ランチの王様 ( フルーツトマトパスタ in 清見台カフェ )
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2013/06/26(Wed)
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君津産のフルーツトマトを使ったパスタソースは、絶品だ。
甘味と深いコクが共存するところへ、店オリジナルの辛いオリーブオイルを少したらす。 ![]() アラビアータに似て非なる絶妙の甘辛いコンビネーションに絶叫したくなる。 「幸せー」 ランチには、キッシュが選べる。これが人気でもある店だ。 野菜や肉を包み込むタマゴの風味に、黙って深く頷いてしまう。 ![]() デザートもたまらない。季節のゼリー(今なら白桃)がアイスの上にプルるんと乗って来る。 コーヒーも旨いと来ているから、100点満点のコースなのである。 オーナーシェフは、フランス料理の修行と実績を持つというから、納得だ。 このランチ、1000円であるのは奇跡だ。 ( 書きながら、また食べたくなる by 農園主 ) ※ 農園から車で約25分。 ※ 公式ホームページ : http://www.kiyomidaicafe.com/ |
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ひとやま越え
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2013/06/25(Tue)
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夕刻にハウス内を見渡す。
抜き終わった12,000株が横たわっている。 ![]() 本日、株抜きのミッションを完了した。 ほっと一息と同時に、これからやりたいことが次々と頭を駆け巡る。 ちなみに、抜き終わった株は乾燥させた後、 風のない日に集めて燃やすことになる。 ( ビールは。。。格別だった by 農園主 ) |
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OKサイン
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2013/06/20(Thu)
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引っ越しの片づけをしていたら、面白い本が出てきた。
タイムリーな片づけ指南本だ。 片づけした後になぜすぐに散らかるのか、常々不思議だった。 誰が、一体この部屋(自分の部屋)を散らかすのか。 人のせいにしてみるが、残念ながら他はありえないのである。 「たとえば、片づけでキレイなったテーブルの上に一番初めに 置いたものは何か。これをOKサインと呼んでいます。 散らかることにOKを出した合図、というわけです。」 (「魔法のかたづけ収納術」 小松易著) なるほど、その瞬間からすでに散らかっていたのか。 だから、最初に置いたものは何か(新聞とか鍵とか)を意識して、 その置き場所を決めていきなさい、というわけだ。これなら実践できそうか。 「明日でいいや、と思ってるとあっという間に部屋中が散かります。 ちょっと面倒でも、その場でさっさと片づけてしまいましょう。」 これは、少しハードルが高いか。 「もったいない、いつか使えるかも、というのよくあるフレーズですが、 そのいつかは、本当にやってくるのでしょうか。 漠然としたいつかは、永久に来ない可能性のほうが高いのです。」 これは、耳が痛すぎる。 ( 続ければ3週間で習慣化するらしい by 農園主 ) |
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真夏日のテレビ
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2013/06/18(Tue)
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東京では今年初の真夏日になったとネットで知る。
引っ越したばかりの家にテレビと新聞はない。 テレビを観ることはほとんどなくなったと言う友人は増えている。 大型テレビは、年に数回、サッカー中継を楽しむ位だとか。 情報の取り方や時間の過ごし方は多様化し、 確かに、必需品ではもはやなくなったような気もする。 このまま、無しの生活でもいいような。。。 ドラマティックなノンフィクションは観たいのだが。 ( 農園は涼しい風のある一日だった by 農園主 ) |
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引っ越し日
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2013/06/17(Mon)
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「昼は食べずにこのまま、、、やっちゃいます」
こちらはそうはいかないので、人数分のおにぎりを買って渡すと、 ピストン輸送の合間に汗だらけのまま車の中で頬張っていた。 今日頼んだ引っ越し屋さんの若い3人衆だ。 2年前に東京から君津に来た時にもお世話になった業者。 確かに前回も今回も「仕事きっちり」だ。 農園近くの家へ引っ越し。 イチゴやアランの様子を伺いに、歩いても行ける距離になったから、 何かと便利になる。 アランも上機嫌に見えるが、 これは、多分、長雨がようやく止んだからだろう。 新居の寝室も風が気持ちいい。四方に窓がある部屋は初めてだ。 ( 負けずに、仕事きっちり by 農園主 ) |
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横綱の稽古
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2013/06/16(Sun)
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あの北の湖関に勝って、初優勝した時のことを
第58代横綱千代の富士が言っている。 「稽古だけはしっかりできていたから、付いてきた結果だと思うんです。 稽古の貯金という言葉がありますが、しっかりやっておいて、蓄えて、 そしてそれからまた続けていくんだっていう前向きな気持ちになれたのです。」 (「横綱」 武田葉月著) 寝貯めや食い貯めができないように、 稽古や練習も貯めることができないものと思っていた。 しかも継続しなければ、無になるキツイ作業と思い込んでいた。 しかし、日々の稽古で貯めた分をいざと言う時に使える、 いわばポイントカードのようなものと考えれば、 また明日から貯めよう、いや毎日貯めておこうと頑張れる。 15日間の場所中は、5日間ずつに区切ってまぁ、4勝1敗でいいだろう、 みたいに考えるようにしていたという。大横綱のメンタル・コントロールだ。 気持ちの持ち方で、見える景色は大きく変わる。 ( 肩の力を抜いて by 農園主 ) |
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出世への道
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2013/06/13(Thu)
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「そんな話は聞いていない」
会社人のころ、何度となく上司から聞かされたセリフだ。 「えっ?」 狼狽えても、稟議書がなければ、あとの祭りなのである。 だから、今回の加藤コミッショナーの発言には驚かない。 出世競争は減点方式であるから、 管理職は責任を最小限にするインセンティブがある。 その意味では、「潔さ」や「男らしさ」は、 勝ち残るためには大敵とも言える。 今や農園での競争と言えば、 アランとの駆けっこ(全く付いていけない)か、 クロちゃんとの我慢比べ(勝てる気がしない)程度だから、 このセリフを使う機会はなさそうだ。 当時の仲間たちは言えるようになっているのだろうか。 ( 複雑だ。。。 by 農園主 ) |
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Shame
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2013/06/11(Tue)
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突然、オスプレイの訓練を自宅の上空で行いたいと聞いたら?
橋下市長のやり方はさて置き、ハッとさせられた。 沖縄の方々に過酷な負担を強いていることを知らない国民はいない。 「しかし、他人事になっていませんか?」 のど元に刀を突き付けられた気がした。 原発も同じだ。制御不能とわかったモンスターであっても、 再開を望む声を聞く。経済のために必要だからだそうだ。 「それでは、ご自宅の隣に建設しますがよろしいですか?」 国のため、地域のために市民が我慢しなければならないことはある。 しかし、「なぜ自分達だけが?何のために?我慢するのか」 身の回りにはこの手のなぜ?はたくさんある。 そこに理屈が通っているなら、我慢もできようが、 「もし、理不尽な我慢を押し付けられた場合は、どうしましょうか?」 ( 我慢が苦手 by 農園主 ) |
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変わらないもの
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2013/06/09(Sun)
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半年振りに上京した。
折角のランチをどこに行こうか、ウキウキ迷った挙句、 当時近所にあった定食屋を訪ねた。 昼でも夕方でも行列のできる人気店だ。 ところが、店の前に来て驚く。店名が変わっている。 「えっ、君津から楽しみに来たのに、まさか。」 店内をのぞくと、店主は同じだ。メニューは当時の半分くらい。 目当ての定番メニューもない。 新店舗の進出と撤退。ご無沙汰している間に、時代は流れていた。 「メニューの復活は、昔のお客さんから言われるのですが、 当分は無理かなと。。。」店主が笑いながら言う。 確かに厨房の中にいる人数を見れば納得する。 今回は、店主渾身のお薦め新メニューを堪能させてもらった。 ビジネス拡大の難しさを感じるとともに、 いつでも食べられる定番の味とは、勝手な思い込みだったことを知る。 ( ポレポレ・スピリットは不変でありたい by 農園主 ) |
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汗をかく男
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2013/06/03(Mon)
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当園のシーズンが無事終わり、ホッとしてくれている男がいる。
彼は、当園で使用している高設の栽培システムの営業マンであり、 同時に、イチゴ栽培の良きアドバイザーでもある。 新潟から千葉までを一人で担当するから超多忙なのだが、 「心配で、心配で」と、シーズン中は何度も様子を見に来てくれた。 売りっぱなしの業者がほとんどのこの業界で、「信頼できる」男なのである。 ここのシステム費用は、実は他社よりも圧倒的に高い。驚く値段である。 しかし、結果的には安い、これがシーズンを終えた実感でもある。 なぜなら、吉岡さんが付いてくるからだ。 御用聞きではない。様々な地域の生育情報とヒントを持参してくれる。 生産者のために提案するから、語りはいつも熱いのである。 ( 汗っかきは体格のせいだったりして? by 農園主 ) |
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エッジ
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2013/06/02(Sun)
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農園のシーズンが終了したことを知った友が、
遠方より労いの言葉を持って訪ねてくれた。 お客様からの励ましのメールも沢山いただいた。 感謝、感激である。 農園の運営が全て順調とはいかないが、温かい声を聴くと自分達の やろうとしていることは、おおむね間違っていないと自信が湧いてくる。 「批判や中傷は日常茶飯事です。 けれども、批判は自分が成長、前進している証拠だと思っています。 批判とは、要するに向かい風でしょう。向かい風は自分が先頭に立ち、 前に向かって歩いている証拠なのです。 逆に、風が吹かないというのが、一番嫌なことです。」(センス入門 松浦弥太郎著) 「新しいことをやっている以上、いつも否定にさらされます。 でも、きっと、もうだめだというときには、自分を励ましてくれる何かがやってくる。 それで頑張ろうかなと思えます。」(同著) 会社人であっても、農家であっても、アゲインストの風はつきものである。 だからこそ、自分の向いている方向だけは見失わないように、 しっかりとエッジを効かせていきたい。 それは、お客様との「接点」、お客様との「コミュニケーション」である。 ( 誰のために農園を作っているのか by 農園主 ) |
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