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アランのこと ( 野生の王者編 )
2014/07/31(Thu)
 育苗ハウスで仕事をしていた午前中のこと。
日差しは強かったが、風があって気持ちのいい日であった。
「あれっ、アランの様子が変だけど、、、」
アランは時々、朝から丸くなってウトウトすることはあっても、
大の字というか、体を投げ出すように横になって寝ることはない。
「もしかして、体調が悪い?大丈夫か?」
慌てて近寄ってみると、耳がピクッと少し動くが起きない。
爆睡していたようだ。

[写真]アランが足を延ばしてのびのびと爆睡している様子(離れた所からのショット)

[写真]アランが足を延ばしてのびのびと爆睡している様子(少し近づいた所からのショット)

[写真]アランが足を延ばしてのびのびと爆睡している様子(顔のアップショット)

 「アラン、暑くないの?」 しばらくしてから体を揺すってみると、
 「メヘェ~」 慌てて起き上がり、草を食べ始めるのであった。

 アフリカのサバンナでもここまで自由に生きているのは、
ライオンくらいなものであろう。

( 彼は草食動物のはずなのだが by 農園主 )

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2ヶ月先を想像して
2014/07/30(Wed)
 子苗たちに置き肥と呼ばれる固形肥料(チッソ)を与えた。
時期を昨シーズンよりも少し早めたことになる。
理由は、花芽分化を数日早めることで、
いちごの初売りやいちご狩りの開始日を少し早めたいと考えているからである。

 秋口になって花芽が分化する条件は、主に短日と低温にあるが、
チッソ分の抑制もそれを促進させる要素である。
8月中旬にチッソ分のピークを持っていき、徐々に低減させていく。
ただし、生育をサポートしていくために葉の色を観察しながら、
液肥の併用が欠かせない。


[写真]子苗たちが空に向かって伸びている様子(育苗台の下側からの眺め)

( 思惑通りに行かないのも、仕事の醍醐味 by 農園主 )

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はさみ終了
2014/07/29(Tue)
[写真]ランナーの切り離し作業が終わり、独り立ちした子苗の様子

 6日間で、はさみ終えた。
13,000本の子苗のはさみ(切り離し)作業に昨年は9日間かかったので、
少しは進歩したようだ。
もちろん、早ければいいというものではない。
例えば「かなみひめ」は、ランナーが驚くほど太く固く、
ポットへの誘導が柔軟的でないばかりか、
根の発根が遅く、土へ活着に時間がかかる。
ひとつひとつの苗の根の張り方を確認しながら、
独り立ちの判断をしていくので、たっぷりと時間がかかるのである。

 ともあれ、一仕事を終えた。
これから2ヵ月かけてしっかりした株に仕上げていく。
先はまだまだ長く、安心してばかりもいられない。
見渡せば、農園内の草刈りも待っているようだ。

( さぁ、次へ by 農園主 )

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クロちゃんです ( 夏男編 )
2014/07/28(Mon)
 かつて人見知りだったカメとはとても思えない。
夕方になると餌を欲しがって、我々をちらっと見上げては、
これでもかと言わんばかりにバタバタと手足を動かす。
「ちょうだい、ちょうだい」と。

[写真]餌をもらおうと見上げるカメのクロちゃん

 カメたちのタライは、暑さで水がお風呂のようになるので、
小まめに替えてはいるが、当人たちに夏バテの気配は全くない。
すごい食欲なのである。

( 我々は正直、少しバテ気味 by 農園主 )

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三郎畑 ( 開墾プロジェクト その2 )
2014/07/27(Sun)
 三郎さんが鍬で耕した畑にネギを植えてくれた。
ところが、イチゴの子苗の切り離しにかまけている間に、
雑草があっと言う間に茂ってしまった。
これはいけない、と思っていたところ、
「なるほど、これはえらく茂ったもんだ」
三郎さんが登場。
自分の仕事の合間に見事にしてくれた。

[写真]ネギを植えた三郎畑の様子

「畑仕事って、ずっと草取りしているようなもの」
新規就農をして、大根をつくっている仲間が冗談まじりに、
そう言っていたのを思い出した。

( やっぱり丹精 by 農園主 )

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水やり3年
2014/07/26(Sat)
 師匠にそう言われてきた。
この数日の猛暑で土の乾きが早くなって来た。
イチゴも人間と同じように食い溜めはできないので、
日々、適量であることが健全な生育に欠かせない。

[写真]水やり後の子苗ポットの様子

 難しいのは、天気や風向きの変化だけではない。
同じ育苗ハウス内であっても、ポットの位置(東西南北)で乾き方は大きく異なる。
また、苗の生育が進むと根が多いことから水の吸い方が多くなる。
土の中を想像しながら、毎朝水やりを続けているのだが、
夕方の乾き方がイメージ通りになっていることは、まだまだ少ない。

( 日々丹精 by 農園主 )

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アランのこと ( パラソル編 )
2014/07/25(Fri)
 日中は暑くてハウス内に入っていられないので、仕事は早朝からが勝負である。
ところが、アランは早起きが得意ではなく、彼が仕事(草刈り)にかかるのは、
8時過ぎころからである。
10時を回るころには、相当気温が高くなっているので、
小屋で休ませようとするが、ガンとして帰らない。
我々が仕事をしている間は、一応近くにいたがるのである。

 そこで、暑さ対策にビーチ用のパラソルを立てた。
いつもの新し物好きを発揮して、あれこれ眺めた後は、
パラソルをかじり、ポールに頭突きをして遊んでいる。

[写真]ヤギのアランがパラソルに前脚をかけて遊んでいるところ

 「遊ばない。これは日陰で涼むもの」
使い道を知ったら、結構気に入ったようである。

[写真]ヤギのアランがパラソルの下で休んでいるところ

( 田んぼの風は涼しい by 農園主 )

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腕前
2014/07/24(Thu)
 いよいよ子苗を「はさみ」始めた。
(師匠の言葉で「ハサミで切る」という意味である)
子苗をそれぞれに独立させる作業だ。 
ランナーを切り離し、葉の剪定をしていく。

[写真]葉の剪定が終わり、独り立ちした子苗の様子

 約13,000本の作業に昨年は9日間かかった。
暑いハウスでの仕事とは言え、一流のイチゴ農家には
笑われてしまうペースだったかもしれないが、それが実力。
今年は、少しでも成長した証しを確認したいので、
7日以内を目標にしているところだが、さてどうなることやら。

( まだまだ未熟 by 農園主 )  


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大暑(たいしょ)
2014/07/23(Wed)
 梅雨明けの10日間は、晴れの日が続くことが多いとされる。
だからこその「熱消毒」のタイミングである。

[写真]熱消毒用の黒マルチを張リ終えた本圃ハウスの様子

 高設ベッドの培土を水で湿られた後、マルチ(薄手の黒ビニール)で覆う。
ハウスを閉め切って気温を上げ、土中温度を50~60℃まで持っていく。
48時間以上で病害虫の駆除ができるとされている。

 汗だくになったTシャツを何枚も着替えながら、準備を終えた。
 明日から一段と暑くなるようだ。

( 麦酒で感謝 by 農園主 )

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梅雨明け
2014/07/22(Tue)
 平年より1日遅れだが、昨年よりは、なんと16日遅れである。
会社勤めだったころならば、ほとんど気にしない誤差であろうが、
イチゴ農家にとっては、大事な指標のひとつである。
高設ベッドの培土の「熱消毒」を始めるシグナルになるからだ。
 ベッドに水を溜めて(これが数日かかる)、培土を湿らせる。
その上で、マルチを張って培土を高温にすることで、
病害虫の駆除をするのである。

[写真]本舗ハウスの高設ベッドに水をいれているところ

 本日は、暑いハウスの中でベッドへの最後の水入れ。
数日前から準備していたので、てんやわんやにはならずに済んだことが、
ちょっとした喜びである。

( 今年のヤマ張りは易しかった by 農園主 )

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ランチの王様 ( 蕎麦と鮪のづけ丼 in せいわ )
2014/07/21(Mon)
 驚きの蕎麦のバリカタ麺。
とんこつラーメンなら、麺は必ず「固め」でお願いする。
しかし、蕎麦がここまでとは。
と言いながらも、次はいつ行こうかと考えてしまうから不思議。

[写真]君津・せいわの鮪のづけ丼定食(ミニそばセット)

 定食のセットでは、いっしょにつややかな鮪もいただける。
農園から鴨川に向かう道中で、このお得感たっぷりのランチは楽しめる。
イチゴ狩りの後にお客様からよく聞かれる。
「ランチに少ししょっぱいものが食べたい」あるいは、
「房総だから、やっぱり海のものを食べたい」。

( ここなら両方いけそうだ by 農園主 ) 


※ 農園から車で約25分。
※ 店舗情報 : http://tabelog.com/chiba/A1206/A120603/12033911/

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親苗からの独立 2014
2014/07/20(Sun)
[写真]親苗からランナーを切り離し、子苗だけになった育苗ハウスの様子

 親苗と子苗たちを結ぶランナー(つる)を切り離し始めた。
真ん中の空スペースは、親苗のプランター群が並んでいたところだ。

 明日からは、長男の太郎苗を筆頭に兄弟たちだけで生きていき、
いずれは、個々に切り離していくことになる。
ちなみに、ランナーは植物学的に「走出枝(そうしゅつし)」とも呼ばれる。

( 文字通り、Runnerなのである by 農園主 )

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「現実」から目を背けるなかれ
2014/07/19(Sat)
 掲題は、安倍総理が自衛隊の高級幹部を前に昨年訓示したもの。
「私は、諸君の先頭に立って、国民の生命・財産、我が国の領土・領海・領空を
断固として守り抜く決意です。」
「その“確信”を根拠あるものとするため、私は、“意志”の力によって、
我が国の安全保障政策の立て直しを、必ずや実行していきます。」
(「日本の決意」 安倍晋三著)

 国防の在り方については、賛否両論あろうが、
 「悲観主義は”気分”によるものであり、楽観主義は”意志”によるものである。」
安倍総理が訓示で紹介したフランスの哲学者アランの言葉。
イチゴ農家としても、これは共鳴できる。

( 全ては自分次第だから by 農園主 )
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スケールアップ・オープン
2014/07/18(Fri)
 おととしに開業した「三井アウトレットパーク木更津」。
農園からは東京方面への帰り道になる。
昨日、店舗数が73店増えて、国内最多の248店舗になった。
個人的にはブランドには不案内なので、詳しくは語れないが、
いちご狩りの際にすでに寄られたことのある方々でも、
再度楽しめることになったのではないか。

[写真]三井アウトレットパーク木更津内、拡大されたオーシャンゾーンの様子

 実は、このリニューアル、大変うれしいことがあった。
フードコートに好物のひとつである「牛タン」の店が出来たのである。
仙台の「利休」。あの肉厚が。
東京八重洲の店は度々訪れていたが、このアウトレットには特別メニューがあった。
シチューと牛タンが同時に楽しめる。

[写真]三井アウトレットパーク木更津内、仙臺たんや利休の利休セット(牛タンとビーフシチュー)

( ホント、うれしい by 農園主 )


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ひと安心
2014/07/17(Thu)
[写真]子苗が揃った育苗ハウス2号の様子

 子苗の数が揃った。
シーズンに必要な苗13,000本である。

 数日前に「やよいひめ」の子苗の数が揃ったのに続き、
今朝、その他の3品種も無事全て出揃った。
これでなんとか、次の開幕への第一関門はクリアできた。
12月までの道のりは、まだまだ長く続くが、
取りあえず、カンパイなのだ。

( 涼しく夜は更けていく by 農園主 )

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四つ葉のイチゴ
2014/07/16(Wed)
 イチゴの葉は、1本の葉柄に3枚の小葉がついている。
これが普通なのだが、稀に四つ葉もある。

[写真]四つ葉のイチゴの葉
 
 ちなみに植物学的には、1枚の葉身が3枚(4枚)の小葉に分離したとみなすので、
葉身は1枚と数える。

( 幸運を by 農園主 )


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これ、いいね ( ミョウガのみそ漬け )
2014/07/15(Tue)
 ミョウガは冷奴、と思っていた。
かつお節と一緒にほおばるのが、この季節にはたまらない。

[写真]ミョウガの味噌漬け

 先日、近所の方からいただいた自家製の「みそ漬け」。
つまみ、ご飯といっしょに、どちらでもいける。

 ミョウガを縦割りに半分に切ってから、塩もみする。
重しを置いて水分を出してから、
好みの味噌と合せて手揉みをしたら、一日置くだけ。

( くせがあって、いい by 農園主 )

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ラストスパート
2014/07/14(Mon)
[写真]子苗用ポットの空きが残り少なくなってきた様子

 ペースはだいぶ上がってきた。
子苗はおおむね順調で、予定数の8~9割ほどまで揃ってきた。

 しかし、気は抜けない。
これから一層暑くなり、病害虫が増々心配になってくるからだ。
3日もあれば、苗の健康状態はころっと変わってしまうので、
日々のご機嫌伺いが欠かせない。

( まだまだ、イチゴ語はカタコトだ by 農園主 )

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旬に ( 葉ショウガ )
2014/07/13(Sun)
 味噌をつけて、ごりっとかじって、呑む。
また、つけて、かじってから呑む。
止まらない。
 みずみずしい香りとさわやかな辛味に、
「あぁ~、夏近し」
幸せって、旬を堪能できることと実感する。

[写真]葉ショウガとビール

 そう思いながら、近所の方からいただいた葉ショウガを
また、かじる。

( 感謝 by 農園主 )

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勇気
2014/07/12(Sat)
 「人間のほんとうの価値は、
その人が言ったことや信じるものによって測られるべきではありません。
ほんとうの尺度になるのは行動です。自らの信念を守るために何をするのか。
もし、自分の信念のために行動しないなら、その信念はおそらく本物ではありません。」
(「暴露 スノーデンが私に託したファイル」G.グリーンウォルド著)

 念じなければ何も始まらない。確かだが、出発点である。
国家レベルの問題に限った話ではない。
ポレポレ農園の将来への夢をいつも考える。
しかし、ただ待っているだけでは、何も始まっていかないのである。

( 行動しつづけること by 農園主 )

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台風一過(2014年8号)
2014/07/11(Fri)
[写真]台風一過後の青空の下で草を食べるアラン

 一部地域に大きな被害を出しながら、ゆっくりと過ぎ去って行った。
幸いにも君津地域に上陸するころには、小さくなっていたので、
イチゴの苗もアランも、そして農園のビニールハウス群も無事であった。

 朝から、手作りの野菜やお菓子を差し入れてくれる近所の方々あり。
何も言わないが、心配してくれていたのであろう。
農園前をいつも車で通り過ぎながら手を上げる顔見知りの方々も、
必要以上に大きく手を振っている。
だから、何があってもへこたれない自信がある。

( ひとりではないから by 農園主 )

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これ、いいね( ジャガイモと塩辛のホイル焼き )
2014/07/10(Thu)
 近所ののぶ子さんから時々、ジャガイモをいただく。
「塩ゆでだけでも美味しいよ」
その言葉通りである。
でも、汗をたっぷりかいた日は、塩辛とのコンビネーションがいい。
ゆでたジャガイモを一口サイズにして、
バターと塩辛とともにフライパンの上でホイル焼きをするだけ。

[写真]ジャガイモと塩辛のホイル焼き
 
 つまみが塩辛だけでは飽きてしまうのだが、
ジャガとの出会いで、味わいがここまで広がる。

( 麦酒の友に by 農園主 )

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手間好き
2014/07/09(Wed)
[写真]葉かき作業を終えた子苗の様子

 親苗から出てくるランナーの順番で、子苗は太郎苗、次郎苗、三郎苗と続いていく。
写真の右から段々と小さくなっていくのがわかる。
今年の挑戦は、葉かき(葉の剪定)を今から始めること。
例年は、子苗の揃う来月から始めていた。
葉かきによって発根が促され、太郎苗や次郎苗の根の老化が防げる。

 先日、来園された三好アグリテック(種苗会社)の担当者によれば、
当社の扱う子苗(50万本)の葉数は1.5枚で管理しているという。
老化防止だけでなく、病害虫の駆除にも効率的である。

 ただし、この時期の葉かき作業には問題もある。
うっかりランナーを切ってしまったり、活着のおぼつかない子苗の根を抜いてしまったり。
神経を使い、手間がかかる作業なのである。


( やらない手はない by 農園主 )
( でも、大変。。。   by 農園主の嫁)

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ウィンブルドン in ポレポレ
2014/07/08(Tue)
 今年優勝したジョコビッチは、センターコートの草を食べて喜びを表現。
「絶品」だそうだ。
アランにも、と思うがそれはかなわぬ夢か。
芝を大事にしなくて大丈夫かとも思ったので、調べてみたら、
毎年、草は張り替えるらしい。
大会が終わるとすぐに芝を剥がし、種をまいて来年の準備に入るのだそうだ。

[写真]ベアハウス西側の草刈りが終わったところ

 当園でも草刈りを続けている。
刈った後は、雑草でも整然として気持ちがいいものである。
ちなみに、ウィンブルドンの芝は8ミリに整えられていると言う。
そこまで刈っているなら、アランの食べるものはなさそうだ。

( 毎年この時期は、必ずテニスをしたくなる by 農園主 )

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ランチの王様 ( ビーフシチュー in 松山 )
2014/07/07(Mon)
 母と弟がそれぞれに作るビーフシチューは、旨い。
「持ってきたよ」の声には、飛び上ってしまうくらいである。
しかし、両者の煮込み方や味は全く異なるから不思議。
それくらい奥が深い料理なのである。

[写真]木更津・バーベキューレストラン松山のビーフシチューランチ

 当店の煮込みソースがいい。
少しクセがあるかも知れない。苦みがあるからだ。
しかし、それがトロトロの肉と白いご飯に見事にマッチするのである。
ステーキ屋さんのシチューも十人十色だが、クセになりそうな予感である。
ちなみに、人気のステーキランチはグラム数を増量してオーダーする女性の方々あり。

( ほっほー by 農園主 )


※ 農園から車で約25分。
※ 店舗情報 : http://tabelog.com/chiba/A1206/A120602/12023007/

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4年後へ
2014/07/06(Sun)
 ブラジル代表の主役が舞台から降りることになった。
背中を膝蹴りされたシーンと本人の痛がる様を画面で観ていて、
折れたかも、と直感してしまった。

 脊椎(せきつい)骨折と報道されている。
実は、高校のラグビー部に所属していた時にこの痛い体験をしたことがある。
花園常連校との都大会で、相手のこぼしたボールをチャンスとばかりに
拾いにいったところ、背中に強烈な頭突きが入った(ようだ)。

 脊椎とは、背骨のこと。
これがもし本当に折れたなら、中には神経が集中しているので一大事である。
多分、折れたのは背骨の外側にあるアーチ型をした椎弓と呼ばれる部分。
ゴジラや恐竜の背中についているヒダヒダしたところだ。

 ここの骨折は非常にやっかいなのである。
痛みはあるが、走れそうな痛みにも感じる。
でも、屈むことができないように体勢次第では激痛になる。
治療もコルセットで固定するので、痛々しいギプスは要らない。
ついやれそうに思ってしまうのである。

( 心の痛みはいかほどか by 農園主 )

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大口径パイプ
2014/07/05(Sat)
 雨がしとしと降っている。
こういう日は、ハウス内での仕事になる。
台風対策として、育苗ハウスの南側(妻面)に補強パイプを
追加で取り付けた。
昨年の倒壊被害の後、ハウス各棟には補強をすでに施したが、
南風がまともに当たるこの面には、念を入れてのものだ。

[写真]育苗ハウス2号の南側(妻面)に補強パイプを 追加で取り付けたところ

 早くも、台風8号が発生し接近する可能性もあるようだ。
今年は平穏な年になることを祈りながらも、
やれる手は尽くしておきたい。

( 後悔のないように by 農園主 ) 

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一流の証し
2014/07/04(Fri)
[写真]苺ファーム森本の女峰いちご(6月収穫)

 6月中旬に収穫されたイチゴである。
見事としか言いようがない。
香川県の“苺ファーム森本”は「女峰」という品種にこだわる。
品質の高さは、きめ細かい手入れのたまものだ。
高級小売店からの引き合いが絶えないはずである。

 昨年、春のイチゴの美味しさをこの人たちから教わった。
その言葉通り、世話をすれば必ずイチゴたちは応えてくれることを知った。
そして、一年振りの再会。
楽しく刺激的な時間であった。

( 一流とは、謙虚で素直であること by 農園主 )

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トンチン、カンチン
2014/07/03(Thu)
 やりたいと思っていた仕事をこなすのは、嬉しい。

 雪で壊れた育苗ハウス3号(1号改め)が再建された後、
周囲の防草シートを張り直す時間がなかなか作れなかった。
今回は一気に、育苗ハウス2号との間の3mのスペースにも、
張ってしまうことにした。
実はこれ、2年越しにやりたかった仕事のひとつでもある。
 嫁さんはいつの間にやら、シートの留め杭の打ち方の腕を上げ、
雨が降り出す前に作業をきっちり終えることができた。

[写真]育苗ハウス2号と3号の間に防草シートを張った様子

 今後は、3m×28mのこのスペースの草刈りから開放される。
小一時間の仕事かもしれないが、小躍りしてしまうくらい嬉しい。

( 小さな幸せ by 農園主 )

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アランのこと (箱のり編)
2014/07/02(Wed)
 彼は、そもそもが機械や道具に関心が強い性格である。
軽トラは、いつも我々が乗っているということもあるし
大好きなのぶ子さんもこれでやって来るのだから、特別だ。

[写真]軽トラの荷台に乗ったアランが運転席をのぞきこんでいるところ

 暑い日差しのもと、育苗ハウスの周囲にあった様々な資材を整理していた。
軽トラで倉庫との往復を繰り返していると、アランはエンジン回りの臭いを
じっくりと嗅いだ後、ピョンと荷台に飛び乗り、ご満悦そうだ。
「運転席はどうなの?」
感心するほど、興味を示すのである。

( 工学系? by 農園主 )

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