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オールブラックス戦(2022年)
2022/10/29(Sat)
 かつては100点差ゲームを
覚悟しなければいけない相手。
試合の後は、諦めのような絶望感を
毎回感じる圧倒的な力の差であり、
ラグビー人気が廃れたのも仕方なかった。
その後、桜の戦士は、ご存知の通り、
レベルを上げてきたことは間違いなかったが、
それでも、4年前 は善戦したとは言え、
38点差のダブルスコアであった。

 しかし、今日のゲームは、
いよいよ彼らの背中が射程距離に
入ったことを実感させてくれた。
まぐれではなく、いずれ勝てる、
そういう希望である。

 最も印象的だったのは、
前半終了前のトライにつながった
ライリー選手の片手のオフロードパス。
今やタックルをされながらつなぐパスは、
ラグビーの醍醐味になった感があるが、
ともするとそのパスミスは
致命的なピンチにもなりかねないので、
かつては、無謀なプレーとして
決して褒められたものではなかった。
少なくとも自分が高校生の時は、
型通りの両手での基本パスが、
どんな局面でも“良し”とされ、
片手のふざけた?パスに仲間は喜んだが、
練習をみてくれるOBコーチは、
しかめっ面をしていた。

 今日も国立競技場には
若いファンが押しかけ、
ラグビー人気は本物である。
テンポのあるファンタジスタのような
創造性のある展開ラグビーは面白い。
こんなに楽しそうで(痛そうで?)
格好いいスポーツをもう一度やってみたいと
思わせてくれる桜の戦士に
尊敬と感謝の気持ちである。

(肩すら上がらないけど by 農園主)


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もう一歩
2022/07/09(Sat)
 歴史的な日になるはずが、
手にかかった勝利を滑り落とした。
ラグビー日本代表はフランス代表に
15-20で惨敗。
勝負事なので、惜しかったはない。
後半にFK堀江、SO田村を投入し、
最後の仕上げをする予定だった。
しかし、それでも勢いに
乗り切れなかったのは、
ノックオンを多発し、
自滅していたからだと思う。
国立競技場で5万7千人の観客は、
ラグビー史上最高。
その声援が何度もため息に変わった。
それでも、友人がチケットを
入手してくれた恩恵で、
会場に居合わせることができたのは、
とても幸せであった。

【写真】国立競技場で行われたラグビー日本代表VSフランス代表戦の様子

 初めての新国立で驚いたのは、
トイレが清潔で、数が多いこと。
50mくらい行列になっていても、
すいすいと進み、
あっと言う間に用を
済ませられたのには、
ちょっと感動。

(ナイスゲイン by 農園主)

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シャンパンと酒
2022/07/05(Tue)
 ラグビー・フランス代表が
来日している。
先週、愛知での日本代表戦は、
41-23の大敗であった。
残念ながらこれまで
1度も勝ったことはない。

  “シャンパンラグビー”と言われる
つなぎのランプレーの得意な伝統国。
シャンパンの泡が次々と弾けるように
ボールをつなぎ常に動き続ける。
自由奔放なプレーの連続は、
高校生のころからの憧れのチーム。
当時、FBブランコという選手がいて、
彼のプレーをよく真似していたものである。

 昨年はオールブラックス(NZ代表)を
撃破し世界ランク2位になっている。
今回の来日メンバーに注目の
SHデュポンがいないのは、
とても残念だが、層の厚さは流石だった。
でも、今週末の国立競技場での2戦目は、
ひょっとするかも知れないと思っている。

 理由は戦術面がいい。
キックを使わずにボールをできるだけ
保持し続ける戦略を選択したことで、
攻撃のチャンスは見えてきた。
その上でいつもの固いディフェンス
(タックル)が戻れば、
夢の「“シャンパン”越え」もある、
と願う。
ちなみにSH斎藤、SO田村が
追加招集されている。

(9日は“酒”を呑みたい by 農園主)


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アイルランド戦、前夜
2021/07/02(Fri)
 明日のラグビー日本代表の
スターティング・メンバ―が発表された。
先週のライオンズ戦で後半から投入され
存在感を見せたSH齋藤選手と姫野選手が
頭から行く。当然である。
注目は、松島幸太郎選手がフルバックで
起用されること。
本人も熱望してきたポジションで、
ジェイミーHCがゴーサインを出した
ということは、代わりのウィングが
期待できるということだ。

 フィジー出身のマシレワ選手。
パワーと柔らかいステップを兼ね備えた
これまでのジャパンにはいなかった
逸材だと思う。
おちゃめなところは愛されるキャラだが、
果たして「礼儀」と「協調性」が
求められるチームにどこまで貢献できるのか。
これが機能すれば、
日本のバックスリー(11、14、15番)は、
間違いなく世界レベルになる。

(明日、シビレたい~ by 農園主)


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ライオンズ戦を振り返って
2021/06/27(Sun)
 28-10の敗戦は残念な結果だった。
ワン・チームで秩序だった連携プレイを
信条とする日本代表には、コロナ禍の
影響は不利に働いたものと思う。

 しかし、である。
後半の姫野選手と
若きスター斎藤選手(スクラムハーフ)の
投入で両ウィングの快走が生まれた。
松島選手のキレキレのステップは、
もはや人間技ではなく、
当園のポールといい勝負の俊敏さであった。
戦術でもワクワクする連続パス攻撃があって、
楽しませてくれた。
次が早く観たい、そう思わせてくれたことは
ファンにはシアワセなことである。

(7月3日アイルランド戦再び by 農園主)


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