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アランのこと ( ご褒美編 )
2014/05/31(Sat)
 シーズンが無事終了した後、
自分はご褒美に美味しいものや美酒を楽しんでいる。
しかし、イチゴの次に貢献したのは、アランに他ならない。

 シーズン中は、綺麗に咲いていたパンジーとキンセンカを
時々、彼はつまみ食いをして叱られていた。
もう、花の盛りは過ぎたので、気のすむまで食べさせることに。

[写真]パンジーをみつけて嬉しそうに近寄るアラン

 最初は、おどおど遠慮がちにしていたが、
今日は叱られないとわかるや、このご機嫌だ。

[写真]大好きなパンジーにかぶりつくアラン

( 頑張ったから by 農園主 )

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朝練
2014/05/30(Fri)
[写真]朝6時、農園前の田んぼに三舟山が映っている様子

 毎朝6時半、農園前の農道では親子のランニング風景が見られる。
この1ヶ月ほど前からだ。
「もっと足をあげて」
「手を速く振って」
お父さんから小学6年生の娘さんへのアドバイスが続く。
口だけではない。お父さんもいっしょにダッシュし、肩で息をしている。

 聞けば、運動会の練習なのだそうだ。
小学校最後の運動会、「絶対に勝ちたい」という思いから始まった。

― これ、少しだけど食べて
先日、いちごを差し入れた。 彼女の励みになればと。
勝負にこだわってほしい、これだけ練習したのだから。 

( いよいよ、明日だ by 農園主 ) 

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シフォンと洗双糖
2014/05/29(Thu)
 「お疲れ様ね、それと来シーズンもよろしくね」
当園のいちごを大変贔屓にしていただいた近所の方から
お昼の差し入れをいただいた。
おいなりさんの詰め合わせと手作りのシフォンケーキだ。

[写真]近所の方に差し入れていただいた手作りのシフォンケーキ

 ケーキは、見た目以上にふわっふわの食感。
香りと甘みが独特で、おっ、と声が出る。
「これ、夜のデザートでもいただこう」
午後の仕事の励みになる逸品だ。

 こだわりは、砂糖にある。
「洗双糖」を使用されているそうだ。さとうきびの砂糖だ。
カルシウムやミネラルが豊富で、
カルシウムは上白糖の50倍、ミネラルは20倍含むらしい。

( マイルドでコクがある by 農園主 )

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マッチョ・イチゴ
2014/05/28(Wed)
 本圃ハウスのイチゴの株を抜き取っていく。
「後片づけ」の開始である。

[写真]いちごの苗の株抜き作業をしている様子

 イチゴは、多年草なので来年も実はできるのだが、
今シーズンの頑張りで体力を使い果たし、
来季の充実した実は期待できない。
全てを捨てて、新しく一から作り上げることになる。
この繰り返しだ。
それにしても今年の株は、強く丈夫な根を張りめぐらしていた。

( 来季はさらに筋肉質に by 農園主 )

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ハウスでパズル
2014/05/27(Tue)
 育苗ハウスでの仕事が、本格的にスタートした。
育苗用のポットに専用の土を入れ、
来月から始まる採苗の準備を始めた。
品種毎にどのくらいの苗数が必要なのか、予備苗を含めて計算した上で、
ポットと親苗プランターを配置していく。
難しいのは、スペースをできるだけ余裕を持って使いたいところにある。
苗同士の間隔を空けると、徒長しないだけでなく、風通しが良いことから
健康にいい。病気になりにくいのである。特に梅雨時と真夏時。
一方で、多少混雑してでも苗数を多く作る方が安心感はある。

 このバランスをとる段取りが、もっとも大事な作業になる。
中途半端だと最後に「あれっ?数が合わない。。。」となるからだ。

[写真]育苗ハウス3号の様子(育苗ポットを並べたところ)

 このややこしい配置の組み合わせは、もっぱら数字パズルが得意な
嫁の担当となっている。

( ようやく決まった、らしいぞ by 農園主 )

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ご褒美にピュア
2014/05/26(Mon)
 大きなニンジンが、ぶら下がっていると頑張れるタイプである。
ご褒美は普段出会えない美味しいものに限る。

[写真]ニッカウヰスキー「竹鶴17年ピュアモルト」

 いまや、日本のウィスキーは世界レベルと言われて久しいが、
今回は、ピュアモルトの世界最高賞を受賞したこれをと、
シーズン終わりまで楽しみにして来た。
 乾杯。

( こぉ~ by 農園主 )

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カンバン
2014/05/25(Sun)
 当園自慢の看板は、受付ハウスの正面にある。
今シーズン、この前でどれだけの記念写真をお撮りしたことだろう。
いや、我々がバタバタしていると、
お客様同士で写真を撮り合ったりするシーンもたびたびであった。

[写真]ポレポレ農園の記念撮影スポット(受付ハウス正面入口前の木製看板)

 本日を持って、看板は当分お休みになる。
無事故でシーズンが終えられたことに感謝し、
来シーズンの飛躍を誓いながら、大事に仕舞う。

( 次の開幕まで by 農園主 )

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折り紙付き
2014/05/24(Sat)
 「前回は食べたいちごの数がわからなくなったから。 ほら、これ」
彼女が首にぶら下げてきたのはカウンター(数取器)だ。

[写真]いちご狩りを終えた女の子が50を表示した数取器を見せてくれたところ

 目標の数をクリアし、ご満悦の女の子は、
母親といっしょに折ったいちごの折り紙を今回もたくさん持参してくれた。
来シーズンのオープニングに他のお客様にプレゼントしてもいいと。
「たとえ、自分たちが初日に来れなくても」
ポレポレ農園は、こういう方々に育てられているのである。

( いよいよ、明日は千秋楽 by 農園主 )

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フィナーレ
2014/05/23(Fri)
 今週末の土曜日、日曜日の開園をもって、
今シーズンのいちご狩りは終了する。

[写真]紅ほっぺの赤い実と青い実がぶら下がっている様子

 青い実がまだ数多くあることから、先行きも期待できるところではある。
しかし、ハウス内の気温が上昇し、ご来園された方々が暑く感じるようになってきた。
また、来シーズンの育苗が本格化する時期なので、
仕事の体制をそろそろシフトしていかなければならないこともある。

 最後の手入れと掃除をしながら、これまでの安堵感と同時に寂しさあり。

( イチゴたちからは、まだやれるの声 by 農園主 ) 

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ランチの王様 ( 鰻重 in 弥七 )
2014/05/22(Thu)
 シーズン中に疲れがたまると、必ず鰻に向かう。
体中に活力がポッポと湧いてくるから不思議なものである。
鰻重のうなぎの焼き方には、
しっかりと焼いたものと、ふっくら焼いたものがあるが、
正直どちらも選び難い。この店は後者の焼き方だ。
肉厚のほくほくとした鰻と美味しいご飯で、満腹になる。

[写真]君津・弥七の鰻重定食ランチ

 場所は、農園から君津駅の中間くらい。
徒歩でご来園される方には、お薦めのロケーションかもしれない。
ランチの鰻重はお得なサービス値段であるのが大変うれしい。

( やる気が出るぞ by 農園主 )


※ 農園から車で約7分。
※ 店舗情報 : http://tabelog.com/chiba/A1206/A120603/12021084/
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来年への光
2014/05/21(Wed)
 「やよいひめ」は名前の通り、3月以降に人気が上昇する。
先週の暑い中でのいちご狩りでも、他品種を圧倒する。
いちご好きな人ほど好む味と食感であるようだ。

 しかし、2月までの今シーズンの出来に反省点は多く、
ひっそりと悩み続けてきた。
「一流に聞くしかない」
ヒントを探しに「やよいひめ」の本場である群馬県は富岡市を訪れた。
県下での受賞経験もある方に教えを乞うために。
 収穫作業と大雪被害の復旧作業が忙しい中にもかかわらず、
時間をたっぷりと割いて様々なアドバイスをしていただいた。
温度、水、湿度の管理は予想以上に緻密である。

[写真]やよいひめの本場・群馬県(富岡市)のいちご農家さんのハウス

 「うまくいくことばかりじゃない。でも大丈夫、必ずできますよ」

( 最後に背中を強く押していただいた by 農園主 ) 

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美声の主たち
2014/05/20(Tue)
 農園の早朝、上空でひばりが歌う。
「ピーチュク」「パーピル」「ピーピーカラカラ」
清々しい気分になる。
すると、「ケン、ケーン」
地上からの勇ましい鳴き声に遮られる。キジだ。

[写真]隣の麦畑を優雅に歩くキジのモモタロウ

 オスは色鮮やかな羽を見せながら、悠然と隣の畑を歩いている。
飛ぶことが苦手なので、必然的に徒歩になっているのだが、
逃げる時の駆け足は、驚くような速さだ。
愛称は、モモタロウ。ちなみに国鳥でもある。

( 農園を縦横無尽に闊歩する by 農園主 )

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シロツメクサ
2014/05/19(Mon)
 クローバーのこと。 今シーズンも女の子たちが花飾りを作っていた。

[写真]ブルハウス北側広場にシロツメクサ・アカツメクサ・コメツブツメクサが生茂っている様子

 農園には、シロ、アカ、コメツブ(黄色)の様々なツメクサが咲く。
漢字表記は、「詰草」。
名称の由来は、江戸時代にオランダから献上されたガラス製品の
包装にクッションとして詰められていたことに由来するそうだ。

背が低いままならば、いつまで咲いていても結構なのだが。。。

( いずれもアランの好物 by 農園主 )

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最適化
2014/05/18(Sun)
 来シーズンの親苗たちの生育は、順調である。
少し暑くなってきたが、ランナー(ツル)が次々と伸び、
子苗の採苗時期も近い。
育てる4品種は昨年と同じラインアップになるが、
本数の割合を変更しようか、考えている。

[写真]太陽の光をいっぱい浴びて元気に育っている親苗の様子

 「紅ほっぺ」「かなみひめ」「やよいひめ」「おいCベリー」
味覚や食感や香りには、それぞれに個性がある。
作り手からすれば、さらに異なる視点もある。
早生か晩生か、収量は十分に取れるのか、
果肉はパック詰めに耐える硬さなのかどうか。。。

 しかし、作り手側に勝手な事情や思い込みがあっても、
ポートフォリオ(組み合わせ)の決定権はお客様にある。

( 皆様の声の結集 by 農園主 )

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ラストスパート
2014/05/17(Sat)
[写真]キンセンカの花畑の様子

 キンセンカの花、終盤である。
いちご狩りもそろそろだ。
イチゴたちの精一杯の頑張りで、実は充実しているが、
ハウス内の気温は徐々に上昇しており、
開園は、来週末が今シーズンのラストになりそうな予感である。

( いよいよ by 農園主 )
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これ、いいね (きぬさやとチクワのバター炒め)
2014/05/16(Fri)
 「たくさん、採れたから」
この時期におすそ分けをいただく旬のもののひとつ。
焦げ目をつけるくらいにバターで炒めたチクワに、
サッと茹でた「きぬさや」を入れるだけ。

[写真]絹さやと竹輪のバター炒め

 この日は、チクワが少し多かったが、
きぬさやがたっぷりと多目の方がお勧め。

( ご飯にも、麦酒にも by 農園主 )

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春のいちご革命
2014/05/15(Thu)
 イチゴのハウス栽培の利点であり、難しさでもあるのは、
自身が成長しようとする「栄養生長」と
果実を作り、子孫を残そうとする「生殖生長」を
同時に進行させることにある。
 ところが、気温が上がる春先になると、株がドンドン育つ。
「栄養生長」にバランスが一気に傾くのである。
果実に向かうべき養分が自らの生長に一方的に消費される。

 このバランスを均衡されるためには、
施肥を抑制することで、栄養生長を抑えるべきというのが、
教科書の教えであるのだが、
それでも、昨シーズンは果実の味落ちは一時的に見られた。

 今シーズンのテーマのひとつは、この春の戦略。
生育方法の答えを事前に見つけることはできなかったが、
「春に株は大きくなるもの。だから、敢えて押さえず施肥を十分に与える。
果実にも株の生長効果が時間差で現れてくる」
乱暴な仮説を実践している。

 今、株は驚くような勢いである。これは予想通りだ。
肝心の果実の出来については、
「なに、これっ」 
お客様の感想に手応えを強く感じている。

[写真]背が高く元気に育った紅ほっぺの苗の様子

( 本来の春のいちごは違う by 農園主 )

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アランのこと ( 大汗 編 )
2014/05/14(Wed)
 初夏のような暑さの中、育苗ハウスの周りに伸びた草を刈った。
今年の草たちは、いつも以上に元気に見える。
三舟山に登ることを日課とされている近所の方も、
「今年の草花は、勢いが違う」 そう言っていた。
草刈りにも手こずるわけである。
 大汗を喜ぶのは、コイツだけだろう。

[写真]アランが汗をかいた農園主の腕をペロペロ舐めているところ

( 腕の裏までしっかり by 農園主 ) 

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酵素パワー
2014/05/13(Tue)
 土の中の酵素が、植物の生育に好影響をもたらす。
この事例は多く聞かれるところだが、人間にもそうかも知れない。

 ふっくらとした粉末状の『檜のオガクズ』に酵素をブレンドすると、
その発酵だけで温度が50℃~70℃にもなるそうだ。
この自然の恵みともいえる発酵熱を利用したものが「酵素風呂」だ。
農園から30分ほどの距離に「悠遊庵(ゆうゆうあん)」がある。

[写真]君津・悠遊庵の外観

[写真]君津・悠遊庵の酵素風呂の様子

 敷き詰められた檜のオガクズの中に身を沈めると、
すぐに汗がジンワリと出てくる。
そして、体の奥からホカホカになるのを感じ、
いつの間にやら、うとうとしてしまう。

 シャワーを浴びた後の清々しさと脱力感は、
まるで全身マッサージを受けた時のようである。

( よく眠れそうだ by 農園主 )

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倉庫に風
2014/05/12(Mon)

 整理整頓は得意ではない方だ。
銀行員時代には、周囲の仕事机がきっちり片付いている中、
なぜかいつも資料(多分意味のない)の山になっていた。
「忙しそうだね」
先輩達によく冷やかされたものである。
机の施錠をし忘れ、社内検査で大目玉となったこともある。

[写真]倉庫ハウスの中の様子

 倉庫ハウスは少し前に完成していたのだが、
あちらこちらに散らばる資材の搬入をやっと開始した。
今度こそと意気込みながらも、
「これ、いつか使うかも」 つい、そうなってしまう。

( 鍵はこれから付ける予定 by 農園主 ) 

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就活の面接?
2014/05/11(Sun)
 「職種は “現場総監督” です。
原則1日24時間の勤務。年間365日、休暇はありません。
食事をとる時間はありますが、他の同僚が食べ終わってからです。
徹夜で働く場合もあります。
サラリー? 無給です。
世界で一番大事な仕事ですよ。やってみる気はありますか。」

 ネットで話題になったある企業の広告動画だそうだ。(日経新聞記事)
この後、面接官は自信たっぷりで語り続ける。
世界で何億人もの人がこの仕事に就いているという。
 「母」という職業である。

[写真]母の日ギフトボックスといちごパックが並んだ直売ワゴンの様子

 師匠のご家族以外に知り合いのいなかったこの町で、
見ず知らずの我々を気にかけてくれる方々がいる。

( 君津のお母さん達に感謝 by 農園主 )

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花も団子も
2014/05/10(Sat)
 母の日である。
定番のカーネーションが、例年よりも高価と聞く。
海外(コロンビア)からの輸入に半数以上を依存しているが、
当地の不作と輸送の原油高が影響しているそうだ。

[写真]ポレポレ農園贈答用ボックス(紅ほっぺ・2パック入り)

 花なら、当園のキンセンカもある。
よく見れば、野草の花も盛んだ。
いちごをケーキボックスにいれてみた。

( 感謝の形はいろいろ by 農園主 )


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クロちゃんです ( 甲羅干し編 )
2014/05/09(Fri)
 初夏のような陽気に日光浴を楽しむクロちゃん。
少しリラックスしすぎのような寝姿だが、これぞ本家の甲羅干しだ。

[写真]両手足を伸ばして(首はひっこめたまま)気持ち良さそうに甲羅干しをしているカメのクロちゃん

 カメは甲羅の維持に必要なビタミンDを、
日光(紫外線)を浴びることで体内に作り出すそうだ。
同時に体の殺菌・消毒の効果もあるという。
ぼぉ~っと、ただ寝ているわけではない。

( しかし羨ましい by 農園主 )

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底力
2014/05/08(Thu)
 「5月のいちごって、小粒だし、酸っぱいよね」
はて? 誰がそう言ったのだろうか。
当園の4品種、イチゴたちの健気な頑張りに頭が下がる。

[写真]真っ赤に色付いた大粒の紅ほっぺ

( 試していただきたい by 農園主 )


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1号改め3号
2014/05/07(Wed)
 連休後の休園日なので、久し振りにのんびりするはずだったのだが、
やはり。。。
 2月の大雪で壊れた育苗ハウス1号の再建がほぼ完成している。
ならばと、苗場の準備を始めることにした。
雪の重みで潰れた屋根に押されて、ハウス内の育苗用の台までが変形した。
先日新しく取り寄せた資材を使い、大汗をかきながら内部を全て作りなおす。

[写真]育苗用の台の設置が終わった育苗ハウス3号の様子

 気が付けば、きれいな夕日が出ている頃合いだ。
あの経験を忘れないために、新育苗ハウスは3号と呼ぼう。

( 2棟しかないが by 農園主 )

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カラー
2014/05/06(Tue)
[写真]ゴールデンウィークが終わり、白い実だけが残ったいちごハウスの様子

 連休最終日を終えて、ハウス内はきれいさっぱりになった。
赤い実がなくなり、なにやら白っぽい風景だ。
来園された方々の思い出が、色鮮やかになっていればいい。

( 明日の休園日は当園のGW by 農園主 )

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六曜
2014/05/05(Mon)
 「わからないんだよね。正直」
懇意になった飲食店などで、お客さんの動きについて何か法則性がないか
店主に聞いてみるが、答えはほとんど同じである。
―たとえば、曜日とか?
「ないね。天気もあるようなないようなだし。。。」
ベテランでもそうなのである。
経済が水ものと言われる所以、消費者は気まぐれということか。

[写真]収穫用ケースに朝摘みしたいちごが並んでいる様子

 直売用のいちごパック数をどれくらい用意しておくか。
毎朝の販売会議(朝の食卓)で議論する。
 「前回の晴れの木曜日は多かったね」
 「でも給料日前か」
 「午後からは風が強くなるって」
相場と同じように?最後は当てずっぽうになるのだが、
真剣に予想をたてることは刺激的である。
たとえそれが、当たらなくてもだ。
 しかし、ひとつだけ確かな変数を発見した。
「大安」である。
人に贈り物をするときには日を選ぶ、この土地では常識なのだ。

( 明日はたくさん用意しよ by 農園主 )


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新米社長
2014/05/04(Sun)
 「独立することにした。ドキドキだよ。」
銀行員時代の同僚が家族と来園した。
聞けば、アジアの富裕層を対象にした不動産投資の仲介ビジネスを
始めるのだという。

 彼は転職後、外資系企業を始め不動産ビジネスには長く携わってきた。
「一攫千金は狙ってない。自分のやりたいようにやってみたいだけ」
とは言え、新規の起業には不安だらけであろう。
それでも、挑戦する勇気に年齢は関係ないことをあらためて知らされる。

[写真]友人家族がキンセンカの花摘みをしている様子

( 大丈夫、家族と仲間みな味方だ by 農園主 )


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皐月の朝
2014/05/03(Sat)
[写真]早朝5時半、農園前の田んぼの水面に空の雲が映っている様子

 GW本番である。
天候は上々、ハウス内の気温は少々高くなって来たが、
そとの風は、本当に爽やかに感じることができる。
田植えの風景を眺めながら、のんびりとすごしていただきたい。

( 渋滞を乗り越えて by 農園主 )

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カニガラの季節
2014/05/02(Fri)
 来シーズンの苗作りは、すでに始まっている。
まずは、親苗を丈夫に育てることがこの時期の仕事である。

[写真]育苗ハウス2号で、親苗が元気に育っている様子

 カニ殻を含む土壌改良材を親苗のプランターに混ぜた。
少し臭うのだが、様々な微生物群を含んでいる。
これが、イチゴの生育によいとされ、
特に育苗期には、もっとも注意しなければいけない病気である、
炭そ病の予防になるとされる。
確かなデータはないのだが、
先輩農家の方々がそう言うのだから、多分間違いない。

 しかし、正直おまじないでもいい。
病気にならないなら。

( 昨年以上に元気に育て by 農園主 ) 

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