や友人にお願いして、到着した時の状況を確認しながら、
2シーズンの試行錯誤をしているが、パーフェクトはない。
車に揺られ、宅配の経由地点を越え、走って届けられる。
それでも、新鮮なうちに全国に届けられるのは奇跡に違いない。

( この時期だからこそ by 農園主 )

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少しでも
2014/12/13(Sat)
 ドライ・イチゴを早々に準備し始めた。
数をつくるのがなかなか難しく、
昨シーズンは売り切れになることも多かったので。

 切って、乾かすだけの工程であるが、
仕上がりの味覚や食感、色などを追及すると、これが結構奥深い。
当園の職人(嫁)は、いちごを1個ずつ4㎜にスライスし、(包丁で)
45℃で12時間乾燥させた後、40℃でさらに4時間乾かす。
ただし、これは時期によって微妙に変わってくる(企業秘密)。

[写真]スライスしたイチゴを乾燥しているところ

 この手間ひまを考えたら、もちろん赤字だ。。。
しかし、美味しいと言ってくれる方がいるなら、できるだけ用意しようと
夜な夜な仕事になっている。
今シーズンは初めて“おいCベリー”のドライにも挑戦中。

( つい、つまみ食いしてしまう by 農園主 )
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苺屋の甲斐性
2014/12/12(Fri)
[写真]今シーズン初めて掲げる受付ハウス前の看板と幟(のぼり)

 ご近所の方々に早朝からご来園いただいた。
「始めたのね」、「楽しみに待っていたよ」と。

 地元から愛されるいちご園でありたいと願っているので、
嬉しい売り出し初日となった。
これまで休みなく(本当)イチゴたちの世話をしてきて良かったと、
心から思う瞬間である。
懐かしい顔をこれからどんどん拝見するのが楽しみである。

[写真]今シーズン初めてワゴンに並んだ贈答用イチゴ

( いい仕事だな by 農園主 )
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明日、売り出し開始
2014/12/11(Thu)
 ようやく、この日が迎えられる。
親苗を育て始めたのが3月のこと。
真夏の育苗期にも、順調に育ってくれた。
この9か月間、やれることは全てやった(つもりだ。)
勿論、改善点はまだまだあるが、出来栄えには満足している。
さて、あとは皆様からの通信簿を待つばかり。

[写真]菱形の天窓がついた贈答用の箱に入ったいちご

[写真]贈答用の箱に入ったいちごのアップ

( ソワソワ by 農園主 )
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アランのこと ( 耳編 )
2014/12/10(Wed)
 「眼は、いつでも思った時にすぐ閉じることができるようにできている。
しかし、耳のほうは、自分では自分を閉じることができないように
できている。なぜだろう。」 (「柿の種」寺田寅彦著)

 “人の意見を聞くため”、そう答えるのが哲学的なのかも知れない。
アランは大きな体を丸くして、よく朝寝・昼寝をしているが、
耳だけはいつもぴくぴくと動かしている。
いくら油断していても、これがヤギ。 生きていくためである。

[写真]寝そべりながら、こちらを見つめるヤギのアラン

 我々も同じ動物だ。自ら音を遮断するわけにはいかない。
しかし、理不尽な話に耳が閉じられる性分になれたら、とは思う。

( 余計に反応してしまう by 農園主 ) 
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ハーフ&ハーフ
2014/12/09(Tue)
  ”紅ほっぺ“には、思い入れがある。
この品種は良く知られた名前なのだが、本当の味わいは知られていない。
師匠のいちごを初めて食べた時、それまで食べていた普段の味との差に驚いた。
そこになんとか近づきたいと夏場の育苗期から悪戦苦闘している。。。

[写真]実の半分が赤く色づき始めた紅ほっぺの様子

 昨シーズンは努力の甲斐が少し出てきたのか、地元の方々から、
「何これっ、紅ほっぺ?」 と言っていただけるようになってきた。
株、葉、花房の勢いはこれまで以上の出来である。
果実はようやく半分くらいまで赤くなってきた。
もっと皆様を驚かせたい、その一念である。

( もう間近だ by 農園主 )
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ターポリン
2014/12/08(Mon)
[写真]受付ハウス正面入口(右側にはポレポレ農園ロゴ入りのターポリンを掲示)

 農園にターポリンの幕を張った。当園のロゴが書いてある。
“ターポリン”とは、テントに使われる厚手のビニール生地のこと。
当園の本物の看板は、一枚板の木彫りのものがあるが、
それ以外に目印はなく、地元の方からも、
「ここって、何を作っているところ?」
時々聞かれたりする。。。
苺の文字で知ってもらえたらと。

( まだまだ知名度も半人前だ by 農園主 )
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農を考える ( 農地の貸借について )
2014/12/07(Sun)
 安倍政権の農業改革の目玉として出てきた“農地バンク”。
農地の貸し手と借り手の仲介を都道府県が担おうという試みで、
大規模農家を促すために農地を集約していく仕組みである。
しかし、この活用が進まない。
政府の目標(15万ha)に対し、実績は1%にも満たない。
農水省は、業を煮やして都道府県に順位格付けという成績表をつけるそうだ。
「こんなにいい仕組みで、なぜ進捗していないのだ」というわけだろう。

 そもそも、地主の方の立場からすれば、先祖代々の大切な農地を
他人に貸すことへの抵抗感がある。
大事に使ってもらえるかどうか、心配なのは当然だ。
当園は、幸いにして地主さんの好意に甘えることができたが、
非農家出身で、他地域からの新規就農であれば、借りることは必ずしも容易ではない。
「よそ者」扱いする人もおられるからだ。
しかし、地域の農業のためになるなら貸してもいい。
そういう度量をお持ちの方は相当多い。これは実感する。
 規模を大きくしたいだけの企業や農家へ農地が集まらないとすれば、
政策自体が破たんしているということである。

( 地主さんの直感は得てして正しいものだ by 農園主 )
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冬将軍
2014/12/06(Sat)
[写真]早朝の裏山の様子(いちょうの大木と耕耘されたばかりの畑)

 寒い、寒い。 田んぼに初霜が降りている。
朝一番でハウスの暖房機の残油計を調べたら、
「えっ」と驚くくらいに一晩で油が減っていた。。。
寒いわけだ、と呑気に感心している場合ではない。
“やよいひめ”が低温に弱いということもあって、
今シーズンからは暖房機のセンサーを2度上昇させているのだが、
この差は予想以上の影響である。
節油に手を打たなければ。あらためてのテーマである。
 原油安と聞くが、円安もどんどん進み恩恵はないようだ。

( さむっ by 農園主 )
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♪Over the Rainbow (虹の彼方に) 
2014/12/05(Fri)
 今朝のこと。晴れ間なのにポツポツと雨音がする。
アランが雨に濡れていないかとハウスから出て見たら、
「おぉ~」
迫力ある虹に思わず声が出た。
大空一杯に半円が七色に輝き、虹の幅がとても広い。
後方には富士山も見える。アランも元気に走り回る。
これは、きっといいことがあるに違いない。

[写真]受付ハウス上空に架かる大きな虹と草を食べるヤギのアラン

 “虹の向こうの空は青く、
 信じた夢はすべて現実のものとなる”

( 空から開園への励まし by 農園主 ) 
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いよいよ
2014/12/04(Thu)
[写真]“おいCベリー”の真っ赤に色づいた実とまだ青い実

 ついに赤くなって来た。
まだ、数えるくらいのわずかな粒数しかないが、
艶やかなその色に小躍りしたくなる。

 来週から売り出しが出来れば、と期待は膨らむ。
お問い合わせをいただいている方々、感謝多謝。もう少しお待ちを。
あとは天候次第。

( 売り出し中のノボリを上げられる日は近い by 農園主 )
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冬のキンセンカ
2014/12/03(Wed)
[写真]受付ハウス前の花壇に咲き始めた黄色のキンセンカ

 11月から12月に咲くキンサンカは珍しいそうだ。
春に開花するのが普通なのだが、当園でもちらほらと、
鮮やかな黄色やオレンジ色が見られる。
イチゴの花芽分化も早かったので、今年の気候の影響であることは
間違いなさそうだが、因果関係は勉強中。
数十年前から苗を作っている三郎さんも「初めてだねぇ」と言っていた。
理由はさておき、この時期に綺麗な花とともに開園準備が進められるのは、
うれしいことではある。

 「あれっ?ここにも」
花壇から50mほど離れた土手で蕾を見つけた。黄色に咲きそうだ。
タンポポのように飛来する種子ではないのに、なぜ?
そう言えば、昨シーズンにアランが我々の目を盗んでは摘まんでいたことを思い出す。

( 自然の摂理 by 農園主 )
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寒波
2014/12/02(Tue)
 今夜から週末にかけて、気温が急低下する予報だ。
今朝の強風では、うっかり外に出しっぱなしだったプラスティック製の1mもある桶が
200m先まで転がされ、バリバリだ。

[写真]本圃ハウス内に設置している暖房機

 横なぐりの大雪の地域もある。
冬本番とともに、ハウス内の暖房機も本格稼働する。
8℃を下回るとセンサーが感知し、スイッチオンとなる。

( 自分達の寝室よりもよっぽど暖かい by 農園主 )

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