1年が経った日
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2020/09/09(Wed)
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昨年の台風15号の翌朝は、
無残なハウスの姿や アランとポールの小屋が ひっくり返っていたり、 あまり思い出したくない光景であった。 あれから、無我夢中で再建に向かって 突っ走ってきたら、1年が経っていた? というのが今日の感想である。 千葉県の発表では、台風被害のあった 農業用施設は7,600件あり、 復旧したものはまだ半分以下だとか。 南房総に限って言えば、周囲を見る限り、 もっとずっと低い数字だと思う。 復興が厳しい環境の中、 皆さまの応援で当園のハウスは 全て再建できている。 当初は、資材不足、職人不足で、 再建工事はおろか、解体工事もどうなるか、 先行きがまったく見えない状況に 途方に暮れたが、その時に、 親戚や友人だけでなく、お客さま方が 一生懸命に業者を探し、紹介してくださった。 実際、そのおかげで、 つながった施工社ばかりである。 「 ポレポレ農園の底力は、 お客さまそのもの。」 こういう機会だったから、 実感できたことのひとつ。 だからこそ、恩返しのためにも、 「もう一度“必ず”」という強い気持ちで 1年を過ごせたことは間違いなく、 そして、この年末には充実した果実をつくり、 皆さまに是非、味わってほしいと願っている。 (次の目標である by 農園主) |
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あれから1年
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2020/09/04(Fri)
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ベアハウス(3連棟)の
フルオープン化の作業を終えて、 ブルハウス(4連棟)に移った。 高いところが苦手な嫁さんも 懸命に大汗をかいて、梯子に登り、 いっしょに台風への備えをしている。 先日、近所の農家さんが、 「どうして、剥いじゃった?」 再建した新しいハウスのビニールは 張ったばかりなのに、 2人でせっせと巻き上げて、 片付けていることことが、 不思議に映ったようだ。 ― 台風の季節ですから、備えですよ。 「 いや~大丈夫だっぺ (このハウスなら) 」 “大袈裟”と笑われても一向に構わない。 でも、台風は巨大化していることは 残念ながら明らかで、もはや沖縄に 吹いていた70m級の強風を、 千葉県でも(あるいは全国的に) 想定しておかなければならない。 備え(リスクヘッジ)は、幾重にも 必要になってくるものと思う。 まずは、予算の範囲内でできるだけ “強靭”なハウスを建てること。 その上で、フルオープンが可能な 仕様にして、場合によっては、 記録的な風圧から逃げる手段を 用意すること。 沖縄や四国では常識である。 (来週9日で1年になる by 農園主) |
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厳しさと優しさ
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2020/09/02(Wed)
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完了検査が行われた。
再建の工事が終わったハウスと設備について、 行政による実地の検査である。 県から3名、市から4名の総勢7名での ご来園であった。 昨年の台風による農業施設への被害に対し、 補助金が交付されるので、その申請通りに 再建されたのかどうかをチェックするものだ。 暑い中、半日をかけて、 ハウスのサイズから始まり、 使用部材などを細かく見て回り、 写真にも収める。 全員大汗をかきながら。 でも、それは生産者の間違いを 指摘したいから、というものではなく、 今後の営農を応援したいという 姿勢であることを強く感じた。 あと1000件残っているとか。。。 (応援団に感謝 by 農園主) |
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土入れの仕上げ
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2020/07/30(Thu)
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![]() 高設ベッドへの土入れ込み作業を 嫁さんと2人で仕上げている。 先日手伝ってくれた“6人の侍”と 津田さん、星野さん兄弟の頑張りで、 大まかには終わっているものの、 土の量にムラがあるので、 それを摺り切りいっぱいまで 丁寧に入れ込んでいく。 重い土袋を追加で運ぶのは、 ひと苦労であったが、 筋トレと思えば苦ではない。 (嫁さんも結構チカラ持ち by 農園主) |
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