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“かなみひめ”の今
2023/12/03(Sun)
【写真】“かなみひめ”の本圃ハウスの様子

 勢いがあって、
頼もしく育っている。
この品種は、他にない特長が
あるので、管理も少し他とは違う。
最初の花(頂果)が大きな
実になることは、どの品種でも
同じだが、“かなみひめ”は
特大になる傾向がある。
見た目にインパクトはあるけれど、
問題も出て来る。
果皮が軟らかい品種なので、
自らの果実の重さで時おり
果肉を痛めてしまうことがある。
また、養分を頂果が
独り占めしてしまうので、
食味がそれ以降の果実に
行き渡りにくいこともある。

 作り手としては、頂果以降の実も
小粒を含めて食味を充実させたいと
思うので、結論は、
「頂果を切り落とす」
ということになる。
よその農家からすれば、
あり得ない選択と言われるが、
そういうことをしている。

(喜んでいただくために by 農園主)


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“かなみひめ”の今
2023/11/13(Mon)
【写真】“かなみひめ”の一番花

 今シーズンの“かなみひめ”は、
とても順調で蕾も大きくなり、
ちらほら開花が始まった。

 そして、来シーズンのための
挿し苗も地道に続けている。
3回目の挿し苗をしていると、
キンちゃんがどこからかやって来て、
ピョンと架台に上がり仕事を眺めている。
しばらく黙って座っていたが、
突然「ミャーッ」と大きな声で呼ぶ。
「いつまで仕事してんのっ」
という顔をして。

【写真】“かなみひめ”の挿し苗のそばでミャーと鳴いている子ネコのキンちゃん


(大事な絶滅危惧種だからね by 農園主)

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“かなみひめ”の今 (挿し苗 編)
2023/10/23(Mon)
【写真】来シーズンの親苗候補となる“かなみひめ”の挿し苗

 本圃ハウスに植えた“かなみひめ”の
ランナーから、「来シーズン」の
親苗候補になる苗を採った。
挿し苗をして越冬させる。

 できるだけ健康な苗を選び、
絶滅危惧種の「種の保存」を
確実にしたいので、
挿し苗の時期を数回に分け、
苗質の平準化を図りたいと思う。

(12月まで by 農園主)

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“かなみひめ”の今とキンちゃんの様子
2023/10/13(Fri)
【写真】ハウス上から見た“かなみひめ”の本圃ハウスの様子

 ハウスの上から眺めた様子。
カラスにつつかれた天井の穴を
補修するために上に登って、
見降ろしたら、いい景色だ。
そもそも活着の遅い品種であり、
一番最後に定植したので、
ペースは遅れがちなのだが、
葉の厚みも出てきて、
なかなか順調である。
問題は、、、
これからムシが寄ってくること。
アブラムシ、ハダニなど、
葉の段階から香りが強いので、
ひときわムシに好かれるのが、
悩みである。。。

【写真】土手に架かる塩ビ管の上を歩く子ネコのキンちゃん

 さて、怪我をしたキンちゃんは、
朝食をしっかり食べた後、
午前中は大人しく寝ていた。
昼過ぎにヨーコさんが
見に来てくれたそうで、
「 ドアの窓越しに、
(ケージにいる)キンちゃんに
 パワーを送っておいたから」 と。
そのおかげ?で夕方には
アランとポールのところで
走って遊んでいた。
まだまだ本調子ではなさそうだが、
元気に回復中で声も出てきた。

(「キャッ」 by キンちゃん)

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“かなみひめ”の今
2023/09/26(Tue)
【写真】“かなみひめ”の育苗ハウスの様子

 2度目の検鏡をしてもらい、
“やよいひめ”ともども花芽分化が
無事確認できた。
例年通りの晩生であるが、
品種によって収穫のタイミングが
ずれるのは、収量の平準化のためには
大事な要素である。

 “かなみひめ”ファンの方々、
今シーズンもスタートは
お待たせすることになりそうであるが、
その分、きっと、
魅惑の果実になるはず。

(まずは、植えてから by 農園主)

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