“かなみひめ”の今 (リザーブの役割編)
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2023/05/28(Sun)
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 自家苗から選抜して親苗にしたものが、 後方のプランターに植わっている。 手前は選抜されなかった控え (リザーブ)の苗たちである。 どちらもハツラツとしている。 みんな同じように育てているが、 「プランター」と「9センチのポット」では、 土の量が違うので、 根張り、葉の伸長は、2ヶ月間で 断然違ってくることは否めない。 それでも、どちらにも大事な役割がある。 絶滅危惧種の存続のためには、 リザーブの存在があって、 安心して親苗の生育が進められる。 何かあった時には、 すぐに次の出番があることは、 とても心強い。 (いつでも備えを by 農園主))
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“かなみひめ”の今
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2023/05/14(Sun)
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 今季の“かなみひめ”は、 収穫に切れ目なく、最後まで 安定して頑張ってくれたと思う。 そして、「味楽囲さだもと店」だけでなく、 「アピタパワー君津店」でも “指名買い”をしてくださる方が増えた。 この品種は、苗作りに少々、手がかかるので、 他よりもお値段がする。(申し訳ない) 初見の方は手に取りにくいものと 思っていたので、ちょっと驚いている。 皆さまに仕事を評価してもらったようで、 ちょっと浮かれてしまいそうだ。 でも、それも束の間、育苗ハウスでは、 来季の苗作りが本格化する。 越冬した親苗たちはしっかりとした 佇まいになってきた。  (今季と来季が同時進行中 by 農園主)
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“かなみひめ”の今
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2023/04/14(Fri)
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先日、いただいたお電話での問い合わせの話。 東京在住の女性の方からであった。 「 もしもし、ポレポレ農園さんですか。 友人からそちらの“かなみひめ”という苺が とっても美味しいとお聞きして、 それでどうしても食べたいのですが、 送っていただくことはできますか?」 ― ゴメンナサイ。宅配は3月に終了していまして。 気温の上昇で果肉が柔らかくなったので、 宅配には適さないと判断しています。 もし、君津まで立ち寄られることがありましたら、 こちらの直売所とスーパーで販売しています。 (運転はされないご様子で) 「直売所に宅配をお願いすることはできますか?」 ― ゴメンナサイ、難しいです。 「 そうなんですね。。。 では、私はどうしたら食べることができますか?」 ― う~ん。。。 次のシーズンまで待っていただく他ないものと。 「わかりました。忘れずに注文します」 ― ありがとうございます。  (機会があれば、君津まで是非 by 農園主)
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“かなみひめ”の今 (親苗選抜編)
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2023/04/08(Sat)
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 昨年から栽培してきた親苗候補群から 選抜した苗(結構、吟味したつもり)を プランターに植えた。 この品種の苗は、専門の種苗会社でも 取り扱っていないので、 「自家苗」によって、 毎年更新していく他ない(種の保存)。 昨年の10~11月に計4回、 本圃に定植した苗のランナーから採苗。 「挿し苗」をして、越冬させ、 これまで育ててきた。 採苗の時期は、2カ月間でも その生育には大きな違いが出るもので、 早いと苗は老化しやすく、 遅いと寒さで根張りが弱くなる。 4回に分けている理由はそこにあるが、 今回については、11月上旬の苗質が、 最も良好だった。 気候の変動が増々激しくなっているので、 毎年違う結果になるものと覚悟はしている。 (時期の分散がリスク対策 by 農園主)
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“かなみひめ”の今
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2023/04/03(Mon)
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3月30日に“かなみひめ”の 当時の様子 をご紹介した。 まだ青い状態だったので、 もう一息で大粒が始まりそうだと 写真入りでお伝えした。 それをご覧になった 熱烈ファンのなおみさんは、 「これなら、、4月3日~4日ころ?」 という読みのもと本日の開店攻めを していただいたとのこと。 凄い。 まさに大粒が採れ始めたところであった。 「幸せで~す」 彼女からのメッセージである。  (プロ顔負けなのだ by 農園主)
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