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進化と退化
2019/12/21(Sat)
 イチゴ栽培の勉強会の話。
「環境制御」についての勉強会を
開いてもらった。
温度湿度、二酸化炭素濃度などの
データを見える化し、
コンピューター管理していくもので、
栽培方法の「進化」として、
イチゴに限らず、野菜作りの現場では
ひとつの流行りである。
経験や勘に頼らないので、
アルバイトの人にも管理ができるという
メリットはあり、取り入れるべき知識や
管理手法は部分的にあると感じている。

 しかし、興味深いのは、
植物の環境を人工的に快適なものにすると、
植物はそれが普通というか当たり前
と感じるようになり、体内の機能は
楽な環境に適合させていく。
つまり「退化」することになる。
逆境に極めて弱くなり、
すぐにしおれたりするようになる。
皮肉なことで、良かれと思った快適さは、
植物を甘やかせすぎるだけの結果となる。
植物の生態は、壮大な進化の過程で
出来上がったものであり、
俄かに人間が操作できるものではないことを
肝に銘じておくことも大事である。

(決してうぬぼれないこと by 農園主)


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じゃじゃうま娘だから
2019/01/12(Sat)
【写真】真赤に色づいた“かなみひめ”

“かなみひめ”のことを
「とても優しい風味」と評する人は多い。

確かに上品な味わいである。
ただ、果肉が柔らかい(柔らかすぎる)ので、
自らの重みやいちご同士が触れるだけで、
傷ができてしまうことがある。
その点で、パックでの販売や宅配には
不向きであり、生産者泣かせである。
病気や虫にも弱いので、
本当に泣かされることが多い。。。

しかし、ファンがとても多いことも
知っているので、どうにか、こうにか、
悪戦苦闘しながらも育てている。
今年も無事に育ってくれたと思う。

(皆さまの歓声のために by 農園主)

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大きな月
2018/11/23(Fri)
 イチゴの手入れをしている。
株の姿形を整えることが
この時期の大事な作業になる。
古葉を取り、脇芽を取り、ランナーを取る。
余計なものを取り除くことで、形を整える。
生育が順調であれば、
それぞれが旺盛なので
必然的に仕事量は多くなる。
おかげ様で、気が付けば外は真っ暗だ。

【写真】農園の東の空に光る満月

(冷えてきた by 農園主)



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足跡の追跡
2018/11/17(Sat)
【写真】ヨトウムシがいちごの葉っぱを食べた跡

 夜盗虫(ヨトウムシ)がイチゴの葉を
食い散らかすとこの通り穴だらけになる。
これくらいなら5㎜くらいのサイズの
幼虫の仕業だ。
1㎝サイズになるともっとバリバリと
食べた跡がある。
隠れるのは、神業のようである。
葉と葉の生え際の狭い隙間に
すっぽりといたり、
葉の上にいれば、ポトリと土の上に
落ちて身をくらましたり。

 その度に嫁さんと頭を突き合わせて、
葉の裏や根元周辺の探索をする。
最近は、嫁さんの観察力はとても向上し、
ボールペンの先ほどの小さな黒いフンを見て
「これは新しいものだから、
この近くにいるはずよ」
相当な熟練レベルなのである。

(“マタギ”かっ by 農園主)

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レギュラーメンバー
2018/11/10(Sat)
【写真】紅ほっぺの株の様子

 イチゴの葉に悪さをするハダニの
天敵(チリカブリダニ)を投入した。
すっかり恒例になっている。
特に今年は、アブラムシ、ハダニに
この時期から苦労させられているので、
楽なシーズンには、なりそうもない。
(もっとも、楽だったことはないのだが)

 それにしても、天敵たちの頼もしい
ところは、投入した一瞬で仕事が
終わるわけではなく、ともにずっと
戦ってくれるところである。

(我々が休んでいる時も by 農園主)

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