ランチの王様 ( 冷やし中華 in ともちゃんらーめん )
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2013/07/31(Wed)
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夏の定番メニュー、これまで方々で食して来た。
御茶ノ水にある「冷やし中華」発祥の店にも足を運んだ。 その中でも "ともちゃん" のは、格別。 タレは、オリジナルの胡麻みそ。 麺は、ワカメを練り込んだ自家製のモチモチ麺。 薄いみどり色の麺が食欲をそそる。 たっぷりのカラシをタレに溶かしながらいただく、 玉子、ハムとキュウリのハーモニーは、 毎回、期待を裏切らない。 ![]() 残念なのは、夏季限定なこと。 だから、いちご狩りのシーズンには注文できないのだが、 それでも、ご紹介したい一品なのだった。 ( チャーシューも凄い by 農園主 ) ※ 農園から車で約15分。 ※ 店舗情報 : http://tabelog.com/chiba/A1206/A120603/12028155/ |
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帳尻合わせ
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2013/07/30(Tue)
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サラリーマンであれば、いやでも仕事の目標が与えられる。
ディーラーなら月間および半期の目標収益があり、 常時、尻を叩かれまくる。だから、 「先月はやられた(損した)が、今月は何とか挽回しよう。」 そんなことを四六時中考えているものである。 この帳尻合わせ、生き物には通用しないから難しい。 「例えば、生き物を容器に入れてそこに常時一定量の酸素を送るとする。 そのときにわずか数時間でも送るのを忘れてしまうと、その分の酸素を 後で送っても、生物は死んでしまう。」 (「原田正純の道」佐高信著) 「忘れれば後で量を増やして、一日の平均供給量を満たせばいい。」 とする考え方を「平均値主義」といい、その誤りを説く。 「水遣り3年」と師匠に言われている。 日々の気象状況の変化に合わせて、環境を一定にしてやる。 たかが水遣り、されど、なのだ。 ( 当たり前で単純なことが一番難しい by 農園主 ) |
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相棒
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2013/07/21(Sun)
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例えば、マルチを張る仕事をする場合、
1人ではとても大変というか、無理だが、 2人でやれば圧倒的に仕事は早い。 2倍以上の効率になるというのが実感である。 だから、農業を新規に始める場合に、 「奥さんは賛成していますか?」という質問には意味がある。 物理的な協力だけではない、精神的な支えもあるかも知れない。 その点は、会社人のご夫婦でも同じだろうが。 「魂のぶつかり合い」 大分県の椎茸農家に言われた夫婦のあり方へのアドバイスである。 本気なら自然とそうなると言う。 少しだが、意味が分かるような気がする。 ( 覚悟は通じる by 農園主 ) |
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弁当肥
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2013/07/19(Fri)
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親苗の切り離しを控えて、子苗たちに液肥を散布する。
親離れ直後に栄養不足になるのを防ぐためである。 養分は、葉の裏面から吸収するので、 裏を狙って、丁寧にたっぷりと噴霧機で捲いていく。 ![]() 独立が近いことを知ってか、葉先がピンと上向きになる。 「弁当持って、いざ出陣」という覚悟の佇まいである。 ( 早弁用に2食作ってもらったものだ by 農園主 ) |
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参院選 2013年
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2013/07/18(Thu)
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投票の権利は、必ず行使すると昔から決めている。
今回の投票日は、仕事が忙しくなりそうな予感がするので、 期日前投票を済ませてきた。 様々な論点があろうが、与党の対抗馬がほしいと考えると 選ぶ候補者と党には相当悩むことになる。 テレビ報道で英国FT紙の記者が言っていた。 他国がとやかく言うことではないが、と前置きしながら、 「世界中が評価する憲法9条の誇り高い理念を日本人は捨ててしまうのですか」 憲法に改正すべき点があるなら、 それは積極的に改善する気構えは、我々にはある。 ただ、その原動力が憲法の生い立ちにあるというなら不可思議だ。 すでに国の基本法として機能して来た実績があるからだ。 「それを現実的に改正したいので、 従来の手続きをさらに厳しくした上で、国民に問いたい」 そう言う話なら分かりやすい。 ( 投票所の選挙管理委員は知り合いだった by 農園主 ) |
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ランチの王様 ( 皿うどん in 友里 )
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2013/07/13(Sat)
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昭和40年、君津に製鉄所ができた時に、
北海道、東北、そして九州からいわゆる鉄の男たちが、この地に集結した。 その後、そのご家族たちがこの土地を気にいって住み続けているのが この街の特長でもある。ちなみに、今年はその野球部が都市対抗に出場する。 その中で、いつも人でごったがえしている店がある。 特に、九州出身の人には人気があるという。 「いーらっしゃい」長崎で修行された大将が、野太い声で迎えてくれる。 皿うどんは、細麺(ぱりぱりの乾麺)か、太麺(うどん麺)が選べる。 どちらも美味だからいつも悩むのだが、この日は細麺で。 ![]() 野菜たっぷりのかけダレが、ぱりぱりの麺にしみて、 何ともいい柔らかさにじんわりと変わっていく。 その過程を味わうのが。。。うれしい。 ( 暑い日でも、いけまーすっ by 農園主 ) ※ 農園から車で約13分。 ※ 公式 Facebookページ : https://www.facebook.com/kyushuraamen.yuri.honten |
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熱中症
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2013/07/12(Fri)
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農家の方がハウス内の作業中に救急車で搬送された、と
テレビ報道される度にご心配の電話やメールをいただく。 めまい、失神、頭痛、吐き気、気分が悪くなる、体温が高くなる、 異常な発汗(または汗が出なくなる)などが症状だそうだ。 「大丈夫ですよ、暑いのは得意ではないですから」と返答している。 高齢の農家が無理をして、と言うことは簡単だが、 幾つになっても、仕事には誰でも真面目である。 今日中に水洗いしてきたスカート(保温用シート)を片付けてしまって、 次の仕事に入りたい。 だから張り切るのだが、シートは合計2.4キロの長さになるので容易ではない。 でも、終わらせたい。 なるほど、仕事への「熱中度合」がこの病気の原因なのかも知れない。 ( 夏場の熱意はほどほどに by 農園主 ) |
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スカート洗い
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2013/07/09(Tue)
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人生初めての経験だ。しかも、はかせたままでの水洗いである。
イチゴの出来る冬場には、高設ベッドの裾を透明ビニールの シートで覆う。培土の保温のためである。 これをこの辺りでは「スカート」と呼ぶ。 本来は、気温の上がる4月以降には外すものであるが、 手が回らずにそのままになっていた。 師匠からも早期是正の「教育的指導」が入っていたのだが。。。 しかし、いざ水洗いをするとなると、 つけっぱなしの方が都合が良かったとも言える。(言い訳) シートの汚れは様々である。 砂埃、練乳が垂れた跡、イチゴが潰れた跡など。 これをハウス内で水洗いしていく。 巷では熱中症が騒がれている猛暑であるから、 作業は早朝と夕方の時間限定なのだが、 海パンとビーサン姿で水浴びしているせいか、 チューブの鼻歌も出たりする。 ![]() ( アランに水を飲ませながら by 農園主 ) |
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評判を気にする脳
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2013/07/08(Mon)
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人からの評価を気にする行為は、何か度量が小さいような印象がある。
会社人のころは、「上司の評価より、自己実現」と意地を張っていた気もする。 今も、農園のイチゴに対する世間様の評判に一喜一憂することなく、 やるべきことをしっかりやり続けるだけ、そう考えている。 人間の脳で、他人からの自分の評価が高かった時に反応する部位は、 「線条体」と呼ばれるそうだ。 この線条体は、金銭の報酬にも大きな反応を示すことが知られており、 脳内における意思決定メカニズムの中核をなしているという。 (「脳に刻まれたモラルの起源」 金井良太著) つまり、自分の評判と金銭的な損得勘定は同じ脳内組織で 判断をしているということだから、評判を気にすることは、 いわば、当たり前の思考回路ということになる。 「イチゴの味は、いかがでしたか?」 皆様に聞きまわることは、決して恥ずかしいことではないのかも知れない。 ( 褒められ過ぎもこわい by 農園主 ) |
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ご褒美 (美酒 高砂)
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2013/07/07(Sun)
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開園早々に、高校時代の同級生である「マーコ先生」からいただいた。
静岡県の酒造好適米「誉富士」を100%使用、 富士山伏流水で仕込んだ本数限定の品だそうだ。 軟水だからか、いい舌触りである。。 ![]() マーコ先生は、現在エッセイを教えるクラスを運営する。 年配の方も多いという60人くらいの生徒の顔と名前を一回で覚えることは、朝飯前。 なぜなら、彼女は一流銀行の受付をしていた経験があるから。 当時は、千人規模の行員の顔と名前を覚えていたそうだが、 これも努力と訓練の成果だと本人は言う。 確かに、高校生の頃に抜群の記憶力があったという、記憶は。。。ない。 どちらかと言うと、世界史の試験前にいつも半べそかいていたことを鮮明に覚えている。 だからこそ、勇気を人に与える。 昨シーズンは、おかげ様で沢山の方々にご来園いただいた。 皆さまのことを覚えたいが容易ではなかった。 しかし、今シーズンこそは、皆さまの顔と名前を覚えたい。 一段の努力をすること、そう決意を新たにしながら。 ( 今宵も美酒に酔って、記憶が薄れていくことだろう by 農園主 ) |
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ゼロ・サム
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2013/07/05(Fri)
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相場に参加している人間の勝ち負けは、全員のトータルではゼロになる。
つまり、自分の勝っている分は誰かが負けているということだ。 そこが、この世界の醍醐味ではある。 ただ、同業者間での仲間意識は生まれにくい。 常にライバルだから、手の内は見せないものである。 「突然、すいません。」 午後に来園されたご夫婦は、香川県でイチゴを作っている苺ファーム森本の方だった。 聞けば、東京の有名フルーツ店に出荷する実力グループのメンバーである。 このグループ(KOKORO GROUP)はお互いに厳しい栽培ルールを課し、 品質を維持する努力をしているという。 守れなければ除名されるそうだ。。。 お二人は、当園の風変わりな運営方針に興味を持たれ、 わざわざ訪問いただいたようである。 気持ちのいい会話と時間を過ごせたのは、相互に騙し合いがないからだ。 あるのは、互いに向上したいという強い思い。 ( いい表情をされたご夫婦だった by 農園主 ) |
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ランチの王様 ( うなぎの蒲焼 in 津多屋 )
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2013/07/04(Thu)
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土用の丑の日は少し先(22日)だが、
連日のハウスの大掃除にようやく目途がつき、元気をもらいに出かける。 鹿野山の上にあるこの店は、地元ではファンが多い。 当園からは、マザー牧場、神野寺への山道を登った道沿いだ。 まずは、肝焼き。 この日は一本しか用意してもらえなかったが、噂通りの美味。 エネルギーが体中にしみ渡っていくのがわかる。 ![]() 蒲焼。 店の桶にうなぎがいる。さばいたばかりの主役は肉厚で、 そこに何ともいい具合のタレがたっぷりかかる。 そして、下段のご飯もいい。君津産のコシヒカリだ。 お新香とご飯だけでもいけそう。 2500円(梅)は納得プライス。 そう、五臓六腑にしみ渡るとはこのことなのだった。 ![]() ( 帰りは、元気ハツラツ by 農園主 ) ※ 農園から車で約26分。 ※ 店舗情報 : http://tabelog.com/chiba/A1206/A120603/12019256/ |
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